いよいよ明日から山笠である。 今日は直会の打ち合わせを行い、その後懇親の場を設けた。 明日の夕方は当番町（我々奈良屋町）のみのお汐井取りが行われる。
恒例の第４９回化学関連支部合同九州大会が、北九州市の国際会議場で行われた。 これは、化学関係の学会の八つの九州支部が合同で行うもので、ある意味ユニークなものである。
私が最初に、スライドを用いて口頭発表したのもこの学会であった。 もう３０年も前のことである。 ただ化学系の学会が八つにも分かれているのもどうだろうか？ いかにも日本的非効率さである。
民主党が分裂状態である。 今回の消費税増税法案について賛否が分かれ、一見、小沢の主張が筋が通っていると思っている方も多いようだが、そうは思わない。 あのマニフェストは、そもそも、政権を取るために、実現困難な、言い換えるとできもしないことを並べ、選挙民の人気を集めたに過ぎない。 以前にも述べたが、ある会社の社長候補が数人いて、社員の投票で決まるとする。 ある候補が、給料上げます、休みは増やします、福利厚生も良くします、年末年始は、全員でハワイ旅行です、と主張して（マニフェスト）、当然のように、社長に選ばれた。 ところが、実務につくと、到底そんな財源もなく、前述の公約が実施できないどころか、給料を下げないと会社が危ないことに気付いた。 それが、残念ながら、今の日本の現実ではないだろうか。 ところが、別の社長候補が、あの公約を守らないのは契約違反だと騒いでいる。 それが小沢である。 公約を実行して、休みが増え、ハワイにも行ったが、会社が倒産し、給料が減るどころか無くなった。 もしかすると、近い将来の日本の姿かもしれない。 まあ、大学の委員会でも、委員は好き勝手に理想論を述べるが、いざ委員長になると、今動いている現実が重くのしかかってくるのと同じである。
応用化学の事務のＳさんが退職されるので、送別会が行われた。
本学では、３年雇用の規則があり、連続して３年以上勤務できない、ある意味、無駄なシステムである。 ちょうど仕事に慣れた頃、新人にバトンタッチである。
今年も、また節電の夏を迎えようとしている。 地下鉄の車内も部分的に消灯されている、今までが明るすぎたこともあるが、やはり暗く感じる。 まあ、こんなことをどうでも良いが、やはり、じわじわと、経済、産業界に影響が出てくることが心配である。 原発再稼働問題も、純粋に科学として議論、結論を出して欲しい、どうもイデオロギーに支配された議論が多いのには違和感がある。
北九州空港で、タッチアンドゴー訓練を見る機会を得た。 スターフライアーのエアバス３２０－２００によるもので、旅客機のこのような光景を実際に見るのは初めてであった。
この時は、北側から着陸した後（Ｒｗｙ １８）、そのまま再加速して離陸する工程を何回も繰り返していた、通常では決して見ることにできないものである。 上昇する高度が低い場合もあり、車輪を格納せず、そのまま旋回して着陸する場合もあった。 お薦めのスポットである。 ただ、皮肉な言い方をすれば、北九州空港のトラフィックが非常に少ないということである。
高校の先生方の理化部会との懇談が行われ、主に、昨年度の入試問題について説明を行った。 その後、懇親会を行い、貴重な意見を伺うこともできた。
やはり、高校の現場での化学をもっと知る必要がある。
ふと通りかかった小倉駅のコンコースで、最近増えているご当地グルメの屋台が出ていた、ユニークなのは、トルコとインド料理の屋台も出ていたことである。 ちょっと食べてみたかったが、別件の飲み会だったのでやめておいた。
自分の研究室（構造有機化学研究室）を運営して、２０年が過ぎました。 約１５０冊の卒業論文、修士論文、どの論文にも、思い出がいっぱいである。
今月、文部科学省から、大学改革実行プラン（社会の変革のエンジンとなる大学づくり）が提案された。 この背景の一つに大学の大きな機能である研究の国際的低下が著しいことが挙げられる。 どのくらいの学術論文が引用されているかという指標があるが、１０年前は、世界で４位だったが、今は、中国、フランス、カナダから追い抜かれ７位に低下、これは、アメリカの７分の１で、あのイタリア、スペインからも追い上げられている。 私が大学に勤務して四半世紀以上過ぎるが、この間、いつもいつも大学改革であった、それにも関わらず、現状は惨たんたるものである。 理由は簡単である。 今回もそうであるが、このような大学の改革に振り回され、多くの教員が、改革案作りに多大な時間を使ってしまい、教育や研究の時間が取れないことである。 そして、ほとんどの場合、名前や看板を取り換えただけで、中身は変わっていないことがわかっている作業の空しさである。 会議のためだけに大学にいる教員も少なくない、こんな状況で、教育や研究が疲弊してくのは当たり前である。 プロ野球の選手が練習せずに、野球場の改修や、ファン獲得、チケット販売、試合中のビール売りに奔走しているようなものである。 ほとんどの先生方は、今回の改革を行っても、日本の大学が沈みつつあることに変わりはないことは、多分現場で実感しているだろう。
これまた噂のＩＫＥＹＡのレストランに行ってみた。 最初はちょっとしたフードコートか何かと思っていたが、予想に反して広いレストランで、とても家具屋付属のものとは思えない。 値段も安く、結構美味しかった。
久しぶりに用事のない日曜日である。 幸い、梅雨の合間の晴れの日で、バルコニーで過ごすことができた、大好きな時間である。 ちなみに、後方に見えるのはアシアナ航空１３１便、ソウル（仁川）行きのテイクオフである。 機種はエアバス３３０－３００と思われる。 この福岡－ソウル線、毎日９便飛んでいるが、ティーウェイ航空、チェジュ航空、大韓航空、そしてアシアナ航空とすべて韓国の航空会社であり、コードシェアはあるものの日本の飛行機は一便も飛んでいない。 現在の国の勢いの差が反映されている。
知り合いの結婚式に出席した。
３５階のチャペルで式後、披露宴が行われ、久しぶりにブーケトスを見たような気がする。
先月オープンしたＩＫＥＹＡに行ってみた。 家具だけでなくあらゆる日用品が揃っており、見るだけでも楽しかった。 如雨露一つとっても、今までになかったデザインであり、発想の違いのようなものを感じてしまう、値段も高くない。
一番の驚きは、やはり、アメリカのマーケットを彷彿とさせる広大なストックルームだろう、記号別で非常にわかりやすい。 ただ、店内が迷路のようになっており、元の場所に戻り辛いのが難点である。
英語による発表の後は、ポスター発表を行った。 修士１年生には質問カードが配布され、必ずいくつか質問をする必要がある。
