旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

止まらない会員数減

2016-08-31 12:12:15 | 日々思うこと

       

昨日、所属している学会の雑誌(9月号)が手元に届いた。 ちょっと目を通したが気になる記事があった。 年会費値上げの内容であったが、そこに過去約20年間で約20%会員が減少しているとのことであった。 現会員が約12000名なので、約3000名も減ったことになる。 本学会に限らず、おそらく日本中のほとんどの学会、協会が、会員の減少に悩まされている。 人口が増えていない事以外の要因があることは間違いないが、減少傾向を止めるのは難しいと思われる。 その過程で、各種行事の縮小や廃止もやむをえないだろう。 このようなことが、じわじわと若い研究者や学生諸君のやる気に影響が出てくるかもしれない。 心配である。 我々が学生の頃には、感じたこともなかった状況ではないだろうか。 効果的な対策はあるのだろうか。

From Face Book: The number of members in any chemical societies has been decreasing in Japan.

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三笠公園(2)

2016-08-30 12:54:13 | 旅関連

       

日本はワシントン軍縮条約に調印したため「三笠」を軍艦籍から除き廃棄することに決まったが、日露戦争の勝利に貢献した戦艦「三笠」を永久に残すべきとの声が内外で高まり、記念艦としての保存が閣議決定された。 

       

       

       

       

ただ太平洋戦争に敗れた我が国に連合軍が進駐し、ソ連は「三笠」を解体するよう強硬に要求したようである。 その後、アメリカ側の妥協策として「三笠」の艦橋、大砲、煙突、マストなど上甲板構造物を撤去すること保存が決まった。 

       

       

       

       

       

       

       

しかしながら、上甲板構造物を撤去した跡に、水族館、ダンスホールなどの施設になってしまった。 その事実を知った東郷平八郎を敬愛していたニミッツ元帥らの尽力により、再建保存が決まり、その後紆余曲折があったが、現在に至っている。 

       

なお三笠の艦首は皇居に向けられており、さらにそのまま直線状にロシアに向いているそうである。 誰もいない艦内に佇み、この場で行われた激しい戦闘の場面を想像してみた。

       

From Face Book: The historical Japanese battleship “Mikasa”(2)

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平成28年度レヴュー発表会

2016-08-29 17:57:51 | 行事(大学関係)

       

夏休み明け恒例の修士の学生によるレヴュー発表会が行われた。 興味のあるトピックス、あるいは自分の研究テーマ関連の話題を選択し、論文を読み、まとめて発表するものである。

       
       田淵君

       
       光本君

       
       宮本君

       
       嘉本君

一つの論文をじっくりと読む良い機会である。 ただ、少し、研究結果の羅列になっている感もある


From Face Book: We have the review presentation by graduate students.

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50年前の博多駅前

2016-08-28 12:17:28 | 福岡ローカル

       

少し前の西日本新聞に、西鉄市内電車が特集されていた。 地下鉄建設のために廃止されたのが、私が高校生の時だったので、それなりに記憶や懐かしい思いもある。 その中に博多駅付近を撮影している一枚の写真があった。 旧博多駅のステーションビルはあるものの、未舗装の道路、古めかしい自動車(オート三輪?)や大通りを悠然と走る自転車から、一体、いつ頃のものかと記事を見たところ、驚いたことに1964年とあった。 既に、小学校に通っていた頃である。 

       

       

そんなわけで、ほぼ同じ場所と思われる所で写真を撮ってみた。 まあ、50年も経っているので当たり前かもしれないが、改めてその変貌ぶりには驚かされた。

       

From Face Book: The old and new pictures on the periphery of Hakata station.

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三笠公園(1)

2016-08-27 20:10:50 | 旅関連

       

日本の歴史の中で、最も過酷な時代の象徴の一つが、戦艦「三笠」であろう。 現在、横須賀の三笠公園に鎮座している。

       

       

       

この「三笠」は日露戦争時の東郷平八郎連合艦隊司令長官率いる連合艦隊の旗艦である。

       

       

特に明治38年(1905年)5月のロシアバルチック艦隊との対馬沖での日本海海戦時の「皇国ノ興廃、コノ一戦ニ在リ。各員一層奮励努力セヨ」と「東郷ターン」は、あまりにも有名である。 

       

       

       

       

いずれにせよ、日本の歴史上の大きな転換点だったことは間違いない。 この船は、明治33年(1900年)、イギリスで建造されており、日本海海戦の年に、佐世保港内で事故のため沈没している。 

       

       

       

その後、修理により現役に復帰したが、大正12年(1923年)に、帝国海軍から除籍されている。

       

From Face Book: The historical Japanese battleship “Mikasa”(1)

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アメリカの国立公園システム

2016-08-26 12:06:14 | アメリカのこと

       

アメリカが他国の追随を許さないことの一つが、国立公園制度であろう。 その制度が正式にスタートしてちょうど8月25日で100年ということである。 

       

       

       

1916年8月25日に、「風景、自然、史跡、および野生動物を保存すること」を目的とした国立公園局法が創設された。 これまで、実際にいくつかの公園を訪れたが、とにかく、自然に向かい合う姿勢が素晴らしく、ビジターセンターの充実ぶり、そこで働くパークレインジャーの方の仕事に対する責任感には感心したものである。 

       

       

       

       

おそらく、人を魅了する大自然は、世界各国にあると思うが、アメリカの素晴らしいところは、我々のような普通の人間が、車で安全に容易にその大自然に近づくことができる点である。 アフリカや発展途上国ではこうはいかない。 また、基本的には自己責任なので、必要以上に柵とか手すりもない。 日本にも素晴らしい自然が随所にあるのだが、必要のない看板、広告、無秩序な土産物屋はどうにかならないものだろうか。

       

From Face Book: Happy 100th birthday, American National Parks. The National Park Service turns 100 on August 25, 2016.

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初めてのジェットスター

2016-08-25 08:12:35 | 鉄道と航空機

       

ようやくジェットスターに乗る機会を得た。 

       

       

       

       

この時間帯としては、やや珍しく海側への離陸だったので、旋回後、眼下に福岡空港を望むことができた。

       

このジェットスタージャパンは、カンタス航空のLCCであるジェットスターの日本版で、2011年に設立している。 LCCらしく、機材はすべてエアバスA-320で、現在、約20機保有しており、成田を中心にした国内線、及び、香港、台北、マニラへのアジア路線もある。 

       

       

これもLCCらしく、飲食物は有料での販売である。 福岡には、シンガポールベースのジェトスターアジアも就航しているが、この秋には運休との噂もある。

       

       

From Face Book: This is my first flight using A320 of Jetstar Japan.

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福岡空港新ターミナル建設ー12

2016-08-24 12:20:53 | 福岡空港国内線再整備

       

今回の国内線ターミナル再編事業の中で、一番大きく変わる部分は、地下鉄空港駅の地下1階から屋根までの吹き抜け部分であろう。 

       

       

ようやくこの部分の工事が始まるようである。 誘導路の二重化を行い、まずは年間4000回程度の離発着増加を行えるようにするようである。 

       

       

       


今のところ、ターミナル工事は、2019完成、そして新滑走路完成は2024年となっているが、その頃は、もうあまり空港は利用しなくなっているかもしれない。

       

From Face Book: Construction of a new subway station connected to a new terminal is about to begin.

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Pisolino

2016-08-23 13:18:34 | グルメ

       

以前、うどんのチェーン店があった場所が「菜園ブッフェ ピソリーノ」というレストランに変わったので寄ってみた。 

       

       

熊本に本店があり、九州一円に十数店舗あるようで、福岡には三店舗ある。 

       

       

       

       

ナポリピッツァにこだわっているようで、ホームページによると、以下のような説明があった。 「ナポリピッツァの特徴は、その生地にあります。パリパリ冷凍生地に、どっさりチーズ、具だくさんのアメリカタイプとは違い、生地本来の味を堪能するため、極めてシンプル。そのモチモチっとした食感は、まさに感激の美味しさです」とのことである。 

       

       
悪魔の誘惑ピッツァ

       

       

       

       


ただ、ここは食べ放題の設定しかなく、また、ピッツァ以外にもたくさんの種類のものがバッフェ形式になっており、ついつい食べ過ぎてしまうので、できれば個人的には避けたいところである。 

       

この歳になると、量よりも少量の美味しいものを食したい。 まあ、家族連れには良いかもしれない。

       

       

From Face Book: We had a dinner at the Italian buffet called “Pisolino” that supplies a Napoli pizza.

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折尾駅周辺連続立体交差事業(4)

2016-08-22 13:16:34 | 折尾駅周辺連続立体交差事業

       

工事が進んでいる折尾駅周辺の立体交差事業であるが、現鹿児島本線と短絡線の間の高架部分がその姿を現している。

       

       

       

       

       

       

       

       

すでにスラブ軌道にコンクリート枕木も設置されつつあるが、これが完成すると、まずこの部分に鹿児島本線を一時的に移設することになる。 

       
道路上の駅舎部分

       

       
今のところ、若松方面の電化は計画されていないようであるが、非常に残念である。

       

       

将来的には、ホーム4面7線となるが、次は筑豊本線の切り替え用高架工事のようである。

       

From Face Book: A part of new Orio elevated station has already appeared.

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日本一の巨樹と武家屋敷跡

2016-08-21 20:35:46 | 旅関連

       

宿泊した藺牟田家池周辺は特に有名な観光地ではないが、せっかくなので、いくつか面白そうな場所に寄ってみた。 

       

       

       

蒲生八幡神社境内にそびえ立つ大楠は、樹齢約1500年、根周り33.5メートル、高さ約30メートルで、環境庁が実施した巨樹・巨木林調査で日本一に認定されている。

       

       

       

       

       

夏の強い日差しの中で見る巨木の姿は、多くの時代を生き抜いた貫禄のようなものを感じた。 

       

       

またこの辺りは、薩摩藩独自の外城制度、薩摩古流の兵法に基づく機能的な町割を残す武家屋敷群となっている。 

       

       

       

       

そんな一画に120年の古民家を改築した「あいらスウィーツカフェらびゅー」があったので、休憩を兼ねて立ち寄った。

       

       

       

「風も動かない」酷暑の昼下がり、ゆっくりとした時間を過ごすことができた。 

       

       

帰路に「世界一郷水車」があり、直径13メートルの杉板で作られた水車で、水車の上方に設けられた竜の口からは水は吐き出されていた。 

       

       

もちろん、この水車の大きさは、世界一でも日本一でもない。

From Face Book: We visited the biggest tree in Japan.

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大学入学希望者学力評価テスト

2016-08-20 14:13:25 | 大学のこと

       

2020年度に導入が予定されている新テスト「大学入学希望者学力評価テスト」の記述式問題に関し、文部科学省は受験生の出願した大学が採点する案を検討しているらしい。 何でも国語の採点を念頭に検討しているということだが、本学のような工業系の大学で、一体、誰がどうやって国語の記述式問題の採点をやれというのだろうか? あるいは、本学希望者には記述式問題は必要ないのだろうか? 何十万人が受験するテストに、記述式問題を導入すれば、その採点が大変なことなど最初から分かっていたはずである。 全くお粗末である。 

       

そもそも、「大学入試センター試験のどこに問題点があって、だからどの部分を変える必要があるのだ」という議論がほとんどない。 大学の改組と全く一緒である。 変えることありきで、何か新しくて耳障りの良いコンセプト(最近は、日本津々浦々、“グローバル”三昧である)を持ってきては、いかにも新しくなったようなふりをしているが、ほとんど失敗である。 その証拠に、改組した組織は、また10年もしないうちに改組である。 こんな非生産的なことを繰り返している間に、国際的な日本の大学の評価は下がり続けている。 まあ必然である。 

       

最近、受験生の思考力や表現力を見るために新テストで国語と数学に記述式問題の導入や、またAO入試などの議論が盛んだが、ちょっと理想を追い求めすぎてはいないだろうか。 今後、18歳人口が減少し、また海外からの学生も期待できない中、地方大学を中心に、入試倍率が2倍以下の大学が続出してくるだろう。 現場の感覚としては、旧帝大などの一部の大学以外では、優秀な学生を入学させる選抜試験ではなく、学力の足らない学生を落とすだけの資格試験的なものに変わってくるような気がする。 そんな状況で、記述式問題の導入やAO入試などの議論が必要だろうか、素朴な疑問である。 まあ、簡単なマークシート方式の問題で十分ではないだろうか。 

       

私がいた南カルフォルニア大学の平均志願者倍率は、6-7倍で、膨大なスタッフによってAO入試が長い間、マイナーチェンジはあったものの実施されている。 その間、日本では、入試制度が何回変わったことか。

       

From Face Book: Is it really necessary to change the current national center test for university admissions?

 

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人のいないキャンパス

2016-08-19 12:37:01 | 日々の出来事

       

北部九州は、夕立もほとんどなく猛暑日が続いている。 本学は、節電、教員の休養のため、今週は一斉休業である。 

       

       

       

この暑さも手伝い、キャンパスはほとんど人がいない。 

       

       

ただ、午前中に、副査を担当している博士課程の学生のレヴュー発表が行われたので出勤した。 

       

確かに暑いが、電話もメールもなく静かなオフィスである。

From Face Book: There is no one in the campus in this week.

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藺牟田池散策

2016-08-18 11:55:32 | 旅関連

       

二日目の午前中、犬を連れて藺牟田池を1周した。 

       

       

       

       

       

       

周囲を舟見岳、山王岳、片城山、遠見ヶ城、飯盛山などの山々に囲まれており、直径約1キロ、その周囲に約4キロの遊歩道が整備されている。 

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

また石炭の生成過程を知る資料としても貴重であることから1921年(大正10年)に「藺牟田池の泥炭形成植物群落」として日本国の天然記念物にも指定されている。 

       

       

       

       

       

       
日本の正しい農村

       

       

       

       

ここに来るまで知らなかったが、ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録されている場所でもある。 

       
暑さでバテぎみ

       

       

       

暑い日ではあったが、湖面を吹く風は心地良く、午後は、温泉、読書、昼寝で過ごした。 

       
二日目は魚中心の夕食

       

       

       

       

       

       

       

       

       

From Face Book: We walked around the lake called “Imutaike” and then spent time enjoying a hot spa, reading books and taking a nap.

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犬に優しいホテル

2016-08-17 12:57:00 | 旅関連

       

夏季休暇を利用して鹿児島の藺牟田池の湖畔にある犬に特化したホテルに宿泊した。

       

       

この藺牟田池は、2005年にラムサール条約指定湿地に登録されている。 

       

       

       

       

       

       

       

うちの愛犬も老犬となったので、一緒に遠くへ行く機会も、今後なかなか持てないので、この犬に優しいホテルに滞在することにした。 

       

       

       

       

       

       

       

すべてが、ペット中心の施設で、玄関の歓迎のプレートも犬の名前となっていた、館内、すべて犬が自由に行動することができ、ドッグランを初め、充実した施設であった。 

       
レストランも犬同伴OK

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

犬だけでなく、人間も楽しむことができ、藺牟田池を眺めることができる露天風呂や、特に食事は、充実した内容となっていた。

       

       

From Face Book: We stayed at the hotel that specialized in being with dogs.

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