きょうは午後から近くの文化パルク城陽で催された「石見神楽&琉球エイサー太鼓」を見に行った。
夫が琉球エイサー太鼓のファンで、数年前からいろんなところへ通っていて、私も奈良の天理で開催されたときに一度見に行ったことがあった。今回は近くだし、石見神楽も見てみたいし、行こうかなという軽い気持ちで行ったのだけど、13時開場で自由席ということもあり、11時30分に行ったらもう長い列になっていた。
え、こんなに人気のあるイベントなんだ・・・
時間も13時から16時くらいまである。 3部制になっていて2回15分ずつの休憩がある。長いな。
琉球太鼓のほうは島唄とか三線の花とか五穀豊穣とか、聴いたことのある楽曲にあわせての太鼓で、ダイナミックで圧倒された。なによりも踊っている人(特に女性)が笑顔で楽しそうで、見ているうちに涙が出てきた。
ふと、ふたつとなりのおばさんも泣いているのがわかった。 泣くよねえ。
沖縄の獅子舞もあって、会場に降りてきたときに私は頭を噛んでもらった。いいことがありそう。
石見神楽もコミカルに仕立ててあって、恵比寿さんが会場にお菓子を撒きに降りてきたり、「新日本武尊」でも笑うシーンがたくさんで面白かった。島根県浜田市の石見神楽。両親が島根県出身なので、島根から来ておられるんだなぁと思うだけでなんとなく応援したくなるのだった。
きょうは立春をすぎてからはじめての午の日。 農耕の神様に五穀豊穣を祈願する日に祭太鼓や石見神楽が見れたこと、きのうは千本鳥居をくぐって新しく生まれ変わったような気持ちになれたこと、新しいスタート、出発のための週末だったように思う。
なかなかぐずぐずした1月でうまくスタートを切れずにいたけれど、こういう2月からの始まり方もある。
そういえば、きょうの光はもう春みたいだった。