門司港地区で最も魅力的な場所は、何と言っても「九州鉄道記念館」である。 これまでも数回訪れたが、何回でも楽しい場所である。
2003年にオープンしたものだが、建物自体は、明治24年に造られた九州鉄道本社社屋である。 もちろん大宮の鉄道博物館や京都鉄道博物館と比較すると規模は小さいが、入場料300円を考えると、非常に「コストパフォーマンス」は良い。
C59型:昭和40年頃まで寝台特急の”あさかぜ”や”みずほ”も九州管内で牽引した。
個人的には一番好きなEF10型:基本的には直流型電気機関車なので九州内で使用されることはなかったはずだが、戦時の関門トンネル開通時にはここだけで使用されていた。
ED72型:九州地区では最も馴染み深い交流型の電気機関車
キハ07型:戦前に製造された気動車であるが、初めて実物を見た。
クハ481型:1970年代に活躍した車両で、何度も利用した。
クハネ581型:この車両もほんとうに懐かしい。 世界初の電車寝台ということもあるが、B寝台なのだが、幅も広く快適であった。 学生時代、博多から”月光”や”金星”を利用して、新大阪、名古屋で新幹線に乗り換えて東京方面に向かったものである。
14系寝台車:この前の20系とともに、九州と東京を結ぶ寝台特急に使われたもので、これも何度も利用した。 博多ー東京を、約16時間で結んでいた。 今では「夜汽車」という言葉がなくなってしまったが、やはり、車内で迎える朝は何とも言えない風情があった。
基本的には、本館と車両展示場、ミニ鉄道公園から構成されている。 特に、屋外の車両展示場は、学生時代に頻繁に利用した多くの車両が陳列してあり、何か遠い青春時代の旅の香りが蘇った気がした。
From Face Book: Walking around in Mojiko area(2)