アジアごはん Vegiko(ベジコ)

フードトラックでのランチ販売やイベント出店、ケータリングなどを行っています。通販も始めました!

台湾でお世話になった宿

2014年03月22日 | 旅とか習い事とか
台湾旅の前半、ずっとお世話になっていたのは、台北から車で1時間ほどの自然豊かなエリア、宜蘭県の大同鄉という場所にある『逢春園』という民宿です。
『逢春園』の正しい中国語の発音がわかりませんが、英語ができ、全てのやり取りの窓口になってくれている、跡取り息子「ハワード」が「フォンチュンビラ」と呼ぶので、私たちもそう呼んでいます。

『逢春園』http://www.spring-villa.com.tw/japanese.htm


ここでは料理教室を開催するというミッションがあったのですが、その話はまた別で書きますね。



とにかく『逢春園』はステキなところです。

手入れの行き届いた広大な庭と、ゆったり落ち着いた客室は、ヨーロッパのオーベルジュ風?(行ったことないけど)で、とってもお洒落ですが、いかにも頑張って西洋を真似っこしましたという変な気合いや不自然さはなく、本当に心地いい空間です。








滞在中、地元の方の婚約式&パーティーも開催されていました。
結婚式じゃなく「婚約式」ですから、日本でいう「結納」の豪華版とでもいいましょうか。

この地域、3月は雨が多い時期のようで、ほとんど毎日雨が降っていましたが、このパーティーの間だけは嘘のように雨があがって、祝福に満ちた時間でしたよ。







ベジコ的には『逢春園』スタッフの賄いごはんも興味あるところ。おこわを作るところを見せてもらいました。もちろん一緒に食べました!

炊飯器型の蒸し器は、形がシンプルで色もきれいで、とっても可愛い!
水を入れて、カチッとスイッチを入れるだけで、おこわや饅頭を美味しく蒸しあげます。
この蒸し器、ほしいな~




そして、
『逢春園』で忘れてはならないのは、オーナー夫人「リリーさん」!
リリーさんは、細やかなおもてなしの心と、人をやさしく包み込む雰囲気と、芸術的感性と、求道の精神を持つ素敵な女性です。台湾茶を頂く時間をとても大切にしていて、美しく完成された所作でお茶を淹れてくださいます。

台湾のお茶はとても美味しいですよね! 緑茶、烏龍茶、紅茶といった発酵の度合だけじゃなく、産地や品種、栽培方法や製造方法の違いでも、お茶の色や香り、舌で感じる味や飲み干した後に喉で感じる甘さなどが変わります。リリーさんは、お茶を淹れる水の違い、沸かす温度、茶器の違いでも、美味しさが変わるとおっしゃってました。台湾のお茶は、飲むほどにその奥深さに惹かれていく危険な嗜みです。






リリーさんに影響されて、たくさんの茶葉を買い、でも茶器がないので携帯用のかわいい茶器セットも買って帰ってきた私です。


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