ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

命日が起点となる

2018-05-22 13:51:58 | 日記

 窓に緑の影が揺れて。気持ちのいい午後です。

 

 義父の介護ベッドがきのう搬入されて、快適なようでよかったです。 今朝、ケアマネさんと電話で話していて、施設Mのデイサービスを本格的に利用するなら、医者の診断書が必要ということで。

 

 いままで、介護認定のときもH病院の先生に診断書を書いてもらっていたのですが、義母がその病院で亡くなってから、なんとなくみんな心情的に避けているので、なんとか別の病院の先生に書いてもらえないかなぁと考えていたところ。たしか、K病院に義父と行った記憶が・・・・

 

 ええと、今年だったことは確かだけれど。 と、その日のことを思い出す。

 

 そうだ、K病院の診察を待っていたときに塔のWさんにばったり出会ったんだった、それで、少しお話をしたあと、義父の診察の番になって、会計をして、薬をもらいに向かいの薬局へいき、ああ、駐車場の斜めの鉄板がそこを通るとき大きな音をたてたな。ずっと忘れていたそんな音が記憶からでてきます。

 

 それから、義父を送っていったら、義母が半泣きででてきて、「どこへ行ってたん??」「K病院に行ってきますって言いましたし、テーブルのメモに大きく書きましたよね」というようなことを私が言って・・・・「これやろ、携帯の番号に電話してみたけどかからへんかって」「え・・・・?」

 

 私のメモを見たら、最後の数字を間違えて書いてしまっていたのでした。「あーごめんなさい。番号書き間違ってましたね、ほんとうにすみません」

 

 と、謝ったことを思い出しました。ということは、義母の命日の3月7日以前ということになります。今年であったことは確かだから、手帳の2月、1月とさかのぼっていくと、1月30日の欄に「有休 K病院 父迎え9:00 ヨガ休み」と書いてありました。

 

 なんだか懐かしいな。有休もヨガも。もう別の世界で暮らしているような気になります。お義母さんのいない世界です。しんみりばかりしていられなくて、K病院に電話をして、診断書についての問い合わせをしました。主治医の先生の予定をきいて、義父と日程を調整して。

 

 私「お父さん、この日はどうですか。あー映画鑑賞会の日でしたね」

 義父「だけど、10時と14時があるから、昼から映画でもいいよ」(やはり行くのね)

 私「だったら、病院行って、帰りになにか食べて、会場へ送りましょうか」

 義父「そうしてください」

 私「午前の生協バスはキャンセルしておいてくださいね」

 義父「はい」

 

 多忙な義父である。お義母さんはこんなに積極的に生きるお義父さんを想像していなかったかも。

 

 

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