東京に行く機会があれば、ぜひ体験したかったのが、今月14日に開通した「上野東京ライン」である。
上野-東京間に複線を増やし、東北方面の路線と東海道線の相互直通運転を目指したもので、確か、建設中は「東北縦貫線」と呼ばれていた。 何と言っても、ここの目玉は、秋葉原付近から東京駅に地下から登ってくる新幹線高架橋のその上に新しい線路を造ったことであろう。 こんな大工事を、新幹線の運行を停めないで行えるのは、日本だけかもしれない。 新橋駅から、ちょうど来た常磐線直通電車に乗ってみた。
同じことを考えている人はたくさんいるものである。
東京駅を出発すると、かなりの勾配が見えてくるが、ここで新幹線高架の上まで登る。
そして、秋葉原駅の手前で通常の高架へと降りて来る。
秋葉原駅の総武線ホーム横からは、ちょうど地下から登ってくる新幹線と、その上へと登っていく線路を見ることができる。
From Face Book: The new line called “Ueno-Tokyo Line” has just started at March 14. This line can connect the Tokaido and Tohoku lines.
日本化学会3日目、ちょうど昼食時に、同じ学科のO先生とK先生と会ったので、学外に食事に出かけた。
普段は、学食で済ますことが多いのだが、とにかく、参加者が数千人もいるので、いつも混雑している。
K先生が探してくれていた蕎麦屋に出かけた。 小さな店だったが、蕎麦の質は良かった。
From Face Book: I had good buckwheat noodles at the small local restaurant with my colleagues.
謝恩会の後は、研究室での飲み会を行った。
卒業生、修了生にとっては、最後の研究室コンパである。
毎年、在校生が卒業生への記念品をいろいろ考えてくれる。
今回は、ボールペンだが、そのケースに研究テーマが英語で記載されている。 卒業生にとっては、一生の記念になるだろう。 在校生に感謝である。
From Face Book: To the graduates in my research group the special presents which have the names of their own research projects were given.
学会の楽しみの一つは、普段とは違う街での学生との飲み会である。
特に、今回は東京在住の卒業生も参加してくれた。 会社に入り、いろいろ大変なこともあるだろうが、こうやって頑張っている姿に触れるのはほんとうに嬉しい。
わずか3年の研究室生活ではあるが、それが人生の礎になってくれているのも、これまた嬉しいものである。
ところで、居酒屋を出た時間帯でも東京は人で溢れている。 この時間、北九州の歓楽街でも閑散としている。 やはり、過度の一局集中を感じてしまう。 今後、人口減少が続く中、国全体としてはマイナスである。
あちらこちらで見かける博多ラーメン店
From Face Book: We had a small party with my students and former students in Tokyo. It was fun time for me.
今年度の締めくくりは、日本化学会春季年会である。
今回が95回目で、会場は日大の船橋キャンパスである。 発表件数5484件で、日本国内では最大規模の学会である。
期間4日間で、これだけの発表件数を処理するには70以上の教室が必要であり、自ずと、大規模大学に会場が限定される。 確か、この会場は2000年以降、3回目である。
この春季年会には、過去35年ほど、ほとんど参加している。 発表手段もどんどん変わってはいるが、この雰囲気は以前と変わらない。 この仕事について良かったと思える時でもある。
賛否はあるものの、今後、発表はすべて英語になるという話もある。 そのためか、案内看板も英語主体になっている。 また、英語での発表も、確実に増えている。 ただ、日本人どうしが、決して上手くない英語で、質疑応答する姿も、奇妙ではある。 日本語なら、半分、居眠りをしていてもわかるが、英語だとそうはいかない。
研究室の学生と一緒に学食でランチ
35年前とほとんど変わっていない学会バック
From Face Book: The 95th annual meeting of the chemical society of Japan in being held at Funabashi campus of Nihon University.
卒業式の夕方は、恒例の応用化学科の謝恩会である。
卒業生、教職員が、こうやって一同に会するのは、1年でこの時だけである。
おそらく、皆、長い学生時代の楽しい思い出に思いを馳せているのであろう。
4月からは社会人、もう学生時代には戻れない。 来年度は、学科長なので、式の最後に挨拶もさせて戴いた。
ちょうど学生時代が終わった30年前の卒業ソングを思いだした。 遠い、遠い昔である。
https://www.youtube.com/watch?v=oSqTaVzqPIk
From Face Book: The farewell party of our department was held in which every students enjoy the last chance to mingle with.
今日3月25日は本学の卒業式である。
幸い好天にも恵まれ、桜の花も今まさに開こうとしている。 この季節、いつも同じような別れがあり、やはり何となく寂しい。 時の経つのは速いもので、昨年の卒業式が昨日のことのようである。
恒例になっている研究室のこの1年間のアルバム、いろいろなことがあったが、このメンバーが一同に介することはもうないだろう。
その後、明日から学会が始まるので発表練習も行った。
From Face Book: We have the commencement of our university today. The cherry blossoms are just about to bloom.
今年の2月から、JR九州の新型車両305系が福岡市営地下鉄との相互乗り入れ用として登場した。
デザインは、JR九州の主な車両のデザインを担当しているあの水戸岡氏である。 行先表示等が非常に見やすくなっている。
JR九州の車両だが、直流型電車なので筑肥線以外は走ることができない。
From Face Book: New commuter cars of JR Kyushu company have been introduced in Fukuoka subway system.
シリコンバレーの中心地には、一見、この地に相応しくないような博物館もある。
ロンクルーシャンエジプト博物館と呼ばれており、ぜひ訪問してみたかった場所でもある。
古代エジプトバビロニアの収集品が4000以上展示されており、実物のミイラも見ることができた。
それほど広くはないので、ゆっくりと楽しむことができた。 数千年前の人類と同じものを見ていると思うだけで、いろいろな想像が大きく広がる。
From Face Book: I visited the Rosicrucian Egyptian Museum located in San Jose.
今日は、ほんとうに酷い1日であった。 本来なら、春の休日の快晴のはずであったが、とにかく視界が悪く、青空の欠片も見えなかった。
中国からの高濃度のPM2.5の飛来のためであろう。 青空が見えないだけでなく、健康にも影響があったのではないだろうか。
地球環境などどこ吹く風、自国の発展のみにしか関心のないとんでもない国が中国である。 さらに軍事的な威嚇を強め続ける国であることも確かである。 そんな国が隣国であることを、我々も肝に銘じておく必要がある。 隙を見せたら、必ず押し入られる。
こんな日ほど、あの南カルフォルニアの空が恋しくなる。
From Face Book: Today we have suffered from a very hazy sky due to PM 2.5 that flied from China. I miss a blue sky in southern California.
本日、一般入試後期日程の発表が行われた。 これで、来年度入学者の選抜はすべて終了した。 しかし、いつも思うのだが、例えば応用化学科70名の定員に対して、5種類の試験を行い、かつ、定員を割らないように、かつ110%を超えないようにするために、教員、職員がどれだけの労力を消費しているのだろうか? 少なくとも、アメリカのプロフェッサーは、こんな業務とは無縁である。
今日は、春分の日で、暖かく素晴らしい青空が広がっている。 もう春は、ほんとうに近い。
今春から、新しく整備される二つの建物。 ここ数年で、キャンパスがほんとうに整備された、居心地の良い場所である。 休日のキャンパスも、また良い。 ただ、今日も仕事に追われている。
From Face Book: Those who have passed the last selection of the entrance examination are noticed on a beautiful warm holiday.
日本にはまだ上陸していないが、比較的気に入っているハンバーガーショップがある。
Jack in the boxというチェーン店で、全米19州に2200店展開しているそうである。 特に、こんがりと焼いたトーストを使用したハンバーガーは美味しい。 それにしても、カルフォルニアの空は気持ちが良い。 ちなみに、Jack in the boxは、びっくり箱という意味である。
From Face Book: I like a hamburger from “Jack in the box”.
次年度の就職を担当している。 3月からの会社広報活動の正式な開始を受けて、多くの企業の方とお会いしている。 もちろん、その中には研究室のOBもおり、久しぶりに会って、仕事のことなどを話すのは楽しい。 今年、特に感じるのは、多くの企業の採用意欲が非常に高いことである。 もちろん、人数的にも採用を増やしている企業も多いのだが、それ以上に、確実に良い人材が欲しいという意気込みが伝わってくる。 就職担当としては嬉しいのだが、何か、獲得競争みたいなものが加熱してしまい、今年からの採用活動時期変更の申し合わせが、有名無実化してしまいそうである。 写真は、会社説明に訪問してくれた2年前に修士を修了したY君
From Face Book: The job hunting of this year has already been overheated.
「やさい家めい」というレストランに入ってみた。 ランチタイムも過ぎており空いているかなと中を覗いてみると、ほぼ満席、ほぼ女性客であった。
ここは、日本の畑伝道師渡邉明氏が伝える野菜の力をテーマにしており、近郊の契約農家から毎日届く野菜をふんだんに使った料理中心である。
店名の「めい」は、オーナーシェフ渡邉明の“明”を音読みしたもの、そして1号店のある表参道ヒルズが、明治神宮へ続く参道に位置している事もあり、“めい”という店名がつけられたということである。
From Face Book: We had lunch at the restaurant that specializes in vegetable foods.
六本松の九州大学教養部跡地の利用が少しずつ明らかになってきたようである。 一部は、大規模なマンションが建設される。
市街地で便利も良く好立地であろう。 私が教養部2年生の頃、構内の学生会館(通称学館)に、早朝、機動隊が突入し過激派が制圧された。 こんな文章を書いても、今の学生諸君には想像すらつかないだろう。 当時、毎日利用している生協のとなりの学生会館は、一部の学生運動家によって占拠され、バリケードが築かれていた。 こんな光景が日常的な時代でもあった。
また、学生のほとんどが未成年者にも関わらず、校内には、堂々と「亭々舎」というコンパ施設があったし、学祭は、24時間飲酒OKでもあった。 シラバスも、授業アンケートも、出欠システムも、GPAも、教員との面談も、何にもなかった。 講義の回数も、内容も、誰も気にもしていなかった。 ジャージに丹前のまま講義に出ている学生もいた。 通称、「立て看」もいっぱいあった。 そんな青春を過ごした舞台が消えてしまった。
From Face Book: All buildings in Ropponmatsu campus of Kyushu University have been completely removed to leave vacant land.