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いつでも君のこと好きだったよ

『白へ』のちいさな批評会

2014-10-30 23:09:46 | 日記

 きのうは『白へ』のちいさな批評会がありました。

 

 8ケ月前から準備をしてくださって、参加者は私と6人の塔の方。それからゲストに妹のゆうゆが来てくれました。

 

 塔の事務所で10時30分から。 (塔事務所は一人500円の会費を払えば使用することができます) 先週、プログラムが届いて、とても楽しみにしていました。

 

 ゆうゆが『白へ』に収めている童話のひとつ「夕暮れの道」を朗読してくれて、それから10首選の発表(前半)を4人のひとがコメントを述べたあと選んだ10首を朗詠してくださいます。

 

 独特の節回しで歌うように読む人、淡々と読む人。 みんなそれぞれに思いをこめて読んでくれました。声を通して聞く自分の歌は、切れ目とか呼吸が違うと、まったく別の歌のように思えて、新鮮で歌が生まれ変わったようでとても嬉しかったです。

 

 朗詠にバックにフルートや竪琴の演奏をしてくださる人もあって、感動的でした。

 

 午後は、私の大好きな童話『きつねの窓』を私が読みました。秋にぴったりで、短歌があるということは、青い指をもっているのと同じことだと思う、というようなお話をしました。

 

 それから私以外の7人の人で童話『白』を輪読してくださり、中には少し泣きながらのシーンもあって、私ももらい泣きしてしまいました。 そのあと10首選(後半)です。 どの歌を選んだかというのも興味深いのですが、みなさんのコメントが楽しく、あっというまに時間が過ぎていきました。 最後に私の10首選を発表して、終わりです。

 

 おいしいカステラ、すてきな音楽、温かい言葉、お花。 

 

 この第二歌集は水面に落ちる雨粒のように、濃密な時間の中で読んでもらいたいなぁと思っていたので、理想的な時間を過ごすことができました。 わーっと一度にたくさんの人に読まれたり、特定のパネリストに解読してもらうというスタイルより、この本はそういうほうが合っているような気がします。 

 

 妹が帰りに「お姉ちゃんはすてきな人たちと短歌をしているんだね」と言ってくれて、「そうよ」と答えました。

 

 

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