アジアごはん Vegiko(ベジコ)

フードトラックでのランチ販売やイベント出店、ケータリングなどを行っています。通販も始めました!

美味しいトマト

2014年09月03日 | 食材のはなし
岡山の蒜山で農薬と肥料をつかわず、自然のリズムと調和して作物をつくっている『蒜山耕藝』さん。
土地と季節にあったものをつくることが大前提で、それを元に食卓から作付けを考え、食べたいものをつくっているとのこと。

7月にお邪魔し、畑を手伝わせていただいたり、畑の作物でごはんを作らせてもらったりして、楽しい時間を過ごさせていただきました。美を求めて田畑を耕す彼らの想い、暮らし方、食べ方、とってもステキでした。


『蒜山耕藝』 http://hiruzenkougei.com/



8月の末、『蒜山耕藝』さんから、加熱用のトマト『なつのこま』が収穫できたと連絡をいただいたので、早速送ってもらいました。
果肉が厚く、味わい深く、とっても美味しいトマト。

このトマト、水煮にすれば長期保存できるとのことなので、瓶詰を作ってみました。トマトソースが美味しいことは言う間でもなく、パスタともバゲットとも相性抜群です。


そして、ベジコ特製のトムヤムスープに使えば、いつもより甘くて濃厚なスープに。さらに、意外なところでは、トマトソースと生シラスとの組み合わせ。たまねぎ、ピーマン、きゅうりなどを細かくみじん切りにし、ニンニクと塩だけで味付けした野菜だけタルタルも合わせると爽やかさも格別! 永遠に食べ続けたくなる危険な食べ物になりました。


作り手の想いが伝わる美味しい食材、感謝をして大切にいただきます。
この食べ物が私たちの体と心に清々しいエネルギーを与えてくれます。
そうして、このプラスのエネルギーが浸み込んだら、この世界(社会?、人々?、環境?、自然?)のために自分を役立てたいと思うのかもしれません。

ベジコのお米ができる場所

2012年05月19日 | 食材のはなし


大阪府と言っても京都にほど近いエリアで、桂川・瀬田川・木津川が合流して淀川となったすぐ下流側、清々しい風が吹くところでした





れんげの花が咲き乱れ、聞き分けられないほどいろんな種類の鳥たちがさえずる中、浦部さんが田んぼを案内してくださいました





れんげは、田んぼに必要な栄養を与えるために育てられたもの。そのまま田んぼに鋤きこんでしまいます。化学肥料が存在しなかった昔から行われてきた、自然の力を借りる知恵。これが浦部さんのお米を「れんげ米」と呼ぶ所以です。





以下、お父様から田んぼを引き継いで約10年、除草剤を1回使用する以外は農薬を使わず、自然の力を最大限活用してお米を作っている浦部さんの言葉。

「お米は太陽が育ててくれる。風や鳥、亀も手伝ってくれるんだよ。」
*風通しがよいと虫がつきにくいから、一般的な田んぼよりも苗の間隔を広めにしているんですって。田んぼにはいろんな鳥がやってきて、鴨は雑草を食べてくれるし、ツバメは虫を食べてくれるそう。亀も草取り・虫取りしてくれているらしい。


「自然に逆らっても無駄。どんなに計画を立てようが自分の思い通りにはいかないから。」

「ニコニコしてる方が得だよ。先輩たちが秘伝のノウハウを教えてくれるから。」

「採算や合理性だけ考えたらこんなやり方はできないけど、ほら、僕の場合、道楽でやってるから(笑)」


浦部さんのお米が美味しい理由がわかるような気がしませんか?
安心して召し上がれるお米をお探しの方、浦部さんのお米をお分けしましょうか?

湘南配達でお弁当をご注文のお客様にはお弁当と一緒にお米も配達しています。今まで、手選別で籾付きや虫くいの米を取り除いたお米3合を400円にて提供していましたが、無選別のお米でよろしければ、5キロで2600円(米袋代込み)にてお分けします。
お弁当をご注文でないお客様でも、送料を別途ご負担いただければお送りしますので、どうぞお気軽にご相談くださいね!



お米、安心できるもの購入できてますか?

2011年10月25日 | 食材のはなし
新米が嬉しいはずの季節ですが、今年はちょっと複雑な気分ですね。

市場に出回るお米は、サンプル調査において暫定基準値(放射性セシウムが500Bq/kg)を下回っているものではあります。
ですが、毎日食べる主食、暫定基準値未満だから平気!と思えない方も多いのではないでしょうか?
また、あくまでもサンプル調査ですから、たまたま基準値を上回ってしまったお米が、調査の網にかからずに流通してしまう可能性もないとは言えません。
それに一般に売られているお米はブレンド米ですから、産地表示もあてになりません。

となると、安心できるお米を購入するのは簡単ではないですよね。


ベジコでは、開業以来ずっと、大阪府枚方市の知り合いの農家さんから自家用米を分けていただいています。田植え前にレンゲを育て、それを有機肥料として鋤き込む昔ながらの方法で、栽培期間中農薬不使用です。食べれば愛情込めて作られたお米だとわかります。
客観的に見ても、西日本産だということ、ブレンド米でないということ、安心度が高いですね。

このお米、ベジコのお客様に限りお分けします!
今回お分けできるのは22年度産の玄米。1kgから小分けして実費にて。もみ付きの米や虫くいの米を取り除くための手選別を行ってからのお渡しもできますが、この場合は少々の作業料をプラスさせてください。ただし、選別は目視で行っていて、相当がんばっても完璧に取り除くのはとても難しいので、多少の取り残しはご容赦くださいませ。

興味があるお客様はお気軽にお問い合わせください!


ちなみにベジコのごはんは、この玄米100%です。いろいろなお米を試しましたが、このお米、甘くて、もっちりして、本当においしいと思います。
おうちでは玄米を炊かない方も多いと思いますが、圧力鍋さえあれば簡単においしく炊くことができますので、是非チャレンジしてみてください。今回玄米を購入されたお客様にはベジコの玄米炊きを伝授いたします!

玄米食、手作り味噌などの発行食品は、身体の免疫力を高めます。放射能汚染に負けない強い身体になって、細かいことにはくよくよしない生活ができたらいいですね!


食材選定の考え方

2011年07月10日 | 食材のはなし
原発の事故から4ヶ月が経過しようとしています。

放射線の影響のこと、もうどうでもよくなってしまったという人もいるかもしれませんが、お子さんや若い女性はどうか諦めずに意識を持ち続けてほしいと思います。

こういうことが起こる前のもともとの基準値は1年1ミリシーベルトです。その基準内に収まる生活を目指しましょう。

そのために水や食材の放射線量に目を光らせ、
1キロまたは1リットル当たり10~20ベクレル以下のものを選らぶようにしましょう。

この数値は、下記の考えに基づきます。
http://takedanet.com/2011/07/post_0f5e.html

なお、食材の放射線量は、下記ページで調べることができます。
http://atmc.jp/food/


ベジコとして提供する食材においても、当面これを基準として選んでいく予定です。

手前味噌の話

2010年03月26日 | 食材のはなし
3/22(連休の最終日)、今回で4年目となる味噌作りの会を行いました。毎年、友人家族が集まって、大勢でわいわいと味噌を仕込んでいます。

一度手前味噌の味を知ってしまったら、もうスーパーで買った味噌は食べられなくなります。作り方はとても簡単なのにね。

①糀(こうじ)と塩を混ぜる
②やわらかく茹でておいた大豆をつぶす
③1と2を混ぜて、容器に詰める
たったこれだけ。


写真は大豆をつぶしているところ(ウチは杵と臼でつぶします)
初参加のおふたりはとても楽しそうで、杵を奪い合うようにして大豆をつぶしている姿が微笑ましかったです。



全部を混ぜ終えて丸めたところ(空気を抜きたいので容器に叩きつけるようにいれます)




今年は特によい材料が手に入ったので、できあがりが楽しみなんですよね~

【大豆】埼玉県小川町で有機栽培されたもの。品種は「青山在来」と言うその地域の在来種です。遺伝子組換でないことは言う間でもありませんが、近代の品種改良により育てやすさや見た目を追求した品種ではなく、昔ながらの味がしっかりした大豆です。私の友人が小川町で農業研修中なので、そのコネで特別にわけていただきました。
◎茹であがりをそのまま食べてみましたが、ものすごく甘くておいしかった~

【糀(こうじ)】町田にある井上糀店さんの米こうじを使いました。井上糀店さんは、明治初頭は造り酒屋、その後、こうじ専門店、現在は手作り味噌屋で、とても評判のよいお店です。お米の隅々まで行き渡った麹菌により、ふかふかに出来上がった甘味たっぷりの米こうじを、最善の状態で使えるよう、前日に直接持ってきていただきました。
◎私たち世代は糀なんて見慣れてないからわからないけど、人生のベテランたちが口々に「いい糀ね~」と言っていましたから間違いないでしょ。

【塩】「海の精」というブランドの漬物塩を使います。「海の精」は、伊豆大島の海を流れる清らかな海水だけを原料に、太陽と風と火の力を利用した伝統製塩法によって生まれる貴重な国産塩です。
◎正直言って価格が高すぎるので使うかどうか迷いましたが、せっかく最高の材料が揃ったので奮発しました。



作業の後は、2008年&2009年製味噌で作った豚汁、玄米おにぎり(黒豆おこわ、梅しそジャコ)をみんなで食べました。
参加者の皆さんもそれぞれおいしいお菓子を持ってきてくださって、幸せな時間でした~
写真とればよかったな~

朝採りトウモロコシ

2009年07月05日 | 食材のはなし


いつも野菜を買いにいく亀井農園さんはトウモロコシも作っています。
「トウモロコシは採れたてがおいしい!」って聞いたことありませんか?
亀井農園のトウモロコシは、生で食べれるくらい甘~いです。
皮をむしっていると手がペトペトするくらい糖度があります。

先週は月曜と木曜に「トウモロコシの冷製ポタージュ」をご用意しました。
そのまま食べても感動的なトウモロコシをスープに使うなんて、この季節だけの贅沢ですよね~




産地からお取り寄せ

2009年01月03日 | 食材のはなし
コレ、何だかわかります?





実は『ニンニク』です。
皮を剥いた一片がこんなにも大きいんです。
皮を剥く前が下の写真(右)です。
スーパーで売っているサイズ(左)と比較すると、その大きさが分かります。



あんまりにも立派なので、普通に使うのはもったいないと、ずっと大事にしまっていたのですが、いつまでも使わないのでしまっていても仕方ないので、結局は炒め物に使ってしまいました。
でも、このニンニク、みじん切りにしてもクッタリすることなく、シャキシャキしっかりで、香りも高く、料理の格を上げる名脇役を演じてくれました。

このステキなニンニクは、青森にある小川原湖農園の野菜通販サイト立ち上げを目指すフリープログラマーのヨシトさんに送っていただいたもの。ヨシトさんは、神奈川県の方なのですが、野菜通販サイトを運営するためには「まずは農業のことを知らなければ」と青森に農業研修に行ってしまったアクティブな方。詳しくは、「フリープログラマーの農業日記」をご覧下さい。



藤沢の路地野菜

2008年11月30日 | 食材のはなし

いつも仕入れに行く農家さんの畑。手前が水菜、奥は春菊です。

直売コーナーに水菜と春菊がなくって「ありますか?」と尋ねたら、「必要な分だけこれから収穫してくる」とおっしゃるので、畑に付いて行きました。
普段パック詰めしてあるものばかり見ているので、地面に根を張っている姿が新鮮でした。

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玄米と野菜が自慢の無添加ランチ
Vegiko(ベジコ) 
岡村 恵子
http://www.vegiko.com
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旬のフルーツ!『梨』

2008年09月07日 | 食材のはなし
私が住む藤沢は実は「梨」の産地です。

今日は、「フルーツパーク長後」にお邪魔して、「豊水」をもいできました。

正直言って、スーパーで買うよりもずっと高価なのですが、「果物本来の美味しさを提供したい」と、コストと努力は惜しまずに作られた梨たち。大切に頂きたいと思います。

ベジコのランチでも、この梨をサラダの代わりにお持ちしようと思います。藤沢の旬の味をお試しください。


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玄米と野菜が自慢の無添加ランチ
Vegiko(ベジコ) 
岡村 恵子
http://www.vegiko.com
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