旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

ぶらりユーラシア 列車を乗り継ぎ大陸横断

2022-08-22 12:09:36 | 旅関連

     

この夏休み、以前から読みたいと思っていた本を読むことができた。 昨年、刊行されたものだが、題目は「ぶらりユーラシア 列車を乗り継ぎ大陸横断、72歳ひとり旅」である。 ロシアから中国、カザフスタン、ウズベキスタン等、旧ソ連を抜け、イラン、そしてバルカン半島を経由してヨーロッパに入り、ポルトガルまでの鉄道の旅である。 約500ページあるのだが写真も多く、また、いつものように、グーグルマップ、グーグルアースを見ながら、一気に読んでしまった。 

     

ユーラシア横断であれば、ウラジオストックからシベリア鉄道を経由してヨーロッパというルートは、多くの方が実践されており、まあ、時間があれば、それほど困難なものではない(しかしながら、ウクライナ侵略後は使うことはできなくなってしまった)。 ただ、今回は、サハリンから不定期の船でワニノ(ロシア)に渡って、そこから、スタートという、なかなかハードな行程である。 特に、鉄道の情報が少ない中央アジア諸国を経由しており、その点も非常に面白かった。 筆者の大木氏は70歳を過ぎてから挑戦されており、我々の世代にも勇気をもらったのだが、実践は容易ではない。 しかしながら、今後も、旅だけは続けたいものである。


From Face Book: The railway journey across Eurasian Continent.

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