e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

下流大学が日本を滅ぼす!

2017年03月26日 13時01分01秒 | 
三浦展著『下流大学が日本を滅ぼす! ~ひよわな‘お客様’世代の増殖~』(ベスト新書)読み終える。



少し前、新聞に大学を職業学校と学問をする学校に分けてはどうか、なんて案があったっけど、こっから来てるのか?

まあそれにしても、日本は終わったな…って感じ。もう時間の問題だ。オレ世代はどうにか過去の遺産で喰っていけるのかもしれないけど、今の子供世代は完全にアウトだな。

いつから、どこからこうなっちゃったんだろう?日本だけじゃないのかも…中学・高校とか大学の在り方そのものが大きく変わるときか?

大きな鳥にさらわれないように

2017年03月12日 15時23分35秒 | 
川上弘美『大きな鳥にさらわれないように』(講談社)読み終える。



たしか日経新聞の書評で目に留まり、なんだかすごく気になったので読んでみた。ずいぶん先の未来を舞台とした小説で、淡々と物語は進んでいく。そこがなんだか物足りないような、しかしそれがなんだか不思議で無機質な感じを醸し出し、そして最後に…

正直オレは少し中だるみした…でも、最後はすごく悲しいような、清々しいような…完全に川上ワールド全開ですね。

ツキの正体

2017年02月24日 22時31分51秒 | 
桜井章一『ツキの正体 ~運を引き寄せる技術~』(幻冬舎新書)読み終える。



いやぁ、正直全然面白くなかった…伝説の雀士ならではの話を聞きたかった…オレがポイントがずれてるのか?あっさり読み終えたけど、全然不消化。

言ってはいけない 残酷すぎる真実

2017年02月02日 22時19分07秒 | 
橘玲「言ってはいけない 残酷すぎる真実」(新潮社)読み終える。まさに一気読み。



まず思ったのは、この著者は何者?ってこと。タチバナ アキラさんと読みます。

私自身も理系で生物学の出なので、だいたい大雑把には分かっていましたが、この本は本当にヤバイくらい面白くて世間の皆さんにも知ってもらいたいです。本当にオススメの一冊です。

私の消滅

2016年12月10日 22時03分13秒 | 
中村文則「私の消滅」(文藝春秋)読み終える。



今日は休みだったので朝から読み始め、昼前に一度寝て、再び読み始め、今日一日で読み終えた。もう、恐怖と困惑と感動と…やはり彼の作品は本当に響く。

中村文則は現役の作家の中で最も優れた書き手で、オレの中ではナンバーワンです。

大学入試改革

2016年11月15日 23時43分17秒 | 
読売新聞教育部著『大学入試改革』(中央公論新社)読み終える。



2020年からセンター入試を廃止して新入試に移行していくにあたって、ここのところの日本はどのように入試改革を行ってきたかをまとめたもの。また、世界の大学入試の主流派は推薦入試へと変わってきており、日本の取り残された状況も危惧されている。

これを読むと時代は変わっているんだなあ…というのを実感。50年後には今ある仕事の多くは無くなっているなんてニュースで言っているが、求められる人材が根本的に変わるということか?日本は、世界はどうなっていくのだろう…

男子問題の時代?

2016年10月28日 17時30分17秒 | 
多賀太著『男子問題の時代? ~錯綜するジェンダーと教育のポリティクス~』(学文社)読み終える。



‘男性優位社会日本における男の生きづらさとは’と帯にあるように、現在のジェンダーに関するさまざまな見解を見解を整理し、また女性について語られがちなこれらの問題を男性側からも検証したもの。

めちゃくちゃ面白い、が研究論文的な感じもあってアタマの悪いオレには読みづらい…でも、これはいろんな人に読んでもらいたい一冊。後半はジェンダー問題を教育でどう扱っているか(行くか)的な話が続き、正直ちょっと退屈。ただ、この著者の他の本もぜひ読んでみたい。

聖の青春

2016年09月28日 22時25分43秒 | 
大崎善生『聖の青春』読み終える。まさに一気読み。



夭折の天才棋士、村山聖の物語。もう感動でページから目が離せない…これこそ本当の一気読み。自分もパワーをもらった。近々映画もやるみたいなので、これを機会に多くの人に知ってもらいたい人です。最高でした。

インド通

2016年09月25日 22時21分23秒 | 
大谷幸三『インド通』(白水社)読了。もう大満足の1冊。



本の帯には‘40年以上、70回以上の渡印から浮かび上がる、この国の政治・経済・宗教・文化・教育・風土…奥の奥を知るための渾身のフィールドワーク’とある。たしかになかなか出会えないようなインド本で、かなり興味深い。

選挙と政治、マハラジャの愛、教育制度とエリート教育、インド独立運動、などなど面白い話だらけだが、一番興味をもって読みごたえがあったのは‘カーストの謎’である。

とにかくインド好き必読の1冊です。あとがきによると、続編も出るようなので本気で期待してます!

インドへ

2016年09月19日 18時09分41秒 | 
横尾忠則『インドへ』(文春文庫)読む。



20代前半に一度読んでいるはず。20年ぶりの再読ということか…中身は全然忘れていた。

横尾ワールド全開!20代のオレは横尾忠則にかなりハマって、片っ端から本を買いあさって、対談集や画集なども含めてほとんど持っていたんじゃないだろうか。原宿あたりで開かれた個展にも行ったし。

彼のスピリチュアルな面にすごく影響を受けていて、もうズブズブだった。横尾忠則に限らず精神世界に傾倒していた。30代前半で長期の旅から抜け出たときは逆にイヤになって、持っていた本をすべて売ったり捨ててしまった。

久しぶりに読んで、面白かった。客観的に見ることもでき、ノンビリインド旅行記が楽しめた。やはりインドはいい。あと約3か月後にはインドだ。

シベリア追跡

2016年09月04日 21時35分58秒 | 
椎名誠『シベリア追跡』(新潮社文庫)読み終える。



椎名誠が1985年の夏と冬にドキュメンタリー撮影のためにシベリアを訪れた時のことをまとめた1冊。ドキュメンタリーのもととなったのは、井上靖の小説「おろしや国酔夢譚」とのこと。この本もめちゃくちゃ面白い。

とにかく冬のシベリアはすざましいく過酷で、それが非常に感動。ちょっと行きたいけどいけないなぁ。羨ましい…

面白くて感動。