講演のセッションの間には、Refreshmentが設定されているが、コーヒー、お茶、サンドイッチの他、台湾の万頭や菓子類が振る舞われる。
味を試してみたいので、ついつい食べ過ぎてしまう。
講演のセッションの間には、Refreshmentが設定されているが、コーヒー、お茶、サンドイッチの他、台湾の万頭や菓子類が振る舞われる。
味を試してみたいので、ついつい食べ過ぎてしまう。
台北を訪れる機会があったので、さっそく地下鉄に乗りに行ってみた。 通称MRTと呼ばれており、現在、6路線で運行されている。
車両も駅も日本と同じで清潔感があり、運行ダイヤも正確なようである。 もちろんICカードも使える。
また改札階とホーム階が吹き抜けになっている駅が多く、地下鉄特有の圧迫感がないのは素晴らしい。 駅ホームの安全扉も設置されつつあるようで、まだまだ発展途上のようである。 料金は、日本に比べると、かなり安い。
良く意味のわかる漢字表記
2日目からは本格的な講演のスタートで、最初の講演は九大の安達先生であった。 OLEDに関するもので基礎から実用化デバイスまで非常に広範な講演であった。
講演終了後、夕食を食べにホテルから歩いていける繁華街の永康街(ヨンカンチェ)に行ってみた。 地図から予想されるよりはるかに賑やかな街で、平日にも関わらず多くの人で混みあっていた。 このような無秩序的な雑踏は、もう日本ではあまり見かけなくなくなった光景である。
最初、行ってみたかった店に寄ってみたが長蛇の列だったので、近くの小籠包で有名なレストランで夕食を食べた。
作っているところも見ることができ、非常に美味しかった。
本学会の起源は日本であり、40数年前、第1回が仙台で開催されている。
その中心的な役割を果たされたのが野副先生で、その功績をたたえ、毎回、先生の名前がついた賞が著名な研究者に贈られている。
学会会場は、国立台湾大学に隣接するコンベンションホールである。 ホテルも併設しているので非常に便利である。
初日はレジストレーションと特別講演のみである。 懐かしい先生方との再会も楽しみの一つである。
地元の学生諸君が頑張っている、皆、なかなか英語がうまい。
学会でもらえるもの
台北で行われる学会に出席するために台湾に向かった。
International Symposium on Novel Aromatic Compoundsで、最も専門に近い国際会議である。 今回は国立台湾大学のWong教授のお世話で15回目で、この学会には過去20年、かかさず出席している。
キャセイ航空の香港行で、途中、台湾桃園国際空港に立ち寄る。 台湾まで、飛行時間わずか1時間45分、東京までとほぼ同じである。 時間は短いが国際線なのでランチが出る、思わず午前中からワインを飲んでしまった。
台湾桃園国際空港は改装も終わり、立派な空港に変わっていた。
台北市内までも、快適な高速道路で40分程度である。
福岡空港国際線ターミナルに飾られている山笠、やはり良いものである。
福岡市都心のビルの8階にあるイタリア料理の「イルコルティーレ」に行ってみた。
イタリアワインの品揃えやイタリアから届く生ハムやオリーブオイルなどの食材等で有名な店である。
店名の由来は、イタリア語で”中庭”ということらしい。 ただ、あいにくの大雨で、屋外で食事というわけにはいかなかったのが残念であった。
また窓際に二人用の席もある。 この歳になってsillyville氏と一緒に座るわけにはいかないが、夜景を見ながら美味しいワインを飲める場所である。
第1回アカデミー定例ミーティングに参加した。 これは、本学のテニュアトラック教員が所属する若手研究者フロンティア研究アカデミー主催の会議で、メンターの一人として出席した。 アメリカでは普通に行われているテニュアトラック制度であるが、日本の現状の組織の中では、まだまだ問題点も多い。
猛暑の中、学期末試験を行った。 本学で講義を担当するようになって20年だが、最近気になるのは、以前に比べて出席や授業態度が良くなってきているが、それが理解度に反映されていないことである。 いろいろと考える必要がある。
最近、いろいろな学会等で、我が国の科学研究力が著しく低下しているということが指摘されているが、ある化学関連の雑誌に核心をついたデータが出ていた。 スイスの国際経営研究所が発行している世界競争力年鑑の年次変化と政府が作成した科学技術基本計画との関係である。 科学技術基本計画は、平成7年11月に公布・施行された科学技術基本法(科学技術基本法は、我が国の科学技術政策の基本的な枠組みを与えるものであり、また、我が国が、「科学技術創造立国」を目指して科学技術の振興を強力に推進していく上でのバックボーンとして位置づけられる法律である)に基づき、科学技術の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な計画であり、今後10年程度を見通した5年間の科学技術政策を具体化するものとして、政府が策定したものである。 驚いたことに、この第一期計画が策定されると、わずか1年で、我が国の競争力は、4位から17位まで落ちてしまい、さらにお笑いなのは、第二期、第三期と策定されると、必ず低下しているということである。 これほど明らかな計画の失敗例は他でも見たことがない。 こんな計画を策定した役所は責任を感じているのだろうか。 感じてもらっても、もう二度と取り返しのつかない大失策である。 個人的に、もっと心配しているのは、同じ路線で進められてきている大学教育改革である。 これは、結果が出るのは十数年先であるが、悲惨な状況が待っているような気がする。
鉄道好きにはもってこいのカフェが博多駅にある。 改札内のプラットフォームの上にあり、行き来する鉄道車両を上から見ることができる。
改札内なので、そんなに人もおらず居心地の良い場所である。 コーヒー片手に、鉄路の響きを聴きながら本を読める穴場のカフェである。
南カルフォルニア大学の隣接する広大なエクスポジションパーク内に自然史博物館に隣り合わせてカリフォルニアサイエンスセンターがある。 ここにスペースシャトル「エンデバー」が展示されている。 昨年。空港からここまでわずか20キロを3日間かけて移動したことは記憶に新しいが、少し混雑も減ったようなので行ってみた。
わずか2ドルで見学することができる。 北九州のスペースワールドには、スペースシャトルの張りぼてがあるが、ここのは地球と宇宙を25回も往復した本物である。
このエンデバーには毛利さんが、1992年、2000年の2回、若田さんが1996年、2009年の2回、土井さんが2008年に搭乗したということである。
館内は平日であったが、小学生、中学生で込み合っていた。 補助金で立派な箱ものは建てたが、肝心の展示する内容がなく閑古鳥が鳴いている日本の博物館や美術館とあまりにも対象的である。 さらに、世界でアメリカしか成し得なかった偉業を触れることができ、アメリカの子供達が国というものを誇りに思うことができる機会でもあろう。
1枚だけ帰還日がなかった写真。。。。。
自宅から車で10分程度の粕屋町にある「官兵衛うどん」に行ってみた。
普通のうどん屋なのだが、入口の左側でうどんの麺を打っているのはアメリカ人というちょっと変わったお店である。
なんでも来日して仕事がまだ見つからない時に店長に声を掛けられて職人の道を進むことになったそうである。 挨拶すると、笑顔で手を振ってくれた。 どこに行っても変わらないあのアメリカ人特有の明るさは良いものである。
今週の月曜日に終わった山笠であるが来年に向けての集まりがあった。 山笠期間だけでなく、こうやって日々交流を続けていくことで、あの結束が生まれるのである。
いつも思うのだが、山笠の仲間と飲む時間はほんとうに充実している。
来週前半まで講義があり、後半から8月1日までが学期末試験である。 さらに、8月2日から8日までの1週間、もう1回講義がある。 すなわち、8月9日からが夏休みである。最近までは、7月10日前後から夏休みであったことを考えると、いつのまにか1ヶ月も短くなったことになる。 さらに、福岡地方は先週より34-35度の猛暑が続いており、そんな中での講義、試験である。 どう考えても効率が悪いし、夏休みという意味も薄れている。 このような学年歴に変更になったのも、留学生を受け入れやすくするためであったようだが、増えたということを聞いたことはない。 我々の学生の頃のように、いろんなことに挑戦できる“長くけだるい夏の休み“などなくなった。 これでは、ますます視野の狭い若者が増えてしまいそうで心配である。 1、2回の講義より、はるかに大事だと思うのだが。