じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

9/24 読売新聞夕刊(東京本社版)インタビュー掲載
9/26 週刊文春CINEMA!2024秋号(文春ムック)
9/27 男の隠れ家11月号(三栄)
9/28 LDK11月号(晋遊舎)
9/30 13:05~ NHKラジオ第一「まんまる」出演
10/3 八犬伝ジャパンプレミア
   映画『八犬伝』オフィシャルBOOK(KADOKAWA)
10/7 週刊ポスト10/18・25号(小学館)
10/11 8:15~ NHK総合「あさイチ プレミアムトーク」出演
10/13 7:30~10:25 日本テレビ「シューイチ」出演

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

10/16 モノマガジン11/2号(ワールド・フォト・プレス)
    DIME12月号(小学館)
10/19 Cut11月号(ロッキングオン)
10/21 FLIX12月号(ビジネス社)
10/24 STEPPIN' OUT! WINTER 2024(幻冬舎)
10/25  映画「八犬伝」公開
10/26 八犬伝 公開記念舞台挨拶(全国中継あり)
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

・・・ダメだ

2008-03-31 23:58:43 | その他いろいろ
今日は酷かった。。。

起きた時から頭痛っ!重い!胃がムカムカ!心ドヨヨ~~ン!プチ二日酔い、2ヶ月分の疲れ、脱力感、喪失感……マジに休もうかと思ったんですが、これじゃあ大阪千秋楽の翌日の二の舞 あの時は「次」があったからリセット可能だったけど、今回はココで踏ん張っとかないとダラダラグダグダが続きそうだったので鞭打って出社いたしました 当然ながら昼休み辺りまでダメダメで……完全に頭がストップ してました。りそな銀行→あさひ銀行って言っちゃうし、コンビニに傘を忘れそうになるし……更に、受け付けないのにお腹は空くので「食べたら治るかも~」と普段は絶対に食べないおにぎり とヨーグルトドリンクという明らかに変な組み合わせ。おかげでお昼はパス になってしまいました

初演ベガの時はここまで酷くなかったのに。。。今回はマジに燃え尽きた感じ でも、内野さんはきっといつものように華麗にマクヒースを脱ぎ捨てて次に進んでいらっしゃるんですよね~~その極意、是非とも伝授していただきたい、というか責任を取ってもらいたいわっ なんて思ってしまうんですが。。。確か、次のお稽古が始まったら役が抜けてくるっておっしゃっていましたよね じゃあ、やっぱり、、、「次」を知ったらじいの心の寂しさも埋めてもらえるのかな~~

でも、、、不思議なんですよね~~この“寂しさ” 内野さんに対して?マッコリ君に対して??マクヒースに対して???再演で中の人、ベガー、劇中で演じている役の境目が更に曖昧になってて(実は観劇記を書いててどの名前を使っていいか迷ったこと多数)……それだけ進化/深化してたということなんだと思うんですけどね 観劇の思い出という意味で一番脳裏に焼きついているのは、実はマッコリ君 でも、やっぱり男のイイ面悪い面を全部詰め込んだマクヒースも大好きで、今日は待受にしている写真(公式ブログのアレです)を見ては油断するとウルウルしてたりして……そして、内野さんが演じられているその二人のキャラが好きなんだと思うし。。。結局は何もかもが全部好き ってことになるんですけどね

さ~~て、明日から4月。新しいスタートを切る方々も多いんじゃないかと。じいも次に向けて、というか、後回しにしてた諸々の用事を済ませなくちゃ。もちろん内野的用事もいろいろ……重要事項=流更新は忘れずに終了 ベガーズ公式ブログは4月いっぱいで終了なので保存しなくては あと、、、風林火山DVDの特典映像 やっぱり世の中甘くないのね~~でも、ベガーズのせいで自分もベガーズの如く極貧になってしまったので、できるだけ安く手に入れる方法を考えなくては
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お疲れ様&ありがとうございました

2008-03-31 00:59:00 | その他いろいろ
程よく 良い気分になってきましたが、、、これだけは忘れずに。ベガーズの期間中、たくさんの方々とお話する機会に恵まれました。いろいろと紹介に預かる場面もあったのですが、「知ってるよ」「読んでるよ」という声をたくさいいいただき、自己紹介をするまでもなく…ということが多々ありました。いや~~恐縮でございます

ラスト2days は全国から魔女サマ結集 特に千秋楽は人!人!人!で大混乱の状況だったので、どこかにいらっしゃるんだろうな~と思いつつお会いできなかった方々もいたと思います。でも、皆様と同じ空間で千秋楽をお祝いできたこと、内野愛を舞台に送っていたことは確か だと思っています。

しばらくはお互いに腑抜け……「現実」に戻れるのか心配していますが、、、頑張りましょう 内野さん的言い回し?で、、、本当に本当にありがとうございました~~~
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ベガーズ・オペラ東京 千秋楽 その2

2008-03-31 00:42:59 | 観劇記
第3幕……何と何と 今日は愛しの君以外のパパラッチをしてしまいました。誰なのかは……内緒 でも、愛しの君と一緒のシーンもあって、じい的にはかなりお気に入り&オイシイ場面になってます 3幕は一番好きで一番辛い幕だから……やっぱり楽しくて癒されることもないと、ね~~

で、その「一番辛い」シーンなんですけど、、、裁判~牢獄のマクヒース。昨日も凄かったけど、今日はまた一味違った迫力がありました。ポリーとルーシーが父親に恩赦を願うところ、マクヒースは半分諦めて悟りきった風の顔をしてるんですよね~~薄ら笑いさえ浮かべてて……そして、その中に強がりや意地&あくまでヒーロー的な振る舞いに拘ってるような印象を受けました。だから、ピーチャムとロキットが「こいつは今日縛り首になるんだよ」って宣告する歌の時は「もう俺は“年貢の納め時”って分かってんだよ」って余裕の表情になってたんですわ。

でもね~~いざ、牢獄に放り込まれると、というか、その前に牢獄に連れて来られた時かな……「現実」を知って衝撃を隠しきれない顔になっていくのが分かったんですよ。で、それを境に今まで強がって表に出さなかった本音の部分=恐怖を露骨なまでに表してて……冒頭の叫び、今日はいつも以上に長かったような しかも声の出し方が明らかに違ってたんですよね~~第一声を聞いた瞬間に今まで押さえていた&ベガーとしてずっと持ち続けていた心の奥の絶望や哀しみが伝わってきて……心鷲掴みでした 酒を煽る時もちょいと涙交じりだった すんごい悲しそうな表情で目が離せませんでした 「吊るされるのは誰だ」の冒頭、エマちゃんのか細い声に涙腺崩壊警報が……さらに、、、マクヒースが顔を上げて歌声の方向に視線を送った時の表情がとにかく凄くて……天からの癒しの声を聞くようなホッとした表情にも見えなくはないけれど、同時に自分の人生を振り返るように、社会の現実を振り返るかのように絶対に何かを考えていると確信できるような深い表情に釘付けになってしまいました。

「アデューグッバイ」……ひじょ~~に情けない姿の中に、どことなく「自分がしっかりしないと、じゃなくて、最後までかっこいい男でいなくては」というのを感じたんですよね~~全くもってじいの勝手な思いですが。でも、それができない不器用な面があるところが男の“本性”であり愛すべき所以でもあるんだと思うんですけど……愛の証を迫られて首を振って崩れこむ。。。いざ女性たちが去ろうとすると「聞こえるか死刑を告げる鐘の音」なんて言って傍にいてほしいことをほのめかす まったくもってダメダメな姿なのに、そこにリアリティを感じてしまうんですよね~~しかも、ダメダメだけじゃなくて、不器用なりに精一杯相手を気遣う仕草なり表情なりを見せるからそれが心に響いてきて……ラスト最後列なのにハッキリと聞こえました。「大丈夫だ」って声が。。。しかもよせばいいのにパパラッチしてしまった連れ去られる時の強がった笑顔。。。はい、ウルウルしちゃいました

*********

そしてそして 千秋楽カテコ。内野さんが司会(できるようになったのね~~)で挨拶が始まりました。演出のジョン・ケアード氏も最後のダンスの時からお子様連れで舞台に上がっていらっしゃって、そのまま下手のボックス席へ

まずは内野さんが「大・大・大千秋楽を迎えることができました~~」と挨拶を始められて←メタマクを思い出した 「初演から数えて96回になります。皆さんが作品を愛してくれたから……と思っていいでしょうか。イギリスでは有名な作品ですが、日本で上演できたのは素晴らしいスタッフと共演者がいたおかげです」といった内容でした。じい、内野さんが「作品を愛してくれたから」とおっしゃった時に泣いてしまって……ここで大拍手だったんですけど、じいのありったけの愛を込めた拍手を送りました 本当に本当にベガーズを愛してたんだよ~~~~って

その後に内野さんが「全員は無理なので代表してプリンシパルの方々に」って……でも、その後にジョン氏が「誰が主役ということはなくて」みたいなことを言ってたので、ちょいと突っ込みたかった気も。ま、的確な言葉が見つからないんですよね~~「便宜上」ってことだと思うし、そこまで考えていらっしゃらなくてポロッと出た言葉だと思うし。ただね~~やっぱり内野さんの司会が順調に進むはずがない キャストを紹介する時に「敬称略で」と自らおっしゃったにもかかわらず、いきなり「村井国夫さん」と思いっきりさん付けで呼んでいらっしゃいました。ま、そういう変に 律儀なところが内野さんらしいんですけど

以下順番に。

村井パパ:一番悔しかった のが唇を奪われたこと。高嶋兄の時は寸止めだったのに、さとしさんの時はマジにキスされたそうです しかも股間ムギュ もかなり“効いた”とのこと

近藤さん:初めて今回参加できて良かった。スコットランドヤードから目をつけられていて、「一夜限り」といい続けて2ヶ月もやったので、偽証(だったかな?)罪と脱税で訴えられるかも……と

玲奈ちゃん:今回の再演で一番プレッシャーだったのは幕間の挨拶。先輩方が皆さん素晴らしい挨拶だったので、再演があったら自分も一発芸ができる女優に成長していたい。

歌穂さん:初演の時同様に、ジョン氏と一緒に仕事ができて嬉しかったと感慨無量な表情。更に村井パパに「言え」と言われて101歳になるお祖母様がいらっしゃってたらしくて、孝行ができたと涙ぐんでいらっしゃいました。

さとしさん:今回は6役を演じることになってしまいました。トムを演じて演出する苦労、一座を率いる大変さを実感しました。ピーチャムまで演じることになって本当に大変で……千秋楽の今日、やっと完璧に演じることができました。でも、今度やる時はトムだけにしてください。

モリクミさん:またもやお恵みをたくさんいただいてスカートのホックが2、3個外側になってしまいました(横向きになってウェスト辺りを見せてました)今回は2人の夫を持つことになって、さとしさんとはお稽古期間も短い&少なかったので、爆笑の連発ですみませんでした。ファララ~も成功したのは3回くらいだったかも。。。

そして、、、最後にベガーズ一座のモトジメジョン・ケアード氏の挨拶 通訳の垣ヶ原さんと一緒に舞台に登場。いきなり冒頭から英国人ジョーク 炸裂 舞台で発せられた言葉は垣ヶ原さんの言葉によるものです、もちろん今喋ってることも……って ジョン氏曰く「この作品には主役はいない、全員が主役なんだ。ここにいらっしゃる方でご存知の方もご存知ではない方もいらっしゃると思いますが、舞台セット、楽曲、衣装(オケの衣装は微妙だとのぶっ飛ばしジョーク付き!)、振付、興業主等々……皆さんのおかげでこんなに素晴らしい舞台を作り上げることができました」とのこと。そして、主要スタッフ一人ひとりの名前を挙げて称えていらっしゃいました。更に……今日は頭が働いてなくてグダグダだったじいにもハッキリ英語で理解できました(仮定法だった~~)「この作品は300年前の1万マイル離れた地で生まれたけど、今ここにいる皆さんにこんな風に受け入れられるなんて、とても嬉しいことです。もし、この作品を書いたジョン・ゲイがこの場にいたらどんなに喜んだことか……でも、今ここで皆さんが天に向かって拍手を贈ってくれたらきっとその思いが彼に届くと思います。拍手をしましょう」といって会場中が時空を超えた空間を思いながら大拍手~~~ じいも「ありがとう」の気持ちをこめて手を叩きました

そして、最後は一座の主演男優~~マッコリ・スプリングフィールドこと内野さんよりまとめの挨拶。「本当に本当にありがとうございました」とおっしゃった後にいつものお約束。金目のもの、貴重品は忘れないように締めくくられました。アンコール は更に続いて……一座全員で何度も舞台に出てきてくださいました。ジョン氏の子供たちも登場 ジョンパパが後ろに隠して意地悪 するお茶目な一場面も。。。最後に退場する時は内野さんがジョン氏のお子ちゃま1人@ボックス席から脱出中を抱えて手を振りながら袖に入っていかれました。

そうそう、最後のダメ出しも付け加えとかないと ジョン氏の挨拶が結構長くて、内野さんは下手の方でジッと聞いていらっしゃって、それはそれは真剣な表情だったんですけど←言葉の一つ一つをかみしめるように聞いていらっしゃるのが素敵でした スミマセン 見ちゃった~~~今日はジッと立っていらっしゃるんだ~と感心してたんですけど(偉そうでゴメンナサイ)だんだん足が開いてきて、、、時々つま先を上げて踵だけで立つ仕草を何度かされて……ました そんな光景をチェックしてる自分も明らかに変ですけど、やっぱりうっちーはうっちーでした

いや~~~~とうとう終わってしまいました 正直、明日からどうやって生きていっていいのか分からないんですが。明日は絶対に忘れてはいけない内野的用事があるので、それを絶対にやっとかないと でもね~~きっと会社で腑抜けてるんだろうなぁ~~ 10月までの「次」、早く知らせてくださいよぉぉ~~~
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ベガーズ・オペラ東京 千秋楽 その1

2008-03-30 23:25:33 | 観劇記
とうとうやってきちゃった……ホントにホント、最後の日です ……というのに、劇場に駆け込んだのが5分前 いろいろと「準備」があったから、なのですが(早くしとけよって感じですよね)間に合って良かったですぅ お昼ごはんも…… 食欲 は相変わらずだったけど、観劇エネルギーを蓄えるべくサンドウィッチを詰め込んどきました。終演後は魔女サマ方とプチ 打ち上げ……といっても、じいはアルコールは遠慮しました 飲んだら確実に1人で帰れなくなると思ったので その分、帰ってからムフフ はい、今夜も缶チューハイ片手に書いてまっす ということで、、、やっぱり、まともな頭のうちにラスト観劇記、いきま~~~~す

今日のお席は1階の一番後ろの更に端っこ 周りは他の役者さんのファンだらけという間違ったエリアに入り込んでしまった感じだったのですが、開き直っちゃうと俄然強くなる自分、超ワガママ やりたい放題の観劇をしました。だって……最後なんだから、、、ね もちろんオペラグラス必須の場所ではあったんですけど、今回は不思議なことにオペラを敢えて外して観ていることが多かったように思います。帝劇や梅芸等々と比較すると狭いから舞台に近いせいもあるんですけど、オペラで確認しなくても存在感や醸し出す雰囲気から表情や気持ちがちゃんと読み取れるし伝わってくるので、逆に「物を通して見る」ことがもったいなくて……ま、要所要所←じいの基準で でど~しても表情を見たい場面はパパラッチしてましたが

第1幕……もちろん視線の先にはマッコリ君。今日はボックス席でいつも以上にやりたい放題のノリノリ~でした。じいのお席からは照明の光の筋で反射&浮かび上がる埃に邪魔されて見えなかった部分もあったんですけど、GC階&2階で観てた方々の話と合わせて発覚したこと 客席をチラチラ見るわ、フラフラじっと座ってないわ、といういつもの状態プラス、、、顎をボックス席の手すりに乗っけて頭部だけライトで浮かび上がらせて生首状態にして遊んでた…らしいです じいのところからも肌色の物体が手すりに乗っかってるのは見えたんですけど、「手かな~?でも頭にも見えるし??でもまさかそんなおバカはしてないよね~~」とアレコレ考えてたら……その「まさか」をやってたのね あと、ポリーの出番が来た時もボックス席1階&ステージ上はピーチャムのキツネの手で盛り上がってるところを、マッコリ君だけは両手を上に上げて「友達の輪」じゃなくてハートマーク にして勝手に1人盛り上がってましたわ。。。

あ、もちろん内野さんだけを観てたわけではないですよ~~ 本日のフィルチ ハンカチ7枚を取り出すところで、コートのお尻部分に突っ込んであった7枚目の赤いハンカチ、フィルチがクルっと後ろ向きになったところでピーチャム夫人が取り出してました。「弁護士の歌」の時は、さすがに楽 客席から手拍子 が起きてました。しかもピーチャムが「弁護士は…」って強調する時にセット内にいるベガーさんたちも一緒に「弁護士は!」って……そしたらピーチャムが「邪魔しないで」って制止してました で、その、さとしピーチャムなんですけど……最後だから“やり残し”がないよーに 細かい仕草や呟きをアチコチに入れてました。全部は把握できないけど……随所に笑える間や仕草がいっぱいでした ポリーを追い払った後、夫人に「やることやろうよ」って言われるところは思いっきり突き飛ばされてて……前にもそういう公演回に遭遇したことがありますけど、またもや膝をぶつけちゃった 膝を摩りながら「イタイ」って言ってて暫し進行がストップ 拍手が起きたんですけど、モリクミさんのピーチャム夫人がいつも以上に強い調子でセリフを言いまくって場をしめてくれたので、ダークな雰囲気に戻ってくれて一安心~

マクヒース登場 いや~~相変わらずめちゃめちゃかっこよかったですぅ 本日のマクヒースは、「年上の男の見せる可愛さ」が前面に出てたと思いました。ポリー相手だから当然なんですけど、頼りがいがある中に見せる「少年の目」というのかなぁ~~特に「どんな時も自由に空を~」の歌いだしでポリーを見つめる視線にそれを感じました。頼もしい雰囲気だけでは年下のオンナにとっては近寄りがたさがある。そこにフッとなじみやすい 自分と等身大の視線があるから恋愛感情を抱くというものなので(過去の経験上……か)でも、密告ノートで自分の名前を見つけた瞬間から空気が一転。いままで甘~い空気 を出しまくりだったのが一瞬にして冷たい表情になるんですわ。特に何かの仕草をしてるわけじゃないのに、表情と醸し出す空気だけでこんなに受け止める側の心を動かしてしまうなんて……さすがじいの惚れたお方です

幕間挨拶はノエル君&エマちゃん ノエル君、大阪千秋楽同様にパンフ販売の宣伝をしてました。「もう、今日しか売ってませんから。1冊と言わず2冊でも3冊でも……そして、観に来てない人には、“こんなに素晴らしい舞台だったのに。観に行かなかったなんて馬鹿じゃない”と言っていいです」みたいな漫才調の挨拶になっていました。そして幕間、、、凄かったです 何が何だか分からない、人が入り乱れてグチャグチャの無法地帯になってました モリクミさんのところは相変わらずの凄い行列だし、エマちゃんは花束もらってるし、ノエル君はモリクミさん同様(それ以上)に持ちきれない程のお恵みを抱えてるし、トム部屋の前は行列だし……舞台の周辺も通行不可になってるような状態で大変なことになってました じいも、、、こういう機会が次にいつ来るのか、いや、来ないかもしれないと思って、どうしても伝えないといけないことがあったので「ブツ&ラブレター」を渡しました。愛しの君ではないけれど……無事に渡せて良かった

第2幕、マクヒースの客席降り ラストだから2階、3階もあるかと思ったら……地味に 1階だけ。でも、さすがにネタバレ 最初は皆さん控えめに手を振ってるんですよね~~ 今日も「これだけじゃないだろ。さぁ、美女ども、遠慮するな」って一生懸命 煽ってました じいはもちろん……思い込みが激しいと言われても愛 はいっぱい溢れてますから でもね~~実はこの「行為」も今回は勇気を出して頑張ったことだったんですよ。だって、、、周りは誰も手を振ってないんだもん 手を振るってことは……魔女だということを宣伝してるようなものですからね~~うん、でもいいの。素直に振舞うのが一番だから←「結婚が何だ」って開き直るマクヒース風に

2幕のマクヒースはポリーの、というか乙女な年頃の女の子には理解できない?まだ早い?大人のやり取り満載なんですよね~~マクヒースも本気と嘘の駆け引きを楽しんでいる表情&雰囲気だし。でも、ジェニーに裏切られたことを知った時に見せた表情にはハッとしました。憎しみや悔しさが表れた視線が一瞬だけ緩む瞬間があったんですよ。そこに寂しさを感じちゃって……100%本気でジェニーを好きだったとは言えないけれど、ふと垣間見せる人間的な 表情が酷い男なのに愛される所以なのかな~と思って見てました。

ルーシーとのやり取りも激しくて……今日はマイクの感度が上がってた?呟きまでハッキリ聞こえてきました。「罠にかかったネズミ」の最後にルーシーに往復ビンタされた後には「イタタタタ……」って両頬を手で押さえながら言ってるのが聞こえて吹きだしちゃったし、「こんな恥ずかしいお荷物を背負いこまされたんだから」って時にはお腹が出てる仕草をしながら「ボコッ」って呟いてるし ルーシーポリーの喧嘩が始まった時なんですけど、今日は焦るどころか楽しんでたように見えたんですけど オケボに行って「やめて~~」ってのもやらなかったし、後ろで見ながら「お、やってるやってる」「あらら~~凄いね~~」みたいな感じだったし。じいは喧嘩、じゃなくて眺めてるマクヒースを見て愛あるバカ を連発してました

でも、「アンボラの歌」を歌いながら連れ去られるポリーを見てからは表情がガラリと変わるんですよね~~最初は「こんなに迷惑そうにしてるのに、どうしてここまでするのか?」って感じなのが、ピーチャムが「部屋から一歩も出さないぞ、このごく潰し!」って言う辺りから半分泣き顔みたいになっていくんですわ。年端の行かない世間知らずの少女に酷なことをしたんじゃないだろうかって……しかも、今日は、ポリーがマクヒースの手錠を自分の手に巻きつけて歌いだした時の健気な気持ちがまっすぐ心に伝わってきたんですよ。彼女なりの精一杯の愛が切なくて……

ただね~~やっぱりマクヒースはマクヒース。気まずい空気を察してるのが分かるんだけど、それなのにルーシーに言い訳を始めちゃって……ホント、「男ってバカな生き物♪」って感じなんですけど。。。更に、やっぱり脱獄したいからルーシーに必死に訴えるんですよね~~「お前が助けてくれなければピーチャムやお前の父親に逃げたくても逃げられないようにされてしまうんだよ」って。ここの言い方、じいは好きなんですよね~~いろんな思いが込められてると思うから。いきなり強くて暴力的、でも時々かすれた声になるほど必死な喋り方なんですけど、マクヒースの「自分が悪者になるような行為はしたくないけど、でも生きたい」という強い意志もあれば、そういう気持ちを、愛するがゆえに受け止める側の気持ちも反映されてるから心に響いて。。。

そして、、、「女狐の歌」→ラストの合唱 トホホ~~予想通り泣いちゃいました 特にベガーさん全員が出てきてから……もちろん一番大きくて本気の愛は愛しの君だけのものですが、とにかくベガーズ一座全員が愛しくて愛しくて 「この世のどんな力も愛の絆を絶てはしない」……今日でお別れというシチュエーションもあったと思うんですけど、合唱を聞きながらあらためて自分がこの作品がどれだけ好きだったかというのが実感できてホロリ~~ウルウル~~グスグス やっておりました。

ふぅ、、、2幕まで終了。お酒の空き缶も2本 でも、まだまだ酔いつぶれるわけにはいかない 3幕&カテコは次へ
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ベガーズ・オペラ東京 13回目

2008-03-30 02:08:09 | 観劇記
自業自得……今日の午前中はプチ二日酔い すんごいゲッソリ~ な顔になってました。体重計ったら……ベガーズ東京が始まってから3kg減 嬉しいけど明らかに不健康な落ち方だわ 昼にはいつもの元気 になってたんですけど、今日じいの姿を見た方々、見苦しい顔を見せて申し訳ありませんでした

さてさて、、、前楽の観劇記を ジーン的に言うと 最終回の1個前でございます。すごく熱くて勢いがあってエネルギッシュな舞台で大興奮 素晴らしい公演でした~~

開幕前の労働、今日のお掃除係は可愛い女の子が立候補 一生懸命やってたんですけど、ほうきの柄が長くて大変だったみたいで……最後は老役者さんが「おじいさんが代わりにやりましょう」と言って自らお掃除 更に開始時間を急かしに来たマエストロにほうきを渡しながら「わかりました。じゃあ、これはあなたが片付けて」とお願いしてました。冒頭から拍手~~盛り上がりました

第1幕、さとしピーチャムがいつも以上にノリノリ~ 決められたセリフとセリフの間の呟きやアドリブ?の声がたくさん聞こえてきて楽しませてもらいました ポリーの「野に咲く花は」が終わった後も、いつもなら拍手 だけなのに、「は~い、はいはい」って宥める&呆れる感じの相槌の声を出してたし。「女房の扱いは悪魔並み」のキツネの手 はベガーさんたちお約束のツッコミ場面になったのか ボックス席のジェニーさん、スーキーさん、ドリーさんはもちろんのこと、今日は老役者さんも手がキツネ~~ めちゃめちゃ笑えました←ボックス席のやり取りも含めて笑ってるのは……多分○度目な方々かと

でね~~実はじい、別のツボでも笑ってたんです みんなで「キツネの手」で盛り上がってる時に、1人だけ KY な輩がいたんです……はい、マッコリ君 ポリーに夢中 1人身を乗り出したり歌に合わせて指揮をしたり、、、とにかく嬉しくて仕方のない様子。らりほ~ な表情もバッチリ見ちゃった ま、それを見てるじいもマッコリ君と……同じですね

でも、マクヒースとポリーのラブラブっぷりを見て思ったんですが、マクヒースの男として一番カッコイイ場面は第1幕なのではないかと……乙女なポリー相手だから尚更引き立ってるのかな~~「どんな時も自由に空を~」の歌いだしのところ、今日は上手側に座ったので斜め後ろから見るって感じだったんですけど、横顔と肩からセクシーフェロモンが漂ってて 「遠い場所へどこか」の時は結構近くで歌ってくれたのでセクシーな口元と汗だくの胸元&額に萌え ←変な趣味はありませんので 決してプリンス的なかっこよさはないんですけど、「オス」の部分がグワ~~っと押し寄せてくるようなかっこよさって感じ 上手く言葉にできないんですが、そういう男の魅力がいっぱい。じいも第1幕は無条件に「カッコイイ~~」と堪能しました。

最初の幕間挨拶は村井パパ。じいはお初です。やっと聞けました……「トイレにいっといれ」 その前にお心付けについての薀蓄話がありました。もう一つの幕間挨拶はKumaさん。少し「おしとやかベティちゃん」は入ったのほほん挨拶でした 貢ぎ物タイム、凄いことになってます。モリクミさん&ノエル君は相変わらずですが、何と何とトム部屋に行列が 初めて見たわ~~~

第2幕はハプニング連発。一つはお膝乗せ 腰に引っさげてる剣が椅子につっかえてマクヒース自身がなかなか座れなくて大変そうでした カチャカチャ音を立てながら何とか座ってましたけど、周りは大爆笑~~~ 更に不運 は続き……ベティちゃんの不意打ちキッス めちゃめちゃ長かった~~~~しかもトムはなかなか止めに来なくて 10秒くらい(それ以上?)唇を奪われてました。アレ、どちらかの、あるいは二人の確信犯 ←女性に囲まれてイイ思いしてるセクシーカリスマへの罰ゲームか。。。で、その後にマクヒースは普通に芝居を続けようとしたんですけど、ハァハァ息切れ セリフが続かなくなって芝居がストップしちゃいました~~~しっかり呼吸してから「じゃぁ……やるよ」って仕切り直しのマクヒース。でも、ミセス・スラムキンに「あたしのダンス、あたしのダンス」って言われた時も「はぁ・・・ふぅ・・・そう、あたしのダンス・・・あたしのダンス」って感じで懸命に答えてて……お疲れ様でした

でもね~~男のキスはもう一箇所あるんですよね~~ロキットピーチャム 今日ももちろん……しかもピーチャムがキスが終わった後に口周りをさすりながら「チクチクするよぉ~」って呟いてて じい、お腹いっぱい。やっぱり男同士のキスは……アレみたいに美しくないと そうそう、この場面で大爆笑してる人がいるんですよ 最初は「誰?こんなに大声で爆笑してるお客さんは?」と思ったんですけど。。。“真犯人”はトム部屋で芝居を見てるモリクミさんでした その豪快な笑い声、聞いてるだけで笑えますわ。

第2幕のマクヒースは一転して男のカワイイ部分、どうしようもない部分、情けない部分が満載。じいも「純情な乙女」な年ではないので「そうなのよね、男って」と妙に実感を持って見てしまいました。マクヒースってそういう男の部分を憎らしい?羨ましい?までに表に出して生きてる存在なんですよね~~なので、マクヒースの中の人のことも重ね合わせたりなんかして……もちろん素の部分じゃなくて役者って意味で どうしようもない存在なんだけど、それを愛さずにはいられない周りの女性たち=魔女たち?みたいなものを感じて。。。プラスα、じいはプライベートでちょっと……ね、あったりするんですけど、そんなこんなを考えながら見てて、気がつくとルーシーの気持ちにピッタリ寄り添ってて だから、ポリーが連れて行かれてルーシーの説得を始めるところから胸がグサッ しかも、最初は遠回しに脱獄をほのめかしてるんだけど、「俺に命をくれ」ってセリフの前に少し間があるんですよ。その「間」がマクヒースの決意というか、ここぞ本音を出して勝負をする時だって思ってるのが伝わってきて……本当はうま~い具合にルーシーから脱獄を引き出したかったんでしょうけど。で、ここから雰囲気がガラリと変わるんですよね。正直、最悪な男のオーラ出しまくり~なんですけど……でもね~~ふと自分のことを思って「でも、こういう奴に惹かれてる自分もバカだな」って 「あんたは私を愛してないけど…」のところからはウルウル ルーシーの気持ちが痛いほどわかっちゃって……しかも、ここでマクヒースはルーシーの本音が心に響いてるような表情をするから憎めないんですわ。しかもラストに近くて、マクヒースとの別れが迫ってるせい 内野さんが演じるマクヒースとじい自身の別れを重ね合わせてしまい、歌詞の全てが自分の思いにすり替わって。。。「二度と会えなくても、愛が導く、約束の地へ」ホント、馬鹿でしょ~~笑ってやってください

第3幕の牢獄シーン、いや~~凄い迫力でした。エマちゃんのソロ……最終週のエマちゃん、涙混じりになってることがあるような そんな切ない歌声を聞かされたら……お姉ちゃんはダメダメになっちゃうよぉ~ しかも、その後のマクヒースのソロ 今日は凄かったです。か細い、じゃないですね~~繊細な響きなんだけど、その中に強くて激しいものが詰まった濃密な歌声で、細いけど丈夫な一本の糸でマクヒース/マッコリの社会に対する強い「思い」が心に響いてきました。ベガーさんたちを一人ひとり指差しながら歌うところは、自然に「そうだろ」「そうじゃないのか」って問いかけて立ち上がることを促すような感じになってて……歌詞に込められたメッセージがズド~ンと迫ってきて、これまたウルウル

「アデューグッバイ」の崩れ方も凄かったです 次の声が出ないんじゃないか と心配するくらい。ルーシーとポリーに抱えられてやっと身を起こしてるって感じでした。でもね~~こんなに情けない姿を露呈してるのに、いや、露呈してるからこそ、かな~~最後にジェニーやミセス・ビクセンの頬に優しく触れて、すがりつくルーシーを優しく座らせ、「大丈夫だ」って何度も言いながら微笑む。。。ダメです。今日はとうとう涙腺決壊 この場面って男、というよりも人間かな……人間という生き物のプラスマイナス両方の面を凝縮してると思うからすっごくリアリティがあると思うんですよ。だから納得できるし共感できるし気持ちも分かるわけで……はぁ

で、涙涙は更に続いて、ラストの「最後は悲劇と限らない…」のところでもウルウル……日常生活での自分の周りにあるアレコレもあったのかもしれないけど、ベガーさんたちの生きるエネルギーがいっぱい 熱い思いが伝わってきて感動しちゃったんですよね~~~

カテコは2回。久々ですね~~2回目 やっぱりこうじゃなくてはっ 内野さんのみ舞台セット2階から登場、舞台中央まで出てこられて「みんなはもうすっぽんぽんになってるので、代表して出てきました。本当に、本当に、ありがとうございました」って感じの挨拶をされていました。で、もちろんお約束の内野バイバイ&投げキッス で全部終わり~~~

さ~~て、泣いても笑ってもあと1回。マジに「初日、だけど千秋楽のたった1回の公演」です。じい、泣き崩れないといいけど……とにかく いっぱいの「ありがとう」を伝えてこようと思います。千秋楽、盛り上がりますよ~~~
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ベガーズ・オペラ東京 12回目

2008-03-28 23:51:42 | 観劇記
酒がなくちゃ~~耐え忍ぶ勇気、強い酒を~~ ただ今、獄中のマクヒース同様にお酒を煽りながら書いてます ←まだ 1本目なので大丈夫 今日は最後のSS席。終わったらすっかり腑抜けてしまって帰り道、妙に寂しさに襲われてしまって「飲まずにはいられん」ってことで……まともな思考回路のうちに(元々存在してるのか??ですが)レポレポしちゃいますぅ~~ それで、、、じいからのお願い。今日の居場所が分かる内容のコメントは内緒、シィ~~ ってことでよろしくお願いします

開幕前、またまた老役者さんに働かされてしまいました。前回とは違うお仕事でしたが じい、労働意欲がありそうにみえるのかな~~ それならお手当て が欲しかったりして……40ポンド で手を打ちましょう……なんちゃって(笑) 劇中劇が始まってからドッキリ することがあったり(勝手な思い込みで恥ずかしすぎて言えない)、笑えることがあったり……マッコリ君、今日もXB最前列のお客さんに刀入れの先っぽを持たせて「抜けない」を連発してました。ハリー・パディントンさんに衣装を「持ってて」って押し付けられてる人もあり……後で取りに来た時にお客さん自身のコート?上着?も一緒に持って行こうとしてて ピーチャムの説明で「ケチなコソ泥で…」って言ってたのを思い出して思わず笑ってしまいました

「人生はうらおもて」の場面で……見ちゃいましたよぉぉ~~内野さん、ずっこけました ピーチャムがセットの真ん中から降りてきて、他のベガーさんたちは階段を続々と降りてくるんですけど、マッコリ君はその合間をぬって舞台セット2階に上がるんですよ。その時に階段に躓いてドテッ 舞台上のお客さんたち、見逃すはずもなく 笑ってたら「転んじゃったよ」って言ってそのままヒョイっと上がっていかれました。ま、何事もなかったから笑っていられるんですけどね しかも、第1幕は他にもハプニング があって、ボブ・ブーティ登場のところ。いつもXA最後列のお客さんの後ろから驚かせるのがお約束になってるんですけど、今日はマジにビックリ してたらしく「きゃぁ~」って悲鳴が さとしさん、突如「トム」に戻って「やりすぎだよ、すみません」って注意してました

「人生は~」の歌の時のピーチャム、後ろに準備してあるソファに座る前に「トムとして」セット内にいるベガーさんたちの合唱をちゃんと仕切ってるんですね~~OKサイン出したり もっと出して~ って感じで指示したり……役替わり初日辺りの時は、ただ座って待ってただけだったので、その暇っぷり が気になってたんですけど、ググッと役が染み込んでいってるんだなぁ~と唸らせていただきました。しかも、、、黒い衣装に横顔、カッコイイです←浮気じゃないですから

でもね~~その“カッコイイ”ピーチャム、じい的に「困った」存在だったんですよ あ、良い意味で、ですよ~~見逃せない仕草やお喋りがいっぱい過ぎて集中して見ていたいのに、そっちに気をとられてると愛しの君を見逃してしまうんですよね~~今日もピーチャム夫妻がマクヒース逮捕を打ち合わせてる時に、そっちを見ててマクヒースがポリーの部屋に入って来るところが見れなかったぁ~~ 部屋に入ったすぐのところでカツンと音がして気づいたんですよね。。。その時には鏡を見ながら身だしなみ始めちゃってたし。う~~ん、激しいジレンマ。目が10個くらい欲しいです

ちなみに、、、もう一人、じいを困らせる存在がいます。某ベガーさんとしておきますが……貢ぎ物を上げた方で初演の時から気になってました。愛はありませんが……とにかく気になってしまって、気がついたらマクヒースじゃなくてその人を追ってることも 気が多いのかなぁ~~もしかして、、、じいもマクヒースなのぉ

とはいえ、、、やっぱり心を一番疲れさせ、近くに来てくれたらドキドキさせてしまうのは愛しの方だけ 今回はほとんどマクヒースの背中しか見えない状態だったんですけど、その背中が凄いんですよ まさに物言う背中 表情が見えなくてもセリフが聞こえにくくても(オケボが近いし役者さんは客席側を見て話すので)背中を見てるだけで表情も言ってることもハッキリ理解できるんですよ。しかも、プラスα心模様がビシバシ伝わってくるから受け止めるのが本当に大変で……もしかしたら真正面から表情を見てる時よりも多い&重いものが伝わってきたのかも~~っていうか……これで内野さんの目を見たら……受け止め切れなくて確実に自己崩壊してると思います なので、今日はヘトヘトなんですけど、そうさせてくれるお方にますます惚れてしまいました。じいって幸せ者じゃないの~~こんな役者さんを好きでいられるなんて、、、と勝手に幸せに浸ってました

第1幕は自信&余裕たっぷりの頼りがいがありそうな、いや、実際にはダメ男なのでちょいと危険な含みも醸し出してる後ろ姿でした でも、密告ノートを見てから一転……と、その前に自分の名前を確かめているところの背中も良かったですね~~自分の名前を見つけた瞬間、ハッと肩を動かすんですけど、動作だけじゃないんですよ ビックリ&逃げなくちゃ という気持ちが漂い始めて「まったく、コイツはっ」って気持ちにさせるんですよね~~ 逃げる時の「愛してるよ」という言葉、今日ははっきりとは聞こえなかったんですけど、いいかげんなんだけど薄情になりきれなくてウルウルな表情がしっかり見えました。ズルイんですけどね~~どうしようもない性分が逆に憎めないというか

第2幕は一転 やりたい放題のマクヒース 客席降り、ずいぶんノリノリでしたね~~「ビューチフル・レイディ、この俺に手を振ってくれ~~」って。でも、いきなり「金の好きな人間が…」って始めるところの落差がありすぎ こういう不器用さ、じいは好きですけど…… その後、「女は複数必要なんだ」って言って「貴女も、貴女も」って誘惑しまくる ところでお花畑の中に男性発見。「あ、男性も好きですよ」って無節操なことも言ってました。しかも今日は(昨日も?)貴女→you になってたんですよね~~「You も、You も…」なんて聞いてると……スミマセン ジャニーズ喜多川さんを思い出してしまいました。きみまろからジャニさん路線?に変更なのぉ

娼婦さんたちとのお戯れシーン……これまた今度はトムが気になって……マクヒースのダンス&歌に集中したいのに、トムがお酒の準備をしている手つきに感心 当たり前、っていうか失礼ながらリアルに凄いな~って思って 視界に入ってくるのでついつい見入ってしまいました。大人の世界な時間の時も、ミセス・コークサーが脱がせたエマちゃんのボレロをトムに渡して、トムがそれをクンクンしてて(笑) 面白すぎました。。。あ、でも、やっぱり 見てたんですよ~~マクヒースはジェニーに服を脱がせる前に二人が何かしら囁き合ってるんですよ 声は聞こえなかったけど……気になります。

ルーシーとのやりとり、客席からは見えない表情は正面から堪能できました。「女の敵」を歌ってる時の表情……半分は他人事みたいな感じでのほほんとした雰囲気で、あと半分はどうやったら上手くスルーできるか考えてる情けない雰囲気。それまでの自信満々の空気はどこにいっちゃったの~~って思う程の正反対っぷりに唸らせていただきました でも、ポリーが入ってきて情けなさの方が上回ってくる感じ 「籠のツバメが~」って歌ってるポリーを見て、ルーシーに「この変なの、誰?」って感じで首をかしげてる時の顔なんてヘタレの塊みたいなんですよね~~で、これをルーシー目線で見ると、浮気癖のある夫にまたまた愛人が乗り込んできたわ コイツは何もできないから自分が何とか後始末しなくちゃ なんてセリフが思い浮かんでしまうんですわ

で、二人の喧嘩が始まって……マクヒースが「喧嘩が始まりますよ」って“わざわざ”説明しに来てくれました まったく。。。でもじいは、そんなマクヒースに「あ、こっちに来てくれた」って見惚れてたんですよね で、ふっと気がつくとポリーとルーシーが結構本気でスカートを引っ張り合ってて……ポリーの「この野郎~~」って言い方、何げにツボです でも、喧嘩が始まった時はオロオロしてて、それを追い立てるように音楽が始まった時はオケボの一番前にいたバイオリン?ビオラ?の女性を指差して「もう、やめてよ」みたいに集中攻撃 をしてました。弾きながら大変だな~と思いましたけど、きっと毎日のことだから慣れていらっしゃるんです……よ…ね

アンボラの歌&女狐の歌のシーンは切なかった~~ ここでもポリーが連れ去られる時はマクヒースの背中 だったんですけど、最初は面倒な災難が去ってホッとしてるんですけど、途中から哀しそうな雰囲気になってきて振り返った時の表情は悲壮な顔をしてる。。。しかも全身から後悔の気持ちが溢れてて……でもね~~その後の「おい、女房」ってリーシーに話しかける場面からいきなり空気が変わるんですよ。マクヒースの「何をしてでも生きたい」という強いエネルギーが溢れてて……そして、ルーシーがをのエネルギーを受け止めているのも分かったから、「命をあげる」って言ったところでは胸が痛かったですね~~本当は引き止めたいのに、それを許さない、上回る、マクヒースの強い生命力がこちらにも伝わってきたから、止められないのが分かるわけで……でも、ルーシーがあの名セリフを言った時には何かを言おうとして、口元を見てると何かを言いかけてるのが分かるんですけど……二人それぞれの中にある「留まらないとという/引き止めたい気持ち」と「逃げたい/逃がしたい気持ち」が溢れて、マクヒースとルーシー各々のキャラも表した、濃厚なシーンだと思います。

第3幕の裁判~牢獄シーン。判決を受けるまでは意地というか、強がって覚悟を決めたカッコイイ姿を誇示してるんですけど、牢獄に放り込まれてからの崩れ方は痛々しかったです 掲げられた酒瓶に気づいてその方向を向いた時の表情は、藁をも掴むような表情とでもいうのか……必死なんだけど悲しそうな顔をしていました。「吊るされるのは誰だ」のソロの前、もってこい&やってこいペアの歌を聞いてる時の舞台の張り詰めた空気は凄かったです……ゾクゾクッとしてきたんですよ。劇中劇の役→1人のベガーに戻っていくのが分かって、ベガーの苦しみや悔しさで舞台がいっぱいになっていく。。。そこにマクヒースのソロ ちゃんと一つ一つの歌詞が綺麗に響いてくるけど、決して聞き心地がいいわけじゃない。凛とした声の中に涙が詰まってるから心を思いっきりえぐられるんですよ。更に、マクヒースが周りのベガーひとりひとりを指差しながら歌うから、ベガーさんたちの人数分だけの人生と涙まで伝わってきて……

そして、、、やっぱり何度見ても苦手です、というか無理です。マクヒースの処刑。。。幸い 縛り首のシーンは柱や布の陰になって見えなかったんですけど、その前の「大丈夫だ」って何度も言ってる声はハッキリ聞こえちゃって その前まであんなに恐がってたのに、ほっといてくれといいながらも傍にいてほしいと望んでしまう情けない姿を晒してるのに……それでいながら最後に「大丈夫」って笑顔を見せるなんて、、、ズルイ でもそういう「性分」だから皆が惚れてしまうし、誰しも持っている部分だからこそのリアリティがあるんだと思いますね~~いや、でも、、、辛いですね。。。今日はとうとうホロリ ちょっぴり泣いてしまいました。

芝居がメチャメチャ!大どんでん返しになるところ、恩赦~~って3階から降りてきて2階のところで手錠を外してもらってるんですけど、今日は聞こえちゃった「台本にないし、稽古でもやってないじゃない」って……焦るマッコリ君 その後のオロオロっぷり はいつも通り でも、「いざかい」→「いさかい」はなかったんですよ 一瞬アレレ~ って思ったんですけど、どうやら昨日もなかったみたいで。。。演出変わった?単にすっ飛ばしただけ?(2回も???)明日確かめなくちゃ。

カテコのダンス、ずっとマッコリ君の姿を追ってたんですけど、ポリーに一緒に前に出て何かやろう!みたいなことを言ってるんですけど、ポリーは なんですよ。そしたらルーシーが「だからダメなのよ」みたいなことを言って煽ってました。あと、「弁護士の歌」の前に袖に引っ込む時に、トムが「やっぱり老役者の言ってたことは当たってるかも」って走りながら言ってました。いや~~でも、、、マッコリ君の、っていうかココは内野さんの、かな 皆をノリノリにさせて自分も楽しんでて……そういうのを見てると嬉しくなってしまいますね~~

最後のダンスは、、、さとしさんと踊りました 途中で泉さんも他のお客さんを連れて「入れて~~」って入ってきて大きな輪になってクルクル~~ラスト、じいは他のお客さんと手を繋ぐ状態になってたんですけど、そしたらさとしさんが間に入って手を握ってくれました 一緒に「最後は悲劇と限らない~」って顔を見合わせながら歌ってくれて嬉しかったです。

何だかハチャメチャなわけの分かんない観劇記(と言えるのか…)になってしまいました。しかもお酒の缶が2本空いてるし いや、、、酔ってませんよ イイ気分~~気分も上昇 この調子でとにかく今は盛り上がることだけを考えなくちゃ、ですよね

残り公演3つ。明日のじいは前楽に参戦してきます
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やっと……内野さんの番!

2008-03-27 23:46:57 | 内野聖陽さん
ベガーズ公式ブログ、待ちに待った内野さんの番がやってきました いきなり瞬殺 卒倒 のマクヒースなお写真 正直、ベガーなきちゃない 部分もあるのにカッコイイなんて……何げに内野さんって汚い、ちょっと微妙?変?、情けな~~い姿がお似合いなんですよね っていうか、じい的なツボ。もちろん綺麗な格好もいいけど……なぜかスルーしてしまう(過去の作品とかも……笑)ま、結局のところ全部好きなわけで

インタの内容は淡々と……カテコの挨拶等々で使われていた言葉がポチポチ入っていました マッコリらしい、っていうかうっちーらしい精一杯頑張った(…らしい)ギャグもあって でも、「音楽劇にはもってこい。やってこい」って言い方は好きですね じいも使いたい用法です 居酒屋「日生」、内野さんも行かれてるんですね~~ベガーさんたちのブログにあった写真にはなかったので初めて知りました ベガーズで他にやりたい役=娼婦って……でも異常に(笑)似合ってるっていうか、本物の女性より色っぽかったりして あと、、、写真に写ってたアイピロー、何の形なんでしょうか 動物?間違った野菜??何か気になる。。。

さてさて、、、明日からラスト3days お風呂1時間 しっかり自分磨きをしてみました そして、、、寂しさは募る一方だけど、一番大事なのは「今日という1日」を楽しむこと 1公演1公演、めいいっぱい楽しんでこようと思います。魔女サマ方も続々と参戦されている模様 素敵な出会いがたくさんの予感、とっても楽しみです。
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ベガーズ・オペラ東京 11回目

2008-03-27 01:25:16 | 観劇記
2日連続のベガーズ 今日はソワレのみ1公演だったので、ベガーズ一座の皆様も元気いっぱい~~ 勢いがあって素晴らしい舞台だったと思います。

今日はSS席だったんですけど……いきなり働かされてしまいました 何をしたかは……内緒 後ろの席だったから油断してたのに。。。ま、役者さんが立つ同じ板の上に立てたからいいや 最後のダンスでお誘いを受けない限りは踏み入れてはいけない場ですから。。。

で、SS席の醍醐味~~ベガーさんとしての会話やセリフがあちこちで聞こえるところなんですけど、冒頭のマッコリ君の刀との格闘 お客さんにケースを持たせて引っ張るところで、ずっと「抜けない抜けない」って言ってました あと、ベン・パッチ登場。目隠しして杖をついて来るんですけど、手を出しながら「お金ちょうだい、お金ちょうだい」って……あと、第2幕でポリーとルーシーの喧嘩が始まったところで、「今から喧嘩が始まるよ」って指を唇に当ててシー みたいな感じで説明 してくれたんですけど……冷静に喋ってる場合じゃないじゃん、お前が何とかしろ~~ って思っちゃいました

あと、、、某ベガーズさんに貢ぎ物。実は無意識に姿を追ってしまうことがあって……あ、浮気じゃないですよ でも、実は初演以来気になってる人で別の舞台でも実は気にしてたんですけど……応援していきたい役者さんが増えました。その方とベガーとしてお喋りして楽しかった~~

第1幕、愛しの君の登場 まではピーチャムをパパラッチするのが最近の日課になってます。今日は木製の洋服かけ に掛けてた黒いコートが途中でバッサリ落ちてました。ピーチャム夫人のセリフの間に頃合を見計らってさとしさんが掛け直してて……服を引っ掛ける部分をさすってしっかりと固定?してたような で、今更ながら気づいたんですけど、そういえばさとしピーチャムは大きな宝石のついた いかにもいかがわしそうな指輪 は付けてないんですね~~頭をかきむしる動作の時にふと思いました 歌は今日は絶好調 「弁護士の歌」の出だしも上手く音と合ってたし、言葉に込められた意味もちゃんと伝わってきたし……喋りっぷりは観る毎にますます自然に その雰囲気がモリクミさんや玲奈ちゃんにも伝播して、それぞれのやり取りが前以上にスムーズになってる気がするんですよね~~大仰な喋り方やセリフ⇔音楽の境目がなくなってきて……音楽劇らしさがよぉ~~く出ててじい的には大満足 そうそう、何げにツボ?見どころな「女房は悪魔並みの扱い」の時のキツネの手 ボックス席のジェニーとピーチャムが身振り手振りでツッコミ&ボケな会話をやってるように見えたんですけど???拘りすぎです、、、手に

そして、愛しの君の登場……と、その前に ピーチャムをパパラッチしているとはいえ、やっぱり内野レーダーは常に働いてたりして ストリングスな音楽が始まるとマクヒースがポリーの部屋に登場 なんですけど、カツンカツンって足音が聞こえたんですよ。ウフフ~~ もちろん注目はポリーの部屋 マクヒースが階段を降りてきて……その音に気づいただけで嬉しくなっちゃうおバカ

で、待ちに待ったマクヒースの登場。今日はすっごく勢いが良くて音楽より微妙に早かった感じ でも、ちゃんと長椅子越えもできたし、至近距離で赤いコートとサーベルがドサッ それだけでドキドキしちゃいますわ。歌の出だしはちょいと低めかな~~と思ったんですけど、安定してて良かったと思います 舞台中央に出ちゃうと背中しかみえないんですけど、いや~~あの大きな背中を見てるだけで しちゃうんですよね~~ 余裕たっぷりにセクシーすぎるほどの色気ムンムンだったんですけど、、、見ちゃった 気のせい 赤いコートを羽織る時に袖が裏返ってて上手く腕を通せない感じでいつもよりもたついてたような気がするんですよね~~なので、ポリーに渡す指輪 を出すタイミングがちょいと遅くなって、速度up で指輪を出してスリスリ磨いてポリーの肩をトントン。顔が必死だったのがちょいと笑えた……か

第2幕、スミマセン いきなりですけど例のセクシー場面 今日のお席からはジェニーの上半身とマクヒースの後ろ姿が見えてたんですけど、何げに全部見える位置から見るよりもエロいです チラリズムとでもいうのか……色っぽい表情だけはバッチリ見えるから想像力が しちゃうんですよね~~何げにがん見 でも、その時にミセス・コークサーがいろいろとちょっかいを出してきて見えなくなっちゃって……でも、近くにいた男性がオスの興味全開 「張りの良い胸」をツンツンしようとして「何してんのよ(パシッ)」って叱られてました(笑)

でもでも~~第2幕はマクヒースの目にやられました。ま、内野さんの目力 伝わってくる思いに気づいちゃうと一発で捕獲 大変なことになってしまう んですけど、今日はズッド~~ンと印象に残る視線がいっぱいでした。ピーチャムに逮捕されるところで「これでいいのか、ジェニー」って叫んだ時の目 鋭くて切なくて寂しそうで憎らしそうで……ジェニーに思いの丈を目でぶつけてたような感じでしたね~~ポリーが「アンボラの歌」を歌いながらピーチャムに連れて行かれるところでは、最初は露骨に迷惑そうな顔をして無視してるんですけど、途中から雰囲気がみるみるうちに変わって……自分は悪いことをしたんじゃないかって後悔する気持ちが醸し出されてて……でもね~~そこはマクヒースやっぱり脱獄のためにルーシーを必死に口説いて、そして上手く逃がしてもらうようにもっていくんですけど……そこで名セリフ その時に「はぁ?」って表情になって、すぐに何かを言おうとするんですけど、その時の顔、特に口元の表情が凄くて……言い出せない言葉が見えてくる気がするんですわ。「違うんだよ」「本当に愛してるから」などなど、偽りの気持ちではなくって、でも本当の気持ちでもなくって……そういうマクヒース自体まで表しているような顔に釘付けになってしまいました

で、同じくらい心が揺さぶられたのがこの時のルーシー。「あんたは私を愛してないけど、感謝はして」って言う時に、明らかに自分と愛する男の間に壁を築いてように感じたんですよ。だから、マクヒースは何も言えずに一歩も前に踏み出せなかった……その時にふと頭に浮かんだんですよ。逆の言葉が……「私はあんたを愛しているから、感謝はしないで」これはじいの勝手な思いですけど、マクヒースが脱獄する時にルーシーにキスをしようとして拒まれ、手を握って深々と感謝の意を表して去っていく。ルーシーにしてみれば本当は愛されたい、こうやって感謝されたいわけじゃないし、かんしゃされるようなことができるから口説かれもするんだってことに気づいてると思うんですよ。だから本音は“逆セリフ”に隠されてるんじゃないかな~~って

そんなことを思ってたら切なくなっちゃって しかも、アンボラの歌&女狐の願いの合唱でルーシーのソロが始まる時にフッとマクヒースが置いていった手錠に目をやるんですよ。その表情がまた……泣けました

第3幕の牢獄シーンで最近思うこと公演ごとに受ける印象が違うんですよね~~さすが一夜限りの公演 なんちゃって 今日のタイトル は「不器用な男の優しさとワガママさ」ってところか 面会に来たルーシーとポリーにわざとダメダメな姿を見せてるような感じがしたんですよ これで愛想をつかしてくれたらいい……そんな不器用な優しさみたいなのを感じました。でもね~~そこはダメ男 やっぱり死を前にして1人になりたくない気持ちもチラチラみえて同情を引くように「聞こえるか死刑を告げる鐘の音~」って……でも、そうはいっても支えてくれる女性たちに「愛の証」をどうやって示していいか分からないし。。。でも、そういうところが魅力的だし、ある意味身近に現実感を持って捉えることができるのかもしれないな~~で、やっぱりダメね~ 最後に連れて行かれる時に「大丈夫だ」ってのが聞こえてしまうと胸がキュイ~~~ンって辛くなってしまいました。

今夜もカテコは1回。「乞食のワンダーランドにようこそ」なんてまたまた意味不明のうっちー言葉 が出てましたけど、満面の笑みの内野さんを見ると嬉しくてたまらなくなります じいの至福の時なのでございますぅ~~~

明日は観劇はお休み←じいは 28日からは千秋楽までベガーズ三昧。ラストスパート ぶっ飛ばしてまいりまっす
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どうする~?どうするよ、私?

2008-03-26 23:50:45 | その他いろいろ
観劇記は後ほど ここのところ、「カードの切り方」を迫られる予感の出来事が次々とやってきます。大袈裟じゃないところではこのブログ。あ 内野さんを好きでいる限り、読んでくださる方がいる限り、私はこのブログを止めやしないよ~~とマクヒース風に いや、編集画面は分かりやすいしサーバー的にも問題がないのでいいんですけど、有料会員(なんです、、、自分)と無料会員の差が曖昧になってきてるし、既存のテンプレは自由度が皆無だし……よそなら無料で今以上のサービスが受けられるのが当然 でもね~~画面がゴチャゴチャしてたりサーバーが重くて表示しにくかったりするので、ココっていうのがないんですよね。過去のデータ移動も大変だし。近いうちにもしかしたらお引越しがあるかも?ないかも??分かんないけど止めることはありませんので、今後ともよろしく なのです。。。

本気で人生のカードを切るタイミングを計ってること→仕事なんですわ 昨日の予想通り 午前中に頭の痛い会議が2時間。例の移動話の件で 名前が挙がったのは入社1年ちょいの新人(でもないんだけど、、、いまや)2人。もちろん現場を知らないハゲ専務とワンマン社長が勝手に決めた人選。1人は新しい仕事に興味があるみたいなので多分決定。もう1人は迷い中 じいと同じくプライベートが犠牲になるのを心配していました。しかも、「私が選ばれたのは今のところに要らないからですか?」って……すっごく気持ちは分かります。じいも同じ目に遭って同じことを言いましたから。上司は否定したし、今の自分なら上司の言葉は本当のことだってのが分かるけど、その子の気持ちも痛いほど分かる。ま、じいと違って控えめに聞いてましたけど 自分の時はいきなり課長に吠えて社長室に乗り込みましたから ←しかも入社半年で。

ま、じいが今いる部署はマジに厳しい状況なので、残ればもしかしたらリストラの対象にもなりかねないってのも冗談じゃなくてマジな話 業務&異動先の部署的には先行きが明るい状況なので、今異動を申し出て生き残るのも一つの手ではあるんですが、、、正直、そこまでしてやりたいわけじゃないし、また無能な役員たちに振り回されるだけだし

部署内だけの“ぶっちゃけた”会議だったので本音語り~~無礼講の飲み会と同じような状態だったんですけど 係長は「汚いやり方でクビを切られる前にドラスティックなやり方もある」って……つまり転職ってことなんですけど、じいと同じことを考えてたのね 元上司&前課長は「プライベートは大事。会社はあくまで生活の手段だから」「自分自身がまず充実してこそいい仕事ができるんだ」あれこれ聞きながら、多分じいは仕事に対しては文句タラタラだけど、こういう人たちと一緒に働きたいからいるんだって……つくづく思いました。普通の会社じゃ“不適合者”の烙印を押されるかもしれないけど、だから 人間関係のストレスは感じてこなかったんだと思うんですよね~~このメンバーで何とか状況を打開できたらいいな~と思うんですが

すぐにどうのこうの動くことはないと思うけど、もしかしたら前課長のヘルプ等々仕事量が するかも。でもコレ、異動することを思えばなんてことはありません。前課長はシシィなじいを上手く操縦できる人なので も、マジに「ドラスティックな方法」も場合によったら実行するかも、ですなぁ~~ っと望んでた仕事ができるチャンスがあったら分かんないけど、そうじゃないならできるだけ今の生活環境を守れる方向で……ワガママだけど必要な「糧」ですから。
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ベガーズ・オペラ東京 10回目

2008-03-25 23:56:22 | 観劇記
到達しちゃいました、2桁 いや、大阪から数えると……止めときます

とうとうベガーズも最終週 休演日明けの“6幕”、ベガーさんたちの疲れもピークに達してるんじゃないかな じいはソワレ観劇だったんですが、ボロボロな衣装同様、ほころびを隠しつつ、厳しい現実 にも負けずに奮起 して演じてるんじゃないかな~~って感じました。皆さん、声はしっかりと出てたんですけど、結構必死に発声してるな~ってのが見え隠れしてたので

でもね~~本日のじい、偉そうなことは言えないんです 贅沢なことは分かってるんですが、やっぱり昼→仕事&夜→デートの繰り返しはきついですね~~ 体力の限界に近い???あろうことか 途中から睡魔 に襲われちゃって……まぁ、3時間半の中、やっぱり気合いに はあるんで、ガス抜き状態で見てるシーン(多分想像はつくかと…)もあるんですけど、、、スミマセン そこで思いっきり撃沈しました。。。しかも今日は役者さんの視線が一番飛んで来やすいお席だったんですよね~~そのためにちょいとセクシ~ な胸元で頑張ったりなんかしたんですけど 残り公演、こんなに真正面から観られるお席はもうないので、もったいないことしたなぁ~~と大反省でございます

でもでも~~ いちおう真面目には観てたんですよ 第1幕、さとしピーチャム絶好調 公演ごとにピーチャムが染み付いていってるように感じます。お茶目部分、もう少しパワーアップすると「やりすぎ感」が加わる危険 があるような気もしますが……あくまでベースになってるトムの存在があるので大丈夫かと モリクミさんとの息もピッタリ っていうか、今日は絡みすぎた ポリーに大憤慨のピーチャム夫人に「おいおい、怪我するぞ~」って体を張って(笑)止めるところ 思いっきり突き飛ばされて膝をぶつけてました 普通に立とうとしてたんですけど……やっぱり相当痛かったのね 擦っていらっしゃいました そうそう、あと、「女房には悪魔並みの扱いをする」ってところのキツネの手 ボックス席の女性たちがめちゃめちゃからかってました。しかも結構長時間……あれは必見だわ かなり笑えます

本日の我らがセクシーカリスマ 愛しのマクヒース 前回の“神演技”に比べると……な感じではあるんですが、でも、じいの一番大好きなお姿=板の上で輝く愛しの君がそこに。。。今日はとっても表情が豊かだったと思います。相手の言葉一つ一つで表情がコロコロ変わってて……しかも、そこにマクヒースorマッコリの気持ちが投影されて伝わってくるところが内野さん なんですよね~~

第1幕、恋する乙女の気持ちをめいいっぱいぶつけるポリーとは裏腹に、マクヒースは微笑みはするけれど、ウルウル目線をしながらちょいと傲慢な表情をしてるんですわ。第三者的に見れば「こういう奴こそ好きになっちゃいけない」って分かるけど、渦中にいるポリーには全然見えてないのも分かって……しかも、マクヒースを逃がそうとする行為も、絶対に自分から言い出さないで相手主導で逃がそうとする意志を引き出す ま、じいも上司を上手く説得したい時には使う手なんですけど 我ながらズルイ と思いますわ しかも、今日のマクヒースは余裕綽々~~ポリーが「命が危ないわ」って言ってるのに本気にしてないんですよ。冗談としか思っていないような余裕の笑み。でも、例のノート を見て表情が一変 いきなり冷たい雰囲気が前面に出てくるのがいいな~と思いました。まったくもって勝手な男ですけどね

第2幕、アドリブな対応が本当のお上手になりました 今日は妙に拍手三昧 マクヒースのソロの後に拍手出てたし……その前の「俺は女が好きだ」のところでもいきなり拍手 「いや、拍手しないでいいから」なんて言ってました。更には「女は複数必要なんだ。貴女も、貴女も…」って下手で誘惑しまくるところで男性の姿あり「あ、お兄さん(だったと思う…)、ごめんね~」って でね~~お膝&お花あり、花びら&カウチ寝転びあり、そして最後に「あなたのシャイなハートにキスをしよう」のところで。。。思い込み?暗いせい?気のせい?先週の上手前列席の時は確実に 思いっきり 投げキッスを受け取ったんですけど、今回も多分……完璧に受け止めてたらその後の記憶がぶっ飛ぶはずなので違うかもしれないけど……いや、でもやっぱりこっちに向いてた気が……したことにしときます

脱獄を巡るルーシーとの駆け引き っていうか、いかに女を口説き落とすか?の見せ所。ルーシーが「それじゃ、大事な旦那様、私が命をあげる」って言ったところで客席の方を振り返って「してやったり」みたいな表情をするんですよ。これまたポリーの時と同様に「自分が悪者になることなく、自分の望む方向に相手の意思を持っていけた」と心の中で してるのが伝わってくるんですけど……女は甘くないのだ 名セリフですよね あんたは私を愛していないけど感謝はして……その言葉で相手の心を初めて知って切ない表情を見せる。ルーシーの本音が響く心を持ってる奴だから憎めないけれど、、、この時の二人のやり取りは濃厚、とにかく凄すぎて目が離せないわ。。。

第3幕、牢獄のマクヒース。再演では公演によって感じるものが違うんですよね~~情けない男だったり、人間の生きる象徴だったり、、、で、今回は命を賭けたギリギリの立場で初めて知る真実 ってところかな~~自分の父親に懸命に慈悲を求めるポリーとルーシーを見て一瞬「信じられない」ってビックリしたような表情があったんですよ。まさか自分のためにこんなに必死に命乞いをしてくれるなんてって感じで……もしかしたら、マクヒースって、自分はここまで愛されてるとは思ってなかったのかもしれないんですよね もちろん「精一杯みんなを幸せにしようとした」わけで「俺を恨むなよ」って気持ちもあるわけで……だから向き合った女性一人ひとりには真剣だけど、真剣じゃない部分もあって、相手もそうだと思ってて……不器用な奴なんだと思います。自分でもどうしていいのか分からない。だから最後に「愛の証」を迫られてもはぐらかしたりヤケになったり叫んだり……女房があと4人いることが判明した時に「早く処刑しろと言ってくれ」という時のマクヒースには、いつも心が痛みます また、ね~~あの何ともいえない泣きの表情、弱いんです、自分

カテコはやっぱり平日。あっさり1回で終了。マッコリ君の挨拶も普通に、順調に、いつもの通り……なんですけどね……じい的にはやっぱり黙ってはいられません。ど~~してピシッとまっすぐ立てないのだ ゆ~らゆ~ら、ふ~らふ~ら……しかも挨拶が始まる前に立ちバランスが取れなくて左足がガックリ おっとっとと~~って感じになってました。その後も踵だけで立って両足の先っぽを上げてみたり……ベガ公式HPのさとしさんの言葉を借りれば、「役者としての貫禄と気品にみなぎってるのに、グダグダにカーテンコールを締めてくれるチャーミングな男」なんですね。でも、そういうところがないと、、、ね

怒涛の観劇は続きます。最終週は○連ちゃんの方も多いのでは???じいは明日行ったら1休みいたしますぅ~~明日こそは万全の体勢で でもね~~仕事で一波乱 ありそうな模様。異動話の件で。。。
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