本学の若手研究者フロンティア研究アカデミーに、准教授として８月に赴任された金子先生の講演会が行われた。 多岐にわたる視点からの研究内容で非常に面白かった。
相撲はほとんど見る機会はないのだが、日馬富士が横綱に昇進した。 外国の地でその場所の国技で頂点になるなんて、ほんとうに頭の下がる思いである。 しかしである、また例の何とか審議会の委員から、格下に対する相撲が横綱らしくないとか、張り手を慎んでほしいとか、また品格を持ち出している。 日本人が横綱になれない僻みだろうか。 勝負の世界、ルールに従っている限り、何ら文句は言われないはずである。 横綱らしい勝負をして負ければ、どうしようもない。 格下だろうが、精いっぱい戦うのがスポーツの神髄であろう。 世界に門戸を開いた以上、日本人特有の品格などあいまいなものを持ち出すべきではない。
先日、運転免許の更新に出かけた。 回を重ねるごとに、簡素化、電子化が進んでいるのが実感できる。 最初の頃（３５年前）は、まだワープロのない時代で、一字一字、型番で打っていた。 私のような少し変わった苗字だと、何か裏の倉庫から大きな箱を持って来ていたように記憶している。 次回の５年後の更新は、還暦になった歳である。 信じられない。
今回の尖閣問題で明らかになったのは、領土問題のような国際紛争の解決に軍事力を使用する可能性がある国が隣りにあるということである。 それもその相手は一党独裁国家である。 我々が、いくら憲法で放棄しても、それを逆手にとってくるのが常識である。 現在のところ、尖閣も日米安保の対象ということで、歯止めになっている。 これも、アメリカの強大な軍事力があってのことである。 こちらが、清く正しいことを主張すれば、相手も尊重するだろうという甘い考え（平和ボケ）は捨てないと大変なことになる。
学生によるポスター発表である。 専門が近い参加者ばかりなので、質問内容も学内での発表会とは大違いである。 学生諸君にとっても非常に良い経験となる。
横尾君
犬塚さん
焼谷君
田浦君
学会恒例の懇親会である。 専門の近い討論会なので知り合いの先生方も多く、いろいろな情報を交換できる重要な機会である。
学会での重要なイベントの一つは、参加学生との飲み会である。
いろいろな種類の塩 一番人気はモンゴルの塩
普段と違う街で、他大学の研究内容を話ながら飲むのは、ほんとうに楽しい。 学生も、同じ研究分野の他大学の学生と知り合いになって欲しいものである。
京都の京都テルサで行われている第２３回基礎有機化学討論会に出席している。 最も専門に近い分野の討論会なので、非常に面白い。
日々雑用に追われているので、このような学会期間は重要かつ楽しい時間である。
稲積水中鍾乳洞に隣接して、理由はわからないが昭和の町というのがある。 人生の半分以上を昭和時代に過ごした者にとっては、最近忘れていた多くのものを懐かしく感じることができた。
敗戦の焼け野原から、わずか１９年でオリンピックを開催できるまでに復興したエネルギーの源は何だったのだろうか。 昔が良かったなどとは思わないが、あの頃のように、国民が皆、将来に希望を見出していた時代は、やはり懐かしい。
大分県にある稲積水中鍾乳洞に行ってみた。
稲積水中鍾乳洞は３億年前の古生代に形成され、３０万年前の阿蘇火山大噴火により水没し現在の形が形成されたようである。
洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなどが数多く見られる世界的にも珍しい水中鍾乳洞らしい。
水深４０ｍをこえる深渕や未知の洞奥から湧き出る清流など見どころも多かったが、まだまだ探索中なのが何と言っても魅力である。 一見の価値ありである。
大分道にある別府湾サービスエリアに寄ってみた。 ここは標高３８０ｍに位置し、眼下に別府湾の海岸線を望め、また、立命館アジア太平洋大学もすぐそばにある。
このサービスエリアには、有名なあの由布院温泉の「山荘無量塔」が経営するレストランが４軒あり、その中のアルテジオダイニングで昼食をとった。
ピザはもちろん美味しかったが、イランのノンアルコールビールも初めて飲むことができた。
我々一般国民として政治に関心を持つことも、義務の一つであろう。 私自身、これまで政治関連の記事やニュースには、人一倍関心を寄せてきた。 ただ、昨今の日本の政治状況を見ていると、何かもうばかばかしくなってしまい、急速に興味がなくなってきた。 新しく政党を作って何をやりたいのか、そもそも既存の政党と何が違うのか全くわからないし、違いと言っても些細なことばかりである。 そして常に、足の引っ張り合いである。 そもそも、総裁選とか代表選とか言っているが、論点もわからないし、まあ、判断基準は、自分が大臣になれるには、どの候補が有利かくらいであろう。 アメリカのように、１年近くも、選挙戦が続くと、候補者の真の資質が誰にでもよくわかるであろう。 政治だけでなく、経済、教育もがたがた。 ほんとうに日本は沈没するかもしれない。
修士１年のレヴュー発表会が行われた。 年々、内容が希薄になってきている、そろそろやり方を再考する時期かもしれない。
以前より行ってみたかったのだが、アルコールと運転という絶対に相容れないことのために、なかなか訪れることができなかった湯布院ワイナリーを訪れる機会を得た。
と言うのは、隣接地に湯布院ガーデンホテルというドッグラン＆リゾートができ、そこに宿泊することにしたため、何も気にすることなくワインを飲むことができた。
もちろん犬も一緒に泊まれたので、一石二鳥である。 湯布院の町からは少し離れているが、由布岳も望むことができる場所で、十分に夏の終わりを楽しむことができた。
１９８７年９月１日にアメリカに留学したので、ちょうど２５年が過ぎ去った。 あの時が、人生初めての海外渡航で、何もかもが新鮮だった。 今でも、ＬＡＸに着陸した時の興奮は憶えている。 ほんとうに時の流れは速いものである。 南カルフォルニアでの２年間は、ほんとうに楽しかった。 そして若かった。
