e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

捨てた本

2006年03月17日 23時04分42秒 | 
今、部屋にある本を整理している。いくつもの古本屋を渡り歩いてすっかり色褪せて、もうお役ゴメンといった本は売りようがないので、近所の図書館のリサイクルコーナーにドカッと置いてきた。全部で53冊。

マーク・トウェイン「トムソーヤの冒険」  太宰治「ヴィヨンの妻」  澁澤龍彦「黒魔術の手帳」  稲垣足穂「一千一秒物語」  筒井康隆「幻想の未来」  宮本輝「道頓堀川」  佐藤忠男「大島渚の世界」  萩原遼「朝鮮戦争」  三島由紀夫「音楽」  橋本治「恋愛論」  梅棹忠夫「文明の生態史観」  色川武大「私の旧約聖書」などなど

川上弘美『ニシノユキヒコの恋と冒険』途中まで読んでやめる。かなり前に道路工事のバイトをしていたころ、文学部の大学生でアルバイトに来ていたK君が川上弘美はイイと薦めてくれたので何冊か読んだ。当時はけっこう面白くて立て続けに何冊か読んだがそれきりだ。今回はあまりしっくりこないので短編のうちいくつか読んでそこでやめた。


ホワイトデーのお返しに何が欲しいか聞いたら、そういうものは内緒で突然くれるのがイイのだ、と注意された。どうせ義理チョコなのだからどうでもいいんだが、それでも何をあげればよいのか見当もつかず尋ねてみたのだ。結局お返しは飲みに連れて行くことに決まり、昨日仕事の後に女の子3人が選んでおいたという居酒屋に行き牡蠣鍋をつついた。

和風居酒屋を現代風にアレンジしたようなお洒落な店で、貧乏人のオレで大丈夫かという思いが頭をかすめたが、値段はリーズナブルで味も良かった。この値段でこのクオリティーなら充分といった感じ。ビールを飲みながらの鍋は最高で、海鮮サラダは少し甘酸っぱいドレッシングが絶品であった。茹で上がった牡蠣の側面がリアルに女性器のようで1つ喰っただけで、あとは野菜やつみれだけに箸をのばした。

日本酒をこうして飲むのも久しぶりで、若い女性たちのほうがこういった店で飲み慣れているのか聞いたこともないような銘柄のものをいろいろ注文して楽しんでいた。日本酒は嫌いではないが安物ばかり呑んでいるせいで、高級なコクのある旨いとされるものがあまり旨いと思えない。非常に悲しい舌になってしまったがこれだけは仕方ない。