青春１８きっぷの旅２０２４（１）

　　　　　

台風前に、まずは、「枕崎駅」と「志布志駅」を訪問する計画を立てていた。　前者は指宿枕崎線、後者は日南線の終着駅だが、この路線の存続は厳しい状態が続いている。　廃止になる前にどうしてももう一度見たかった。　

　　　　　
　　　　　早朝の地下鉄で出発！

　　　　　
　　　　　博多発　６：２１分

　　　　　

　　　　　

　　　　　
　　　　　大牟田着　７：３８分

ただ、台風１０号が鹿児島、宮崎を直撃したので、いろいろ迷ったが、日程の都合上、いつもの「まあ何とかなるさ」で台風明けの土曜日早朝に家を出た。　結果的には、「何とかならなかった」。　

　　　　　
　　　　　大牟田発　７：５８分

　　　　　

　　　　　
　　　　　日本の正しい夏

　　　　　

　　　　　
　　　　　八代着　９：２６分

まずは、「博多」６：２１分発の快速で大牟田へ、ついで「大牟田」７：５４分発の普通で八代へ、ここからは、９：５６分発の「肥薩おれんじ鉄道」を使い、約２時間半で川内に到着した。

　　　　　

　　　　　　　　
　　　　　　　　高齢者特典

　　　　　

　　　　　
　　　　　八代発　９：５７分

　　　　　

　　　　　

ここは第三セクターなので「青春１８きっぷ」は使えない。　通常運賃は、２５７０円だが、何と６５歳以上の特典で、１日フリー切符が１４００円で購入できた。　高齢者も悪くはない。　この「肥薩おれんじ鉄道」、もちろん旧鹿児島本線を使っており電化されているのだが、旅客用はすべてディーゼルカーであり、電気機関車は貨物専用のようである。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　
　　　　　１両編成でも必ずトイレがあるので安心である

　　　　　

この沿線は、右手に東シナ海を望むことができるなど、ほんとうに素晴らしい車窓が続く。　これは、新幹線では味わえないものであり、普通列車の旅の醍醐味である。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

川内に１２時２５分着で、本来１２時３１分発の普通に乗り換え、鹿児島中央には、１３時２２分到着の予定であった。　ところがである、川内から鹿児島中央までは、運転見合わせとなっており、目的の電車はなかった。

　　　　　

From Face Book: The train journey by Seishun 18 ticket 2024 (1)

グランドキャニオン（アーカイブ）

　　　　　

久しぶりのグランドキャニオンであった。　あまりにも有名だが、やはり訪れる価値は大である。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

在米中、サウスリムに加え、ちょっと遠いノースリムに行ったことがある。　当時は、娘が２歳だったこともあり、電気釜持参で旅したことを憶えている。　もう三十数年前のことになってしまった。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

ビジターセンターも綺麗になりその周辺も随分と整備されたようだが、あのキャニオンの壮大さは、当たり前であるが、全く変わっていない。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　


大自然の前で圧倒されて、体が動かなくなり、言葉も失ってしまう。　地球の存在を改めて感じる時でもある。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

実は、以前、谷底に降りて一泊するツアーに申し込んだのだが、諸般の事情でキャンセルしたことがある。　もう年齢的にも難しくなった。　多分、これが最後の訪問となるので、この空気感を脳裏に刻んでおこう。

　　　　　　　

From Face Book: Grand Canyon (Archive)

計画運休

　　　　　

台風１０号接近に伴うＪＲの計画運休のため、今日は車で出勤している。　やはり、こんな時は職場が近いと助かる。　以前だと、今回のような場合、２日休みにもなりかねない。　昔はなかった計画運休であるが、一部には、雨も風もないのに、なんで電車を止めるのかという批判もあるようである。　ただ、鉄道というシステムを考えると、風雨が強くなって、途中駅等でばらばらに止まってしまうと、台風後の運転開始が大幅に遅れてしまう。総合的に考えると、計画運休は悪いことではない。

　　　　　　

From Face Book: The scheduled suspension of trains

小さなイタリアン食堂

　　　　　

自宅から歩いて１０分程度の場所のビルの１階に小さなイタリアンレストランがある。　

　　　　　

　　　　　

決して広くはないのだが、居心地の良い空間で、また何よりも料理が手頃で美味しい。　

　　　　　

冷えた白ワインを片手に楽しい時間を過ごすことができる。　週末などほぼ満席になる。　

　　　　　

先日、伺った際、隣の席に高校生らしい男の子とその母親と二人で来店していた。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

ふと私の高校時代を思い出すと、母親と二人で外食した記憶もほとんどない。　まあ、バスセンターの地下でうどんを食べたくらだろうか。　もちろん、当時はこんな店もなかったが、昭和から平成、令和と流れた時間の長さを感じてしまった。

From Face Book: The small and cozy Italian restaurant near my place

美しい夕日で思うこと

　　　　　

本土に接近中の台風１０号の進路がなかなか定まらない。　先週までは、福岡や九州地方には関係ないと思っていたが、日に日に西へ進路が変わり、現段階では九州に上陸するようである。　実は、ちょっとした鉄道の旅を考えていたのだが、これほど予定を何度も変えたのも珍しい。　長引く酷暑、定まらない台風の進路、やはり地球規模での気候変動が進行中であることは間違いない。　一人の人生という短い期間に感じるような明確な気候変動はこれまでなかったのではないだろうか。　美しい夕日を見ると考えてしまう。

From Face Book: What I think about stunning sunset.

新学期スタート（ＵＳＣ）

　　　

南カルフォルニア大学（ＵＳＣ）では２６日の月曜日から新学期がスタートするとのことで、それに先立ち、新入生約８０００人のキャンパス内への移動が行われている。　また、ウエッブサイトによると、隣接するコロシアムで、初めて入学のセレモニーが行われたようである。　ここは、２０２８年のオリンピック（三回目）としても使われる予定で、この新入生が卒業する年でもある。　

　　　

世界中から学生が集まっている。　ただ、確認はしていないが、ここ数年の動向から日本人学生はほぼいないと思われる。　授業料、生活費の高額さを考慮すると、物理的に不可能である。　一方、中国、韓国、台湾等のアジア諸国からは、相当数の留学生がいることが予想される。　私がいた約３５年前は、まだ日本人学生もいたことを考えると、ほんとうに寂しい。　それにしても、ロサンゼルスの気温（最高：２３度、最低：１６度）（もちろん快晴！）は羨ましい限りである。

From Face Book: USC welcomes the newest students.

青春１８きっぷ ２０２４年夏

　　　　　

暑い日は続くが、夏も後半である。　そんなわけで、今年もあれを購入した。　そう「青春１８きっぷ」である。　今夏は、高齢の母のこともあり、鉄道の旅が可能かどうかも分からなかったので、購入が今になった。　

　　　　　

さて、どこに行こうかなと時刻表を読みながら、思案する時が、私にとっては、最も充実し、かつ楽しい時間である。　さあ、小型時刻表と小型ノートを持って、“青春”の旅に出発！

 

From Face Book: Seishun 18 ticket, 2024 summer

 

 

建物改築

　　　　　

この筑紫キャンパスも移転し、約４０年が経過するので、順次、建て替えが進んでおり、現在、隣接する建物（総合理工学研究Ｅ棟）の改築工事が行われている。　

　　　　　

おそらく、既に改築工事が終了しているＣ棟、Ｄ棟と同じようなデザインになるものと思われる。　

　　　　　
　　　　　Ｃ棟

　　　　　
　　　　　Ｄ棟

私のオフィスがある先導物質化学研究所も、改築の予定が迫っている。　ただ、所属している物質機能評価センターは多種多様な分析機器類を保有しており、それらの移設等は非常に大変である。　機器類の中には、移動に多大な費用を要するものや、移設できないものもあるようなので、ちょっと大変である。　それにしても、この酷暑の中、防音シートで囲まれた室内で工事をされている方は大丈夫だろうか？

From Face Book: Reconstruction of the buildings

最長片道切符（アンドロイドのお姉さん）

　　　　　

最長片道切符というものがある。　まあ、鉄道好きなら一度は挑戦してみたいものではある。　規則は単純で、一筆書きできるルートで同じ駅は一度しか通過できないというものである。　よって、盲腸線はもちろん、ルートが１ヶ所しかない四国にも入ることはできない（入れるのだが出られない）。　長い間、稚内－肥前山口だったが、九州新幹線の開業で、稚内―新大村となった。　現在は、廃止路線等によりまた変わっているらしい。　総距離は、地球半周よりも長く、改めて日本の鉄道網には驚く。　

　　　　　

挑戦している鉄道系ユーチューバーも少なくないが、そんな中、女性旅行系ユーチューバーの最長片道切符の旅が、意外に面白かった。　鉄道についても「オタク」ではないのだが、それなりに詳しく、また語りも、ユーモアも交えながらもその量、スピードもちょうど良い。　そんな５４日間の鉄道の旅が書籍になったということなので、さっそく購入した。　読みながら時刻表の路線図を辿る。　なかなか楽しい時間である。

From Face Book: The journey using the longest one-way train ticket by SAORI

花立山温泉

　　　　　

某サイトを眺めていたら、昭和レトロを感じる温泉施設として朝倉郡にある「花立山温泉」が上位にランクされてあったので、ちょっと寄ってみた。　確かに、外見も“昭和”という感じでなかなか良い。　

　　　　　

　　　　　

中に入っても、木製の靴箱、大浴場入り口の意味不明な置物や雑多な売店等、令和の時代を無視するかのような雰囲気で溢れている。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

基本的には、日帰り施設のようだが、宿泊も可能なようで、風呂上がりの生ビールを楽しむために一晩過ごした。　

　　　　　

　　　　　

朝、気づいたのだが、下の駐車場からお客を運ぶスロープカーがある。　まさに、“昭和”の遊園地である。

From Face Book: Feeling Showa retro, nostalgic Onsen facility

真夏の散歩

　　　　　

連日、酷暑が続いてはいるが、休みの日には、必ず散歩に出かけている。　歩きながら、いろいろなことに思いをはせることが好きである。　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

もちろん、この時期スポーツドリンク持参ではあるが、近所の東平尾公園内はほぼ木陰を歩けるので、それほど負担はかからない。　

　　　　　

　　　　　

昨年は、何となく退職前の研究生活が懐かしく思われたものだが、時間とともに、過去の動かぬ一コマになりつつある。　時の流れとはそんなものかもしれない。

　　　　　

　　　　　

また、ここ１ヶ月、ほとんど雨は降っていないのだが、山肌からは絶えることなく水が流れ出している。　改めて、自然の“包容力”には驚かされる。

From Face Book: Taking a walk on a hot day

 

グッドバイ

　　　　　

福岡市西区にある「マリノアシティ福岡」が閉鎖になった。　実家が早良区藤崎にあったこともあり、正月やお盆には子供たちを連れていっていた。　そんなこともあり、先日、ちょっと立ち寄った。　そこで気に入ったのが、「Good Buy」である。　もちろん「Good By」とかけているのだが、単純でなかなか良い。　将来的には、新しい商業施設に生まれ変わるようだが、ここ福岡でさえ、何となく供給過剰のような気もする。

From Face Book: It's a good pun, Good Buy and Good By.

久しぶりのジム

　　　　　

久しぶりのジムである。　ここ２ヶ月ほどは、週末には母の病院に通うことが多かったこともあり、なかなか時間を取れなかった。　やはり、体を動かすのは気持ちが良い、ただ、当たり前かもしれないが、ウエイトや回数を減らさないと負担が大きくなってきている。　特に、トレッドミルでは、速度も時間も４０代と比べると３分の２になっている。　まあ、こうやって６０代後半になっても、健康でジムに通えるのはほんとうに有難い。　

　　　　　

また、特に高齢者の使用料は５０円、これで、約１時間強、冷房の効いた部屋で運動し、その後大浴場で入浴できる。　所謂、コスパは非常に良い。

From Face Book: Workout at the gym for the first time in two months

アメリカンビールとスナック

　　　　　

子供の頃は、お盆が過ぎると朝晩涼しくなると言われていたが、昨今は、そんなこともなくなった。　ただ、気のせいか、朝や夕方の風が少しだけ涼しくなったような気がしないでもない。　そんなこともあり、ここ数日、帰宅後にベランダで冷たいビールを飲むのが楽しみになっている。　

　　　　　
　　　　　今日のレドンドビーチ

特に、沈む夕陽を見ると、あのレドンドビーチのことがどうしても思い出される。　バドワイザーとアメリカのスナック、そして大好きなFM局のKOSTを聴きながらの時間、至福の時が流れる。　

　　　　　

　　　　　

１９８９年に帰国後、もう一度、南カルフォルニアに住みたいと思っていたが、それも叶わぬ夢になってしまった。　時は流れる。

From Face Book: American beer and snacks

８月１５日

　　　　　

今年のお盆も終わった。　毎年、ほぼ同じことの繰り返しだが、異なるのは着実に歳を重ねていることである。　また１５日は「終戦の日」でもある。　私の叔父も二十歳の若さで戦死しており、同じ場所に祀られている。　終戦後、７９年の月日が流れた現在、従軍された方の何人がご健在だろうか？　時の流れとともに、戦争の記憶も遠のいてはいくが、そこで犠牲になった我々の親の世代の方々のことは忘れてはいけないような気がする。　平和が当たり前の今の時代から過去の戦争を批判するのは簡単だが、その犠牲となった先人には最大限の感謝が必要であるのは当然である。

From Face Book: What I think about August 15^th