福岡空港にも、いろいろな海外LCCが飛来してくるが、その中で今年から福岡-台北間に就航しているタイガーエアーを、たまたま見る機会を得た。
このエアラインは、シンガポール航空が設立したLCCで、その後、チャイナエアラインも出資して新しくタイガーエアー台湾として2014年に就航を開始している。
機種はエアバスA320-200である。 福岡-台北間はデイリーであるが、この路線には、その他チャイナエアライン エバー航空、キャセイパシフィック、Vエアの4社も就航させており、かなりの激戦路線であろう。
From Face Book: The aircraft A320-200 of Tigerair Taiwan is going to take off toward Taoyuan airport.
他学科「化学Ⅰ」の再試験を行った。 最近は、学力再確認と呼ばれているが、実情は従来のものとそんなには変わっていない。 これまでの前期、後期に加え、クォーター制も部分的に導入されたため、学年歴が複雑になり過ぎている。 新しい制度が次々と導入されるが、そうかと言って、これまでの学年進行のカリキュラムを急に変えることも難しく、そもそも、統一的な思想がないため、増改築を繰り返しているバランスの悪い建物のようになってしまっている。 例えば、前期は、本試験から学力確認試験まで1ヶ月半もあるが、後期の場合は本試験の次の週が学力確認試験である。 そこには、科目の特性などの考慮は全くなく、たまたま、前期か後期に組み込まれているというだけの話である。 クォーター制についてもほぼ同じような事情である。 難しい面も多々あるとは思うが、できるだけ早急にゼロベースから構築していく必要を強く感じている。
We are suffering from the complicated schedule of classes without basic and principal concepts.
今年の福岡の夏も猛暑に見舞われたが、振り返ってみると一つ不思議なことがある。 昨年も猛暑で、確か毎朝のようにその日の九電の最大電力供給量と予想最大使用量の二つが表示され、余剰電力が何%であるとテレビで報じていた。 ところがである。 今年は、そんな報道が全くない。 一体、ほんとうはどうなんだろうか? 供給に余裕が出てきたのだろうか? さらに不可解なのは、「今年はどうして電力に関する需要と供給量のことを言わないのか?」と、ほとんどのマスコミも疑問を呈さないことである。 昨年までの騒動は何だったのだろうか? もう忘れてしまったのだろうか? 私は、脱原発派でもなければ、積極的な原発推進派でもない。 まあ、どちらかと言うと、テクノロジーとしての原発は、予測不可能な未来に備えて、ある程度継続すべきだとも考えている。 このようなハイテクは、一度、途絶えると、再建は容易ではない。 しかしながら、この現実を見ると、何か個々の意思に反する目に見えない政治的な力が働いているのだろうか?
From Face Book: Who knows the balance between demand and supply of electricity?
学内で平成28年度科学研究費助成事業に関する説明会が行われた。 研究者にとって、研究資金獲得のみならず、各種評価の上からも最も重要な事業であることは間違いない。 また、個々の大学にとっても、採択件数と獲得した研究費は、定量的な評価を受ける最たるものである。 今回から、これまでの「挑戦的萌芽研究」が「挑戦的研究」となって、「開拓」と「萌芽」に分けられたことが最も大きな変更点であろう。 ただ、「開拓」で金額が増やされているので、全体としては採択件数が減るものと思われる。 もちろん、申請書の書き方が重要であることは間違いないが、そのようなテクニック以上に、日々の研究の積み重ね(いろいろな場での発表、論文発表)が重要である。
From Face Book: The guidance for Grant-in-Aid for Scientific Research.
ユニークな名前の店で、オーナーの雰囲気、そして経歴が行く前から何となく想像していたものと見事に一致した。
以前は、寿司屋か和食店だったであろう店を改造した場所と思われるが、内装のちょっとした所に、アジアを旅して来た香りがする空間であった。
その日は4種類のカレーから選べたのだが、どのカレーも美味しそうで少し迷ったが、食べたカレーは日本人の口に合う味にアレンジしてあった。 この地区は、最近、あらゆる種類のショップが急増しており、店舗間の競争が厳しいそうである。
From Face Book: We had a good curry at the small shop called “Tabibito Curry”.
来月10月4日に閉鎖される第一ターミナルの前に建築が進んでいる新ターミナルの一部分の外見がほぼ見えてきた。
外壁には植栽も施されている。
いろいろな制約があることは理解してはいるが、ちょっと安普請の印象はぬぐえない。 ちょっと残念である。 街の表玄関である空港は、もっとデザイン性があっても良かったのではないだろうか、やはり財政難なのであろうか。 諸外国の斬新かつ広大なスペースの空港ターミナルは羨ましい。
また、第二、第三ターミナルの改装工事も進んでいる。
一方、滑走路北側からも新ターミナル建設が始まっており、既に、ボーディングブリッジが3-4ヶ所新しく完成している。 おそらく、第一ターミナル閉鎖後に、ここが使用されるようになると思われる。
From Face Book: The new terminal building has shown its appearance.
有楽町電気ビル20階にある日本外国特派員協会に一室で開催された某リスナーの集いに参加してみた。
これは、NHK英語プログラムの一つである「実践ビジネス英語」のファンの集まりという珍しいものである。
プログラムというよりは、講師の杉田敏氏の魅力に惹かれた人達の会で、今回が数回目であるが、場所が普段よく耳にする日本外国特派員協会ということで、なかなか足を踏み入れることもできないと思い初めて参加した。
私自身、同講座を約30年聞き続けている「熱心な」リスナーの一人である。 杉田氏は、いわゆる英語教師ではなく、日本の大学を卒業後、アメリカの新聞社や国際的な広告代理店等の役員を歴任された国際的ビジネスパーソンである。
NHKのラジオ英語講座の中では最も難易度の高いものだが、毎回のヴィニエットの内容がアメリカのビジネスシーンはもちろん、様々な生活、文化に関連するもの非常に洗練されたもので、氏の長年の経験に基づく素晴らしいものである。 当日は、その杉田氏の面白い話をいろいろと聞くことができ、また数分であったが、個人的にも話をする機会を得た。 また現在のパートナーのヘザーハワード氏も同席され、プログラムの裏話も披露された。
短い時間であったが充実したひとときとなった。
From Face Book: I attended the meeting for the listeners of NHK radio program “Business Communication in Action”.
フォートマクヘンリー ナショナルモニュメントを訪れた帰りに、ボルチモア郊外にあるHMartに立ち寄った。 HMartは、韓国のハナルムグループが全米に展開する韓国系のスパーマーケットである。
基本的にアジア系の食材等を扱っており、かなりの日本食材も手に入る。 日系のマーケットがない地域に住んでいる日本人にとっては、多分、有難い存在だろう。
店内に、ちょっとしたフードコートがあり、もちろんほとんど韓国料理だが、お客さんも店員もほとんどが韓国の方なので、美味しくないわけはない。
実際、非常に美味しいランチを食べることができた。 一体、ここはどこだろうと思ってしまうほど、特に、ここは韓国色一色であった。
我々が、30年前に住んでいたLA郊外のサウスベイ地区は、元々、日本人と日系人の多い場所だったが、最近は、街中ハングル文字が溢れている。 このように、全米のあちらこちらに大勢の韓国の方が渡米して来ている。 まあ、要らぬおせっかいとは思うが、本国は大丈夫なのだろうか。
ボルチモア郊外
ボルチモア郊外の住宅街
秋深まるボルチモア郊外
From Face Book: We have enjoyed good Korean lunch at the small food court in H Mart.
10月からの後期スタートの前に研究室の大掃除を行った。 従来は、夏休み前の行事であったが、大学院入試が7月中旬に変更になったため、この時期の大掃除となった。
有機合成がメインの研究なので、化学系の中でも一番、実験室が汚れる分野であることは間違いない。 改築されて新しくなった実験室であるが、あちらこちらに老朽化の後が見られるようになった。
まあ、床や壁が少しぐらい汚れても、実験には支障は全くないが、やはり心配なのは空調とドラフトチャンバーである。
例えば、空調もビルトインになっており故障すると、研究室の運営交付金1年分程度、かかる場合もあるようである。 研究費に余裕のない研究室の場合、空調を直して1年間何もしないという笑い話のようなことが現実となるかもしれない。
From Face Book: The autumn cleanup of my lab.
資料館の外には、19隻のイギリス艦隊を迎え撃った砲台が復元されていたり、当時の砦の様子などが再現されており、非常に面白かった。
1814年、ここで、約1000名の兵士がイギリス海軍の艦砲射撃を25時間耐え抜いたということである。
訪れた日も多くの子供達の姿があった、きっと学校からの見学か何かであろう。
このような機会を介して、徹底して自国アメリカの国旗や国歌に対する忠誠心を子供の時から築いていく。 アメリカの国としての強さの一面であろう。そう言えば、約30年前の滞米中、私の長女が2歳の頃、近くのプレスクールに通わせていたが、そこでも、ほぼ毎日、教室で国旗に向かって言葉を述べる時間があったようである。 国歌が流れると2歳ながら、手を胸に当てていたのを憶えている。
From Face Book: Visiting Fort McHenry National Monument and Historic Shrine(2).
メリーランド州ボルチモアにフォートマクヘンリー ナショナルモニュメントがある。 アメリカ国歌の誕生と深く関わった場所で、どうしても一度は訪れてみたかった。
ここは要塞の跡地で、1814年9月13日、チェサピーク湾に現れたイギリス海軍の艦隊の攻撃からボルチモアを守った場所である。
戦闘自体は大規模なものではなかったようであるが、ワシントンの弁護士フランシス・スコット・キーが、翌朝、無傷で翻るアメリカ国旗を見たときに大変心を動かされ「フォートマクヘンリーの守り」という詩を作り、この詩が「星の煌く旗」と名前を変えられ、アメリカ合衆国の国歌に採用されたということである。
館内は、いかにアメリカ人が勇敢に戦ったかという歴史や展示で溢れていた。
本来は、この要塞にまつわる歴史を語った映画が終わると同時に巨大スクリーンのカーテンが開き、大きな窓が現れ、そこから前庭にある星条旗が見えて国歌が流れるプレゼンテーションであるが、残念なことに訪問した時は、装置の故障で、最後に国旗の画像と国家が流れただけであった。
From Face Book: Visiting Fort McHenry National Monument and Historic Shrine(1).
2013年の国内総生産(GDP)に占める学校など教育機関への公的支出の割合が公表された。日本は3.2%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国33ヶ国中、最下位のハンガリー(3.1%)に次ぐ32位という悲惨な状況である。 ちなみに2012年は最下位であった。 この統計に限らず、いろいろな重要な事項に対して、日本の支出の低さが話題になっているが、一体、何に予算を使っているのだろうか? 非常に素朴な疑問である。 一方、日本の国公立の幼稚園から高校までの教員の年間勤務時間は1891時間で、OECD平均を約300時間上回っているが、勤務時間のうち授業時間の割合は中学校で32%であり、課外活動や事務作業、会議などに多くの時間を割かれている。 大学でも同じような状況で、日本的システムの負の側面である。 ちなみに、勤続15年の小中高校教員の給与は、OECD平均が増加傾向なのに、日本は2005年から2014年の間に7%も減少している。 国の根幹を成す基礎教育が負のスパイラルに突入しており、大きな危機感を持っている。
From Face Book: Japanese government has spent only 3.2% of GDP on the education. What on earth do they spend for? That’s a simple question.
多くのカフェがひしめく中央区大名界隈であるが、その中でも少しユニークなカフェがある。
我々の年代が行っても落ち着ける雰囲気が良い。
ここの特徴は、何と言っても自分が飲むコーヒーの器を選べるところだろう。 もちろん、それでコーヒーの味が変わるわけではないが、ちょっとだけ特別なコーヒータイムのような気がする。
2階は、陶芸教室になっていたので、ちょっと覗いてみた。 今は、とても時間の余裕がないが挑戦してみたいことの一つではある。 同じ系列の店が大阪にもあるということである。 この辺りは、新しい店が続々と誕生している。
From Face Book: You can choose your own cup when you order coffee.
来月の初めには、第1ターミナルが閉鎖され、おそらく解体工事が始まると思われるが、それに先立ち、地下鉄からの新出入口が完成したようである。
ただ、これまで第1ターミナルを使っていた路線がすべて、現在の第2、3ターミナルに移るので、かなりの混雑が予想される。
From Face Book: The new entrance has been completed as the Terminal No1. will be closed next month.
先日、少し時間が空いたので、汐留にある「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」に寄ることができた。懐かしい青函連絡船に触れることができる「海を航る」という企画展を見たいこともあった。
この場所は、1872年(明治5年)に開業した日本最初の鉄道ターミナル「新橋停車場」の駅舎外観を当時と同じ場所に出来る限り忠実に再現した博物館である。 常設展示室では開業当時の駅舎基礎石の遺構も見ることができる。 ただ理由はわからないが写真撮影は禁止であった。
学生時代、親友が帯広畜産大学にいたこともあり、青函連絡船を利用して何度も北海道を旅行した。 定番のルートは、確か、大阪を10時頃出発する「白鳥」に乗り、約13時間かけて青森に着き、青函連絡船の深夜便に乗船、早朝の函館で「おおぞら」に乗るというパターンだったと記憶している。 青森駅では、列車が到着すると、ホームの先端に停泊している船に足早に向かう列の光景も懐かしい。 ほぼ1日半、列車、船に乗りっぱなしで、夏休みなどは、デッキで新聞紙に座っていたことも多かったが楽しかった。
大学院の学生の頃に、石勝線が開通したので、随分と根室方面への時間が短縮されたことは、特に記憶に残っている。 もう二度とはもどらない連絡船の姿と青春の一コマが蘇った。
From Face Book: I have visited the former Shinbashi station railroad history exhibition room.