謝恩会終了後に、研究室で二次会を行った。 ここで、ようやくビールで乾杯である。 今年卒業していく学生諸君とは最後の飲み会であり寂しいものである。 今後は、社会に出ていき、自分がこの時代で生きたという証を、少しでも多く残して欲しいものである。
夕方からは恒例の謝恩会である。 ただ、今回は、大震災に配慮して、アルコールなし等、大幅な簡略化を行い、約30万円ほど節約できた。
この余剰金は、もちろん義援金として活用させて戴く。 アルコールはなかったが、それなりに盛り上がった会であった。
今年はたまたま学科長だったので、恒例の挨拶。
就職担当O教授の乾杯
次期学科長のS教授の閉めの挨拶
今日は本学の卒業式が行われた。 関東地区では多くの大学で中止されているようだが、予定どおり挙行された。 ただし、例年とは異なり学生に対する注意事項が張り出されていた。
本学機器分析センターで、今月で退職される技官の方の送別昼食会を行った。 最近、このような職人的な人材が大学から消えつつある。
あの巨人の滝鼻という男は一体いくつなのだろうか。 先日「日程は我々が決める。 おかみの決めることじゃない。 それはおかしい」と発言している。 ほんとうに、こいつはアホである。 確かに、そんなこと政府が決めることじゃない、当たり前である。 しかしながら、おかみが口を出さざるを得なかったのは、彼らの決定が常軌を逸したものだったからである。 そんな簡単な理屈もわからないとは、やっぱりアホである。
今日は、研究室配属決定である。 基本的には学生の希望を優先しているが、一研究室の枠も決まっているため、どうしても溢れる学生が出てくる。 最終的には成績優先で決めることにしている。
後期日程入試の発表が行われた。 これで、本年度の入試の季節も終わりである。 しかしながら、今年は、大震災の影響で後期日程入試が中止となり、センター入試の成績で判断した大学もあったようである。 もしかしたら、受験生の明暗を分けたかもしれない。 人生、ほんとうに何が起こるかわからないものである。
プロ野球セリーグの対応に、一斉に避難が上がっている。 前回の文科省の指導に対して、わずか数日開幕を遅らせるという子供だましみたいな対処に対して、再度、強い要望が出されたようである。 以前にも書いたが、他人のことなどどうでも良く、ただ巨人が東京ドームで試合をしたいだけの話で、それに各球団が無理強いされているのであろう。 さらに、今回、パリーグに対しても脅しに出ている、一体、何様と思っているのだろうか。 巨人の主張がいつでも通ると思ったら大間違いである、時代錯誤も甚だしい。 この代償は大きいであろう。
小倉-博多間ではあるが、ようやく九州新幹線に乗ることができた。 これまでは、こだま、ひかり、のぞみであったが、それに、さくら、みずほが加わった。
今回は、さくらに乗ることができたが、次回は、運転本数の少ないみずほにも乗ってみたい。
ただ、これまで飲み過ぎて新幹線に乗ると、いつも遠賀川あたりで熟睡してしまい、博多駅で駅員から起こされることもたびたびであった。 以後、気をつけないと、目が覚めたら鹿児島中央なんてことになってしまう。 それにしても、小倉を22時過ぎに出て、その日のうちに鹿児島についてしまうなんて、ちょっと信じられない気もする。
プロ野球セリーグが25日に開幕を決めたことに対して、各方面から非難の声があがると同時に文科省からも自粛の要望が出ており、まず開幕は無理であろう。 そもそも、まだ行方不明者も1万人以上もおり、避難している方々も生死にかかわる状況、さらに原発も危機的な状態なのに、まだプロ野球など考えられないだろう。 この話を聞いた時、私も含め多くの人も感じたことだろうが、強硬開幕の理由は唯一つ、25日に東京ドームで巨人の開幕戦を行うことである。 巨人、そしてあの渡辺という男の私欲だけである。 それを隠ぺいするための「野球で被災者を勇気づける」など、全くばかにした話である。 おそらく、東京ドームで開幕戦を行えなくなったら、平気で延期するだろう。
3月26日から29日に神奈川大学で開催予定だった第91回日本化学会春季年会の中止が決まった。 もう30年近く参加しているが、中止になったのは、もちろん初めてのことである。 今回、発表する学生にとっては、残念だろうが、国家の非常事態なのでしかたがない。 確かに、5-6千人参加する日本最大の学会なので、交通事情を考えても開催は不可能であろう。 ただ、年度が変わるこの時期、毎年、学会に参加してリフレッシュしていたので、今年の過ごし方が個人的には問題である。
今回の大震災の救援活動を行っている米軍の中心的存在である原子力空母「ロナルドレーガン」のヘリ搭乗員17人が、支援活動中に被曝したらしい。 もちろん、低濃度で健康に影響を与えるようなレベルではないが、やはり、自国ではない日本のために、そこまでやってくれるのはアメリカだけであろう。 広報官も「日本政府から求められる限り、支援活動をやり通す」と断言している。 ほんとうに頼もしい限りである。 さて、こんな時、普段、原子力空母寄港反対と叫んでいる私の“大好きな”な平和市民団体の方々は、被災地の海岸に集まって、旗を立てて「来るな」と抗議しているのだろうか。 そうではあるまい。 と言うことは、助けてもらう時だけは歓迎と言うことだろうか。 私の最も軽蔑する行為である。
今回の大震災で福島の原発が危険な状態らしい。 予想したように、私の“大好きな”反原発市民団体が、ここぞとばかり威勢は良い。 怒りの声を挙げるのも良いだろう。責任を追及するのも良いだろう。 想定外を批判するのも良いだろう。 しかし、あの危険な現場でまさに命をかけて原発を守ろうとしている人々が必死に働いているという事実に思いを馳せて欲しい。 もしかしたら、原発というもの自体に矛盾を感じながらも、自分の使命を果たしている人もいるかもしれない。 そして、派遣された警察官や自衛隊員も、危険に晒されながらも職務を全うしている。 そんな時、遠くの安全な場所から文句を言うな、批判するな、と声を大にして訴えたい。 私の最も軽蔑する行為である。
今月で長崎大学へ移動される先生の送別会を行った。 つい最近、本学に赴任したような気がするのだが、いつのまにか私より年上の先生は二人だけになってしまった。 それにしても福島の原発の動向が非常に気になるところである。 人間が作ったはずの技術の前でも人間が無力になってしまう恐怖感がある。
マグニチュード9.0という東北地方太平洋沖地震が発生した。 犠牲者は1万人を大きく超えることが予想され、戦後最大の悲劇である。 しかしながら、こんな大惨事にも関わらず、諸外国のような暴動や略奪など全く起きず、買い物さえ、行列して料金を払っている。 間違いなく、日本人は世界最高の国民である。 そして、日本人の総力を挙げれば、これまた間違いなく復興できる。 世界に誇れる日本である。 当面は、募金と献血くらいしかできないが、被災地では何とか頑張って欲しい。