旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

愛媛大学ミュージアム

2015-09-30 17:17:59 | 旅関連

       

討論会会場のとなりに「愛媛大学ミュージアム」という看板を見つけたので、さっそく寄ってみた。 

       

       

       

これは、2009年に開館したもので、「進化する宇宙と地球」、「愛媛の歴史と文化」、「生命の多様性」、「人間の営み」の常設4ゾーンの展示がある。 

       

       

特に、宇宙関連の展示は、非常にわかりやすく、かつ面白かった。 本学もこのような大学ミュージアムを設置したいものである。

       

From Face Book: I visited Ehime University Museum.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂の上の雲ミュージアム

2015-09-29 00:04:27 | 旅関連

       

松山市内にある「坂の上の雲ミュージアム」を訪れた
。 

       

もちろんあの司馬遼太郎の有名な作品「坂の上の雲」をテーマにしたミュージアムであるが、その規模と充実した展示内容は予想を越えた素晴らしいものであった。 おそらく、一つの小説のみをテーマにしたミュージアムなど、他に例はないであろう。 

       

       

       

       

       

主人公の秋山兄弟、正岡子規に関する資料、そして彼らが生き抜いた明治時代に関する資料などが展示してあり、非常に楽しむことができた。 

       

それにしても、日本が欧米列強に追いつくべく凄まじいエネルギーを発揮した明治時代、そして多くの若者が国家の近代化と言う共通の夢を求めて奮闘する時代、この平成の時代を生きる者として何か羨ましいものを感じた。 

       

       

       

       

       

       

       

また、すぐ裏手にある大正11年に旧松山藩主、久松邸の別宅として建てられたフランス風の洋館「萬翠荘」にも寄ってみた。

       

From Face Book: I visited Sakano-ueno-kumo Museum featuring the novel written by Ryotaro Shiba.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小型機の楽しみ

2015-09-28 00:25:28 | 鉄道と航空機

       

出張等で航空機を利用することが多いのだが、ほとんどの場合、幹線での利用で、どうしても大型のジェット機に限られてしまう。 今回、福岡-松山便を利用したのだが、小型プロペラ機のSAAB340Bであった。 これは36人乗りの小型機でスウェーデンのサーブ社とアメリカのフェアチャイルド社が共同開発したもので、JACでは11機が運用されている。 

       

       

       

       

久しぶりの小型機の利用であったが、幸いなことに滑走路を歩いて機体に乗り込むことができた。 めったに、滑走路を自分の足で歩けるものではない。 

       

       

       

何か南の島の離島便のような雰囲気で、思わずわくわくしてしまった。 

       

       

       

       

窓から外を見ると、地面までの距離が短く、また車輪まで視界に入ってしまう。 プロペラ機特有の騒音もあるのだが、空を飛んでいるという感触が伝わってくるのが良い。 

       

また、機会を作って乗ってみたいものである。

       

From face Book: I enjoyed the short flight by the small aircraft from Fukuoka to Matsuyama.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

討論会懇親会

2015-09-27 11:49:00 | 行事(大学関係)

       

第26回基礎有機化学討論会の懇親会が、松山城二之丸史跡庭園で行われた。 

       

       

       

       

       

この
二之丸は、本来は本丸を防備するための施設だそうで、南と西側には内堀があり、高い石垣と強固な櫓や門、塀によって周囲が囲まれていたとのことである。 

       

       

       

庭園内部は「表御殿跡柑橘草花園」と「奥御殿跡流水園」とに分かれている。 

       

       

       

       

今回の世話人である愛媛大学のU先生とお話した際、随分と雨のことを気にされていた(雨天の場合は大学の生協の予定であった)が、幸い天気にも恵まれ、松山城を仰ぎ見ることができる素晴らしい場所での懇親会であった。

        

       

       

From Face Book: The banquet of the 26th Symposium on Physical Organic Chemistry was held at the very beautiful garden in Matsuyama castle.

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第26回基礎有機化学討論会

2015-09-26 00:13:27 | 行事(大学関係)

       

第26回基礎有機化学討論会に出席するために松山に来ている。 今回は、愛媛大学城北キャンパスと松山大学文京キャンパスでの開催である。 

       

       

以前は、構造有機化学討論会であったが、有機反応化学討論会と合同で行うようになり現在に至っている。 最も、専門に近い分野の討論会であり、また知り合いの先生方も多く、毎年、参加するのを楽しみにしている。 

       

       

       

ただ、以前は講演を聞きながら、これもやりたい、あれもやりたいと考えたものだが、だんだんと研究できる時間が少なくなっているのも現実である。 

       
笹川さん 

       
焼谷君

       
東君

       

From Face Book: I am in Matsuyama to attend 26th Symposium on Physical Organic Chemistry.



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福岡空港新ターミナル建設-2

2015-09-25 09:38:34 | 福岡空港国内線再整備

       

福岡空港国内線ターミナル新築工事が本格化してきた。 駐車場撤去、整地等も終わったようで、重機が多数持ち込まれ工事が進んでいる。 

       

       

平成31年3月完成の予定である。 新ターミナルの姿が見えてくるのが楽しみである。

       

From Face Book: The new terminal building of Fukuoka airport is now under construction.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嘉穂劇場

2015-09-24 10:37:11 | 旅関連

       

時代の激しい流れの中で生き残った建造物も少なくない。 その中の一つが福岡県飯塚市にある嘉穂劇場であろう。 

       

       

       

       

昭和6年に建造された江戸歌舞伎小屋形式の木造2階建ては、火災や台風災害、そして財政難を生き抜いて現在に至っている。 

       

       

       

       

       

       

       

現在では、演劇はもとより、講演会や学会等にも、幅広く利用されているようであるが、やはり、この劇場に最も似合っているのは、何と言っても大衆演劇であろう。そんなわけで、年に一度行われている全国座長大会を観に行ってみた。

       

From Face Book: We visited the historical theater called “Kaho” theater that is located in Iizuka.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加辺屋のそば

2015-09-23 12:02:09 | グルメ

       

長浜ラーメンもそうだが、時々、無性に食べたくなるものがある。 加辺屋の「割子そば」である。 

       

次女の同級生のお店ということもあり、通常は、川端店に行くことが多いのだが、西公園にも支店があるので、初めて寄ってみた。 

       

       

       

       

材料の9割がそば粉の出雲そばで、色が少し黒いのが特徴であるが、とにかくシンプルで美味しい。



       



From Face Book: The buckwheat noodles shop called “Kabeya” is one of my favorite restaurants.



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遠い日の夜行列車

2015-09-22 21:32:43 | 鉄道と航空機

       

最後のブルートレインだった寝台特急「北斗星」の客車の解体が行われている。 

       

私が小学生当時は、ブルートレインとは呼んではいなかったが、東京に向かう寝台特急は憧れの的であった。 当時、博多駅から「あさかぜ」、「はやぶさ」、「さくら」、「みずほ」の寝台特急が夕方4時から6時にかけて、東京へ向かって出発していた。 最初に乗ったのは、確か小学校3年生だったと記憶している。 

       

動く豪華ホテルなんて呼ばれていた3段の寝台は、今思うと狭い空間だったが、深夜に走る列車に初めて乗った興奮は今でも鮮明に覚えている。 約16時間の所要時間(のぞみだと約1往復半もしてしまう)、食堂車での2回の食事、車窓から見る日没と夜明け、今では想像もできない移動の楽しさが、間違いなくあった。 社会全体がゆっくりと動いていた。 そして新幹線の西への延伸に追われるようにして、姿を消してしまった。 

From Face Book: All sleeping cars used in the express train called “Blue Train” will disappear.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅前の居酒屋

2015-09-21 09:04:45 | グルメ

       

長女が帰省したので、典型的な日本の居酒屋に行こうということで、博多駅前のビルの2階にある店に寄った。 

       

       

       

       

特に、調べたわけではなかったが、新鮮なイカ類をはじめ、どれも美味しく、値段も手頃でついつい飲み過ぎてしまった。 

       

       

       

       

       

住んでいると、なかなか気づかないのだが、やはり博多の食文化は豊かである。

       

From Face Book: Food culture seems very rich in Fukuoka.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

分子図鑑

2015-09-20 13:11:31 | 日々思うこと

       

非常に面白い図鑑が今月に刊行される。 「分子図鑑」である。 元素図鑑に続くものである。 まあ、元素の場合は約118個と限られているが、分子に至っては無限と言っても良いので、その中からの選択は難しかったであろう。 正確には、世界で一番美しい分子図鑑とある。 実は、私の研究フィールドは構造有機化学で、やはり、分子の形に拘っている面も多い。 学生の頃、有名な某アメリカの教授の話しの中で、「美しい形の分子を創りたい」と聞いたことを、今でも覚えている。 今の時代、この分子は美しいんですと言っても研究費はもらえないだろうが、実は、この自然界の非常に重要な要素を含んでいるような気がする。 こんな研究が許されるくらい大学に余裕が欲しいものである。

From Face Book: The encyclopedia illustrated with beautiful molecules is published.

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の放生会

2015-09-19 21:36:37 | 旅関連

       

筥崎宮で行われた「放生会」に寄ってみた。 これは、「ほうじょうや」と呼んでおり、博多では最大の秋の祭り行事である。

       

       

       

ここ博多では、山笠が終わると、本格的な夏を迎え、そして放生会が始まると秋の訪れを感じると言われている。 

       

       

本来は捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式であったが、今では秋の海山の幸に感謝を捧げる行事にもなっている。 

       

       

       

       

       

参道や空地に、所狭しと露店が並ぶのだが、涼しくなった夜にぶらつくのは楽しい。 時代とともに、変わっていく部分もあるのだが、この50年、全く変わらないものも少なくない。 昭和の時代がそのまま移って来たような空間である。

       

       

       

お化け屋敷、見世物小屋も生き残っている。 

       

       

       

       

       

       

そして、コンピューターゲームがこれだけ進化した時代にありながら、50年前の単純なゲームも人気を博している。 こんな遊戯場を見ることができるのも、私にとってはここだけである。

       

From Face Book: The autumn festival called “houjouya” was held at Hakozaki shrine in Fukuoka. So many small stands reminded me of the distant Showa era.

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民度の低さ

2015-09-18 23:06:23 | 政治・経済・時事

       

安全保障関連法案が参院平和安全法制特別委員会で可決された。 予想したように、混乱の中での採決だった。 はっきり言ってみっともない。 この映像が世界に流れるのである。 与党も野党もない、日本人の民度の問題である。 一体、何をやっているのだろうか。 こんな場面を見ると、語弊を招くかもしれないが、欧米先進国のアングロサクソン系には、政治的な運用面では勝てないなあと感じてしまう。 議会中のくだらないヤジ、意味のない問責、時間稼ぎのフィリバスター、レベルの低さには唖然とする。 お互い、理路整然と、そして静かに相手の話を2倍聞いて議論できないものだろうか。 ただ、現状のシステムでは、デモ隊の数より選挙で選ばれた議員の数の方が優先されるのは、ある意味、当然である。それにしても、あんな運動会の騎馬戦のようなことをして、次回の選挙で、民主党は議席を伸ばせるのだろうか? 甚だ疑問である。 現状のシステムでは、議院で多数派になれば、今回の法案も廃案にできるはずである。 ただ、それだけである。 

From Face Book: What a mess!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機動隊とデモ隊が衝突?

2015-09-17 12:04:04 | 政治・経済・時事

       

夕方、ネット上で「機動隊とデモ隊が衝突」という見出しを見つけた。 70年安保闘争や三里塚闘争を知っている我々の世代にとっては、ちょっと懐かしい響きである。 ついつい、ヘルメットに角材を持った学生と機動隊との衝突が目に浮かんだが、今の時代、もうそんなことが起こるはずもない。 

       

       

ただ、ネット上の写真を見て驚いた。 確かに、フェンスが倒れ、多くの安保法制反対を訴える人とたくさんの警察官もいたが、数メートル横には、携帯電話で話しながら、普通のOLが何事もないかのように歩いている。  面白いことに、数分後には見出しが「機動隊とデモ隊がもみ合い」に変わっていた。 

       

       

多分、見出しを最初に付けた人は、デモ隊の激しい投石、火炎びん、それに対抗する機動隊の容赦ない放水と催涙弾が飛び交うような“衝突”を知らないんだろうな。 世の中、随分と変わったものである。 今とは桁違いのデモの規模、死者が出るような激しさであったが、結局、政治の大きな流れは、何にも変わらなかった。


             

From Face Book: Riot police used water cannon and tear gas against demonstrators throwing stones and petrol bombs in 60's and 70's.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入学定員管理

2015-09-16 12:43:15 | 大学のこと

       

来年度から、入学定員の管理が厳しくなるらしい。 現行は110%、すなわち定員の1.1倍までは認められているが、平成28年度は109%になり、平成30年度は105%、そして平成31年度以降、100%、すなわち定員きっかりを入学させないと、ペナルティが課せられ、超過人数分の教育費を国庫に納付させられる。 この話を聞いた時、驚いたというよりも、何か悲しくなってしまった。 そもそも、当たり前のことだが、入学者の数は、その時の受験生個々の事情によるもので、我々大学関係者の力の及ぶものではない。 実際、後期日程で、十数人辞退した年もあれば、ひとりの辞退者もない時もあった。 本応用化学科の定員は現状70人なので、105%で3人増である。 多分、31年以降、何人の合格者を出すかの議論が白熱し、またまた時間が取られてしまう。 この見直しの趣旨は適正な教育環境とある。 もちろん、定員の2倍も入学させることは論外であるが、入学後、退学、留年、進路変更等で、定員の10-20%の変動は必ずあるものである。 よって、入学時にきっちりと定員を管理する意味は全くない。 一方では、転学部や留学を奨励していたのではなかっただろうか。 どうして、こんなどうでも良いことに教員の労力を消耗させるような政策を取るのだろうか。 さらに、大学教育に関して入口を緩和して出口を厳しくするという長年の議論は、どうなってしまったのだろうか。 おそらく私立大学への配慮もあるのだろうが、若者人口の減少を前に、大学間でわずか数人の学生の取り合いを国内で演じている姿は、何か寂しいものがある。

From Face Book: An enrollment of freshmen will be strictly controlled in a few years.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする