e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後

2016年06月30日 18時24分54秒 | 
三浦英之著『五色の虹 ~満州建国大学卒業生たちの戦後~」(集英社)読む。2015年の開高健ノンフィクション大賞受賞作品。



建国大学は日中戦争真っただ中の1938年に、満州国の首都・新京に設立された。「五族協和」を実践するため、日本、中国、朝鮮、ロシア、モンゴルから優秀な学生が集められた。満州国の将来を担う人材を育成するために。しかし、1945年の敗戦とともに建国大学は崩壊。その後の卒業生を追ったノンフィクション。

もう、まさに一気読み。これはヤバいっていうくらいの本。これも絶対に読んでほしい一冊です。



中村屋のボース

2016年06月27日 18時32分05秒 | 
中島岳志著『中村屋のボース ~インド独立運動と近代日本のアジア史~』(白水社)読了。

やばい…こんなに面白い本だなんて。



ずいぶん前に一度借りたが全然読めず、久しぶりに図書館で借りた。もう、スゴ過ぎ!

日本のアジア主義について見直すいい機会になる1冊。日本帝国主義一辺倒の見方を少しでも違う角度から捉えなおすのも大切だと思う。まあ、簡単に一言では括れないんだが…

とにかく絶対におすすめの1冊です。

シベリア最深紀行

2016年06月19日 14時57分21秒 | 
ここ最近で最も面白かった本。中村逸郎著『シベリア最深紀行』(岩波書店)読む。もう次が気になって仕方なく、引き込まれるように読んだ。



ロシアというとモスクワやサンクトぺテルスブルグが頭に浮かぶ。シベリアというと辺境の地っていう感じで、ロシアとは大きな断絶を感じる。けれどロシアの大半はシベリアや極東地方で、これらをロシア研究者がじっくりと旅をした記録。

本文にもあるがロシアの中のシベリアというより、シベリアの一部にモスクワやサンクスぺテルスブルグがあるといったのが本当で、その姿は多種多様。中央アジア系のイスラム教徒やモンゴル系の仏教徒。土着の神を信じる者もいれば、ユダヤ人やプロテスタントまで。夏は暑くて冬は恐ろしく寒い過酷な気候の中、地に足の着いた生活は魅力的だ。もう、わくわくしてドキドキして読み続けた。こんな本久しぶりだ。

とにかく今年一番の本。おすすめです!

『天使の涙』『恋する惑星』2本立て

2016年06月12日 21時11分28秒 | 映画
早稲田松竹で『天使の涙』『恋する惑星』の2本立てを見てきた。ウォン・カーウァイ監督の人気もあってか、超満員で1本目は立ち見になった。

1本目は『天使の涙』



映像が色っぽくて感動。でも中身はあまり入ってこなかった…


2本目は『恋する惑星』



こちらにも金城武が出ていて、1本目と混ざっちゃった…

思っていたほどじゃなかったけど、それでも満足。

月曜か火曜に‘花様年華’と‘ブエノスアイレス’も見に行こうと思う。これも混んでるだろうな…

リアップ X5 PLUSの効果が出てます

2016年06月08日 18時35分29秒 | 毛活
ふと気づいたら使い始めて1年と1ヶ月が経過している。この2ヶ月はバージョンアップした「リアップ X5 PLUS」を使っているが、少しとはいえ‘おでこから毛が’生えてきている。明らかに分かる産毛が生え始め、そこから徐々にだが毛が伸びてきている。これは間違いない。さすが毎月7600円払ってるだけあるな。効果抜群!

あと昨年までは朝と帰宅してから2回シャンプーをしていた。その際にお気に入りの頭を洗うブラシがあって、けっこう硬めで地肌をかなりゴシゴシやって気持ちいいんだがやっぱ毛が抜ける感じがあるので、これは朝1回だけにしている。これもけっこう効果がある気がする。こんなこと言うとリアップの宣伝みたくなっちゃうけど、毛の量も思いっきり増えてる。先々のことを考えると、毎月これくらいの投資は全然安いな。

これからも続けていきます!

花粉症治療 舌下免疫療法

2016年06月03日 18時01分57秒 | 花粉症治療
昨年から知っていて気にはなっていたが、なんだか機会を逸していた…知り合いの知り合いが昨年から治療を開始してこの春の花粉症のシーズンをかなりラクに過ごすことができた、という話を聞きやってみることにした。

花粉のエキスを口の中に少しずつ投与し、徐々に体を慣らしていく治療法。たぶん昨年くらいから保険適用となったはず。2週間前に初めてクリニックへ行った。

最初は治療の概略を聞いて、その時に血液検査も受けた。実際に花粉がアレルゲンかどうかの確認をするためだ。オレは自分から血液検査を希望したが、最初に話だけ聞いて次回に血液検査をすることになると通院回数が1回増えるので、最初から治療を受けるつもりなら最初の問診の時に一緒に血液検査もしちゃったほうが良いです。

5日後に結果が分かるとのこと。仕事の関係で1週間後にクリニックへ行き、検査結果を聞く。スギ花粉、ハウスダスト、ダニがアレルゲンであることが判明。これをもって治療を受けることができるようになる。医師の指導を受けチェックシートにチェックを入れ、次回の治療の予約を入れる。

ちなみに毎日服用するだけでなく、最低でも3年は治療を受けなくてはいけない。そして少なくとも1ヶ月に1回は受診する必要がある。また、治療を受けても効果が出る保証はなく、3年治療を受け良くなったとしてもその効果が消えていく場合もある、などなど。まあ、アレルギーだから免疫システムに関わることでこの辺のことはなんとなく納得。そしてごくごく稀であるとはいえ、場合によってはアナフィラキシーショックが起こる恐れがあるため、その点は充分理解し注意することが重要との話があった。投薬前後2時間は激しい運動や入浴、アルコールは禁止。基本的には朝にやるのが一番とのこと。これは問題ない。

そして今日最初の治療を受けにクリニックへ。まずは前回もらったチェックシートに署名をしたものを渡すことから始まる。そして簡単に治療の話を聞いた後、近所の薬局へ薬を買いに行く。薬を受け取って再びクリニックへ戻る。医師の指導のもと一緒に1回目の治療薬の投与。プッシュ式の容器に液体の薬剤が入っていて、それを舌の下に1滴たらし2分間そのまま。2分経ったら飲み込む。薬は少しずつ量を増やしていく。初回なので万が一のことも考慮し30分は別室で待機。30分後に再度医者の受診を経て終了。明日以降、毎日忘れずに薬を飲んでいかなくては。

まあ、万が一のことも考えて安全のためにやっているんだろうけれど、ちょっと大げさでかえってビビった。でも、ちょっと期待しちゃうな。来年の春が少しでもラクに迎えることができれば、そう思うと頑張って続けようと思う。

流(りゅう)

2016年06月03日 12時42分53秒 | 
最近本が読めない…字を追うだけで頭に入ってこない。ほとんどが途中で止めてしまっている。そんななか久しぶりに最後まで読み切った、それも興奮して楽しく。

東山彰良『流』



400ページもの本をよく読んだもんだ。そして台湾に行きたくなった。台湾をじっくりと見てみたくなった。中国と台湾の関係をもっと知りたい。

久しぶりに大満足。