きょうは歌会2つの日。
10時からリモートでサイダー歌会、13時から自宅から徒歩15分の福祉センターで山城歌会。
7時過ぎに起きて洗濯を2回回す。植物に水を遣り、メダカのようすもチェック。そうそう、このあいだからタニシが大量に鉢の縁にあがってきている。もう暖かくなってきたんだな。放置しているスノーフレークも順調に葉っぱ(というか茎か)を伸ばしていた。えらいね。
サイダー歌会はきょうで12回。ちょうど1年前から初めてずっと続いている。メンバー7人。年代も歌柄もさまざまでおもしろい。見た目は簡単そうに作ってる歌がかなり深いことを含んでいたり、はじめはどう読むの?と思っていた歌がだんだんすごい歌に思えてきたり。最後にこの地名ってどこですかとか、いろいろきけるのも少人数ならでは。
・鳥たちを風を私を休ませる暖かな場所でありしや庭は 藤田千鶴
この庭は実家の庭のことだけれど、もうない庭、庭の喪失感を読み取ってくださった人がいて、歌会が終わってフリートークの時間に一戸建てからマンションへ移ったときの自分のことを話されたり、ふるさとの実家の庭が荒れてしまった話をされたり、それぞれの庭への思いがきけてよかった。
お昼をささっと食べて12時半に家をでる。郵便局に寄って、福祉センターに来月の部屋の予約をしようとしたら、もうさきほど予約されましたよ、とのこと。Fさんが気をきかして手続きしておいてくださったのだ。Fさんには詠草まとめも今年からお願いしていてほんとうに助かる。なにかやりましょうかという協力的なメンバーがいると気持ちもあがる。
きょうの山城歌会は4名。体調不良の人でお休みのひとが数人おられた。冬は体調を崩しがちだから。福祉センターはコロナで規制がかかっているときは最高8名という条件だったから、積極的にメンバーを誘うことはしていなかったけど、高齢化が進んでいるし、規制がなくなりそうなので、呼びかけましょうということになった。
ひとり、参加希望の人がいる、ということだったので、ぜひお誘いするようにお願いする。なかなか自分からは歌会に行こうと思わないからね。
急にお休みの人もあったので、10首をゆっくり途中休憩もいれて3時間くらいやる。男性ふたり、女性ふたり。自分の読みと人の読みが違って、納得できないというふうな議論もおきて、時間があると自分の考えをきちんとお互いに話すことができていいなと思った。
・コップにて植木に水をやる母であるらし施設で暮らす日々にも
・立ち並ぶ千本鳥居の寄贈名をスマホに撮りて外国人は
1首目はいまの母のようすを施設の人から聞いたときのこと、2首目は先日の伏見稲荷で遭遇したシーン。こちらもフリートークの時間にちいさな水差しが100均に売っていてコップよりも水をやりやすいよ、とか、初午祭の話もご存じの方がおられて話がきけた。
歩いて帰宅。さすがに2つ歌会をやるとくたぁとなった。
清々しい疲れ。きょうのみなさんのいろんな顔を思い出してはにやにやするのだった。
写真はこのあいだの伏見稲荷の狐さん。