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じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

風林火山 第17回「姫の涙」

2007-04-29 21:59:09 | 風林火山
今回は「戦の宿命」みたいなものが表れた回でした。戦争反対とか、女性が可哀想だとか、そんなことではなくて、乱世でいろんな物事が渦巻いていても皆必死で生きてるっていうことが伝わってくる感じ。ま、そうは言っても禰々さんは可哀想でしたね 生への執着がなくなった人間ってこんな風になるのね~~と、ある意味恐怖さえ感じました。

反面、幸せだったのが約2名 いましたよね~~一人は平蔵やん。思い続けてたヒサさんをパパに託されて共に手を取って生きる希望ができたんですから もう一人は飯富さんですかな 太郎(=後の義信)の守役を申し付けられて長年の労が報われたようで……ただこの二人、最後は可哀想なんですけどね。風林火山な時代のもっともっと後の話ですけど、駿河との関係を巡って信玄と対立して悲劇的な最後を迎えちゃうので

晴信さん、勘助サマに負けないくらいダークな雰囲気を漂わせてました。一国の主たるもの、そうならざるを得ないってのは分かるんですけど、ちょいと憎々しくなってしまいましたわ こんな人のために勘助サマが影を背負うなんて耐えられないですぅ~~そうそう、耐えられないといえば もう一人勘弁 なのがいました 萩乃さんの地獄耳……こういうウルサイの、見ててムカついてくるんですよね 勘助サマを嫌ってる側の人だから尚更…ってのはじいの勝手な“恨み”ですけど(笑)

さてさて、ここからが本題 本日の勘助サマ 今回はセリフじゃなくて目と背中にノックアウトされてしまいました。表情や佇まいで気持ちを語ってしまうんですからね~~こんなお方、なかなかいませんよぉぉ さすがです、内野さん 物言う目とでも言うのでしょうか、姫に「何故に自分を助けるのか?」と問われて「摩利支天を授けられた物を見捨てることはできない」と言うんですけど、汚い頃の(爆!)勘助サマを感じたんですよね。どんなに逆境に立たされても活き活きとしていた自分……今では心の奥に押し込めたものだと思うんですけど、その心が姫の生きるエネルギーに共鳴して出てきたような感じで。。。この姫なら生きる力があるに違いない そんな確信を語ってるような気がしたのですが……勘助サマに堅固な思いがあったかどうかは??ですけどね~~

物言ったのは目だけじゃないですよぉ~~背中でも語れる内野勘助 姫が逃げたことを確かめて屋内に入っていくところでミツを思い出すシーンがあるんですけど、姫が生きられる道筋ができて良かった?お屋方様を裏切ることにならなそうだから安堵した?他にもいろ~~んな思いが溢れていたように思いましたね~~しかも、感じられる雰囲気は「勘助サマの花」の部分。。。最近はダークな勘助サマが多かったので、久々にいい気分で見られた……かな で、ふと思いましたわ。ミツとの思い出、今でも心に残る“想い”が勘助サマを「人たらしめてる」ものを繋ぎとめてるんじゃないかな~~って

でも、晴信さんの「側室にしたい」宣言によって急展開 伝兵衛兄やんの知らせでそれを聞いた勘助サマ、めちゃめちゃ驚いてましたけど、頭の回転が速い 先々の状況までパパパって読んで姫を追っかける……オンエアの時には、そんなはずはないっ!と叫ぶ真意が分からなかったんですけど、二度目に見て(既にリピートしてまっす)納得 それにしても 伝兵衛が「じゃあ、お前が側室にするのか?」って問い詰めるところ、かな~りきわどいことを言ったと思うのはじいだけか

一旦は逃がした姫をならず者たちから助ける勘助サマ……自分が恨みを一身に引き受けるために嘘をつくなんて 一気にダークな勘助サマに戻っちゃうんですけど、チラチラと切ない勘助サマが見え隠れするから切なくて切なくて……由布姫は自分を逃がそうとした時の勘助サマには真が見えたと言ってましたけど、間違ってないですよぉぉ~~あれが本当の勘助サマなんですから 隻眼の顔も「醜いのは外見ではない」って拒否反応はなかったし。今は裏切られたって頑なになってますけど(当然ですよね)これからの二人の関係が楽しみです。

由布姫、ゾクゾクさせるところはあるんですわ。逃げろと言う勘助サマと向き合うところや、連れ戻されて「下がれ!」だの「そなたの信じる神はいらぬ」と摩利支天を投げつけるところとかは良かったと思います。っていうか、じいもSっ気全開で勘助サマをいたぶってみたい おっと、失礼しました でも、連れ戻しに来た勘助サマに見逃してほしいというところは、自分の力で生きたいという強いエネルギーが伝わってこないんですよね~~普通のシーンでの喋り方と変わらない固いセリフ回し……良いorイマイチな場面の差やムラが見られるので、もっともっと頑張ってほしいですね~~それが出来る人だと思うので

来週は女の闘いあり 甘利さん出しゃばる 晴信さんはその言動で周りを混乱させる???濃い感じに展開しそうですね。そして勘助サマは心の奥にしまいこんだ思いを姫に吐露……しっかり受け止められるように心を鍛えなくては

風林火山 第16回「運命の出会い」

2007-04-22 22:52:13 | 風林火山
いよいよ来ましたね~~勘助サマと由布姫の出会い 今回の風林火山は息をするのも忘れるくらいの集中力で見ちゃいました いや~~ホント、凄かったです。じいの心も頭もいっぱいいっぱい。。。どうしたらいいのか分からなくて困ってますが、頑張って感想、行きまっす

冒頭からダークな勘助サマ炸裂 諏訪頼重を見つめる勘助サマの目、すんごく怖くて鋭かったです。甲斐に向かう頼重さんを迎えに来た時の表情……既に亡き者にする決意を固めたんですよね~~「もうここには帰れないんだぞ」と言わんばかりの視線。そして、晴信さんと二人で話している時に隣の部屋で聞き耳を立てている時の、何かあれば自分が出ていって斬るんだろうなと思わせる雰囲気。じい、ゾクゾクしてしまいましたわ。←恐怖じゃなくて惚れてるほうの……です

頼重さんも頭が悪いわけではないし、悪い人ではないんですよね。妻子を思う愛情や領主としての自分の生き方がちゃんとあったわけで……歴史に「もしも」はないけれど、運命や時代がちょっと違えばなぁ~と考えてしまいました 勘助サマに寅王丸のことを託すところ、「自分は小賢しい領主になれとは言えない。そのことはおぬしが教えてやってほしい」というセリフがありましたけど、諏訪攻めの真相や勘助サマの役割を全て悟った上で言っているようにも感じましたけど、その点はどうなんでしょう???でも、腹を切って諏訪への思いや武田に敗れた悔しさを吐露する場面は、無念さがすんごく伝わってきて圧倒されてしまいました そして思ったんですよね~~誰が悪いわけじゃなくて皆が乱世の中を懸命に生きている。そのエネルギーが伝わる作品だなぁ~と改めて感じました。

で、何だか一人で黒い部分を引き受けてるように見える(と、勘助サマ なじいは感じてしまうんですけど)勘助サマですが、単なる冷血漢じゃなくて、敢えて自らを冷酷さで武装している部分と、心の底にあるマグマのように煮えたぎる熱い部分&「勘助サマの花」の間で揺れ動いているようなものを感じました 寅王丸を頼むと頼重が勘助サマの手を取った時も、雷雨の中で立ち尽くしている時も、あからさまに表情を変えたりしてないんですよね。でも、厳しい視線の中に何とも言えない切ない思いが目の奥から感じられてしまって、すんごく重いモノが伝わってきたんですよね。で、胸が詰まるというか、涙なんて流せないほどズッシリきちゃいまして これ、めちゃめちゃ危険なんですよね。翌日からの後遺症確実ですから~~これぞ内野さんの役者力の真骨頂

そしてそして 最大の山場、桑原城での姫との出会い……とその前に、緊迫するシーンが続く中でのオアシスもお忘れなく 勘助サマの過去を語る武田軍団……鬼美濃さんと教来石さんは“それなりに”勘助サマを理解してくれてるようですね~~二人とも直接対決で危ない目に遭わされて勘助サマの魅力を体感しちゃった……か ってことは、甘利さんも一度そういう目に遭ってみたら? なんて不届きなことを思ってしまいました。甘利さんだとスッキリわだかまりが抜け落ちるってよりも後々まで恨まれそう……か あとは、久々の葛笠村三人衆久々の勢揃いでしたね~~平蔵は真剣に(本人的には)勘助サマに立ち向かって行ってるのに太吉が「平蔵だ~~」ってお茶目に 抱きついちゃって……一気に「土の香り」がするほのぼの空気になってました

で、お待たせですぅ~~運命の出会い めちゃめちゃ期待してたんですけど……スミマセン 実際に見てみたところ、期待の70%でしょうか 由布姫、悪くはなかったんですよ~~でも、喋り方が現代っぽいっていうか、それまでの気の強そうな、男まさりの低い坦々とした口調が続いてたのはどうかな~~と思いました。派手でヒステリックなわざとらしさは必要ない、というか、それはやめてほしいですけど、勘助サマに「生きたい」と訴えるところはドキッとするくらいの激しい声でも良かったのかな~~と。。。ただ、発せられる言葉の一つ一つには魂を感じました 姫の気持ちは十分に伝わってきたので良かったのではないかと……運命の出会いだけを突出させるんじゃなくて、前後の流れで姫の人生の一点として捉えてるって意味では無理なくていいのかな~と思ったり。。。ま、とにかく心に伝わる言葉を出せる方だというところは安心かな。今後、どんな風に姫の人生を生きてくれるのか楽しみです

姫を見つめる勘助サマ……もう、目が、表情が、醸し出す雰囲気が、全てイイ良すぎますぅ~~ 憎しみの目じゃないんですよね~~自分の心の奥に押し込めた「熱いもの」が溢れ出てきそうな感じで姫を見つめてるんですよ 「なればこそ、生きてこの世界を見てみたい」という姫の言葉に勘助サマの「生きる」エネルギーが共鳴したんじゃないかな~~ってじいは思いました。更には、ミツの「生きたい」という言葉が浮かんでくる……その瞬間にふっと昔の勘助サマに戻ったかのような表情に、じいはホッとすると共に何とも言えない勘助サマの哀しさみたいなものを感じてしまいました でも、この表情を見て思いましたね~~姫を生かそうと決めたのは、姫の気高さや美しさに惹かれたんじゃなくて、生きるエネルギーを感じた「衝動」だったんだって……嫌がる姫の手を引いて城を出る勘助サマ(←じい、同じ風にやってほしいなぁ~とヘタレなことを考えてしまいましたが…)、何だか自分でも何をしているのか分からない、戸惑っている気持ちがチラリと見えたような???殺すって決めてた人物を生かすんですからね~~信念が崩れた→自分を見失う→橋の上から飛び降りる……は違いますね 失礼しました それにしても……勘助サマを残してその場を去っていく板垣さん、「武田が斬ったとなれば…」と姫を斬ることに乗り気ではなかったんですけど、いざという時は勘助サマがやると思ったんでしょうか ちょいと気になる板垣さんの表情。。。

来週も目が離せないですね~~姫が本格的に武田に絡んでくると、ますます勘助サマの二面性が胸に突き刺さってくるような このズッシリ感に耐える力を養わなくては 頑張れ、自分

風林火山展@川越

2007-04-21 19:20:04 | 風林火山
今日は久々の晴れ 汗ばむ陽気でそろそろ日傘が必要な季節がやってきました。午前中は爆睡…… 午後は魔女サマと川越まつり会館で開催されている「大河ドラマ風林火山展」に行ってきました。曇りの予報だったのがこんなに晴れたのはきっと内野晴れ ですよね~~



駅に着くと観光協会 の案内人みたいな人&デスクがあって、そこでこんな素敵なモノを発見しちゃいました 駅の壁にはもっと大きなポスターも貼ってありました。決して邪魔とは言いませんけど(笑)両脇に余計なのがいなくて勘助サマだけ なのがGOO 案内人のおじさんは川越まつり会館のパンフと地図も渡そうとしてたんですけど、魔女的には興味なし 目もくれず……っていうかほとんど無視 勘助サマだけがっつり確保でございますぅ~~で、少し余分がありますのでご希望の方がいらっしゃいましたらお知らせくださいませ



小江戸の街並みを抜けて川越まつり会館に到着~~週末ってことで“純粋な”観光客も多々…子供から年配の人までいて、それなりに混み合ってました。会館の入り口を入ると右手に衣装が展示 もう、これを見るためだけに来たといってもいいくらい……実際に収録で使われた衣装なので内野さんが袖を通してる……はず ただ、何枚かある中の1着だと思われるし、映像ではもっともっと汚くて破れてた気がするので、そんなに使われたものじゃないっぽいような それに、きっと綺麗に(笑)洗い張りしてあるんだと思うし。じい的には汗がしみついたままでも構わない、っていうか、むしろ大歓迎 なんちゃって スミマセン アホ全開です ちなみにボトム部分もかなり擦り切れて色褪せた細工をしてありました。さすがNHK衣装スタッフさん

で、じいはお約束の妄想~~ 着ているのはマネキンですけど、ちゃんと内野勘助を感じられるんですよね~~ワイルドで抱きしめたくなっちゃう萌え な勘助サマの前に立ってる気分 でした。マネキンに着せてあるのはかなりキッチリ“真面目に”着付けてあるんですけど、内野さんがまとわれる時は胸元が無駄にはだけてるんですよね~~←魔女共通の見解……と思われ これ、仕官して身奇麗になった勘助サマにも同じことが言えると思いません…か?

他にも晴信さんの若い時の衣装(黄色の着物&青の袴)や三条夫人、由布姫の衣装もありました。女性のうちかけ、色が結構地味な感じ 柄が細かいせい??もっと煌びやかなのかな~~と思ったんですけど。照明効果や演出・編集の影響もあるのかもしれないですね。

衣装以外の展示では、何度も見た(爆!)プレマップの映像がハイビジョン大画面で流されてたのとパネル展示。江差ロケの写真もありました。農村のシーン(?)の一コマ、子供たちに囲まれた内野さんの写真が素敵でした 8月25日の撮影初日のインタビュー時の写真(しほりちゃんとのツーショット)や藤原の郷ロケの様子を写した写真もあり。見学者の集団もチラホラ写ってて……きっと魔女サマ方の姿もあるのでは???大河絡みのイベントや撮影は油断ならないですよね~~じいも気をつけなくては と意味不明な警戒心

あと、出演者のサイン色紙もありました。亀治郎さん、千葉さん、さすが ですね~~風格ある雰囲気が漂ってました。内野さんのサインは……いつものアレです。お名前の横に「風林火山」の文字も書かれていました。いや~~やっぱり内野さんのサインを見てると、これまたやっぱり嬉しくなってきますわ 内野さんのカッコイイのとお茶目なの両方の魅力がにじみ出てるようで

会館の常設展……は見てません。いつでも見れるし~~っていうか、多分もう行かないと思うけど 風林火山展の方は24日までなので行かれる方はお急ぎを

祭り~祭り~

2007-04-19 23:25:51 | 風林火山
今日も会社の行き帰りに勘助サマに挨拶できてご機嫌でした ただね~~朝イチで勘助サマ を見てしまうと一日中頭から離れなくて……元気になれるのはいいけど悪い影響もあり……か

3月末に受けた資格試験、結果が来まして無事に合格 でも「伝説」の点数には程遠く……改めて満点をたたき出した同じ職場の男性の凄さを思いましたわ 普段の仕事なら絶対にしないし、そんなことをすれば上司から指摘されるようなミスをやって減点されてまして。。。ちょいとマジに落ち込んでしまいました 研修担当の元上司のところにお礼方々話しにいったら、「それは勝手に妖精が出てきてやったことだよ」と意味不明な慰め方をされてしまいましたが ま、点数が良くても仕事ができないと意味ないし、「普段の仕事では……」みたいなメモ書きを解答と共に残したのに対しては“マニュアル通り”の実務に結びつかない回答をされて、この試験がいかに実務とかけ離れてるか分かったし……評価書はシュレッダー行き決定 さっさと忘れて目の前の仕事を片付けなくちゃ

今日の「見どころNHK」は由布姫な柴本幸さんがゲスト出演。次回の風林火山のことや演じている由布姫について語っていらっしゃいました。内野さんの話も出るかな~~なんて期待したんですけど、残念ながらそれはなしでも、第1回からの勘助サマの映像は盛りだくさんでした 通してみてると勘助サマの変わりっぷりがよく分かるんですよね~~最初の汚い(失礼)勘助サマだとギュッと抱きしめたくなっちゃうし、最近の勘助サマだと姫の如くワガママをいって困らせたくなるし……ま、どっちにしても、ヘタレじいなことに変わりはないんですけど あらら 勘助サマの話になってる……姫の話に戻しましょうね。由布姫のことを語る柴本さんの話しっぷり、じいは嫌じゃないです。ちゃんと「○○な女性で…」と演じる人物の人為を話せる人だと思いました。歌手やらタレント上がりの俳優(とも呼びたくないですけど)の中には作品の全体像やら現代社会へのメッセしか話せない人もいますからね~~由布姫、やっぱりかな~~り気性の荒い、というか、感情の起伏が激しい女性みたい 長野の講演会でも「演じていて血管が切れそうになる」って話も出たんですよね。勘助サマに刃を向けるシーンが流されましたけど、ほんのちょっとの映像なのにすっごい迫力で……いや~~日曜日はとんでもないことになりそうですね 楽しみでもあり怖くもあり。。。 心してみないと、ですわ。

「運命の出会い」向けてNHKの番宣も盛り上がってますけど、残念……いんや、じい的にはかな~~り怒ってる事態が 明日の「生活ほっとモーニング」、国会中継があるので24日に延期だそうです。もぉぉ~~せっかくの祭りを盛り下げるようなことをしてぇぇ~~来週はちゃんと放送してくれないと暴れちゃうんだから

風林火山 第15回「諏訪攻め」

2007-04-16 23:58:05 | 風林火山
土曜日に電気カーペットを収めて寒さがぶり返したら~~なんて冗談を言ってたらホントになってしまいました あまりにアホ過ぎて乾いた笑いでごまかしてます エアコンもつけてます 自分が悪いのに無駄に落ち込んでます でもぉ~~暗くなってるだけじゃないんですよ 今年の月曜日は嬉しいことが2つ 勘助日記更新&ステラ到着 今週のステラ、発売前なので感想は水曜日に書きますけど、良いです じい、姫になりたい を連発。。。キツイ言葉を言って勘助サマを困らせたいの

さてさて、その“姫”が本格的に出てきた風林火山ですが……諏訪攻めの話が本格的に展開してきました。地図や文字で解説が入るので分かりやすくなってるんですけど、じいは120%頑張ってやっと半分理解できたような この先が思いやられますけど勘助サマのためにも頑張らなくちゃ

今回の勘助サマ、dark?いんやdirty と言った方がいいか 黒い魅力でいっぱいでした。寅王丸誕生を喜ぶ勘助サマなんですけど、諏訪攻め&頼重を亡きものにする考えを平然と言ってしまう……この落差が自然に出ている内野勘助 素晴ですぅ~~~ 勘助サマ、全ては“愛しの” 晴信様のためにやってるわけで……板垣との会話で禰々や寅王丸の話がでてくるけれど、決して彼女たちのために諏訪攻めを避けてるわけじゃないんですよね。「晴信が」禰々たちのことを気にかけてるから諏訪との戦を回避しようと動く。。。そんな勘助サマの気持ちが通じてるのか 密約を交わしてた高遠勢が諏訪と武田のよしみを疑ってなかなか出陣しないことで勘助サマの諜略がピンチになるんですけど、そんな時でも晴信は勘助サマに助言を求める 甘利さんは露骨に不服な顔をしてましたけどね でも、こんな二人を見てると、「光を放つ者は影を負う者があってこそ安心して輝ける」という大井夫人の言葉が頭を過ぎりましたね~~勘助サマは月影だったんだなぁ~~って。で、そんな陰のある勘助サマにじいは胸キュン ←アホ

今回、一番可哀想だったのは禰々なのは言うまでもないんですけど、変化球で可哀想だったのは教来石さんか 正体がバレて捕まってヤバイ上に勘助サマに斬られそうになるんですから でもね~~武田勢を見て「諏訪もこれまでじゃ~~」と芝居うつところは……あはは~~大根すぎです 教来石さん、間者としては修行がもっと必要…か あと、こっちは本気で悲劇な人だったのが諏訪頼重さん 前回は何かむかつく~~とか思ってたんですけど、出陣の覚悟を決めた時のシーンは切なかったですね。この時だけは「勘助サマ、ちょいとひどくない?」と思ってしまいました。う~~ん、このパターンって前にもあったような じいの永遠の な存在=閣下にも同じ思いを感じたことがあるんですよね。愛してやまない閣下なんですけど、井上ルドの時だけは「閣下、それはあんまりだよぉぉ~~」とひとかけらの恨みを抱いたことがありまして……おっと、風林火山な話から逸れてしまったので戻しまっす

勘助サマの黒い魅力は更に続き……予想通り諏訪勢が上原城→桑原城に移動するって分かった時の勘助サマの微笑み、めちゃめちゃ腹黒そうなんですけど「してやったり!」みたいな感じの笑顔には引きつけられますわ で、諏訪との和睦のために板垣さんと向かうんですけど、ここでの勘助サマの話しっぷり、凄いなぁ~~と思いました。自分で諏訪攻めを仕掛けておいて高遠勢が黒幕だったって話を展開していくんですから で、理路整然と(ちょいと強引なところはあるけど)頼重降伏&寅王丸に後を継がせるって自分の要求に持っていく。。。ま、当然ながら 頼重さんは怒るんですけど、結局は「晴信殿に会おう」って言うんですけど、ここでの頼重さん、何だか相手の腹の内が分かってたような雰囲気?ってじいは思ったんですけど???分かってて諏訪家存続のために危険な賭けに出た ような気がするんですけど、真相はいかに

一方の由布姫 本格的に登場~~ 気高くて強い雰囲気でイイ感じだったと思います。しかも聡明ですよね~~「全ては武田が仕組んだこと」「父上が武田を侮ったのであろう」すっげ~~ ちゃんと分かってるよ 更には勘助サマのことを「悪鬼じゃ…」と面と向かって言っちゃうところ、じいは好きだわ~~ っていうか、じいも言ってみたい…なんちゃって ただし 姫と勘助サマのツーショットシーンで変な光を差し込ませる演出、止めてくれ~~ 運命な二人なのは分かるけど、そんなわざとらしいセッティングは必要なし 二人の醸し出す雰囲気だけでちゃんと伝わってくるんですから

来週はいよいよ……ですね もう、めちゃめちゃ楽しみですよ。“運命の出会い”のシーンで柴本さんは収録後に倒れこんじゃったみたいですけど、じいも見終わった後に卒倒しちゃうかも 体力&精神力をいっぱい蓄えて勘助サマに向き合わなくちゃ

風林火山 第14回「孫子の旗」

2007-04-11 23:53:20 | 風林火山
かなり 遅くなってしまいましたが、風林火山の感想でございますぅ~~“いろんな意味で”面白い45分……大爆笑あり、胸キュンあり、唸る場面あり。。。相変わらず濃いです

今回からいよいよ諏訪攻めに向けて話が展開していきます。頼重さん暴走中 原作では前段階が詳しく書かれていないので、いきなり甲斐に招待されといて殺されるのは気の毒 と思ったんですけど、今回は結構いけすかない奴というか ←勘助サマ視点で見ちゃうのでこういう感想になってしまうんですけど しかも小日向さんの演じられる頼重がこれまた鼻につく感じで良い雰囲気 を出してるので余計に。。。

勘助サマのお言葉&それにゾッコン のお屋方様……甘利さんには面白くないようで 仕方ないかな~とは思いますけどね 原作を読んだ感じでは、育ちが良くてずっと武田家に尽くしてきたんだから、新参者で礼儀も知識も、ついでに容姿も??な勘助サマに対して良い印象を持たないってのは当然というか。。。でも、実際には諏訪攻めに国内外の事情や個人的な感情で悩んでいたお屋方様の心の内を一番理解してたのは勘助サマだったわけで……理屈や計算じゃないってじいは思うんですけど。元々お互いに惹かれ合うものがあって、無意識のうちに理解し合える“運命の”間柄じゃなかったのかなぁ~って そして、こんな二人を見つめる板垣の目が鋭くも温かかったですぅ

それにしても、、、この二人、怪しすぎ……っていうか、面白すぎ やっぱり最大の見せ場 は温泉シーンですよね~~ 肩幅が違いすぎっ 逞しい勘助サマにじいはますます萌え~~ でも、場面的には大爆笑でしたわ 「わしのどこが気に入った?」と顔を近づける晴信さんも怪しいけど、オロオロしながらも 「その目が好き」なんて答えちゃう勘助サマもお茶目でカワイイ ま、勘助サマの愛の告白 は晴信さんの「バ~~~~カ」で思いっきり却下されちゃいましたけど。晴信さんの目に惚れた勘助サマですけど、じいは勘助サマの目に惚れちゃったんですよね 勘助サマの言葉を借りるなら「全ての心の内を表現する、その目にございまする」といったところでしょうか おっと……脱線してしまいました 元に戻して。。。勘助サマ晴信さん、ボケとツッコミ とにかく良いコンビです。勘助サマが得意そうに「兵は詭道なり」って言うのに晴信さんは「それはもう良い。そちを見ていれば分かる」って……この時の勘助サマの表情も、これまた良い表情 で、その後に「疾きこと風の如く…」って有名な一節を続けていくんですけど、勘助サマの生き生きとした表情が素敵でした~~

教来石さんとの“馬コンビ”も良い感じでしたね~~今週のステラのインタビューで高橋和也さんが「内野さんとは戦友という感じ。通じ合うものがある」っておっしゃってくださってたし ありがたいでごいっす 今回は二人で高遠頼継の元に策しにいくんですけど、この高遠頼継さん 庵原之政並みの熱さというか…… 暴走族のヘッドみたいなワルに見えたのは私だけ

諏訪では懐かしい再会も。。。平蔵に会うんですよね 勘助サマに思いっきり飛びついてコアラのように抱きつくなんて~~~羨ましい、じゃなくて、平蔵やんといい、源五郎ちゃんといい、年下に慕われる勘助サマ なんですね。。。そして、平蔵ヒサの思い、事情を目の前にしてとっても切ない表情……今では冷静な雰囲気の勘助サマですが、平蔵たちの前では昔に戻れるというか、素の部分が出せるんだと思うんですよね。だから、ミツのことを話した時も、「昔を懐かしむ」表情ではあるんだけど、それだけじゃない、心の奥にある「勘助サマの花」を感じてしまって……ちょっぴり胸が痛くなってしまいました ヒサと平蔵を見て勘助サマは何を思ったのか……自分には成し遂げられなかった“思い”。。。ふと、由布姫のことを思ってしまいました。どんな気持ちで由布姫の人生を見てたのかなぁ~~って

その由布姫ですけど、御身渡りで登場 姫の姿を見た勘助サマ……「あの姫の命は絶たねばなりますまい」とは それが後には……運命ですなぁ~~ でもね~~ここでの演出はあまりにお約束すぎて勘弁 でしたわ 雲間から太陽の光が差してお互いに「運命の相手」となる人を見る。。。わざとらしすぎです 二人が出会う場面なのだから大事っていうのは分かるけど……安っぽくなるんですよ。ここはサラリと流してほしかったなぁ~~

ラストの孫子の旗のお披露目、鬼美濃さんが必要以上に熱く騒いでいたのは、失礼ながら単細胞 なんて思ってかなりツボだったんですけど、感慨深く見てた勘助サマのウルウルお目目には胸キュン 今回の風林火山紀行でも紹介されてた雲峰寺で見た「孫子の旗」&「日本最古の日章旗」を見た時にも思ったんですけど、この旗を勘助サマはどんな思いで見てたんだろうなぁ~~って 哀しい人生ってイメージの勘助サマですけど、精一杯生きている内野勘助を見ていると元気になったり切なくなったり深く考えさせられたり……哀しくて暗いだけの人生ではなかったように思うのです。

さてさて……来週はかなり腹黒~~~い勘助サマみたいですね。お茶目なのもいいけど、悪な勘助サマも良さそう このギャップがたまらないんですよぉぉ~~

風林火山 第13回「招かれざる男」

2007-04-03 00:30:38 | 風林火山
遅ればせながら「風林火山」の感想でございますぅ~~ 今回は生き生きした勘助サマだったので、見ていて元気になれました ほのぼのできる場面もあったし……

冒頭は勘助サマ 鬼美濃の真剣勝負。「本物の戦がしたい」ということで延期になるんですけど、これって勘助サマの策略or本心??じいは両方ともあったと思いますね~~どこまで深く策略を練っていたかは??ですけど、“何か”を考えていたことは確か 源五郎に船の話とか聞いてたし。そして、本当の戦をすることで生きていることを確かめているようなところが勘助サマにあるのでは?とも思いました。刀を砥いでいるところで「死ぬか、生きるか、まことの戦じゃ」と勘助サマの「心の声」が流されるんですけど、まさに“戦はわが人生なり”……戦いの善悪云々は置いておいて、戦=勘助サマにとって前向きに生きるエネルギーだったんじゃないかなぁ~って。。。でも、鬼美濃さんは可哀想でしたね~~金槌なのに溺れさせられたり、極寒の湖の水に浸されたり……しかも、勘助サマの言葉に怒るのも無理ないような あんなにベラベラ喋られては「まだ何か申すか。戯言は聞き飽きた」「お前の回りくどい言い方が気に入らない」と言いたくなるのも分かるような気もします でも、勘助サマのポリシー 兵は詭道なり、 いくさは謀、相手を無傷で味方に引き入れ、兵を損なわず全くの勝利を得ること……見事に証明しちゃいました

勘助サマが言ってた兵法、これって晴信の求めるところでもあると思いましたね~~晴信は多分書物の知識として頭に入ってたと思うんですけど、これを目の前で勘助サマが実践してしまった。。。すんごい興味津々、“満へぇ”な顔で見ていましたわ。晴信と勘助サマ、言葉を交わさなくても感性で通じるところがあるんでしょうねぇ~~他の場面でも、勘助サマ&晴信両方が、まだまだ完全に信じきっていない感じではあるけれど、理屈じゃなくて惹かれあってて、確かな絆が見えるわけで……ホント、運命の赤い糸か なんて思っちゃうような相思相愛なお二人

そうそう、今回はほのぼの場面もありました。勘助サマが晴信よりいただいたお屋敷に戻ってくるところは、やっとのことで就職先も住む家も決まって嬉しそうな様子の勘助サマ……お世話をするために太吉一家が待ってるんですけど、ガラ~~ンとした屋敷を見てふと思ったこと じいがお世話するのにぃぃ~~なんちゃって 太吉や子どもたちに「旦那様~」と呼ばれてうろたえる表情が可愛かったですぅ~~ それにしても、やっぱり……太吉一家が羨ましい あと、やっぱり今回の目玉 は勘助サマの「変な顔」シーン 教来石殿に「たまには笑ってくれるとありがたい」と言われて頑張って笑顔をする勘助サマ……もう、大爆笑でした。思わずメタマクの“変な顔”by ランディを思い出しちゃいましたけど、引きつった笑顔、面白すぎました。。。

さてさて……来週からは戦続きになるんでしょうか?由布姫も出てくるみたいですし、激動な展開になりそうですね~~勘助サマが本格的に軍師として活躍する姿が楽しみだわ~~

風林火山 第12回「勘助仕官」(+ヨリモ更新)

2007-03-27 23:36:17 | 風林火山
遅ればせながら……風林火山の感想。今回より原作の部分に突入でございますぅ~~ 勘助サマの雰囲気もガラリと変わったし、晴信ちゃん…っていうのは失礼な程いつの間にか立派なお屋方様になってるし……話の方もオリジナルと原作を巧い感じに繋いだなぁ~って唸らせていただきました。あと、ツッコミどころ満載で楽しめたのもあったし。。。相変わらずの濃厚な45分でした。

そうなんですよ~~大森脚本、本当に上手い 冒頭の勘助サマと青木大膳のやりとり、原作ではこの怪しげな場面から始まるので謎めいた雰囲気なんですけど、大河ではオリジナル部分で登場人物の内面や生い立ち、今の状況になるまでの物語が語られているのであれこれ考えずに無理なく物語の展開についていけるなぁ~と思いました。あと、勘助サマと晴信の再会シーン 原作だと「会ったことがある」という設定はないので、晴信が勘助に惹かれた理由がはっきりと書かれてはいないんですけど(理屈ではなくって勘助の人間像に惹かれたっぽい感じはしましたが…by じい)、今回の大河では「最悪の状況での初対面」に「海ノ口城での戦いでの再会」という前段階がうま~~く絡ませてあるんですよね。で、互いに繋がり合う運命だったのがよ~~く分かる。まさに「赤い糸」…なんちゃって いよいよ始まったって感じですね~~天下を目指しての二人三脚~~

荒れ寺住まいのシーン、まさに原作どおり って、まぁ、当たり前ですけど、じいが本を読んで思ってたイメージとは少し違ってました。もっとオドロオドロシイ雰囲気かなぁ~と思ってたんですけどそんな感じでもなくて……ただね~~冒頭から青木大膳は笑わせてくれちゃいました。今川へ推挙するという約束をしたのにって勘助サマに毒づく大膳が「わしがいなかったらお前は信虎に切られてた」って 恩があるんだから推挙しろって???あのさぁ~~信虎との対決シーン、空気を読んでなくて勝手に斬りかかったのはお前だよ、お前 相変わらずのおバカさんっぷり、呆れるのを通り越して感心しちゃいました(笑)

ここでの勘助サマ、今までと雰囲気が違いましたねぇ~~ミツと会う前の闇を背負った勘助サマに戻ったような??いえいえ、それとは違うんですよね。確かに、すっごく怖い感じなんだけど、オリジナル部分で人物像がしっかり描かれているのでただただ怖い!っていいうわけではないし、憎むべき存在でもないんですよ。野望に満ちた目の中に前向きな明るさも感じるし、武田家を求めた勘助サマの思いも伝わってきて……正直、明るくて時には守ってあげたくなっちゃうような勘助サマ→暗くて近寄りがたい(+ちょいとジジイになった?)勘助サマに変わっちゃったことに戸惑いを感じたんですけど、でも、それだけじゃなくて……生きることの意味とでもいうのかな??板垣に命がけで仕官を願い出るところ、謀?本心??じいは両方あったと思うんですよね。だから切なさも感じちゃって胸がキュンとなってしまいました。

晴信の方は、あらあら暫く見ないうちに 立派になりましたなぁ~~家督相続のシーンで出てきた楯無しの鎧&御旗、鎧の方は公開されてなかったのでレプリカしかみてないんですけど、御旗は甲府に行った時に見てきました。「あの時のってこういう時に使われてたんだ~」と理解できて勝手に嬉しくなってしまって……勉強のし甲斐もあるというものだわ っていうか、勘助サマのためじゃないと日本史なんてやってられません で、晴信さん、今回から落ち着いた雰囲気になってて、声の出し方も違ってました。これ、亀治郎さんもインタビューでおっしゃってましたけど、声の高低で年齢の違いを表現したいとのことでした。でも、声だけじゃなくて醸し出す雰囲気もガラリと変わっていたので凄いなぁ~~と思いました。しかも悔しいけれど、かっこいいじゃないですかぁぁ~~武田家重臣の中でつっこまれる勘助サマをちゃんと守ってくださるなんて……なんてイイ殿なんでしょう~~ イイとこ取りじゃん!と思わないわけじゃないけれど、勘助サマによくしてくださる方には感謝感謝でございますぅ←超勝手な言い分

いい人といえば……庵原親子もそうですよね。勘助サマの生活の面倒を見てくださったんですから。庵原のオジサマ、花倉の乱の時は「褒美がなかった~」なんてちょいとすねた姿が可愛かったんですけど ホント、良い方ですよね。「お前ももう年だけど遅くはない。存分にやれ」って気持ちよく送り出してくださって……之政殿は相変わらずって感じ 勘助サマの仕官がなんで叶ったのか、「分かった」っていきなり“明るく”言っちゃうのに数分後には「やっぱり分からん」って。。。最後まで笑わせていただきました

で、甲斐に向かう勘助サマ……フェロモンむんむん のシーンが続きます。腐女子必見 勘助サマの入浴シーン。ちゃんと体にも傷メイクが施してあるんですね~~って、それはどうでも良くって、くつろぐ勘助サマの表情には癒されました。しかも萌え~~し放題 スミマセン、完全に壊れとります ここで歌ってた農作業の歌 歌い方が、メタマクでランディ夫人の前で歌った「魔女の予言」に似てると思ったのは気のせいか で、萌え萌えシーンは続きまして…その日お泊りした地侍の家で会った少年とのお戯れ この少年、美男子と評判だったという後の香坂弾正なんですけど、顎を掴んで顔を近づけて、そのまま……きゃは~~そのまま……しちゃ…う ってのはないですね。失礼しました このシーン、魔女じゃない方のブログの感想で凄いものを見たって驚いたってがあったんですけど、一般の方にはそうですよね~~じいはそのままブチュ~~っていっちゃったアノ舞台の免疫があるので大丈夫、ん?むしろ残念??なんて不届きなことを想像してましたけどね。スミマセン、完全に脱線です。。。ただ、その後のシーンはイイですね~~ 晴信、正装を用意して待っててくださるなんて泣かせるじゃないですか そんな晴信の心を受け取った勘助サマ、この人なら間違いない!って確信した&素直に嬉しい感情を出しているウルウルおめめ……じいも自分のことのように嬉しかった

晴信との2度目の再会 ここでもツッコミ 勘助サマ、胸元開きすぎです。。。お腹の方まで見えそうなのがじい的には気になって仕方ない しかも髪がちゃんと綺麗にまとめられてるぅ~~今川家の時とは大違い 勘助サマも学んだのか??それとも本気モードだったから???本命の時には明らかに違う姿勢(勝手にそう思ってるだけですけど)、素直すぎて何だかカワイイ でも勘助サマと晴信、お互いにないものが相手にあることを認めてる感じだし、これで由布姫が出てきて面白い繋がりが強く広くなって……二人の絡み、考えるだけで今からゾクゾクしてきますなぁ~~

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ここからはがらりと変えて、ヨリモの話。今回は原作の映像化について。原作ありの作品って、既に一つの世界が「出来上がっているから、僕も映像化する意味や原作が大事にしているエキスを良く考えて取り組んでいる」とのこと。そうなんですよね~~原作を読んでると自分の考えやこだわりで場面や人物像を作ってしまうから、じいは原作ありの作品はあまり映像にしてほしくないんですよね 逆に、映像を知った後に原作は読めないこともあるというか……器用な頭と心を持ち合わせていないじいは、原作or映像のどらか一方しか受け入れられないことが多くて……でも、内野さんって行間までも演じられる方なんですよね だから映像だけ見ていても本を読んでいるような感覚になることもあるし、逆に演じられるモノの方が深くて活字で「○○だった」と言葉で断定する方が邪魔になることもある。。。ホント、凄い役者さんです

NHK大河ドラマ講演会 その5

2007-03-25 01:05:50 | 風林火山
これで多分最後のアップ!

柴本さんに「今後はどんな役をやりたいですか?」という質問があったんですけど、「由布姫とは正反対の、例えばボーっとしている役とかやりたい。いろんなジャンル……内野さんの舞台も見て(内野さん「本当ですか?」って)いろいろな役がやりたい」ということでした。

講演会の最後は質問コーナー 当選ハガキに「質問をお寄せ下さい」と書いてあったので、じいももちろん送ったんですけど、残念ながら読まれませんでした 内野さんへの質問を取り上げられた方は、手を挙げたらその方向を向いて下さったんですよ~~なんと羨ましい

1 (内野さんへ)眼帯をしててやりにくいところは?
 物がとりにくい。遠近感がわかりにくい。
 なので殺陣用にうっすら見える眼帯を作ってもらったそうです。
 1つじゃなくて、ハイビジョンだと細かいところまで見えるので
 近くで撮る用と遠くから撮る用の仕様があるんだそうでう。

1の質問をした方に対して、内野さんが最後に「・・・・なんですよ」って最後の「よ」の声がちょいと大きくなって話かけるような感じでおっしゃってました

2 (柴本さんへ)演じた役の愛した土地への思いはありますか?
 早く諏訪に行きたかった。
 悩んでいた由布姫のイメージが(実際に訪れたことで)クリアになった
 やっぱり体感しないとダメですね~って。。。

2の質問については、内野さんも川中島でいろいろ回って土地の空気を感じたこと、風景を見ながら頭に浮かんでリアルに感じてくるということでした。きゃは~~じいと同じ ま、じいの場合は内野勘助を思って妄想するんですけどね

最後の質問は、6歳の「武田君」の質問 どこに座ってるのかな~って探してたら手を挙げてくれたみたいで、内野さんが「いた~」って満面の笑み 質問は「兄弟は(勘助が)コワくて見ていないけど、僕はお母さんと一緒に見ています。←お母様は魔女か なぜ勘助は強いんですか」 内野さん、「夢を壊してはいけないですね…」と気合を入れてお答え「軍学を学んで行流という武術を身につけて……えっと、お勉強をして武術を身につけてきたから強いんだよ~」と、頑張って説明していらっしゃいましたけど……最初の方は明らかに大人向けの言葉でしたよね しどろもどろ、でも一生懸命な内野さんが可愛くもありかっこよくもあり……子供向けの顔をしていらっしゃった感じでしたけど、あれは明らかに照れと苦笑いが入ってた。。。 でも、この武田君、講演会の後にスタッフの人が探してましたわ、「質問を取り上げられた武田君はいらっしゃいますか~~」って……もしかしたら内野さんから何か素敵なサプライズがあったのかもしれないですね。じいも子供になりたい←無理

質問は以上!最後に内野さんと柴本さんから今後の抱負について一言ずつ。内野さんは「川中島で散っていくまで精一杯やっていきたい」柴本さんは「(由布姫は)どれだけきつい言葉を吐いても、きつい顔をしても真摯に生きていくのでそれを見てほしい」といった内容のまとめ がありました。で、講演会は終了 退場の時、“内野動き”なバイバイは控えめでしたけど、下手前列の方を向いて手をふっていらっしゃって……その周辺にいた人たちはラッキーでしたね~

ふぅ。。。一応、これにてレポは終了。変なところが多々あるような気はしますが、修正は帰宅後にこっそりやる……かも あと、会場を出ると裏手の出入り口付近に行列が そうなんですよ~~せっかくだったし、車のエンジンもかかってたのでやっちゃいました、出待ち その様子は帰宅後に「おまけ」で落としちゃいますのでお楽しみに~☆

さ~~て、明日は川中島めぐり。勘助サマに思いを巡らせてきます。あの周辺で意味不明に涙を流している奴がいたら……じいかも、です っていうか、やばいんですよ~~夕方、魔女サマたちと別れてホテルでくつろいでると後遺症がじわじわと……内野さんの声は頭から離れないし、食欲ないし、でも心身ともに興奮して元気だし。。。ヤバイ……マジにヤバイ

NHK大河ドラマ講演会 その4

2007-03-25 00:34:25 | 風林火山
お次は小道具の話。姫の鬘、具体的な重量は出てきませんでしたけどかなり重いとのことでした。柴本さん曰く「頭が引っ張られるようで着物も重くて……」なので、家でも練習していたそうです。収録前から、日舞等はやってたそうなんですけどやっぱり慣れなかったそうで、最初の頃は「お前は遊女か!」と言われたそうです。女性陣の着物、その絵柄や色で着ている女性を演出するんだそうです(by 若泉P)由布姫の場合は、側室になった以降は金や緑メインの着物、三条夫人の場合は黒、薄幸の禰々には白を着せたとのことでした。

衣装の話は更に続き、ベテラン女優になるほど(ここで若泉P「新人の柴本さんには申し訳ないんですけど」とことわり)駆け引きが上手くて、既存の衣装をいっぱい持っていってもNGが出るんだそうです。そこで反物を持っていくと←要するに新調ってこと ご機嫌になるんだそうです ここで「柴本さんはどの衣装がお気に入りですか?」という質問があって「最初の頃の女の子が好きなものが集まってるような赤やピンクもいいけど、側室になってからの(白地に金刺繍や緑色の模様がある衣装で、映像に映し出されてました。)衣装が好きですね」って……これ、大事なシーンで結構使われたそうです。山崎アナは「この衣装が出てきたら大事な場面ですからね!」とアドバイス。。。そうそう、柴本さんがお気に入りの衣装の話をしている時に「見栄えがするよね~~背も高いし」とまんざらでもない感じでした

勘助の衣装の話もたっぷり 何気に一番手が込んでるって……内野さん曰く「僕はボロボロフェチで…」って……あのぉぉ~~確かにボロ度に比例してフェロモンも ですけど、ボロボロフェチって とにかく、嘘くさいのが嫌なんだそうです。なので、以下は若泉Pが勘助衣装作成の工程を教えて下さいましたけど、「さらす→漂白→日に焼く→さらす→針金等でさらにボロボロ」にして半年かかるんだそうです。しかも、今度は破れた箇所等のメンテが必要で……内野さん、「僕が指示してるわけではないんですよ。(収録前に)勘助のお墓に行くと周りには何もなくて。同じように、何もないところで生きてきて、生きる場所を求めていた男だから徹底的にボロにしてくれって言ったんですよ。布をまとってるくらいでいいですから。で、胸元も普段からこんな感じで(左右の襟元をそれぞれの手で持ってあわせを調える動作)やってるはずだから、すっごくボロになってるはずだからと言って、やすりでこすってこんな風にして(画面にボロボロ勘助登場!多分、最近の勘助サマ…)ボロにしてもらって……お風呂にも入ってないわけで、臭い、そう、臭い人……だから臭いまで出したい。汗臭い奴にしたい」って……臭い人って 冷静に考えるとそうですよね~~あんなに汗かいて真っ黒になって……でも、あのボロ勘助サマを抱きしめたいと思うのはじいだけなのかにゃ でも、「汚い主役」ってのは狙い通りだったみたいですね~~「汚いですかね?」という問いに客席は大拍手でした じいは拍手どころか、↑な状態でしたからね~~

「ボロ勘助話」で盛り上がってるところで若泉P、「明日からかっこよくなりますから」と宣伝。内野さんは「プレッシャーをかけないでくださいよ」とおっしゃってました。あ~~ぁ、やっぱりボロ勘助サマとはお別れなんですね ちょいと、いんや、かなり名残惜しい 勘助サマ、晴信から「すおう」という正装(とでも言うのかな?)をいただくんだそうです。(ここで内野さん、「もう放送された?」って……若泉Pは「いや、まだ」とフォローを入れてました。)それにしてもNHKの衣装は拘ってくれるんだそうですね~~内野さんが勘助の鎧の話をされたんですけど、「勘助の鎧は、どっかで盗ってきたようなもののはずだから、ここがボロかったりするはず」って言うと衣装スタッフがそんな風にしてくれるんだそうです。しかも面白がってる、楽しんでやってると思いますよって内野さん。一丸となって“本物を作る”ってのが素敵ですね

汚い勘助サマ……話は発展して、若泉Pが「足をひきずるのは?」って……と、ここでじいは見逃しませんでした その前辺りから胸元をゴソゴソやってらしたんですけど、取り出したのはハンカチ そうなんですよ~~汗を一生懸命拭いていらっしゃいました。さすが、汗かきうっちー で、落ち着いたところで 若泉Pの質問にお答え 「実は足をひきずるのを忘れることがあって……芝居に没頭してたりすると忘れるんですよ。なので、役者はよくやることなんですけど、靴に小石を入れて引きずらざるを得ないような状況を作る…」と内野さん。実際に立ち上がって実演してくださいました。そしたら若泉Pが「現場を離れた廊下でもやってるよね?」とツッコミ 内野さん曰く「それは反対の足でやってて、両足のバランスをとってるんですよ」とのこと。眼帯をしている目も同じように(普段は右目に眼帯)してるとのこと。でも、雑誌のインタ(だったと思うんですけど)で忘れてしまって今はやっていないと暴露されてましたよね