旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

今年の山笠

2021-01-31 12:03:34 | 博多祇園山笠

     

気になっていた今年の「山笠」であるが、先日の報道によると博多祇園山笠振興会の総会で、今夏は実施すると決まったようである。 また参加者約7000~1万人全員に対するPCR検査を開催の条件としているようである。 

     

もちろん、2年連続の中止は考えたくはないが、現状を考えると実施も難しいような気もする。 事前のPCR検査で陰性であっても、15日間の期間中に感染しないという保証は全くない。 また、かなりの方が、関東や関西から山笠に参加するために帰省しているのも事実である。 さらに高齢者の参加も多い。 そして何よりも、屋外とは言え、“やま”を舁く場合、その構造上舁き手が密になることは避けることはできない。 ソーシャルディスタンスを取れば、舁き手が少なくなり、とても“やま”が前に進むものではない。 当然、大勢の後押しも要る。 そろそろ準備も始まる頃でもあり、もちろん経費の問題も出てくる。 関係者のご苦労は容易に想像できる。

     

From Face Book: Yamakasa is supposed to be held this summer. But the challenges will be there.

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オリオンビール!

2021-01-30 12:14:16 | 日々思うこと

     

新型コロナウイルス感染に伴い二度目の緊急事態宣言を迎える中、やはり遠くへ出かけることが制限されている。 個人的には多人数で集まる宴会等がなくても、特にストレスは感じないが、旅ができないのはほんとうに辛いものがある。 出張も、もちろん仕事が主であるが、航空機や新幹線の移動、それ自体が楽しいし、知らない場所を歩いたり、初めての場所で食事をするだけでも、私にとってはちょっとした旅である。 そんな出張も、ここ1年一度もない。 こんなことも、もちろん初めてである。 

     

     

     

早くまた、あの美味しいオリオンビールを片手に、南の島を旅をしたいものである。 

「三ツ星かざして高々と
ビールに託したウチナーの
夢と飲むから美味しいさ
オジー自慢のオリオンビール
オジー自慢のオリオンビール

オジーと一緒にあっり乾杯!! 

From Face Book: Orionbeer!

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流れ星新幹線

2021-01-29 12:06:07 | 鉄道と航空機

    

九州新幹線が開業して10年になるが、それを記念して、3月14日の夜、一夜限りの「流れ星新幹線」が運行されるとのことである。 一般から777個の願い事を募集し、これをラッピングした車両が、特別な仕掛けで光を放ちながら鹿児島中央駅から博多駅まで走る。 JR九州は、今、厳しい状況下にありながら、このような記念事業を企画してくれたのは嬉しい。 思い起こせば、九州新幹線開業の前日に東日本大震災が起こり、開業に伴う催しはすべてキャンセルになった。 そして、10週年はコロナ禍に見舞われている。 民家のない暗い山間部を光を放ちながら走る新幹線、想像したたけでもわくわくする。 私も願い事を応募してみよう。

From Face Book: A shooting star bullet train!

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立体異性体の話

2021-01-28 12:28:20 | 日々思うこと

     

担当している科目の最後の章は、主に有機化合物の立体異性体(鏡像異性体)に関するものである。ようやく対面での講義が可能になり、これまで立体的な構造を複数の分子模型を用いて説明していたので、それをどうやって遠隔で教えるのかを悩んでいたのでほっとしていた。 ところがである、緊急事態宣言に伴い、急遽遠隔講義に変わってしまった。 他のツールを探す時間もなかったので、しかたなく、通常のZoomで行った。 一応、学生も分子模型を持っているので、そのことも考慮し、極力ゆっくり解説したが、多分理解していないような気がする。 特に、環状物(例えばシクロヘキサン)で二つの不斉中心を持つ二置換体は、立体配座との関連もあり、学生の顔が見えない状態での説明は非常に難しい。 大切なところなので心配している。

     

From Face Book: Very difficult to teach some subjects in the class online.

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MINIATURE LIFE展(3)

2021-01-27 12:11:20 | 日々の出来事

     

今回はコロナ禍ということもあり、それに因んだ作品も多かった。 

     

     

     
     「ステイセーフ、ステイテープ」

     
     「風をきって走れ」

     

このような重いテーマでも、田中氏の手にかかると思わず笑いを誘うものになるのも不思議である。 

     
     「小さくても大太鼓」

     

     

     

     
     「黄身といつまでもいたかった」

彼のスタジオには、多種多様な人間のミニチュアは約3万体あるとのことである。 一度は見てみたいものである。 

     

     

     
     「着火オーライ」

     

     

     

     

     

     

     

またこの人形のサイズは87分の1スケールと書いてあったが、これはHOゲージと全く同じなので、鉄道ジオラマにもそのまま使えると思ってしまった。

From Face Book: “The miniature life” exhibition 2020(3).

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MINIATURE LIFE展(2)

2021-01-26 15:04:40 | 日々の出来事

     
このミニチュアの作者の田中達也氏は熊本出身で、2011年から日用品とジオラマ用人形をモチーフにして、日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」をインターネット上で発表し続けている。 

      
     「スキーに行っトイレ」

     

     
     「トウモロコシ燃料ロケット」

     
     「未完の宇宙船」

     
     「麺確認飛行物体」

とにかく、発想とそれに伴う駄洒落が何とも言えず面白い。

     

     

     

     

     

     

     

     
     「ビール冷え切ってます」

     

     

     

From Face Book: “The miniature life” exhibition 2020(2).

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MINIATURE LIFE展(1)

2021-01-25 12:22:59 | 日々の出来事

     

鉄道ジオラマ愛好家の一人として、どうしても見たい展示があり、また期間終了まで1週間を切ってしまったので、「不要不急」とは思いながらも、佐賀県立美術館へ足が向いてしまった。 

     

     

     

それは「MINIATURE LIFE展 2020-田中達也 見立ての世界-」である。 

     

     

     

     

     
     「各国の名だたる虫歯達が集結」

すなわち、ジオラマ用人形と日用品で作り出す「見立て」で構成される日常風景のミニチュア作品の展示である。 

     

     

     

     

通常のジオラマは、ミニチュアをいかに実物どおりに見せるかに主眼点が置かれるが、ここでの作品は、全く新しいミニチュアならではの世界観を醸し出している。 

     
     「水泳選手は目も超いい」

     

     

     

     
     「チャーフィン」

予想に反して大変な混雑で、入場制限まで行われていたのには驚いた。 

     

From Face Book: “The miniature life” exhibition 2020(1).

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さよなら、大垣夜行

2021-01-24 09:28:33 | 鉄道と航空機

   

東京-大垣間の快速「ムーンライトながら」が、とうとう今春で運行が終了するとの発表があった。 まあJR東日本とJR東海は「お客さまの行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたことに加え、使用している車両の老朽化に伴い」を理由としているが、このコロナ禍の収束が見通せない現状も関係しているような気がする。 昨年の春は運転していたが、確か、夏と冬は運休になったと記憶している。 この前身は、鉄道好きで、知らない人はいないあの「大垣夜行」である。 これで、長距離の普通、快速列車は、臨時列車も含めすべて姿を消したことになる。 私も二度ほど利用したことがある。 時代の流れとは言え、ほんとうに寂しい。 特に「青春18きっぷ」の出現で、個人的には、存続できると思っていたが、現実は厳しいようであった。 これで定年後の楽しみが、また一つ減った。

From Face Book: Saying good-by to the last local night train.




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沖縄陸軍病院跡(南風原)

2021-01-23 11:10:21 | 旅関連

     

昭和から平成、そして令和へと時代が移る中で、先の大戦の記憶も薄れていっている。真珠湾攻撃や、アメリカとの4年間の激戦の末、日本国中、焼野が原になってしまったことさえ知らない世代も増えているようである。 

     

     

そんな中、国内で唯一、米軍との地上戦が行われた沖縄、そこには、まだまだ当時の爪痕が色濃く残っている。 そんな場所に触れたくて、昨年の秋、ようやく機会を作って「南風原町文化センター」を訪れることができた。 ここは、第32軍陸軍病院の跡地である。

      

     
飯上げの道とは、離れた場所で作った食事を病院まで運ぶことに利用された急坂な道で、女子学生が重い食事を担いで行き来していた。

     

この病院は、最初は那覇市内にあったのだが米軍の空襲で施設が破壊されたため、この地にあった南風原国民学校校舎に移設された。 

     

その後、この地も米軍の艦砲射撃が激しくなったため、この一帯に約30の横穴壕が掘られたと言われている。 沖縄師範学校女子部・県立第一高等女学校の生徒(ひめゆり学徒)222人が看護補助要員として動員されましたことでも知られている場所である。 

     

     

     

     

横穴壕の一つである20号のみ整備され、平成19年から一般公開されている。 今回、案内をして頂いた方のご厚意で、現在は閉鎖中の20号を見せて戴いた。 ほぼ当時の形状が残っており、米軍上陸後の外傷患者の激増に伴いここで繰り広げられた惨状が、今でも伝わってくるようである。

     
     当時の悲惨な状況が伝わってくる。

From Face Book: The ruins of Japanese army hospital.

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自由研究発表会(遠隔)で思うこと

2021-01-22 12:18:47 | 行事(大学関係)

     

1年生の自由研究の発表会が行われた。 これは、数人のグループになり、興味ある話題について、調べまとめて発表するものであるが、緊急事態宣言下、遠隔で行われた。 今年度の新入生は、入学時から、講義等、このような発表までずっと遠隔ばかりである。 自宅の部屋当でPCの前に座って、すべてが完結している。 しかたがない状況とは言え、こんなことで大丈夫なはずがない。 現状を考えると、次年度も少なくとも前期は、このような遠隔が主体となる可能性が高い。 確かに、Zoom等、便利なツールではあるが、あくまでも学ぶことの手段の一つであることを忘れてはいけないよう気がする。 実社会は、決して安全で居心地のよい場所から見る四角い平面ではない。

     

From Face Book: Never flat and square world.

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竹乃屋 福岡空港

2021-01-21 12:22:00 | グルメ

     

自宅から福岡空港ターミナルまで、歩いて10分ほどなので、ターミナル改築に伴いオープンした居酒屋「竹乃屋」は気楽に飲める 場所である。 

     

     

緊急事態宣言に伴い、時短営業となっており、また航空機利用客も激減しているので、ちょっと心配になり、応援ということもあり寄ってみた。 密を避けるために、早い時間帯に立ち寄ったのだがあまりの客の少なさに驚いた。 

     

     

昨年の暮れなどは、特に夕方の時間帯は非常に混みあっていた。 この季節に明るいうちから、酒を飲むことはあまりないのだが、航空機の離発着を見ながら飲む酒は格別である。 

     

     

     

4種類の地元日本酒(田中六五、若波、繁枡、庭のうぐいす)飲み比べも、なかなか良かったが、ついつい飲み過ぎてしまった。 飲食業は、今、本当に大変な状況である。 

     

     

     

     

     

そんな中、頑張って笑顔で働いている若い人を見ると、何とか、この困難を乗り越えて欲しい気持ちでいっぱいになった。 もちろん、ターミナル内も閑散としている。 ちなみに、市内の「竹乃屋」の多くは、現在、休業中のようである。 昔のように、自由に気軽に、大人数でアルコールを飲める日は来るのだろうか?

     

From Face Book: The bar and grill called “Takenoya” in the terminal of Fukuoka airport.

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過密スケジュールと形骸化

2021-01-20 14:36:14 | 大学のこと

     

毎年、配布される学年歴であるが、年々、行事が増え、スケジュールが過密になってきているのは明らかである。 正式な夏季休業は18日間、冬季休業は8日になっている。 我々が学生の頃は約2ヶ月の夏休みがあったので、3分の一以下に減ったことになる。また、セメスター制とクォーター制の混在とそれぞれ16回と8回の講義時間の確保が要求されているので、ほんとうに余裕がなくなった。 さらに、我々の頃は1回であった学部入試や大学院入試も複数回になり、土日にかかることも珍しくなくない。 その他、いろいろな行事が増え続け、ずっと何かに追われている感じで明らかに飽和状態である。 こうなると何が起こるかというと形骸化である。 結局、「やったことにしておく」ようなことになってしまう。 最近、そのようなことがどんどん増えている。

     

From Face Book: Becoming a mere shell of tight schedule.

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Slack

2021-01-19 23:04:47 | 日々思うこと

     

現在、多くの学会やシンポジウムがオンラインとなっている。 基本的には、Zoomが多用されており、個人の講演を聴くことに関しては共有資料も見やすく、特に不便なこともない。 ただ、問題はポスター発表で、昨年の某シンポジウムでは、Zoomが使われたが、ほとんど機能していなかった。 そんなこともあり、先日の「有機π電子系学会」では担当者に、何とかポスター発表に適したソフトを探していただくようにお願いしていた。 実際には、「Slack」というツールが用いられた。 これは「Searchable Log of All Conversation and Knowledge」のことで、所謂、コミュニケーションツールである。 私自身、それまで使ったことがなかったため、随分と事前にトレーニングさせてもらった。 まだまだ初心者だが、一番の利点は、発表者が共有した資料をこちらからの操作で自由に見ることができる点である。 具体的には、パワーポイントファイルのページ移動ができる、さらに質問も、音声と書き込みの両方が使えるので、そんなに不便は感じなかった。 それにしても、凄い時代になったものである。 学会発表と言えば、ブルースライドしかなかった頃から考えると、隔世の感がある。 

From Face Book: Slack: Searchable Log of All Conversation and Knowledge.

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ソランジュ

2021-01-18 12:09:13 | 日々思うこと

     

この時期、寒い日があるのだが、冬至から約1ヶ月が過ぎる頃なので、日暮れの時間が遅くなってきているのが実感できる。 特に、天気の良い日など、随分と夕方が長く、夕日が沈む時間をちょっとだけ楽しむこともできる。 昨年の今頃は、まさかこんな時代になるなんて想像もしていなかった。 ふと、来年の今頃はどうなっているのだろうか? この夕日を見ながら何を思っているのだろうか? ふと、大好きな「ソランジュ1」「ソランジュ2」のメロディーが蘇った。 また、南の島に無性に飛びたくなった。

     

From Face Book: What will I think this day next year?  I am craving to fly south.

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再び、遠隔講義

2021-01-17 15:50:51 | 大学のこと

     

日々の新規感染者の数に一喜一憂するわけではないが、福岡県では初めて1日の感染者の数が400人を超えた。 約1年前を思い起すと、数人の感染者が出るたびに、市長の記者会見が行われていたし、福岡に最初の緊急事態が宣言された日の全国の感染者数は368人であった。 コロナウイルスの実態が分かってきつつあるとは言え、明らかに、今回は危機感が薄れている。 ただ、それでも日曜日の博多駅は閑散としていた。 

     

一方、現在、1年生の「有機化学基礎」を担当しているが、昨年末、ようやく対面が可能となり2回は行ったが、結局、今週から再びリモートである。 実は、有機分子の立体化学の章で、いつもなら分子模型を使って講義している。 三次元的な構造の解説なので、何とか対面で教えたいと思い、大学側に働きかけたが、事実上拒否されてしまった。 次年度のことも心配になってきた。

From Face Book: Back to the class online again.

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