ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

短歌ラウンジ二十二時二十二分

2023-02-01 23:23:04 | 日記

 今夜は短歌1首を読み合う会、「短歌ラウンジ二十二時二十二分」だった。

 

 名前のとおり、22時22分にClubHouseにつないで、1時間ほど話す。ラウンジみたいな雑談ぽいところがいいなと思っている。

 

 きょう取り上げられた歌は藤井常世さんの

 

 ・いましずかに夕日がしづむ鳥よりも風よりもとほき旅をしてきて

                       (藤井常世 『夜半楽』)

 

 だった、旅をしてきたのは夕日か自分か、というところから、それぞれの生きてきた体験とか道のりによって、読みは違うのかなと感じた。きょうの発言者は5名。旅の話もして、というI氏のリクエストにより、少しだけマウイ島の話をした。

 

 会が終わってから私の第一歌集『貿易風(トレードウィンド)』のあとがきを久しぶりに読んだ。

 

 「すべてを赤く包んで海へ沈んでいく夕日が、翌朝美しいトゥルトゥルの光の帯を海に、山に雲に届ける朝日になってやってくることの不思議。あたりまえのこの繰り返しが本当はどれほど素晴らしいことかということが自然の中で暮らしているとよくわかった。」

 

 やはり、私が「旅をしているのは夕日」と直感で読み、あとから自分説を聴いても、やっぱり夕日だなぁと思うのは、あのマウイ島での日々が関係しているのだろう。大らかで豊かな感じは鳥や風のように地球規模で動いているという捉え方をしているからかもしれない。

 

 Mさんも夕日説を唱えていて、「自分じゃ鳥にも風にもたちうちできない、完全に負けていると思うから」と呟いていたのが印象的だった。

 

 やっぱりいろんなひとと歌の話をするのは楽しい。

 

 水曜日の夜はぬくぬくな気持ちで眠る。スマホでもパソコンからでも聴けるし、参加もできるので、興味のある人はどうぞ聴きにきてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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