旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

ニューヨーク地下鉄

2017-07-31 13:24:47 | アメリカのこと

       

週末はNYで過ごしたが、移動のほとんどに地下鉄を利用した。 

       

       

       

       

       

       

いろいろな意味で評判のある「ニューヨーク地下鉄」であるが、使用した路線(比較的安全な100丁目より南)では、夜の10時頃までは普通の人が数多く利用しており、治安面でほとんど問題はないようである。 

       

       

       

       

       

       

ただ、外見上、変わった人も少なくないので、普段、そのような人と接することのない日本人には不安に感じるだろう。 

       

       

       

       

       

       

幹線では、複々線運転されており、ローカル(各駅停車)とエクスプレス(快速)が並列に走っており、この点は、非常に利用しやすい。 

       
チャージ可能で便利なメトロカード

       
乗車券販売機 中国語表示はあるが、もちろん日本語表示はない。

       

       

       

       

しかしながら、100年以上の歴史を有する地下鉄で、その老朽化は進んでいる。 地下鉄車内は冷房されているが、信じられないが駅構内はない。 

       

       

夏には高温になるニューヨーク、駅構内の不快さは酷いものだろう。 時刻表もないし案内もほとんどない。 

       

       

また、とにかく狭くて汚い。 エスカレーターもエレベーターもほとんどないし、トイレもない。 ただ、保線はきちんと行われているようで、乗り心地自体は悪くはない。 

       

       

       
改装されたSouth Ferry駅、ここは日本と同じような構造になっていて驚いた。 今後、少しづつ改装が進むそうである。

       

ごみ一つなく、明るく、そしてピカピカの日本の地下鉄とは全く比較にならない。 改めて、日本の生活の質の高さを感じてしまう。

From Face Book: New York city subway system.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ISNA17終わる

2017-07-30 11:27:39 | 行事(大学関係)

    

6日間行われた学会(ISNA17)も、ドイツのBunz教授の講演で終わった。 

       
       Bunz教授の講演

このISNAだけは、何故か、1992年にカナダのビクトリアで開催されたISNA7から毎回参加している。 25年の月日が流れた。 だんだんと同年代の先生方の参加が少なくなってきているのは、時の流れとは言え寂しい。 私の研究グループも数年で学生を取れなくなる。ただ、この分野で、日本の若い世代の先生方が活躍していることはほんとうに嬉しい。 

       

次回は、北大の鈴木先生のお世話で2年後、札幌で開催される予定である。 また、元気で参加したい。 

       

       

午後の電車でニューヨーク市内に移動した。

From Face Book: ISNA17 meeting has been done. The next ISNA18 is supposed to be held at Sapporo in 2019.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学会バンケット

2017-07-29 13:04:22 | 行事(大学関係)

    

5日目の夜は学会バンケットが行われた。 

       

       

       

       

ほとんどの参加者が一同に会しの食事会で、アルコールも十分に用意されているので、新しい友人を作るには最適の場である。 

       

       

       

       

       

       

       

もちろん外国の研究者との交流も多いのだが、このような場で、意外にこれまであまり知らなかった国内の先生方とも懇意になれる機会でもある。 

       
前回の主催者のMartin教授

       

       

       

       
夜遅くまで続いた。 残すところ1日となった。

       

From Face Book: The banquet was held on the fifth day of this symposium.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エクスカーション タイムズスクエア

2017-07-28 12:42:07 | 行事(大学関係)

    

学会4日目の午後はエクスカーションである。 

       

       

       

ただエクスカーションと言っても、バスでニューヨークタイムズスクエアーまで行き、そこで解散、夜の9時に同じ場所でピックアップという「おもてなし」の日本から見るととても考えられないものある。 

       

       
       配られたランチボックス

       

参加者は少なくとも英語が使えるから観光は困らないだろうという前提だろうが、ちょっと不親切である。 

       

       

       

       

       

       

       

それでもバスが市内に入ると、いつもテレビでは見ているが、この目で人で溢れている街並みを見ると、やはり世界の中心に来たなあと思ってしまう。 

       

       

       
乗り間違えて行きすぎてしまった。

       

あまり計画はしていなかったが、とにかく「自然史博物館」は観たかったので地下鉄で81丁目まで行った。 

       

その後、長女の勤務場所の近くで一緒に夕食を食べ、夕方、タイムズスクエアーに戻った。 

       
186丁目のスターバックス、この辺りは観光地は何もないので、ほんとのニューヨークの生活が見れる。

       

       

       

これまた、テレビや写真で何回も見た風景であるが、この雰囲気は一体何なんだろうか? 

       

       

       

       

         

東京、大阪の繁華街の人混みは全く異質のものである。 

       

       

       

       

       

       

時間の許す限り歩き回ったが久しぶりにわくわくした。 

        

       

       

       

       

いつの時代も、あらゆる意味でニューヨークは世界の中心なのだろう。

       

 

From Face Book: Times Square in New York. What a place!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャンパス散策と学会3日目

2017-07-27 13:10:39 | 行事(大学関係)

       

学会が行われているState University of New York, Stony Brookはキャンパスが広大なだけでなく、大学の周りにはほとんど何もない。 少なくとも歩ける範囲には何もない。 

       

       

       

       
       新旧学生寮

       

       

       
       学生寮のカフェ

まあ、どこにも行けないので、研究発表に集中できるのは良いのだが、食事も大学のカフェかホテルのレストラン以外の選択肢はない。 

       

       

       

日本国内での学会のように、夜、繁華街で飲み歩くこととは無縁の世界である。
3日目の朝、参加者全員の集合写真撮影も行われた。 

       

       

ある建物内で、この大学所縁の日本女性が紹介されていた。 私が生まれた頃の写真等が展示されていた。

       

       

       

       

       

       

夕方からはポスターセッション、大好きなブルームーンを見つけたので、これまた楽しいセッションとなった。 

       

       

From Face Book: There is nothing to do and nowhere to dine around the big campus of State University of New York, Stony Brook.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポスターセッション

2017-07-26 03:03:23 | 行事(大学関係)

       

学会の2日目、3日目の夕方からはポスターセッションが行われた。 

       
       ポスター会場

       

       

       

       

ポスター会場にはビール、ワイン等の他、チーズとフルーツが準備されているので、ビール片手にポスター発表を楽しむことができる。 

       

       

午前、午後の講演の合間にコーヒーブレークがあり、そこでもいろいろな方と気軽に話し、知り合いになることもできる。 

       

       

       

       

それにしても涼しい。

       
From Face Book:
There are poster sessions with beer and cheese at the evening of the 2nd and 3rd days of the symposium.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ISNA17始まる

2017-07-25 12:11:18 | 行事(大学関係)

       

日曜日の夜からの特別講義で学会が始まった。

        

       

会場のState University of New York, Stony Brookは、
アメリカの大学らしい非常に良く整備された広大なキャンパスである。 

       

       

       

       

       

       

       
       講演会会場

これまたアメリカらしくキャンパス内すべて禁煙である。

       

猛暑の福岡からは信じられないほどの涼しさで、小雨も降り寒いほどである。 最も専門分野に近いものなので、講演を聴くのも楽しい。 

       

       

       

       

ランチタイムは、場所を変えてランチボックスが配られた。 アメリカらしいボリュームでほんとうに食べにくい。

       

       

       

       

       

       

       

この建物は、何でもアジア文化研究所らしく非常にユニークな造りになっていた。

       

From Face Book: ISNA17 (17th International Symposium on Novel Aromatic Compounds) has just started.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニューヨークへ

2017-07-24 12:35:28 | 行事(大学関係)

       

毎回出席している国際会議(ISNA17)がState University of New York, Stony Brookで開催されるので、ニューヨークへ向かった。 

       

この羽田―NY線は今年の4月に開設されたばかりの路線である。 

       

       

       

福岡空港でチェックインしていると、係りの人が私のチケットを見てどこかに電話していたので、何か問題が生じたのかなと心配したが、オーバーブッキングか何かで、私にビジネスクラスにアップグレードしても構いませんか、という申し出であった。 もちろんOKである。 

       

13時間のフライトなので非常にラッキーであった。 羽田空港で朝食を食べて、JAL006便でジョン F ケネディ空港に向かった。 

       

       

       

       

       

途中、ほとんど揺れることもなく快適なフライトであった。 

       

       

       

       

日本時間での昼食と現地時間での朝食を食べた。 

       

       

       

       

       

       
ニューヨークらしい街並み

       
ヤンキースタジアム

たまたま長女が結婚してニューヨークに住んでいるので空港まで迎えに来てもらい、アパートにちょっとだけ立ち寄った。 久しぶりの再会である。 

       

From Face Book: Heading for NY to attend ISNA17.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デンマークピザ gorm's

2017-07-23 07:33:21 | グルメ

       

数年前にオープンしたレストランで行こうと思いながらなかなか時間がなかったが、ようやく猛暑日の中、寄ってみることができた。

       

       

デンマーク発のピッツァレストラン「gorm's」である。 

       

       

       

聞いたところでは、デンマークで4店舗を展開する料理家のゴーム氏と北欧家具を扱うインテリアショップとの、コラボから誕生した地元の素材」や「伝統的な調理法」を重視した独創的なメニューを展開するレストランということである。 

       

       

       

       

そういうわけで、北欧デザインの店内やテラスもなかなか居心地の良い空間になっていた。 

       

       

猛暑でなかったら、テラスを利用したのだが、さすがに暑くて無理であった。薄い生地が特徴の自家製ピッツァは非常に美味しかった。 

       

       

いずれにしても落ち着ける空間であった、薬院の住宅街の一角にあるとは思えない佇まいでお勧めである。

       

From Face Book: We had a Danish pizza at the restaurant called “gorm’s”.

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際免許で思うこと

2017-07-22 12:35:46 | 日々思うこと

       

国際免許を申請に行ったところ、写真の大きさが2ミリ小さいのでダメだと言われた。 確かに縦5cm 横4cmとは書いてはあるが、写真を貼る目的を考えると、ばかばかしく思える。 そもそも、何故、パスポートサイズ(縦4.5cm 横3.5cm)に合わせないのだろうか! また、手数料が2400円、有効期間は1年のみ、そして発行されるのは、段ボールの切れ端のような薄汚れた免許である。 細かい点かもしれないが、何か日本のシステムが世界から取り残されていくのがよく分かる。 たまたま、ニュースを見ていたら、労働生産性は、アメリカの6割しかないそうである。 すなわちアメリカ人が6時間で行っている仕事に対して10時間必要ということである。 大学教員に至っては、おそらくその半分の3割というところだろうか。 個々人の能力ではなく、システムの問題であることは明白である。 ただ、そのシステム(ルール)を構築するのも個々人なのだが。

From Face Book: Taking a look at an international driver license.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庄屋 十割蕎麦

2017-07-21 12:05:04 | グルメ

       

八木山峠に、古い民家をそのまま使った「庄屋」というレストランに立ち寄り、ここでもつなぎを使わない十割蕎麦を食べることができた。 

       

       

       

また、ここの名物はだご汁とあったので、これもとりあえず注文してみた。 悪い癖である。 

       

       

蕎麦を食べて、いつも思うのだが、こんなシンプルな味なのに、どうしてこんなに味わい深く食べることができるのだろうか、まさに日本食の原点である。 また、このような造りの民家に入ると、まだ小さな子供の頃、母方の実家に遊びに行っていたことが思いだされる。 意外にもビージーズの中期の音楽がBGMとして流れていた。

       

From Face Book: We enjoyed good buckwheat noodles at old Japanese-style house.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青春の夏

2017-07-20 09:55:25 | 行事(大学関係)

    

研究室の学生が、この時期恒例の1泊のキャンプに出発した。 例年は、山口県の角島のようだったが、今年は大分県の龍門の滝ということである。 まだ、講義期間中だが、このように研究室の学生が仲良くやってくれるのは、ほんとうに嬉しい。 もちろん、研究室は卒論研究、修論研究、博士論文研究を行う場であるが、個人的には家族のような存在と思っているので、大いに学生生活もエンジョイして欲しい。 40数年前を思い起こすと、私も、夏休みが始まったちょうど今頃から、日本中を鉄道で旅行ばかりしていた。 学生生活はだんだんと息苦しくなりつつあるが、そうだからこそ「青春の夏」を謳歌してもらいたい。

From Face Book: The students in my lab are now on camping. I want them to enjoy the summer season.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クォーター制とセメスター制

2017-07-19 13:03:00 | 大学のこと

       

クォーター制が導入されているが、従来のセメスター科目と混在している状況で、学年歴が複雑になり過ぎている。 それに伴い、ほんとうに余裕がなくなった。 昨日は授業調整日だったが大雨による休講等もあり、私の補講科目は6時限目に何とか入れてもらえた。 クォーター制のメリットはまだ何にも見えてこないし、学生の評判もあまり良くない。 どうも、クォーター制の中身よりも、「何か目新しいこと」を導入していますよということが大切なのではないだろうか。 もちろん目新しいことが、ほんとうに重要なことなら何も問題はないのだが、多くのものが数年で消えて行っている現状を見ると、そうではないケースがほとんどなのだろう。 近頃、日本中の大学で同じような現象が見られている。

From Face Book: There are both quarter systems and semester systems running in the same curriculum.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の正しい夏と十割蕎麦

2017-07-18 12:32:06 | グルメ

       

八木山峠にある八木山農楽園の中にある今年の6月にオープンしたそば処「ほたる庵」に立ち寄った。

       

ここでは八木山の天然水を使用した十割蕎麦を味わうことができた。 

       

       

       

       

夏の暑い日に食べる美味しい蕎麦は、これまた格別である。 この八木山農園には、ほたる庵の他、農産物の直売所、自然食バイキングレストランやパン屋などもあり、また「めだか」を扱っているユニークな店「ぼくん家のめだか」もある。 

       

食後店を出て、ふと裏手に目をやると、そこには素晴らしい景色が広がっていた。 某作家の有名な言葉を借りると「日本の正しい夏」そのものであった。

       

From Face Book: We had good buckwheat noodles at the restaurant that has just opened. At the back of this restaurant you can feel so-called “authentic Japanese summer season”.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人、またひとり

2017-07-17 12:07:36 | 博多祇園山笠

       

山笠の1週間が過ぎ去り、また普段の忙しい生活に戻った。 山笠の仲間の多くは、20年、30年の付き合いなのだが、ふと考えると、ここ数年、一人また一人と離れて行っている。 理由はそれぞれだろうが、まずは年齢的なもの、それに伴う健康面、また退職も含めた仕事の都合、家庭の事情などであろう。 あるいは、中には山笠自体に興味がなくなった方もいるだろう。 時の流れとは言え、ちょっと寂しい。 

From Face Book: My colleagues of Yamakasa have been leaving one by one because of some reasons such as aging, health conditions and so forth.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする