台湾からの便は夕方だったので、ホテルをチェックアウト後、広島大学のA先生と淡水近くを観光した。
まずは、駅から歩いて30分ほどの場所にある「紅毛城」に向かった。
ここは、17世紀初頭にスペイン人により建設された要塞で、台湾に現存する最も古い建物である。
その後、オランダ、清、イギリス、そして日本が使用するなど、まさに台湾の厳しい歴史を見てきた建造物である。
戻る途中の道沿いにちょっと変わったコーヒーショップがあったので入ってみた。 値段は安くはなかったが、非常に美味しいコーヒーを味わえた。 こんな知らない町でふと見つけた店に立ち寄ってみるのは面白いものである。
次に、淡水古蹟博物館を訪れた。
昼食になったので、小さな店が立ち並ぶ淡水老街の中の適当な店に入り、写真を見て選んだのだが、これが非常に良い味の麺類だった。
昼食後、淡水駅からMRTで台北に向かい、そこから空港線を利用して桃園空港に到着した。
16時30分発のチャイナエアラインに乗ると、約2時間で福岡である。
From Face Book: Tour in Tansui.
シンポジウム最終日の土曜日は、エクスカーションに出かけた。
縦貫線(北段)を走る最新鋭のEMU3000型(日立)
今回は、日本でも有名な観光地である「十分(シーフェン)」と「九份(チウフェン)」である。 シーフェンは、ランタンを飛ばすことができる場所としてよく知られている。 ランタンの外側には、各自の願いを筆で書けるようになっており、それを天高く放つ。
ただ、面白いのは、ランタンを飛ばすのは、平渓線の線路上からである。
ローカル線とは言え、1時間に1本は運行されており、日本だったら、絶対にあり得ない場所である。 しかしながら、こんな大らかさがまた心地良い。
平渓線を走るDR1000
その後、歩いて10分のところにあるレストランで昼食を取り、九份に向かった。
ここも数回訪問しているが、土曜日ということもあり多くの観光客で混雑していた。
最後の夕食会は、台北に戻り、人気の中華料理店で行われた。
ここでもほんとうに楽しいひと時を楽しむことができた。 次回は、来年の10月、北九州で行われる予定である。
From Face Book: Excursion and the last dinner in Taiwan.
シンポジウムの会場となっている「淡江大学」は学生数約25,000人を有する大きな大学である。
昼休みにちょっとキャンパスを散策してみた。
歴史は70年ほどだが、今では、台湾ではトップクラスの私立大学である。
また、新しくできたキャンパスでは、ほとんどの授業を英語で実施している。 創立当時の建物も保存してあり、なかなか立派なキャンパスである。
化学科の建物
玄関にある漢字の周期表(これは面白い)
学生実験室(ドラフトが完備されている)
化学科の廊下には、歴代のノーベル受賞者のポスターが掲示してあった。 もちろん、オラー教授のものもあったが、数量限定なので、どこから入手したのだろうか。
シンポジウム2日の夕食は、6階建ての化学科の建物の1階で行われた。
ブレークダンスを披露している学生
ほんとうに親日的な台湾、これからもこの関係は維持しないといけない。
手伝いをしていた学生と話す機会があったが、皆、普通に英語で会話ができる。 どこかの学生とは随分と違う。
From Face Book: Tamkan university and department of chemistry.
2日目の夕食は、淡水地区の丘の上にある「淡水紅樓」で行われた。
赤レンガの歴史を感じさせるアーチ型の回廊が特徴のコロニアル建築建物で、聞いたところ1899年に完成したそうである。
その1階がレストランになっている。
そのレストランまで海岸近くを歩いたのだが、小さな店舗が集中している地域で、台湾らしい雰囲気である。
ここでも美味しい台湾料理とアルコールで楽しい時間を過ごすことができた。
From Face Book: Second dinner at Red Castle Restayrant in Tansui, Taiwan.
第13回台湾-日本機能性有機分子構築に関する二国間シンポジウムが、淡江大学で始まった。
会場は学内の国際カンファレンスセンターの一室であるが、非常に立派な施設でちょっと驚いた。
こんな施設に触れると、何となくアジア各国から日本が追い付かれ、そして追い抜かれていくことが実感させられる。
初日の午後に約30分の講演を行ったが、ちょっと時間が足らず後半は、随分と駆け足になってしまった。 反省である。
それにしても、台湾の先生方は、皆、ほんとうに英語が上手い。
From Face Book: The 13th Taiwan-Japan Bilateral Symposium on Architecture of Functional Organic Molecules has started.
シンポジウムの前日の夜は、ホテル前のレストランで夕食会が行われた。
ほとんど同じメンバーで長年行っているシンポジウムということで、ほんとうに楽しい会であった。
その上、約4年ぶりということもあり、いつも以上に盛り上がった。 もちろん、美味しい台湾料理が提供されたことは言うまでもない。
台湾の居心地は良い。
From Face Book: First dinner at Large Footprint Restaurant in Tansui, Taiwan.
久しぶりの台湾出張である。 コロナ禍で中断していた某シンポジウムが再開したので参加することにした。
今年の12月から共用が始まる拡張部分
福岡空港国際線ターミナルを使うのも久しぶりとなるが、ほんとうに多くの旅行客で混み合っていた。
今回はチャイナエアライン111便を利用した。
ほぼ満席であるが、8割は台湾の方だった。
2時間のフライトだが、ランチが提供された
機材はA330で、約2時間で台湾桃園空港に到着した、ほんとうに近い。今回は淡水地区での開催となる。
桃園空港も大規模な拡張工事が進行中のようである
淡水へ
部屋は20階建てのホテルの15階で、バルコニーからの眺望も非常に良い。
ホテルの周辺は、台湾特有の街並みが広がっており、さっそく散策してみた、個人的には、近代的な地区より、このような界隈が好きである。
久しぶりの台湾、やはり居心地は良い。
From Face Book: Heading for Taiwan for the first time in five years.
こんなにも紛らわしいものは他にはないのではないだろうか? 定期的に通っているのは中央区にある「長浜家」である。
1杯目はなま麺
替え玉はかた麺プラスネギ
個人的には、ここのラーメンの味は他の追随を許さないと思っている。 ところが、全く同じ店構えの「長浜家」が川端にある。 味は、前者が10なら後者は2と言ったところだろうか。 さらに、価格は前者が1杯500円、替え玉100円、後者は1杯700円、替え玉150円である。 よって、トータル的には、前者10、後者1である。
川端の「長浜家」
しかし、遠くから来られた方にとっては、区別がつくわけもなく、交通の便のよい後者に寄ってしまうかもしれない。 ほんとうに紛らわしい。
From Face Book: What a confusing!
近くにまで所用で伺ったついでに、アメリカで普通に食べられているパンケーキを提供している店に寄ってみた。
東区千早駅前のビルの1階にあるのだが、非常に開放的な雰囲気があり、居心地は良かった。 平日の昼の時間帯ということもあり、我々以外は、すべて女性客だった。 アメリカに住んでいた頃は、特に、旅行先では、よく食べたものである。
ここは、パンケーキのお代わりが自由だということで、せっかくなので注文してみた。
それにしても、この周辺は変わってしまった。
実は、ここは広大だった香椎操車場跡地が再開発された場所で、記憶が間違いなければ、ちょうどこの辺りにも多くの線路があったはずである。 ちなみに、小倉の店舗は閉店になったようである。
From Face Book: RusaRuka.
週末の土曜日、福岡地方は年に数回くらいしかないような快晴となっている。 とのかく、上空を見上げ180度、全く雲がない。さらに、ちょっと冷たい風、まさに南カルフォルニアのベイエリアの気候である。 ちょうど、去年の今頃は、LAに滞在していた。
もう、住むことは難しいが、時間を作って長期に滞在してみたいものである。 何歳になっても、あの青空は忘れられない。
From Face Book: It’s like southern California!
ちょっと懐かしい写真を見つけた。 63年前の1960年(私が3歳)の博多駅の写真である。 この写真の解説によると筑紫口が写っていないとあるが、1960年だと、現在の博多駅の場所に移転(1963年)する前で、今の祇園町に駅舎があったことになる。 現在は出来町公園として整備されている。
また、1961年に電化工事が終了しているので、その少し前の未電化状態の駅舎となる。 今では想像もできない博多駅での蒸気機関車が牽引する東京からの寝台特急(この言葉もほとんど死語になっている)であるが、確か、当時は岡山から西は未電化だったはずである。 改めて、時の流れを感じる。
From Face Book: Hakata railway station in 1960.
コロナによる日常生活での制限もなくなり、ほぼマスクも着用しなくなっている状況なので、いろいろ迷ったが、おそらく最後の無料接種になると思い、6回目のワクチン接種を行った。
会場は、某集団接種会場だったが、平日の昼間にも関わらず、多くの方が来られていた。 いつも思うのだが、完璧にオーガナイズされた会場には感心させられる。 たぶん、これが最後になる。
From Face Book: The last 6th vaccine shot.
私の友人の一人であるAnne Crescini(アン・クレシーニ)さん(通称:アンちゃん)が、今日(10月17日)放映予定の「マツコの知らない世界」に出演するそうである。
アメリカ出身の彼女であるが、とにかく日本語に対して独特の感性を持っており、長年、英語学習を続ける身としては、彼女の話は勉強になることばかりである。 そんなわけで、2019年1月に、応用化学科での特別講演(写真)をお願いしたこともある。 今晩が楽しみである。
From Face Book: Ann Crescini is appearing on TV tonight.
最近、週末等に利用している空港ターミナル内の居酒屋だが、先日、訪れた際、お客さんのものと思われる荷物や紙袋などを積んだカートが、店の外に無造作に置かれていた。 まあ、こんなことが日常に当たり前のようになっているのは、日本以外、ほとんどないような気がする。 確かに、現在の日本は問題山積ではあるが、このような数字には表れない安全環境、衛生環境、治安環境により、諸外国と比較して、どれだけ質の高い日常生活を過ごせているのかという点にも目を向ける必要がある。
From Face Book: Only in Japan.
10月14日は「鉄道の日」だった。 「鉄道記念日」からこの「鉄道の日」に名称が変更になって30年ということである。 また国鉄が民営化されて37年でもある。 その間、鉄道自体の進歩も凄まじいものがあった反面、鉄道を取り巻く環境は厳しくなる一方である。 私が学生の頃の路線図と現在の路線図を較べると、新規路線は、新幹線と大都市近郊のみで、その何倍もの在来線が全国から消えてしまった。 一方、今朝の朝刊には、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の記事が出ていた。 100万円を超えるような料金にも関わらず、十数倍の競争率だそうである。 まあ、これはこれで良いのだが、私の中の「鉄道への想い」に照らすと、やはり違和感がある。 1日に数本の列車しか運行されておらず、人々の生活さえも失われつつある地域に、ぴかぴかの豪華列車が走る姿は、やはり本来の「鉄路」とはちょっと違うような気がする。 しかしながら、これも時の流れかもしれない。 ちょっと寂しい。 こんな時は、「大いなる旅路」に癒される。 『なつかしい人がはるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ』
From face Book: The anniversary of Japan railway.