ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

海を見ていた午後

2023-02-16 22:34:23 | 日記

 きょうは母の健康診断の日。夫、妹、私が仕事を休みにして対応する。

 

 急に両親が施設で暮らし始めたので、ご近所の方々はとても心配してくれていて、うちにも電話があったりした。それで、妹が母につきそって病院へ行ってくれているあいだに、お菓子を配って事情を話しにまわった。やはりみなさん心配してくれていたもよう。

 

 妹と母が一旦実家に帰ってきて、みんなでお茶を飲む。

 

 それから和歌山の加太休暇村へ行ってみることにする。妹の友達がお母さんと行ってよかったという情報から。

 

 お天気はそれほどよくはなかったけど、母はドライブが好きなので、堺から高速を使って1時間半くらい機嫌よく乗っていた。母は家にいたときより元気になっていて安心した。

 

 海を見ながらゆっくりお昼ご飯。メニューに鯛のお料理が多かったので、鯛のあらだきの定食にした。これひとりぶん?というくらい大きなお皿がきて驚く。

  

 

 海が近いっていいな。母はときどき窓のそとに眼をやって、

 

 「海が見えていいねぇ」と喜んでいた。

 

 ご飯のあと、温泉に浸かろうと言ったけど、母は拒否。なので、夫に先に入ってきてもらって、あとで私と妹で入りに行った。露天風呂からも海がよく見えて、いつ以来かなぁ、このあいだの秋の北陸以来かなぁとかいいながら海を眺めていた。お風呂から見る海ってやっぱりいいなぁ。そういえば鹿児島もよかったなぁ。

 

 母と妹がよく眠れるように、眠りぽっちゃま(ポケモンのぽっちゃまというキャラの眠っているバージョン)をプレゼントしたら、母が気に入って、帰りの車でもずっと膝で寝かしていた。ぽっちゃまもかわいいけど、かわいがっている母もかわいかった。

 

 

 それから、父の施設へ立ち寄って、バレンタインのチョコを私と妹から手渡した。母とも少しだけ話せてよかったのだけど、やはり父は家に帰りたいという願望が強くて、迎えに来てくれたと勘違いして、あとからまだ施設暮らしが続くことを知ってかなり落胆していた。

 

 会いにいくのがいいのか悪いのか。ちゃんと義父のように理解してくれて前向きに暮らしてくれるか、母のようにかなりわけがわからなくてごまかすことができたらいいのだけど。

 

 母の施設に送って行ったときも、「こんなところに泊まったことがない」と言い出してどうしようかなぁと思っていたら、スタッフのひとが「晩御飯できてますよ、2階にあがってお友達といっしょに晩御飯食べましょう」と言ってくださって、母は急にすなおに「じゃあね~」と手を振りながらすたすた歩いて行った。

 

 まだコロナ対策も緩和されていなくて、父とは外でビニールごしの面会だったし、なかなか事情をゆっくり話して理解してもらえないのもかわいそうで。

 

 つぎの母の診察は3月2日。 ふたりとも元気でいてくれますように。

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