世界を核戦争、第三次世界大戦の勃発寸前まで追いつめた「キューバ危機」を描いたサスペンス映画。ソ連がキューバに核弾頭を搭載したミサイルを配備したという情報に対し、アメリカのとった行動を映画化したもの。J・F・ケネディの補佐官役でケビン・コスナーが出演。
淡々とリアルに重たい話を進めていく手法にクギ付け!多少の脚色はあるものの、ほぼ全編にわたって実際にあったことを元につくられている史実であって、それだけに目が離せない。
キューバそのものは成功した社会主義国であると思う。アメリカに嫌われたのが最大の失敗ではあるのだが。その点ではイランも同じだ。イラン自体はイスラム国の中でもかなり開かれた、開明的な国家であるけれどイスラム革命以降、アメリカにとっての最大のトラウマの一つになってしまってから、理由なく嫌われ続けている。
それどアメリカの過剰なまでの敵対心と言うか恐怖心の持ち方は、あの国に根付く特質なのかもしれない。キューバだけでなくイラン、べトナム、ニカラグア、イラク・・・常に仮想敵国を作って汗だくになってシャドウボクシングを挑んでいる。まぁ、大なり小なり時の覇権国家というものは、暴力的で野蛮で独りよがりなものなのかもしれない。
思っていた以上に面白い映画でした。
淡々とリアルに重たい話を進めていく手法にクギ付け!多少の脚色はあるものの、ほぼ全編にわたって実際にあったことを元につくられている史実であって、それだけに目が離せない。
キューバそのものは成功した社会主義国であると思う。アメリカに嫌われたのが最大の失敗ではあるのだが。その点ではイランも同じだ。イラン自体はイスラム国の中でもかなり開かれた、開明的な国家であるけれどイスラム革命以降、アメリカにとっての最大のトラウマの一つになってしまってから、理由なく嫌われ続けている。
それどアメリカの過剰なまでの敵対心と言うか恐怖心の持ち方は、あの国に根付く特質なのかもしれない。キューバだけでなくイラン、べトナム、ニカラグア、イラク・・・常に仮想敵国を作って汗だくになってシャドウボクシングを挑んでいる。まぁ、大なり小なり時の覇権国家というものは、暴力的で野蛮で独りよがりなものなのかもしれない。
思っていた以上に面白い映画でした。