ワルシャワ中央駅近くに聳え立っているのが、 文化科学宮殿である。
この文化科学宮殿はソビエト連邦からポーランド市民への“贈り物”としてスターリンによって建てられたもので、1952年に建築が開始され1955年に完成している。 そんなわけで、社会主義時代の雰囲気いっぱいの建物で、ワルシャワ市民の評判は悪く、スターリンから贈与されたことから「スターリンの墓」とも呼ばれているようである。
ただ、30階のテラスは、高さ114メートルで、展望台になっているので登ってみた。 ワルシャワ市街が一望できるのと同時に遠くまで平地が広がっているのがわかる。
それを眺めていると、国境を接している隣国から、容易に侵略され、多大な犠牲を払った歴史も、何となく理解できる。 実際、隣りでは戦争をしている。
平地が遠くまで広がっている。
こんな場所に佇むと、「平和ぼけしている日本」と言われてもしかたがない気がする。 日本以外の国は、当たり前だが国際紛争を解決する手段として武力を使える国なのである。 現在のロシア、中国が、何の躊躇もなく、日本に武力侵攻する可能性は大きい。 そんなことに思いを馳せた時間であった。
From Face Book: Pałac Kultury i Nauki.
最新の画像[もっと見る]
- 計画運休 1日前
- 計画運休 1日前
- 小さなイタリアン食堂 2日前
- 小さなイタリアン食堂 2日前
- 小さなイタリアン食堂 2日前
- 小さなイタリアン食堂 2日前
- 小さなイタリアン食堂 2日前
- 小さなイタリアン食堂 2日前
- 小さなイタリアン食堂 2日前
- 小さなイタリアン食堂 2日前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます