ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

ぴんぽ~ん

2014-10-09 20:57:02 | 日記

 きのうの日記はツイッピー。 そして、きょうのタイトルがぴんぽ~んとは、我ながらゆるい日記だなぁと思いますが、なんだか、こんな日記を読んでくれているひともいるみたいなので、マイペースで続けます。

 

 きょうは、150%のパワーで仕事をしました。 今週は台風もあったし、きのうはもともとお休みだし、あしたは午後初校休暇をとったので、お茶ものまずに集中して片付けていきました。

 

 若人1が、「ふじたさん、怒ってます?」 「なんで?」 「いや、雰囲気が。 髪型もいつもと違うし(乱れているんだろう)」

 

 「忙しいオーラだしているところ」 「わ、わかりました、もう話しかけません。どうぞ仕事続けてください」

 

 いつも私のデスクに書類を侵入させてくる隣の席の若人2のNさんも、「これ頼んでいいですか」 とこわごわきいてきます。

 

 「いいけど、ちょっと待ってね。こっち急ぐから」 そこへ総務課長補佐のYさんがきて、「あした10日やけど、給料計算まわした?」 「ええええええ! わすれてました、すぐやります」

 

 すでにまわしたつもりになっていたので、慌てました。 なんとかセーフ。 もとの仕事に戻ろうとして、パソコンに届いたメッセージを読むと、土曜日に新聞折り込みをする広告の起案をまだやっていなかったことに気が付きました。 眩暈が・・・

 

 私「だんだんNさんみたいになってきた・・・」

 Nさん「どういうことですか」

 私「机の上がぐちゃぐちゃで、 持っている仕事がすべて急ぎ」

 Nさん「ははは。ぼくそのものですねぇ。 病気うつらんといてくださいよ」

 私「もううつってる。しかも重症。 私の書類そっちにはみでてるけど許してね」

 Nさん「いつももっとこっちがはみでてますから、いいですよ。 これはシュレッダー?」

 私「ああ、それはいるぶん。 こっちがいらんほう」

 Nさん「じゃあ、ついでにかけてきますわ」

 私「ありがとー」

 

 と、いつも散らかしほうだいのNさんにまで私の机の上の心配をかけてしまって、情けないかぎり。

 

 しかも、Y主任に提出したものが、ことごとくダメだしで返ってきて、18時ごろにはついに頭が停止してしまいました。 とりあえず、きょうじゅうにやらないといけないものはやったし、「つづきはあしたやります。もう思考能力ゼロではかどりそうにないので」 「どうぞ。おつかれさまです」 

 

 自分の仕事はだれもやってくれないし、自分でペース配分しながらやらないといけない。 いつもの電車にはまにあわないなぁと思いながら、バスに乗り込むと、3歳くらいの男の子がお父さんにだっこされて私の前の席に座っていました。

 

 「とうちゃん、耳、つめたい」 といって、お父さんの耳たぶを小さい指でぷにぷにとさわています。 とうちゃん、って呼び方もすてき。

 

 そのうちに「ぴんぽ~ん」といいながら、お父さんの耳たぶをつまむ動作をはじめました。 まったく飽きずに何度も「ぴんぽ~ん」とやっています。

 

 お父さんは全然気にしたようすもなく、されるままです。 おかしくてでも笑えなくて、かわいいなぁと眺めていました。 だんだん疲れがやらわいでいくようでした。

 

 きょうはあの子の「ぴんぽ~ん」という声とほのぼのした光景にたすけられました。

 

 

 撮影:藤田凌也 2014.9.22 和邇

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