旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

Moon Moon Moon Café.

2022-08-16 11:34:33 | グルメ

     

好天に誘われ、福岡市西区今津に今年7月にオープンしたカフェに寄ってみた。 

     

     

     

     

この辺りでは珍しい「糸島×台湾」がコンセプトの「ローカル台湾カフェ」である。 

     

     

     

とにかく、ロケーションが抜群で、店の前には、カルフォルニア顔負けの海が広がっている。 それだけでも訪れる価値がある。 

     

     

     

     

     

糸島の食材を使用した台湾料理(魯肉飯やトウファ)、台湾茶&スイーツ等が食べられる。 隣りに、ウインドサーフィンショップがあるようで、数人が海に出られていた。

      


From Face Book: Moon Moon Moon Café.

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ワルシャワ滞在最後の日

2022-08-15 11:46:06 | 旅関連

     

諸般の事情で延長したワルシャワ滞在も、最後日を迎えた。 当初から最終日は最も有名で美しい旧市街の広場でビールを飲むことにしていた。 

     

     

今年度で、長かった大学生活に終止符を打つことになる。 そして、今回のような国際学会への参加もおそらく最後となる。 美味しいビールの味に触れながら、過去のいろいろな出来事が走馬灯のように頭をよぎり、過ぎ去った日々、通り過ぎた人々に思いを馳せた。 

     

ちょうど、出国前に投稿していた論文のminor revisionのメールを受け取った。 あと何報書けるだろうか。

     


From Face Book: The last day in Warsaw.

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ワルシャワヨハネ大聖堂

2022-08-14 11:49:26 | 旅関連

     

ワルシャワ旧市街に建つワルシャワヨハネ大聖堂は14世紀にゴシック様式で建設されたワルシャワで最も古い教会である。 

     

     

     

この教会は、歴代の王の戴冠式やヨーロッパ初の成分国民憲法の発布式が行われた場所でもあり、その他ポーランドにおける国家的行事が、ここで数多く執り行われている。 

     

ちょうど、観光客向けの30分のパイプオルガンコンサートがあるとのことだったので、中に入ってみた。 

     

     

     

     

大聖堂内部は広々としており、美しい色彩のステンドグラスは素晴らしかった。 

     

     

     

オルガンの音とともに、短い時間であったが、神聖な場所を感じることができた。 

     

また、コンサート後は、地下を案内されたが、そこにはポーランド王国最後の王スタニスワフ2世アウグストやポーランドの著名な歴史人も埋葬されているとのことであった。

     

From Face Book: St. John’s Archcathedral in Warsaw.

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文化科学宮殿

2022-08-13 11:38:23 | 旅関連

     

ワルシャワ中央駅近くに聳え立っているのが、 文化科学宮殿である。 

     

     

この文化科学宮殿はソビエト連邦からポーランド市民への“贈り物”としてスターリンによって建てられたもので、1952年に建築が開始され1955年に完成している。 そんなわけで、社会主義時代の雰囲気いっぱいの建物で、ワルシャワ市民の評判は悪く、スターリンから贈与されたことから「スターリンの墓」とも呼ばれているようである。 

     

     

     

ただ、30階のテラスは、高さ114メートルで、展望台になっているので登ってみた。 ワルシャワ市街が一望できるのと同時に遠くまで平地が広がっているのがわかる。

     

     

それを眺めていると、国境を接している隣国から、容易に侵略され、多大な犠牲を払った歴史も、何となく理解できる。 実際、隣りでは戦争をしている。 

     

     

     

     
     平地が遠くまで広がっている。

こんな場所に佇むと、「平和ぼけしている日本」と言われてもしかたがない気がする。 日本以外の国は、当たり前だが国際紛争を解決する手段として武力を使える国なのである。 現在のロシア、中国が、何の躊躇もなく、日本に武力侵攻する可能性は大きい。 そんなことに思いを馳せた時間であった。  

     


From Face Book: Pałac Kultury i Nauki.

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カティン博物館

2022-08-12 13:43:19 | 旅関連

     

ポーランド人にとって、絶対に忘れることができないことの一つに「カティンの森事件(の虐殺)」がある。 

     

     

     

その資料館(カティン博物館)があるので訪問した。 

     

第二次世界大戦が始まると、ポーランドはドイツとソ連の両国によって攻撃され、1939年、ポーランド東部地域はソ連によって侵略・併合された。 武装解除されたポーランド軍人や民間人は捕虜になり、ソ連の強制収容所に送られた。 

     

     

     

     

     

     
     iPhoneをかざすだけで、日本語に変換できる。

その後、ポーランド軍将校、国境警備隊、警官のみならず、聖職者、詩人、哲学者、建築家、医師ら約22,000人が、ソビエト内務人民委員部によって、1940年にソ連のスモレンスク近郊のカチンの森で虐殺された。 

     

     

     

     

     

真相が明らかになったのは、1990年になってからである。 この博物館では、この虐殺事件の経緯を詳細に説明されていた。 

     

     

     

残念ながら、日本語の解説資料等はなかったが、翻訳アプリを使うことで、各展示の詳細な説明も理解することができた。 虐殺された人々の多くの遺品が丁寧に整理、展示してあったのが、印象に残った。

       


From Face Book: Museum Katyńskie.

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「PARKS」キックオフシンポジウム

2022-08-11 10:06:47 | 行事(大学関係)

     

本学GYMLABOで行われた「PARKS」キックオフシンポジウムに参加した。 この「PARKS」は、「Platform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-Ecosystem」の略で、九州、沖縄の主要大学と支援機関、自治体が連携を組み、大学発スタートアップを創出しようとするものである。 

     

     

     

     

基調講演として、九大の安達先生の講演が行われたが、学術的な話以外の話題も多く、非常に面白かった。 

     

     

その後、概要説明とパネルディスカッションも行われた。 後者には、本応用化学出身のO氏も参加していた。 

     

     

目標として、今後4年間に155社の起業を目指すということである。 大学発スタートアップ(新規事業の開発)に関しては、アメリカ等に大きく後れをとっており、これが、日本の経済の低迷に直結しているとの指摘が多い。 ただ、アイディア創出手法やビジネスプランニングも大事ではないとは思わないが、我々、科学者は、他にはない新しいものを創成していくことに、まずは努力することが重要な気がする。

     


From Face Book: The kick-off symposium of PARKS.

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ポーランド・ユダヤ人歴史博物館

2022-08-10 13:05:13 | 旅関連

     

「ポーランド・ユダヤ人歴史博物館」を訪れることができた。 

     

     

これは、ワルシャワゲットー蜂起70周年を記念して、2013年に建てられたもので、非常に立派な施設であった。 

     

     

ここは通称「POLIN」と呼ばれているが、この「POLIN」とはヘブライ語でポーランドを意味するとのことである。 

     

     

     

     

     

ほんとうに充実した博物館で、日本語のオーディオガイドもあり、よく理解できた。 

     

     

     

     

     

中世から現在までの約1000年におよぶポーランドのユダヤ人の歴史が多様な資料やジオラマなどによって説明されている。 

     

     

     

     

実は、この建物の前には、「ワルシャワゲットー蜂起記念碑」がある。 1939年、ナチスドイツ軍が隣国ポーランドに侵攻し、ポーランドはあっというまにドイツに占領された。 

     

当時、ワルシャワ市民の約30パーセントはユダヤ人で、彼らはゲットーと呼ばれる居住地区に閉じ込められ、その後、続々と強制収容所へと移送されていき、多くは虐殺されている。 

     

     

     

     

     

     

1943年、ゲットーのユダヤ人たちはナチスに対する武力闘争を開始するが、1ヶ月足らずで、ドイツ軍に鎮圧され、これまたほとんどの人が虐殺された。 この犠牲者を慰霊するのが、「ワルシャワゲットー蜂起記念碑」である。 

     

現代の平和な日本に暮らしている我々には、想像を絶する世界である。  

     

     


From Face Book: Muzeum Historii Żydów Polskich POLIN.

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ウキウキうどん

2022-08-09 12:11:00 | グルメ

     

ワルシャワ滞在も長くなると、何となく日本食が食べたくなった。 基本的には、それほど日本食へのこだわりはないのだが、今回は日本食レストランを探してみた。 日本食=寿司ということのようで、寿司店は結構見かけるのだが、もちろん馴染みの寿司ではない。 

     
     閉店していた日本料理店

普通の日本食が食べたいのだが、なかなか見つからなかったが、ネットで、かつ丼などを提供している店を見つけた。 その住所に行ってみると、残念ながら閉店していた。 そこで、ワルシャワで超人気店である「ウキウキうどん」に立ち寄った。 

     
     店内は満員

     

     

予想通り、混みあってはいたが、カウンターは空いていたので、待たずに座ることができた。 

     

     

     

ラーメン、うどんを中心に、てんぷら、刺し身、カレー等もあるようである。 久しぶりの日本のビール、そしてとんこつラーメンを注文してみた。 

     

     

まあ、遠いヨーロッパの街での日本食にしては、味は悪くはなかった。 ただ、この店に長時間並んでいるポーランド人に、本場のうどんやラーメンを食べさせてあげたいと思ったのも事実である。

     


From Face Book: Japanese restaurant in Warsaw.

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ウクライナ料理店

2022-08-08 12:51:02 | グルメ

     

ポーランドは、現在、ロシアから軍事侵略を受けているウクライナの隣国である。 そんなわけで、ウクライナ料理店も多い。 ホテルの近くにもあったので立ち寄った。 

     

ほとんどの店に英語メニューがあり、さらにグーグルマップで料理の写真を確認できるので、注文は非常に楽である。 

     

     

     

ただ、今回も隣りの家族連れに、お薦めは何かと聞いて注文したのだが、やはりこれは正解であった。 ウクライナのビールで何が良いかと尋ねたところ、ウクライナの西部の都市「リヴィヴ」の銘柄を勧めてくれた。 

     

日本でもよく知られている「ボルシチ」であるが、発祥はウクライナということなのでロシアではない。 

     

その他、注文したのは、ヴァレーニキとチェブレキ、前者は餃子みたいなものでウクライナの伝統料理の一つとなっている。 

     
     ヴァレーニキ

またチェブレキは味付けした肉類をごく薄くのばした生地に詰め、油で揚げた食べ物である。

     
     チェブレキ

余談だが、ワルシャワにいる限り、戦争の影響はほとんど感じられなかった。 ただ、あちこちにウクライナの国旗を持った人が募金活動をしていた(なかには怪しい団体もいたが)ので、可能な限り協力した。 その際、必ず、すべての日本国民はウクライナを支持していると伝えておいた。

     


From Face Book: Ukrainian “Babooshka” restaurant.

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セブパシフィック航空923便

2022-08-07 13:47:44 | 鉄道と航空機

     

国内線は、ほぼコロナ前に回復した福岡空港であるが、国際線の回復はまだまだである。 ただ、少しづつではあるが旅客便も増えている。

     

そんな中、セブパシフィック航空923便(機材はエアバスA320neo)がマニラに向けて離陸していった。 実は、30分前にも、フィリピン航空のマニラ行きが飛んでいる。 ちょっと意外な需要である。 

     

     

欧米を中心にほとんどの国では、どの空港も賑わいを取り戻している。 国内で、何百万も感染者が出ているのに、今の水際対策(搭乗72時間前の検査の義務化)の意味は何なんだろうか? 観光だけでなく、ビズネスや留学等に多大な影響が出ている。 

     

このままじゃ、またまた、世界から日本だけが置いて行かれてしまう。

     


From Face Book: Cebu Pacific Air 923.

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オープンキャンパス 2022

2022-08-06 13:43:43 | 行事(大学関係)

     

この週末は、恒例のオープンキャンパスである。 3年ぶりに対面式で行われている。 今では、有名大学も含め、ほとんどすべての大学で実施されているようである。 この世の中、予想できないことがほとんどだが、そんな中間違いないのは人口動向である。 18歳人口は減少の一途で、近い将来、多くの大学で定員割れを起こし、存続自体が難しくなる。 そうでない大学も、倍率低下、質の低下は避けられない。 一方、日本、韓国などを除く多くのアジア諸国では、若者人口は増加しており、経済的にも成長している。 現在の大学の安定した存続には、そのような国からの留学生に期待するしかないのだが、日本語メインの学部教育ではそれも難しい。 結局、多くの大学が、シュリンクしていく小さなパイの奪い合いに、奔走している。 こんなことにエネルギーを消耗している余裕はないのだが。

     


From Face Book: Open campus (2022).

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クラコフ

2022-08-05 12:46:08 | 旅関連

     

アウシュヴィッツ収容所見学後、再び、クラクフへ戻った。 鉄道駅が街の中心部にあるので、列車の時間ぎりぎりまで、クラクフ市内を観光した。 

     

     

     
     ヴァヴェル大聖堂

このクラクフは16世紀までは、ポーランドの首都だった場所で、その中心的な役割を果たしたヴァヴェル城に、まず向かった。 

     

     

     

     

第二次世界大戦で、破壊を免れたということで、それぞれの時代、時代を反映した建物が、数多く残っていた。 

     
     ヴィスワ川

     

     

     
     聖ペテロ聖パウロ教会

ヴァヴェル城から、聖ペテロ聖パウロ教会の前を抜けて、ヨーロッパ最大規模の中央広場に出た。 

     

     

     

     

ここの見どころは、14世紀に創建された織物取引所、そして1222年に建てられたゴシック様式の聖マリア教会である。 

     

     

     
     織物取引所

     

     

ちょうど、教会の塔上部からラッパの音が聞こえたが、これは1時間に1回の時報代わりということである。 

     
     聖マリア教会

     

何でも、地元の消防署職員が担当しているとのことである。 

     

     

     

     
     バルバカン砦跡

     

そこから駅方向に向かうと、城壁を護るバルバカン砦跡を見ることができた。 

     

     

駅は、近代的なショッピングモールに隣接しており、乗車予定の列車も、ほぼ定刻に発車した。

     


From Face Book: Kraków.

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アウシュビッツ=ビルケナウ(6)

2022-08-04 17:04:01 | 旅関連

     

第二収容所には、5基の大規模なガス室 とクレマトリウム(焼却施設)があったが、第二次大戦末期、ドイツ軍により爆破されたそうだが、その跡は残っている。 

     

     

     

     
     ガス室 と焼却施設跡

その他、多くの監房、人体実験施設、防疫施設、その他の施設が残っており、内部も保存されている。 

     

     

     
     数十人が詰め込まれていた寝る場所

あまりの劣悪な環境に驚かされたが、最初から殺戮するつもりの収監者なので当たり前だったかもしれない。 

     

     

この地で、ほんの数十年前、特定人種の絶滅を目指した大量殺戮が行われていたことは消すことのできない事実である。 もちろん、観光気分で訪れる場所ではないが、実際に来てみて良かったと感じている。

     


From Face Book: Auschwitz-Birkenau(6).

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アウシュビッツ=ビルケナウ(5)

2022-08-03 12:43:33 | 旅関連

     

第一強制収容所跡からシャトルバスに乗ると、10分ほどで第二強制収容所に到着した。 

     

     

おそらく、見たことのない人がいないくらい有名なアウシュヴィッツの象徴のような「強制収容所内まで延びる鉄道引込み線」が目に飛び込んできた。 

     

     

     

     

     

     

この第二強制収容所は、1941年10月に完成しており、広さは東京ドームの37個分と言われている。そこには300を超える建物があり、ユダヤ人約9万人が収容されていた。 

     

     

鉄道ファンの一人ではあるが、欧州各地からユダヤ人等を運ぶことだけに利用された鉄路は、あまりにも冷たく、恐ろしく感じられた。

     


From Face Book: Auschwitz-Birkenau(5).

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アウシュビッツ=ビルケナウ(4)

2022-08-02 12:37:48 | 旅関連

     

各建物の外壁には、当時、日常的に行われていた残虐行為が描かれていた。 

     

     

     

     

さらに収容所敷地を進むと、1947年4月16日に初代所長ルドルフ・フェルディナント・ヘスが絞首刑になった場所に出た。

      

     
     絞首刑場跡

     

その横の狭い入口を入ると、復元されたガス室と遺体焼却炉に出る。 

     

     

     

     

ここでは、32分で800名処刑可能であったとされており、死体は施設に備えられた焼却炉などで処分され、遺体の骨は砕かれてビスチュラ河に捨てられたそうである。

      

From Face Book: Auschwitz-Birkenau(4).











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