旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

猛暑の中の試験

2024-07-31 13:54:30 | 行事(大学関係)

     

猛暑の中、担当している「化学Ⅰ」の期末試験を行った。 夏空を見上げると、講義や試験を行っている場合ではないと思うのだが、昨今の学年歴では、ほぼお盆まで、試験等が続く。 我々が学生の頃は、7月10日前後から2ヶ月の夏休みが始まっていたので、まさにこの時期は、「青春の夏休み」真っ只中であった。 1、2回の講義よりも、人生で最も輝いている二十歳前後、もっともっと大事なことがあるように思うのだが。 

     

ところで、数年前までの冷房使用に関する制限(節電)は、どこに消えたのだろうか。 当時、オフィスや実験室が冷えすぎていないかと、事務の方が巡回していた。 さらに、電力使用量増加に伴うアラームも無くなった。 何か不思議である。

     

From Face Book: The final exam of Chemistry I in a scorching day

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山の風

2024-07-29 15:05:08 | 日々思うこと

     

週末、また久住方面に行ってみた。 実は数年前から感じてはいたのだが、何となく山の夏の質が少し変わってしまったような気がする。 

     

     

     

基本的には、100m標高が上がると、0.6℃気温は下がるのだが、下界の気温が高くなっているので、それに伴い、山の気温も上昇している。 ただ、それ以上に、山の風の“爽やかさ”が減ったような気がする。

From Face Book: Winds in mountains

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時空を超える旅

2024-07-26 13:55:19 | 日々思うこと

     

旅に関するある本の冒頭に「若い人たちは同じ街を再度訪ねることは少ない。 好奇心がそれを許さないのだろう。ところがある年齢を境に、昔、訪れた場所にもう一度向いたくなる。」 とある。 この言葉、痛いほど自分に当てはまるような気がする。 私の場合、何となく60歳を過ぎたあたりから、学生時代や若い頃に旅した場所を再訪したくなった。 ただ、その場所が数十年前と全く変わっていなくても、また跡形もなく変わっていても、不思議なもので、少しの時間だが時空を超えることができる。 そんな旅も好きである。

From Face Book: Going back in time

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帽子なしの乗務員

2024-07-25 12:46:09 | 鉄道と航空機

     

JR九州では、この夏から乗務員の帽子着用について規則を変え、運転士や車掌が勤務中に制帽を被る必要がなくなったとのことである。 まあ、それはそれで良いのだが、やはり、帽子を被っていない乗務員を見ると、「あれ、勤務外かな」と思ってしまう。 改めて、半世紀以上に渡り、見慣れた光景であったことが再認識された。 これまで周囲に溶け込み当たり前と思っていたものが、無くなった時、その存在に気づくものである。

From Face Book: The crew without the cap

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロサンゼルスの夏

2024-07-23 12:44:33 | 日々思うこと

     

梅雨が終わり、酷暑の夏が始まった。 高温傾向は年々その過酷さを増しているのが肌感覚でわかる。 子供の頃には経験したこともなかった35度以上の日が当たり前になりつつある。 明らかに、日本が亜熱帯化している、近い将来、どうなるのだろうか。 こんな時にいつも思うのがロサンゼルスの“涼しさ”である。 都市部の最高気温は、実際にはもう少し高いとは思うが、それでも、最低気温は20度を下回るので、ほんとうに過ごしやすかった。 私たちのアパートにはクーラーはなかったが、問題なかった。 福岡の最低気温が30度になるとの予報もある、ロサンゼルスの最高気温よりも高い。

From Face Book: I miss the summer in LA.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消え去る「本線」

2024-07-21 13:41:03 | 鉄道と航空機

     

分断された根室本線で思い起こされたのは、「日高本線」と「留萌本線」である。 名称は「本線」とはなっているが、「日高本線」は、4駅、30.5キロ、「留萌本線」は、5駅、14.4キロの侘しい路線になってしまっている。 学生時代には、苫小牧から様似にまで延びていた「日高本線」は、2021年に苫小牧-鵡川間を残し廃線、深川から留萌まで延びていた「留萌本線」は、2023年に深川-石狩沼田間を残し廃線、さらに、名前の由来となっている「日高」、も「留萌」も路線から消えてしまった。 時代の移ろいとは言え、ほんとうに寂しい。 廃止された鉄路は決して復活することはない。 2026年には、深川-石狩沼田間も廃止となり、「留萌本線」は完全に消え去る。 

     

From Face Book: Most main railways are disappearing year by year in Hokkaido.





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう一つの山笠(北海道)

2024-07-19 13:48:53 | 博多祇園山笠

     

あまり知られてはいないが、北海道芦別市には「博多祇園山笠」がある。 実際には、「芦別健夏山笠」と呼ばれているが、山笠歴40年の私が見ても、間違いなくあの「山笠」である。 元々は、炭鉱閉山で人口減が続く芦別市の町おこしの一環として、「山笠」を取り入れたとのことである。 聞くところによると、いろんな町おこしを試みたが、どれも長続きせず、唯一、「博多山笠」をすべて踏襲したものが残ったそうである。 まあ、納得である。 これまで、芦別駅には降りたことはないが、根室本線は何度も利用した。 ただ、今年の春にその本線も部分廃止で分断されてしまった。 また、人口減少が止まらない芦別、現在では約1万人にまで減ってしまい、町も寂しくなりあるようである。 そんな中、素晴らしい山笠が連綿と続いている。

      

 

From Face Book: Another Yamakasa in Hokkaido

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前期講義終了(福大)

2024-07-17 16:03:41 | 行事(大学関係)

     

福岡大学で担当している講義が終了した。 15回の初回が動画を用いた講義となっているので、比較的余裕をもった日程となっている。 この点は良い。 私立の文系の学生向けの「一般化学」の講義だったが、最終回のアンケートによると、意外にも原子の電子構造(電子の数)が面白かったらしい。 ついで、液晶、PM2.5、温暖化と続いた。 何となく、日常耳にする言葉(炭素や酸素も)ではあるが、その細かい内容は知らなかった。 それが、この講義で少しはわかったということらしい。 

     

From Face Book: The last class of this semester at Fukuoka university

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の山笠も終わった(2024)

2024-07-15 15:50:36 | 博多祇園山笠

     

今年の山笠も終わった。 13日の集団山笠見せ、14日の流舁きに続き、15日早朝は激しい雨に見舞われながらも無事にいつもの追い山笠で幕を閉じた。 午前1時に、山笠を櫛田神社まで運んだ。 

     

     

     

     

     

     

     
     山笠が去った山小屋

その前には、同じ町内の仲間である能楽師のS氏とその奥様による能が披露されたが、お二人とも重要無形文化財保持者である。 

     

     

     

午前5時過ぎに我々の「西流」がスタートし、櫛田入り後、約5キロのコースを走った。 

     

     

     

その後、町内に戻り、「西流」恒例の「山笠崩し」が行われた。 

     

     

     

     

多くの友人と来年の再会を約束して、今年最後の直会も終了した。 それにしても、参加者は10代から90代、職業も千差万別、ただ誰もが山笠が好きでたまらない人の集まり、そしてこんな仲間と過ごす時間は、私にとっては人生の宝である。 

     

     

徹夜で5キロ走った体は、あちらこちら悲鳴を上げてはいるが、不思議と爽快感や充実感を感じる。 不思議なものである。 数時間後には、何事もなかったかのようにいつもの街の姿に戻る。 梅雨の終わりを告げる爽やかな風が駆け抜けていった。 今年の山笠も終わった。

     

From Face Book: The Yamakasa 2024 has been completed.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追い山ならし(2024)

2024-07-13 11:33:57 | 博多祇園山笠

     

12日は追い山ならしである。 15日の追い山とほぼ同じコースを舁く。 

     

     
     今年の一番山笠 大黒流

     

     

     

     
     二番山笠 東流

     
     三番山笠 中州流
     
最後の行事の追い山は早朝だが、このならしは15時59分スタートである。 

     
     私の所属する西流(四番山笠)

     

     

     

一時雨の予報だったが、晴れ間も覗く天気となり、また気温もそれほど上がらず、ならしには絶好の条件となった。 

     

     

     

     

約4キロ走るのだが、終了後は爽やかな疲労感が残る。

     

From Face Book: The event called “Oiyamanarashi” which is the rehersal of the main event has been held.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流舁き(2024)

2024-07-11 22:13:58 | 博多祇園山笠

     

10日は流内の町内を舁く「流舁き」である。 

     

     

     

     
     櫛田神社

この日、初めて山笠(やま)が動く。 雨模様ではあったが、炎天下よりははるかに楽である。 

     

     

     
     直会

11日は「朝山」も行われ、いよいよ山笠も後半に向かう。 

     

From Face Book: The event called “Nagaregai” has been held.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お汐井とり(2024)

2024-07-10 12:25:01 | 博多祇園山笠

     

梅雨の合間とは思えぬ暑い日が続いているが、9日はお汐井取りである。 

     

     

この日から15日の追山まで、毎日行事が続く。 年に一度、こうやって普段とは全く異なる時間を過ごすことできる。 

     

     

今年で、山笠に参加して40年の月日が流れた。

From Face Book: The event called “Oshioi-tori” has been held.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ山笠

2024-07-08 14:34:51 | 博多祇園山笠

     

いよいよ今週から山笠が本格的にスタートする。 所属している町内が5年に一度の「西流」の当番町ということもあって、山小屋が町内に建っている。 

     
     舁き手の交代の練習中

それにしても、この時期とは思えないような暑さである。

      

From Face Book: Yamakasa is to start.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日帰り仙台出張

2024-07-06 10:09:28 | 行事(大学関係)

     

所用で東北大学多元物質科学研究所に伺った。 ただ、諸般の都合で日帰りということになった。 これまで何度か東北大を訪れたことはあるが、さすがに日帰りは初めてである。 

     

     
     離陸時に自宅が見える

     
     7割程度の搭乗率

福岡から仙台へは、中国地方から山陰に抜け、日本海側を北上するルートなので、いろいろと面白い景色が楽しめる。 

     
     JR西日本赤字路線地帯

     
     鳥取砂丘

     
     能登半島

     
     仙台空港沖

     

仙台空港からは仙台空港鉄道が仙台駅まで乗り入れているが、よく考えると、普通の通勤客で溢れている福岡空港駅は、やはりちょっと異常な立地と言える。 

     

東北大片平キャンパスは仙台駅から徒歩圏内という立地にも関わらず、緑あふれる素晴らしいキャンパスである。 

     

     

     

約3時間の滞在で、空港に戻り、帰途についたのだが、時間の都合で、伊丹経由となった。 

     

     

     

     
     遠くに富士山

     

     
     大阪市街地

伊丹空港へは、大阪の市街地を見ながら高度を下げていくのだが、やはり大阪は大都会である。 

     

     

     

たまたま到着したゲートの隣りに福岡便が待機しており、15分の乗り換えだったが、余裕をもって搭乗できた。 ちなみに機種は、E-190、E-190、E-170であった。 

From Face Book: One-day trip to Sendai

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独立記念日と花火

2024-07-05 06:09:38 | アメリカのこと

     

7月4日はアメリカ独立記念日である。 おそらく、クリスマスを除き、最も重要な祝日である。 

     

     

実は、私の住んでいた南カルフォルニアでは、独立記念日以外は、花火の販売、使用が禁止されていた。 そんなわけで、年に1度、花火を楽しめる日でもあった。

     

     

また街中が星条旗で溢れる光景を見た時、やはりアメリカの国としての強さを感じないわけにはいかなかった。

From Face Book: Independence Day and Fireworks

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする