旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

英語力80位

2023-11-28 13:06:37 | 英語のこと

    

国際語学教育機関「EFエデュケーション・ファースト」(本部・スイス)の発表によると、英語を母語としない112カ国・地域のうち、日本人の英語力は80位ということである。アジアでは、シンガポール(2位)、フィリピン(22位)、マレーシア(24位)、香港(31位)などは、英語が第二公用語みないになっているので、上位になるのは当然だが、韓国(36位)、中国(62位)からも水を開けられているのは問題である。 我々の学生時代から、何十年も、英語力、英語力と言われているのに、全く、向上する気配もない。 大学入試の英語の問題を見る限り、内容もレベルもかなり高いと思っている。 しかしながら、そんな問題を解答して入学してきた学生の多くは、ほとんど英語が使えないのも事実である。 不思議なものである。 確かに、スマートフォン上の翻訳機能の進歩は凄まじく、ほぼ完璧な同時通訳も可能である。 ただ、多国籍の人が集まるような会議等で、皆、英語でやりとりしている中で、日本人だけ、スマートフォンを使っているようでは、やはり意思の疎通は難しく相手にはされない。

From Face Book: English proficiency of Japanese people places 80th out of 112 countries.

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I’m ccing.

2023-07-07 13:59:10 | 英語のこと

     

見慣れないフレーズが出てきた。 「I’m ccing」である。 このccは、carbon copyのことであるが、動詞として使われている。 ちなみに、過去形は、cc’d、またはcc’ed、三人称単数は、cc’sとなる。 ただし、bccはまだ動詞化されていないようである。

From Face Book: I’m ccing.

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語学学習

2023-04-28 14:35:03 | 英語のこと

     

3月の退職を機に、長年続けてきた「英会話」も止めようと考えていたが、習慣からか、結局、何となく続けている。 今後、そんなに英語を使う機会はないことはわかってはいるのだが、これまで積み重ねてきたものが消えてしまいそうで、日々、聴いている。 ただ、ChatGPTを使いながら、ほぼ完ぺきな日本語に変換されている現実を前にすると、近い将来、語学の学習というもの自体がなくなるような気もする。 

From Face Book: Studying lunguages might be no longer necessary? 

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「英会話楽習」終了

2021-11-01 12:33:53 | 英語のこと

     

結構気に入っていた語学講座の一つである「英会話楽習」が10月で終了した。 基本的には、半期単位でプログラムが入れ替わることが多いので、変則的である。 講師の遠山顕氏は、以前の「ラジオ英会話」をはじめ、多くのプログラムを担当されており、そのユニークな進め方は好きであった。 

     

言葉の使い方も独特で、この講座も「学習」ではなく「楽習」であったり、「英作文」が「英借文」であったりと、非常に上手い。 それだけに、彼の講座がなくなるのはちょっと寂しい。

      


From Face Book: Ken’s Enjoy English Conversation is over.

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The players I hoped would play are all busy.

2021-08-27 23:01:54 | 英語のこと

     
     (オレゴン州)

この歳になっても、趣味の一つとして英会話を継続している。 そんな中、理解に苦しみ、なかなかヒヤリングできない構文がある。 数日前の某英会話プログラムに出てきた構文で関係詞節修飾語の分類と言うことである。 例文は、1)The players I hoped would play are all busy that day. 2)The original Picasso that my fiancé thought he had turned out to be fake! 1)を聞いた時は、hoped would playは、変なので、hoped to playと思い、まあ意味は何となくわかった気がした。 ただ、withがないのは変だが。 ところが、解説を聞くと、違っており、playの主語はplayersである。 なるほど! 2)は英作文なのだが、that my fiancé thought he had なんて、この順序ではなかなか書けない。 まだまだ、勉強である。

From Face Book: The players I hoped would play are all busy that day.

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さよなら「実践ビジネス英語」

2021-02-20 20:24:35 | 英語のこと

     

ちょっと寂しい知らせである。 NHKラジオ語学番組「実践ビジネス英語」がこの3月末で終了するようである。 まあ講師の杉田敏氏のご年齢(76)を考えれば、そろそろ終わるかなと思ってはいたが、やはり残念である。 実は、この番組の前身である「やさしいビジネス英語」がスタートした1987年4月から聞き始めている、というのも同年の9月からアメリカに2年間行くことが決まっていたので、英語の勉強を集中的に始めた時期だった。 帰国後もかかさず聞いていたので、通算32年にもなる。 この講座はNHKラジオ語学番組の中で最もレベルが高いのだが、内容が様々なアメリカの話題だったので、その点で楽しかった。 さらに「実践ビジネス英語」のファンの集いにも参加したこともある。 ただ、こちらも歳を重ね、通勤電車の中での英会話も残り2年になってしまった。

     

From Face Book: Saying good-by to “Business Communication in Action”.

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Wheels up!

2020-11-15 21:35:04 | 英語のこと

     

海外ドラマをよく見るのだが、セリフを聞き取れない場合でも、字幕があれば、まあ当たり前かもしれないが、ほぼ使っている英語はわかる。 ところがである。 先日、字幕では「さあ出発」、そして5人も同じことを言っているのに、聞きとることができなかった。 こんなことも珍しい。 何度聞いてもわからないのである。 「with up」のようにも聞こえるのだが、真ん中にsの発音が入っているので、「We'll s Up」のように聞こえる。 もちろんこれでは意味をなさない。 気になってしかたがないので調べたところ、「Wheels up」であった。 言われてみると、確かに飛行機の離陸の時に使われると聞いたことがあるが、日常会話の中で使われると全くわからない。

 

From Face Book: Wheels up!

 

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on the line, out of line.

2020-10-12 13:16:24 | 英語のこと

     

オンラインでの仕事が増えたこともあり、このlineという単語を聞くと、ついつい遠隔というイメージを持ってしまう。 そんなこともあり、最近、次の二文の解釈が全く間違ってしまった。 1) Are our jobs on the line? と 2) I was out of line. であるが、1)を聞いた時は、「我々の仕事は遠隔でしょうか?」、そして2)を聞いた時も、「私はネットにはつながっていません」というような意味に解釈してしまったが、恥ずかしながら、実際には、全く違う意味で、正しくは、1)私たちの仕事、危ういことになっているの?、そして2)私のやり過ぎでした。 である。 確かに、文脈からは少し変な感じもしたのだが、まだまだ学ぶことが多い。

From Face Book: on the line, out of line.

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have to の to

2020-10-07 06:31:18 | 英語のこと

     

60歳を過ぎた英語学習にとって聞いても、すぐに理解できない文章がある(私だけかもしれないが)、まあ、これは良いのだが、文字にしても、簡単には理解できない文章がある。 前者の例として、1)Who did you say called Tom? 2)Who did you say Tom called? がある。 非常に良く似ているが意味は全く違う。 1)は誰がTomに電話したか? 2)はTomが誰に電話したか? である。 これは問題ないのだが、3) What do you have to say for yourself? の文章は、have to sayのフレーズは、聞いても、見ても、「言わなければならない」としか解釈できなかった。 ところが、解説を聞くと、have (something)となって、言うことを持っていますか?というのが正しい訳とのことである。 もちろん、私は、have to say (something)(言わなければならないこと)と解釈したことになる。 これは難しい。

From Face Book: Is it have to say (something) or have (something) to say?

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Common Era

2020-09-10 12:32:54 | 英語のこと

     

使い慣れている紀元前を意味する「BC」であるが、最近は「BCE」が使われることが多くなっているようである。 これは(Before Common Eraの略)で、もちろん宗教的なものからの切り替えである。 同時に、「AD」(“Anno Domini”)もCE(Common Era の略)への切り替えが広がっている。 ところで、この「共通紀元」という表現も面白い。

From Face Book: From BC to BCE.

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三密の英語版

2020-08-12 11:14:58 | 英語のこと

     

先日、面白い内容の英語ニュースが耳に入った。 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、日本では日常で使われるようになった「三密」であるが、この英語版は3Cということらしい。Crowded places, Close contact setting, Confined and enclose spaces であるが、今まで知らなかった。 これで思い出したのが、3Kである。 化学系の研究室は、よく「汚い」、「危険」、「きつい」と言われたものだが、この英語版は3Dで、Dirty, Dangerous, Difficult である。 ちょっと面白い。

From Face Book: 3C stands for Crowded places, Close contact setting, Confined and enclose spaces.

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cc, cc’ing, cc’ed.

2020-07-20 12:35:03 | 英語のこと

     

電子メールでは日常的に使用されている「cc」であるが、すでに“英単語”となっているようである。 動詞としても使用でき、例えば「Could you cc me on that mail?」のような文もOKである。 また、進行形は、cc’ing、 過去、過去分詞は、cc’d または cc’edである。 今度、使ってみよう。 それにしても、梅雨がなかなか明けない。

From Face Book: cc, cc’ing, cc’ed.

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Alighting area.

2020-02-06 12:18:23 | 英語のこと

     

いつも利用している博多駅のホームの床面の案内表示が新しくなったようである。 それはそれで良いのだが、そこにあった英語表記を見たところ、何か難しい単語が書かれてあった。 少なくとも、これまで、自分では使ったこともないし、各種英語教材でもほとんど目にしたことはない。 最初見た時は、何か火が着いている状態、または飛行機か何かの着陸エリアという感じだったが、調べてみると、確かに、馬や列車から降りるという意味があることも間違いない。 そこで、知り合いのアンさんに聞いたところ、間違いなくブリティッシュイングリッシュで、アメリカ人は意味は分かるが使わないとのことであった。 ただ、確かに正しいかもしれないが、あまり馴染みのない表現(私は、getting off しか知らないが)を、英語を母国語とはしない利用者がほとんどの場所で使うのはどうなんだろうか。 さらに、すぐ上には、boarding と書いてある、ちょっと紛らわしい。

     

From Face Book: Alighting area.

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All are stopped at Moji station and Kokura station.

2019-12-28 12:01:59 | 英語のこと

     

もうあまり驚かないが、この訳も凄い。 ほとんど意味不明だが、まあ駅なので、Allの後にはtrainsが来ると予想しても、これだと全ての列車が門司駅と小倉駅に停車していることになる。 電車の遅延で良く経験する「全ての駅に電車が停まっていて動けない」状況と同じである。 基本的なことだが、どうしてここで受け身を使おうと思ったのだろうか。

From Face Book: All trains cannot move because all are stopped at Moji station and Kokura station.

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国際共通語としての英語

2019-11-07 12:58:41 | 英語のこと

     

大学入学共通テストでの英語の民間検定試験導入の理由の一つに、「話す力」を評価するということがあったようである。 ここで疑問に思うのだが、それでは、どんな「話す力」が望ましいのだろうか? ネイティブスピーカーのようにスラスラと話せることだろうか。 個人的には、それは違うと思っているし、まあ、子供の頃、英語圏で過ごした人以外は、ほぼ不可能である。 

     

しかしながら、今後、英語の重要性が増すことは間違いない。 ただ、我々日本人が、第二言語として使う「英語」は、手段としての道具、すなわち、「英語」を使って何かを行うことである。 私も、2年間、アメリカの大学の研究室で過ごしたが、ほとんどの人は、英語が母国語ではなく、皆、何とかイングリッシュであった(もちろん、かなり流暢な英語ではあったが)。 渡米初期は、ジャパーニーズイングリッシュを駆使していた私であったが、アパートを借りたり、ユーティリティの手続き、車の購入等、それほど困らなかった。 その時、諸外国から来ている研究者に言われたのは、「Hey, Tsuge, International language has to be a kind of broken English」であった。 これを言われた時、なるほどと納得したものである。 すなわち、日本人が目指すのは、国際共通語としての英語であり、それは必ずしも、ブリティッシュイングリッシュやアメリカンイングリッシュとは同じではないはずである。 また、使う場によっても異なるはずである。 そんな多様性があっても良い「話す力」を一義的に評価するのは、あまり意味のないことのような気がする。

     

From Face Book: International language has to be a kind of broken English.

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