じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

7/5 5:20~ TBS「THETIME,」
   10:25~ TBS「ひるおび」
   13:55~ TBS「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」
   15:50~ TBS「Nスタ」
   18:30~ TBS「『二宮孝太郎』✕『それSnow Manにやらせて下さい』合体SP」
7/6 9:30~ TBS「王様のブランチ」午前の部
7/7 13:30 TBS「今夜初回!日劇「ブラックペアン2」&明後日初回火ドラ「西園寺さん」開幕超直前SP」
   19:00 TBS 「バナナマンのせっかくグルメ」
   21:00 TBS「ブラックペアン」放送開始
10月 芭蕉通夜舟 東京公演
    映画「八犬伝」公開
    芭蕉通夜舟 地方公演(群馬)
11月 芭蕉通夜舟 地方公演(宮城・岩手・兵庫・愛知・大阪)
    映画「アングリースクワッド」公開

忘れ物を取り戻しに行ってきた!

2024-04-29 20:12:15 | ライブ・コンサート


先月の話ですが……望海さんのコンサート『Hello,』3月21日マチネ&23日ソワレに行ってきました。MY初日は衣装やセトリのネタバレを一切入れず……ユーミン、ジュリー、美空ひばりの名前だけはうっかりネットで見てしまったんですけどね 次は何の曲が来るのかドキドキしっぱなしでしたが2回目の時は落ち着いて思いっきり堪能できた感じだったかな。

冒頭の日本の歌メドレーからエモすぎて お祭りマンボ!そう来ちゃう?!思わず火曜日のNHKのアノ歌番組を思い出してしまったのですが、これはあくまで偶然の出来事 アン・ルイスのあゝ無情……頭を過ったのはNOW! ZOOM ME!! コロナ禍の大変な時期で無事に上演されるのか、無事に劇場に行き来できるのか、そもそも芸術は必要なのか、、、鬱屈した毎日を忘れて非日常の楽しみを味わったな~とか、退団後は気持ちが変わるかな~とか心配していた当時のことを思い出して、そして今も変わらず望海さんの歌に心を動かされていることが無性に嬉しくて……そんなこんなを思い出していたら泣けてきてしまって まさかのこーんな賑やかな曲で!!!

宝塚時代の曲はワンスから2曲……+グランドホテルからLove Can't Happen♪こちらは英語歌唱でしたが、回転扉から出てきた天海さんからの~~~と頭に浮かんで思わずニンマリ ワンスの「愛は枯れない」と「摩天楼のジャングル」は大劇場で観劇した時の記憶が蘇って薔薇部屋と銀橋が見えてくるようで……摩天楼のジャングルは公演の時は途中で望海さんは捌けてしまうのですが今回のコンサートでは最後まで歌ってくれて嬉しかったです。メンバーも振り付けも当然違っているんだけど当時の顔ぶれが並んでいるような錯覚 懐かしさを感じつつ当時と今の違いとその瞬間にしか味わえない各々の良さを感じつつ凄ーく楽しかった~

Once Upon a Time in Americaと言えばアマポーラ!じい的にはお気に入りのドラマ&もなみちゃんのヴァイオリンで、上演が決まった時は望海さんの歌で聴けるのを楽しみにしたのですが舞台版では叶わず。なので今回聴けたのがメチャクチャ嬉しくて……映画でこの曲が流れたシーンが蘇るような、ヌードルスのデボラを想う気持ちに包まれていくような、そんな感覚になりました。この時の望海さんは男役っぽい風貌だったのですが、束ねた長い髪が完全に後ろに隠れると現役当時と見紛うような男役そのものな瞬間があって思わずドキッと そしてもう1つ、映画には入っていたけど舞台版では使われなかったのがDreamgirlsのListen!じい的には舞台を観た時はこの曲がなくて全然OKというか寧ろなくていいと思っていたのですが(映画でこの曲が流れた時の映像は演技や歌で十分に表現されていたから!)、望海さんの歌で聴くことができるのは嬉しい限り。映画のシーンが浮かんできたのはもちろんのこと、ディーナの生き方や意思が音符に乗って伝わってくるのが本当に本当に堪らなかった~~2回目に聴いた時は完全に心が解放されて涙涙でした。

洋楽とキレキレのダンス、じいの苦手意識が強くて避けがちなブロードウェイ演目のナンバー、コンサートの度に自分では知り得なかった音符の世界に触れられるのが新鮮で楽しくて、望海さんが演じるなら観てみたい演目を妄想してみたりもして……。版権的に某所が握っている限り無理ぽ!?なんだけど そして、、、アンコールではアンジェラ・アキさん楽曲提供の新曲「Breath」を披露。あ~~アンジェラ・アキな曲だなと思うところがあって、彼女の曲は歌いやすそうに見えて歌い手を選ぶところがあって……望海さんが歌うのを積み重ねて聴いていきたい素敵な曲でした。そこに込められた大切な場所に対する思い、音楽で結ばれ繋がっている中で感じたことは様々。自分事として思うところもあってね……辛いとか癒されるとか励まされるとかそういうことだけではなく自分の中にもある大切な場所に繋がることがいろいろと。

少し懐かしい自分と再会ということでしたが、退団後に宝塚味や男役味が出てくるとどうしても身構えてしまうところがあるんですよね~~男役の歌唱や振り付けは安全牌や逃げになる得るし、過去そういうことで失望を感じた対象もあったので。でも良い意味で裏切られました。当時は当時、今は今、その時にしかできないものがあって、どちらも良くて、どちらの面も持っていて良い化学反応になっている望海さんのことが素敵だなと思えて……男役のスイッチを手に入れたという表現、まさにピッタリ!これからも見ていける……何か嬉しかったです

五感を解放して楽しむコンサート この4年間、観劇していても宙ぶらりんになっていた気持ちやできなかったことがあって、同じTheatre Goerから「あなたのような環境にいる人は劇場に来るな」という言葉を浴びせられたこともあって……そんなこんなを包み込む優しくてちょっぴり憂いを帯びた春の風が吹き抜けたコンサートでした

 
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懐かしい~♪

2023-11-19 19:27:14 | ライブ・コンサート


昨日は晴海の第一生命ホールで開催された赤毛のアンアニメコンサートに行ってきました。前の職場の友人が誘ってくれたのですが、そういやその友人はアン好きだったなぁ~職場のPCの壁紙はアンにしてたなぁ~と久しぶりに思い出したのですが じいの4歳下なので微妙に世代がズレている 今更ながら疑問をぶつけてみたらレンタルで全話見たそうで……じいは小さい頃にリアタイで見ていたのはハッキリと覚えているのですが、特に後半!理解するには幼すぎたので大人になって改めて見たという感じ。挿入歌やサントラまで覚えている程ではないのですが、懐かしい映像に合わせて生オケで赤毛のアンの音楽を堪能できるなんて何と贅沢な!!!所々セリフが流れるんだけど、アンの声は放送当時の音声と3週間前に山田栄子さんが録音した音声とのこと。全く違和感がなくてどちらの音声なのか分からなかったわ~ マシューの「1ダースの男の子より~」の場面はやっぱり泣けるのよね。アニメでは端折られているけどその後に続く「I guess it wasn't a boy that took the Avery scholarship, was it? It was a girl--my girl--my girl that I'm proud of.」はホント堪らんのよ…… 最終回のラストシーンは生アフレコ。声のみでキャラクターの世界が目の前に広がるんですよね~~今の時代の声優界隈ではなかなか巡り会えない本物の声優さんの凄さを感じました。その後のエンディングは当時放送された映像(多分・・・)と共に大和田りつこさんの生歌唱。エンドロールにはアニメ界の錚々たるお名前が!!!ちょっと朝ドラのなつぞらを思い出したりなんかして もっと元を辿っていくと花子とアン…か 最後にオープニングの聞こえるかしらも生歌唱で聴けてメチャクチャ嬉しかったなぁ~~主題歌は2番まで完璧!カセットテープで何度も聴いた~←時代っ

山田栄子さん、大和田りつこさんのトークショーでは貴重な話をたくさん聞けて楽しかったです。音楽の話ではOPとEDを作った三善晃氏の話題が上がって……EDのさめない夢では日本語の言葉を大事にする為に1番と2番で旋律が違うとか。OPも1番と2番で違うんだよなぁ~~メチャクチャ納得。確かにこの時代の作曲家はそういう面にうるさい人多かったわ でも今回アンの楽曲を聴いてみて子供の時からちゃんとした本物ベースで作られた音楽に触れて育つとか贅沢な時代だったのね~と改めて。じいママも主題歌も子供向けにしては変わっているというか難しい歌って言っていた ちなみに、、、じいママの愛読書&人生のバイブルは赤毛のアン アンは理想のなりたい自分なんだそうです。うちの妹の名前の由来もアン。餡子やら杏やらから付けたと言われることも多いのですが違います 正真正銘アンの物語の内容にちなんで付けたのですが、お迎えに行く時に車の中で2人して歌っていたのが聞こえるかしら~♪←アホ(笑)

終わった後にお茶をしながらお喋り じいの働き人の人格(+推し活と仕事の両立姿勢)をよく知っている人なので一番リアルに仕事の話や愚痴が言える相手。一緒に働いていた頃の昔話からお互いの今話まで盛り上がりすぎちゃって気づいたら19時すぎ 転がるように駅に向かったけど楽しい1日。誘ってくれたことに感謝


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“音楽”という存在

2023-11-04 23:53:42 | ライブ・コンサート


今夜はビルボード横浜へ 望海風斗Billboard Liveコンサート『MY HOME TOWN』に行ってきました。音楽に包まれる喜びを知り、音楽を共有する空間を感じ、音感を満たされ続ける贅沢すぎる時間。望海さんの歌は全て音符という言語になって、音符が拡がってその周りの周波数と一緒に右脳を通って体に響く。音感が求める場所にストンと落ちてくるから本当に本当に溜まらなくて……。望海さんが感じているのかな~と思う音楽が伝わってきて、その音楽の世界を共有していることを実感。音楽そのものという存在に出会えて胸がいっぱいになりました。

ジャズ、シャンソン、日本の歌、ミュージカル、、、横浜市歌まで!(笑)こんなにお洒落に歌われる市歌って他にない……きっと日本一だと思う!じい、よそ者ですが今までのコンサートでも何度か聴いていたので歌える(もしやの愛しの君も……出身だよね~)アンジェラ・アキ「HOME」はウルッと来ました。自分自身のいろいろな思いが掬われているようで……前日にたまたま旧知の仲の学/楽友たちと連絡し合ったせいもあるんだけど、望海さんが奏でる音楽の中に自分の中にある原点=音楽が重なり合ってそこに繋がる人や場所が蘇ってきて心に沁みたのではないかなぁと

普段の観劇は当たり前だけど飲食禁止なのですが今回はレストランという空間を兼ねているので……と言われてもどうしていいか困ってしまうもので 望海さんが水分補給するタイミングで皆が一斉に飲んでいたのが何とも微笑ましいというか何というか……いや、でもね、お酒を飲みながら音楽に惚れ込んでいる人の歌を聴くってどんだけ贅沢なことなのか!!!更に5秒に1回という感じで視線が降ってきた日には……この先1時間余り生きていられるか本気で心配しましたが、至福の時を過ごして無事に帰宅できた自分の気力、、、褒めてあげたいです(笑)
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2年半ぶりの・・・

2023-10-21 23:22:40 | ライブ・コンサート


今夜は雪組プレ100周年Greatest Dreamを観にあの(苦笑)池袋のブリリアホールに行ってきました。尽く避けてきたんですけどね~~ホント悪い話しか聞かない劇場なので。今回ばかりはどうしようもなく 劇場は最低最悪でしたが公演自体は良かったです。まさかの超前方どセンターのお席での観劇でしたが、ヅカあるある 普通に考えて要らんでしょーなオペラがアチコチで(苦笑)さすがっ!凄っ!!

さすがに上過ぎる世代はナマでは観ていないけど現役時代に観た人が結構いて、当時と変わっていないなぁ~とか思ったりするところもあって……黄泉友な旧友が今までいろいろ教えてきてくれたおかげで取り残されることなく楽しめました。杜けあきさんのギャッツビーと忠臣蔵をナマで聴けたのは嬉しかったなぁ さすが元祖、初代の風格。メチャクチャかっこよかった~~現役の頃に観ていたら落ちていたかも フィナーレでは皆さん涙ぐんでいて……今いろいろとね、だからこその様々な思いがあるんだろうなぁと 自分が育った大切な場所を思う気持ちというところは他人事とは思えないところがあるのでね。

このコンサート、じいの目的、、、敢えて使います、、、だいきほコンビを観る!これに尽きる!!その為だけに今日行ったと言っても過言ではないです!!!心の準備が必要なので(笑)ちょいちょいネタバレは仕入れていたのですが、やっぱりドキドキが止まらなかったわ~~望海さんソロのシルクロードで久しぶりの男役な歌唱を聴いてテンション爆上がり 真彩ちゃんのHOMEは無性に嬉しかったし(また1つその時どきのHOMEを感じられたから~)ひかりふるのデュエットに石を割って咲く桜。堪らんすぎて倒れるかと思った~~当時のちょっと苦しくなるような力任せな感じが抜けて(それはそれでその時にしかできないものだから~)更に深くなったような……この2人の歌を聴くのが普通だったってどれだけ贅沢なことだったのか今更ながらにありがたみと幸福を噛みしめ。。。2人のトークも相変わらずのアノ感じ。「望海さん」「まあやちゃん」と2人が呼び合っているのを久しぶりにナマで聞けたのが何かホント嬉しくて おめでたい例の話題も じいも思いましたけどね~~何がどうなってこうなったの?って(笑)

男役のスイッチが入った望海さんはやっぱり素敵で、今の可愛くて綺麗な女性の望海さんも素敵で、退団後どうなるだろう←自分の方がね という心配が嘘のようにどっちも良いなと思えるのって本当に幸せ
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NOW! ZOOM ME!!

2020-10-02 23:52:27 | ライブ・コンサート
9月30日11時開演、Bバージョンを観てきました 限りなく天井に近いお席でスクリーンの上半分は見えず。1階席でもA席のある大劇場と違って東京の方はA席より後ろは上部分が隠れて背の高いセット等は観にくいことは知っていたのでやっぱりなぁ~という感じ。逆に割り切ることができたというか、せっかく生の舞台なんだから出演者を見なくちゃ!ということでそちらに集中 ←ペンラ、オペラで手が塞がる中で拍手もしないといけなくて忙しかった でもね~~中に入れたこと自体が奇跡!しかも仕事の根回しをする必要のない週休日の公演で雪組の曲がメインのBバージョンの日が当選するとは!!じい、根拠のない運命を感じました

楽しむ前に圧倒されているうちに終わってた という事態は避けたかったので珍しく念入りな予習をして臨み、配信2回分をプラスして実質3回目ということになったので冒頭からノリノリで自然に入り込めました……というか久しぶりの生の感覚が嬉しすぎちゃってウルッと来るとか今までどんだけ疲れてたんだかって感じ 望海さんがポスターの衣装でキラキラ登場した時なんて、無事に幕が上がって嬉しかったのとカッコイイのとで、あぁ~~よくぞ出てきてくださいました!と泣いてたし……絶対に尋常じゃない精神状態だったとしか思えない(苦笑)

1幕はオープニングからのサザンにいきものがかりの「いつだって僕らは」……ここで突如泣きのスイッチを入れられました(苦笑)そして洋楽~♪エド・シーランのNancy Mulligan、マイケル・ブーブレのIt's A Beautiful Day、バックストリートボーイズのShape of My Heart……配信で聴いた時は低音がイマイチでやっぱり音域問題あるよなぁと思っていたのですが、生で聴いてみたら全然そんなことないじゃ~~んと惚れ直すこと限りなし。望海さんの歌声はハイレゾ音源じゃないとちゃんと鑑賞できないのね~~なんて思ったりしたのですが、英語の持つ音の響きが望海さんの歌にこれでもかというほど乗っていて音感がキュンキュンしっぱなしで幸せでした その後はバブリー時代の曲が続き……悲しいかな(笑)知っている曲ばかりなので静かに座って聴くのが辛かった~~こういうご時世じゃなければスタンディングで飛んだりできたのかなぁとか思ったりしたのですが、さすがにそれはあり得ない…か 望海さんが女歌を歌うのを聴くのは珍しいかも~~「あぁ無情」は新鮮で素敵でした。「I love you, SAYONARA」は密かに嬉しかったのよね~~学生時代に合奏したことがあったのでスコアが頭に入っていたんだけど、いや~~まさかそこの響きを歌っちゃうの?みたいな部分があってジワジワ来たなぁ。。。最後の黒燕尾の総踊りは素敵すぎて見惚れてしまいました 遠目に見て改めて思ったけど望海さんって体格的に恵まれている方じゃないし派手にどこかが突出しているわけではないと思うんだけど、仕草や醸し出す空気で見せて/魅せているところが逆に凄いんだなぁと いや、じい的には今までなら考えられないことよ~~ヅカ=とにかくゴージャスなキラキラ衣装の場面にしか興味がなかったのにどうしちゃった???(笑)

2幕は金八コントからのドリフの大爆笑ならぬノゾミの大爆笑。雪組の悲劇が喜劇になったらというテーマでコメディが繰り広げられ……初見で観ていたら笑い転げていたと思いますが既にネタバレ状態なので生温かく……賛否両論あるようですが、じいは別に嫌悪感はなかったかなぁ~~今の時代にはアウトなセリフは東京の公演の方では手直しされていましたが(さすがにじいも気になってた)本公演が素晴らしかったからこそ許されるコメディなのかなぁと感じました。それにいつもは泣いてズッシリした気分で帰ることになるお客さんを思いやってくれた、みたいなところもあって(笑)生では観ていない壬生義士伝やひかるふる路のナンバー、ほんの少しのフレーズだけでしたが生で聴けたのは嬉しかったな~~あと望海さんの着物姿を生で見たのも初めてだったし そしてBバージョンオリジナル、ひかりふる路→ワンスの「愛は枯れない」を望海さんと諏訪さんで……東京の新人公演は出来なかったからねぇ~~それぞれのヌードルスで歌っていて素敵でした。それに諏訪さんを見つめる望海さんの視線が温かかった~ そして彩海せらさんが歌うDIARYのカゲソロに合わせて望海さんのダンス。スクリーンには今まで辿ってきた歴史が映し出されていたようですが何せ下半分しか見えないので(苦笑)望海さんをガン見。板の上を駆け回る姿や一挙手一投足に、この場所をどれだけ愛してきたか、愛しているかというのが伝わってきてウルッと来ていたところにSUPER VOYAGER♪♪♪めっちゃ好きな曲なのよ~~ってかココで涙腺崩壊 更に望海さんの弾き語りでMusic is My Life 配信の時は無駄にドキドキしてしながら見守る感が強かったんだけど、生演奏で聴いてただただとにかく感動しっぱなし。ピアノという楽器と望海さん自身という楽器が合わさって音楽を作っているような感じ。普通に歌っている時の歌声とは違った響きが本当に素敵で胸がきゅぅ~~~んとなって心地よい苦しみが!!!そして苦しみ(笑)は果てしなく……公式HPで募集したリクエスト曲を3曲、ひとかけらの勇気とかわらぬ思いは音から物語の情景が浮かんでくるような錯覚に陥るし、愛の旅立ち、これは反則ね。黄泉友に教えてもらって違う人が歌っているのを聴いた時にソッコー歌詞ヤバすぎって思ったけど本当にヤバくて……心臓止まるかと思うくらい胸が詰まった~~ そしてラストスパートは宝塚メドレー、これは黄泉友のおかげで後れを取ることなく楽しめました アンコールの「夢を集めて」 当初の収録よりバリバリ男役的な歌い方になってた~~でも自然に抜けているところもあって大劇場の時より馴染んできた???こっちの歌い方も好きだなぁ~♪

トークも楽しかった~♪日替わりのテーマ、今回は望海さんにしてもらいたいこと。学園物の役で頭をポンポンしてもらいたいとか、ドライブで運転する望海さんの横顔を助手席からずっと見続けるだけとか、夜景の綺麗なレストランで「君の瞳に乾杯」と言ってもらいたいからセッティングはこっちでやるとか。彩凪さんは「翔ちゃん」じゃなくて呼び捨てにしてもらいたいって言ってて望海さんもそう呼ぼうとしてたんだけどいつの間にか元に戻っていて……そんな望海さんは下級生に諭されたいって。何か無茶振りが組の良い雰囲気を表しているようで微笑ましかったです。望海さん、おうち時間の時に配信で韓国のM!を観たらしくて、いつか現地で生観劇してみたいって言ってて……1幕最後に駆け足ポーズ?して飛んでたヴォルフがめっちゃ気になっているとか……1幕の幕切れだとWie wird man seinen Schatten los?だよな~~じいも凄く気になるっ いつかIch bin Musikを歌ってもらいたいなぁ~なんて妄想もちょっと頭を過っちゃった

配信で最初に見た時は特に感じたけど、演出的な部分も含めてそれってどうよ?! とは思いました。正直言ってキツイ部分も……でも割り切れば(笑)案外楽しい!雪組の本気のお楽しみ会に呼ばれて、この瞬間だけでも日常の憂いを全部取っ払って笑って楽しもうよ!と励まされているようで無性に嬉しかったりもして。。。こういうご時世、テレビの歌番組や街中で応援ソングがやたらと流れているのを耳にしますが、何か嫌なんですよね~~無責任な励ましにしか思えなくて耳障りで。そういうのではなくて舞台に立てる喜び、客席や各々の場所で観ている人たちとの思いの共有が溢れた前向きな歌がとても気持ち良かったです 彩凪さんの「愛は勝つ」は心に沁みたし

泣いて笑って泣いて泣いての2時間半 優しくて楽しい時間を過ごせてとても幸せ 望海さんの奏でる音にますます惚れ込んでしまいました
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初体験!

2020-09-19 23:40:36 | ライブ・コンサート


昨日は早上がりして、今日は土曜出勤を交代してもらい、人生初のオンライン観劇~~ 2日連続で望海さんのコンサートNOW!ZOOM ME!!を満喫しました。最高に楽しくて耳が幸せな3時間超え。(以下ネタバレ注意!)

1幕は思いっきりバブリー時代の昭和歌謡 アン・ルイス、サザン、みぽりん、TMN、美里、荻野目ちゃんに松崎しげる!!!大体は知ってますけどね、元歌も歌えますけどね、演出が演出だし、実はミュージカルをやる人が歌謡曲とかポップスとか歌うのは好きじゃないんですよね~~バックに映像を使って演出は好きですけどね~~かの演目を思い出すなぁ そんなこんなでやっちまったなーって感じかな(苦笑)好きだから見ていられるけど冷静に考えてみたら……(((;-_-(-_-;))) ヒソヒソ・・おそらく当の歌っている下級生たちはリアルに知らない世代だろうし←歳~~ 1日目は怒涛すぎてオロオロしていたら終わってしまっていたけど、2日目は一通りの流れが分かっていたので……っていうか昨夜めっちゃ元歌を聴いて復習したんだけど(笑)余裕ありで楽しめました それに今日は1回公演だったので舞台上も元気いっぱいだったし……1曲1曲すごく楽しくて、望海さんの艶やかな音がダダ漏れでやられて、男性ボーカル曲の音域はさすがにきつそうだなぁと思いつつ(低音は生まれ持った身体的要素があるので限界があるし)でも、こういう世界観で歌うのか~という発見もあったりして。。。

2幕は金八先生に喜劇仕立ての雪組演目コントからのパターン別の選曲あり、弾き語りあり、そして怒涛の宝塚メドレー♪演目を汚されたくない、ふざけすぎているという声もあるようですが、じい的には生観劇と映像で観ていた演目だらけで楽しかった~~めっちゃ笑い転げました まぁ肝心の公演というか本業がしっかりしているからこそ成立していると思うんですよね~~歌ダメ演技ダメを見せられた上でのファンサほど痛いものはないので 宝塚メドレーを楽しめたのは200%学友ならぬ楽友のおかげ。ヅカ知識 の大先生である黄泉友がSNSでネタバレしているセットリストを教えてくれて、それだけだとじいは何のこっちゃで分からないことが分からないという危機的状態に陥るので、1曲1曲どの演目/ショーで誰が歌って他のイベントではこの人が歌ってて……と、じいでも分かるようにリストアップし直したものを送ってくれたんです 足を向けて寝られないわ~~本当に本当にありがたいっ!!!

このコンサートは3パターンあって、昨日はBパターンで雪組メインの選曲で嬉しかったし今日はCパターンで相手役の真彩さんが特別出演。大本命はもちろんトップコンビが見られるCパターンだったんですけどね、じい、まさかこんなに泣くとはね いや~~反則でしょ。ラプンツェルのナンバーをデュエット♪ようやく巡り会えた大事な人~なんて歌われたら涙腺崩壊するし、最後にバックハグで愛おしそうにユラユラされる姿を見たら号泣すること間違いなしでしょ~~このご時世、当たり前だったことが当たり前じゃなくなって、やっと一緒の舞台に立てたら……真彩さんの涙に更にもらい泣きでした 望海さんも昨日より男役スイッチが入っていた感じでかっこ可愛かった~ そしてランベスウォークやWenn ich tanzen willが聴けるとかどんだけ幸せ~~♪♪♪特にWenn ich tanzen willは前奏が流れた瞬間に電流が走ったわ~~絶頂期のシシィとその脆さを見逃さないトートの火花バチバチのデュエット、2人で1つではなくて1つと1つで2つという二人の関係性を見ているようで尊かったです。

何だかんだで気がつけば作り手の術中に嵌ってあり得ないダサさにどっぷり沼って中毒気味。それが齋藤吉正ワールドなんだろうかと悔しさと疑問を覚えつつ、本気のお楽しみ会に呼ばれて、日常はこんなだけど今ここでこの時間だけは現実を忘れて笑って楽しもう!って感じのコンサート。楽しかった~~♪しかし、、、当初の予定→芳雄くんやラミンがゲストの時ってどうするつもりだったんだろう さすがにこれはマズイだろ・・・(爆!)
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オペラ座の怪人25周年記念公演inロンドン

2011-10-28 23:53:24 | ライブ・コンサート
一昨日の夜は日比谷スカラ座にて上映 オペラ座の怪人25周年記念公演を観てきました やっと会えたよぉ~~じいが求めていた理想のファントム 全て、とは言わないまでもファントムはこうでなくちゃ!と思わせる素晴らしさ こうしてほしかったのよね~という今までのフラストレーションを次々に拭ってくれて大満足でした。他キャストも同様でホント素晴らしい方々ばかり。やっとこさ心から味わえるThe Phantom Of The Operaを観た!という感じです 帰り道ではThink Of MeとThe Music Of The Nightをテキトーに二ヶ国語混じりで歌いながら帰宅~♪明らかに音楽の天使じゃない歌声が闇の中で聞こえていたら……じいのご近所さん?(笑)

レミコンみたいにコンサート形式なのかと勝手に思っていたのですが、普通の本公演を観ているような感じでしたね~~演出もとても素敵でした 舞台の展開的に映像で表現した方が融通が利くと思うのですが、当たり前だけど限られた空間の中で出来ることは限定されているわけで、そういう中でいかにリアルに見せて作品の世界に引きずり込むか……それがすっごく上手いんですわ。冒頭のオークションのシーン→シャンデリア(映画版で使われたスワロフスキー製のを持ってきたらしいデス)が登場して、それと同時に舞台セットもオペラ座仕様に豪華にセッティング The Phantom Of The Operaの公演を観ている観客が同時にオペラ座の観客にもなれて、その流れがすごく自然で良いな~~と そして1幕ラストのシャンデリア落下。これまた映画みたくガッシャーンと落とすわけにはいかず←当たり前 花火を使って火花を散らすことで落下を表現していて「そういうやり方もあるのか~」とひたすらに感心 シャンデリア、、、実際に落とす必要はないのよね……ってことは汐留でやってるみたいなニョ~~ とショボく動かす必要もないわけで じい、海外版の本公演は通しでちゃんと観たことはないので分からないのですが、本公演もここまで豪華じゃなくてもイイ感じに自然なのかな~と勝手に想像。演じている人たちのレベルが高くて演じる役として醸し出している空気感が作り出すものもあると思います。上手だけど心に響かない教科書的、金太郎飴などこぞやで上演している舞台では決して作ることのできない空間ではないかと。。。

歌詞はもちろん英語。日本語字幕は四季版の歌詞が使われていましたが……レミコン25周年の時も思ったけど激しく不必要 ボンゴレ氏が作ったオペラ座の怪人を観に来たわけじゃないし。どうせなら歌ってるまんまの英語の歌詞を下に出してくれた方が良かったわ~~ってレミコンの感想の時にも同じように書いた覚えが じい、The Phantom Of The Operaの方はそこまで聞き倒していないのでレミゼほど拘りやツボがあるわけではないのですが、やっぱり今回きちんと歌い演じられるキャストで←これ大事!全幕通して聞いてみて、翻訳とそれをやった人のフィルターをかけられてしまうな~とつくづく じいの大好きなAll I Ask of You♪2幕ではThe Point of No Returnの後にファントムによるリプライズがあるのですが、リプライズするってだけで既に泣きツボなのに英語だとファントムとラウルの位置づけの違いがはっきり伝わってくるんですよね~~ラウルは「you'll share with me/One love, one lifetime/Let me lead you from your solitude」と歌い、ファントムは「you'll share with me/one love, one lifetime/lead me, save me from my solitude」と歌う。それがキャラクターの違いにもなっていてそれはもう切なくて切なくて あと、ofの響きとmeとyouの効果的な使い分けに胸キュン。良くも悪くも相手を深く思う気持ちが込められているように感じたのよね~~やっと、やっと、やっとですよぉ~~初めてこの作品の世界を見せられた気がしましたわ

キャストは実力派揃いで穴がない 日本では悪人的な位置づけになることが多いカルロッタ。ただのジコチューなだけのおばちゃんプリマじゃないんです。Wendy Fergusonさん演じるカルロッタは実力はあるけどファントムのおめがねには叶う美しさは持ち合わせていない……ちょいと頭を過ぎったのがコピット版ファントムで出てきた「芸術は美しい者たちのためだけにあるのか?」というセリフです。悪人という役回りだけではない味わいのあるキャラクターを見事に演じられていましたね~~クリスティーヌの親友、メグ・ジリーはラストで残された仮面を手に取るシーンでアップになった時に“大人すぎる”容貌に思わず突っ込んじゃったけど、まぁ醸し出す雰囲気で役相応に化けていたので無問題 フィルマンやアンドレ等々の劇場関係者を演じた役者陣も各々のキャラの個性が引き立っているので観ていて全く飽きない。NoteやPrima Donnaのシーン、正直なところ某劇団がやってるのはつまらなくて観ている方は完全に休憩シーン。声が溶け込みあいすぎてセリフも役も埋もれてるのよね

そしてそして、、、一応三角関係か ファントム、ラウル、クリスティーヌ……素晴らしすぎて感涙 ついついじいの悪い癖が 勝手にクリスティーヌになってて、ファントムとラウル、どっちも選べないよ~~と無駄な心の雄叫び。どっちも選ばなくていいし~~(苦笑)

ファントムはレミコンでアンジョを演じたRamin Karimlooさん……海外の愛人の中の一人です(笑)レミコンで思いっきりやられたので今回は期待 でしたが、もうぅ~~最高!!!今までに……と言っても日本キャストに映画版キャストを彷徨った程度ですが、これじゃない、いやそっちも違う、確かに素晴らしいけど何かが足りない、、、ずっと納得できなかったので、今回こんなに心を揺さぶられるファントムに会えて本当に本当に嬉しかったです 歌も演技も申し分なし!The Music Of The Nightを心地よ~く歌ってくれたら確実にじいを落とせます(笑)でもね~~Raminファントムの歌うThe Music Of The Nightはただ萌え萌えするだけじゃない、何ともいえない哀しみに溢れていたんです。他の場面でも、マジな恐怖感を覚えるような歌や声、醸し出す空気感に満ちているのに、一瞬だけ、そう、ほんの一瞬だけ、その裏にある優しさや哀しみ、切なさが垣間見えてくる。。。コレ、クリスティーヌがAll I Ask~の中で歌ってる「Yet in his eyes all the sadness of the world」(他の場面でも似たような表現があったような)にしっかり呼応していると感じて脱帽!すんごく説得力がある流れだと思いました。

ラウルはグランを演じたHadley Fraserさん。ただのかっちょいいラウル王子ではなかった~~しっかりファントムと対峙する頼れる強い男になっていました。バルコニー席からの不自然な「ブラーバ」とか「僕がぬれねずみになってとってきてあげたんだもん」って言い回しもなかったし……当たり前だけど ファントムの恐怖に震えるクリスティーヌを説得し支える厳しさ、ファントムとラウルの狭間で揺れ動くクリスティーヌをしかと引っ張る強さと、ファントムに堕ちそうになるクリスティーヌを強く引き戻すような歌声に惚れ惚れ~ 何もかもに恵まれているだけではない、内面も含めてファントムが真に嫉妬するのは分かるな~と納得させるラウルでした

クリスティーヌはBW版リトルマーメイドのオリジナルキャストでアリエルを演じたSierra Boggessさん。音楽の天使……って誰が?とか、歌ウマだけで何も残らないような人がやるような国ではこんなに素晴らしいクリスティーヌは誕生しないわけね これぞ本物のクリスティーヌ・ダーエです、、、Sierra Boggessさん演じるクリスは 歌で少し気になったのが高音が響かないこと。ただ、これは本人の歌唱力によるものなのか、劇場の音響or映画館の音響が悪いのか何とも言えないトコなので本当のところは分からないんですよね~~スペシャルカテコで登場したサプライズゲストのサラ・ブライトマンさんの歌も微妙に聞こえたので。(彼女の歌は好きでCDも結構持っているので、こんなもんだったっけ?と思ったのよね)ミュージカルとはいえオペラ歌手レベルで歌えるところがないとできない部分があるように思うので。オペラ歌手がやってもいい役なのかな?と思うこともあるけど、やっぱりミュージカルだから演じられないとダメだし~という点では難しいところなのかも。でもそれ以外は全て言うことなし!夢見がちの少女、かな~りファザコン気味の女性が同じ立ち位置にいる男性を知ることで等身大の愛に目覚めて女になっていく。その変化が目力に表れていていました。歌ウマだけのクリスティーヌでは何をしたいのか分かんない意味不明な女にしか見えない。でも、Sierraクリスはファントムとラウルの狭間で彷徨う部分に物凄い説得力を感じたんですよね~~ファントムとラウルに対する愛の種と質は別物だとじいは思っているのですが、それが的確に表現されていて歌と演技によってきちんと積み重ねて伝えてくれる。

クリスにとってファントムは憧れであり、父親の代わりであり、強大な存在であり、年上の恋愛対象であり……ファントムにとってもクリスティーヌという存在は恋愛対象であると同時に親子愛のような種の感情があるのでは?と思うこともあったんですよね~~それも親の子に対する無償の愛ではなく、そういうプラスの面を差し引いた愛情で時としてエゴにもなり得る根源的な愛。ラウルの元に羽ばたこうとするクリスを認めながらも認めたくない気持ちがあって、近親相姦という意味ではなく異性への原始的な愛情があって……ふとした瞬間に過ぎったのが花嫁の父的なイメージ クリスがファントムを亡くなった父親の身代わり的な存在として見ているのでは?と思うような雰囲気があったし、見方によってはファントムの存在はクリスティーヌが作り出した幻影のように思えることがあったような。。。そうなると最後にファントムが消えたことも仮面だけが残されたことも全て幻というところに繋がっても違和感がない気がしないでもないけど……それはともかくとして、Sierraクリスの歌う「Wishing You Were Somehow Here Again」 もうぅ~~それはそれは素晴らしくて 相手に自分の苦悩を聞いてほしい、教えてほしい、守ってほしいと求めるのではなく、大切に育てられた場所を断ち切るのでもなく、「say goodbye」……日本語の歌詞には表現できない心の機微が込められている歌詞だと思うんだけど、自分の足で生きていこうとする強さに向かっていく道筋が伝わる素晴らしい歌い演じっぷりに釘付けになりました そして最大の見せ場!自分とラウルのどちらを選ぶのかと問い詰めるファントムにクリスは「God give me courage to show you/you are not alone」と言ってキスをする……その時のファントムの表情がもうぅ~~切ないの何のって 全て悟っていたような表情だったんですよね~~Raminファントムは。それでも諦められなくて最後の最後まで賭けた末の悲しい結果、でもそうなるのが自然の流れで自分の手元には置いておけない運命というのを知っていたのではないかな~って。ラウルに導かれて地下を脱出するクリスティーヌを見送るファントムの後ろ姿にもそれを感じた……ってか背中で語ってて切なくてねぇ~~涙腺決壊 ま、その前から号泣してたんだけど思いっきりやられましたね~~

25周年のスペシャルカテコでは、ロイド・ウェーバー氏が登場!更にキャメロン・マッキントッシュ氏まで現れて何となくレミゼの影がチラホラと と思ったら歴代のファントムキャスト4人が登場。あぁ~~ヴァルな面々がいるじゃ~~ん カナダ初演キャストのColm Wilkinsonさんに現行ロンドンキャストのJohn Own-Jonesさん。他にオーストラリア初演キャストのAnthony Warlowさんに次期ロンドンキャストのPeter Joebackさん、そしてRamin Karimlooさんを合わせて5人のファントムに、絶対に出てくると思っていた元祖クリスティーヌのサラ・ブライトマン!いや~~周りにファントムを囲わせて歌うというシチュエーション、じいの姫な血が沸き立つわ~~これは堪んないっっ じいもやりたい!←身の程知らず(笑)じいの海外版バルジャン=Colm Wilkinsonさん、やっぱ神だわ~~The Music Of The Nightを壮大に歌われたら……卒倒モノだわ~~どこまでもついていきます!!!でもね~~5人並んでて、やっぱりじいはRamin Karimlooさんにゾッコンでした 若い故に足りない部分もあるんだけどね~~その蒼い切なさが良いんだわ(と言いつつ正反対の役どころを演じるColm Wilkinsonさんのファントムも気になるゲンキンなヤツ

いや~~こんな凄いのを観ちゃうとね ロンドンに行きたくなる~~来日公演だと助かるぅ~~日本のはちょっと…… ただ一人だけ、どうしても観たいキャストがいるので、、、今回の余韻が抜けた頃に汐留へ
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Les Miserables The 25th Anniversary Concert

2010-11-12 01:02:22 | ライブ・コンサート
急遽 おフランスから召集令状が舞い込んできたので(笑)行ってまいりました~~先月ロンドンで行われヨーロッパ各地で同時中継されたレミゼ25周年記念コンサートの中継映像の上映。11月6日~1週間限定でワーナーマイカル独占上映らしくて……ってか知らなかったのよ~~こんな凄いイベントがあることを はい、、、レミファン失格です 既に見てきた友人が悪魔の囁きの如く教えてくれました 一番行きやすそうなワーナー・マイカル・シネマズ板橋だったんだけど、それでも遠いし、時間遅いし、、、いちおう 迷ってはみたのですが大画面で見ねば~~ということで 行ってよかった~~もちろんダダ泣き やっぱりちゃんと歌で演じる役の心を表現できるというのが本物のミュージカルなのよね 先日、赤坂でさんざんな学芸会舞台を見せられてご機嫌なな~めだよ♪だったじいもすっかり気分上々

コンサート形式とはいえ、もちろんキャスト全員本公演と同じ衣装を着て登場。ただコゼットは例の黒いドレスに白レースの襟じゃなくて白地に紺?青??のストライプのドレスだったのよね~~コンサート限定なのかどうかは分かんないけど。セットは大掛かりのものはなかったけど、バリケードの如く降りてくる照明機材の骨組みがバリケードに見えててこれはこれで良かったと思います。オケピは舞台後ろに組まれた2階部分にあって更に後ろにコゼットTシャツを着たコーラス隊がいて(一般募集してたなら入りたかった~←無謀な願望)……やっぱり安心して聴けるオケはいいわ~~って至極当然のことなんだけど、そうじゃない●宝オケがあるのでねぇ(爆!) 本公演ではないので、照明等々の演出や大がかりなシーンの再現はできないのですが、代わりの演出がイイ味を出していたり(神に召される→白いスポットライトの代わりに真ん中の出入り口から退場する時に後ろ姿のシルエットになる等々)、アンジョの逆さ吊りのところはオーケストラの演奏メインにしたり……それにこれが一番!キャストの皆さんの表現力が素晴らしい 一部バリケードから突き落としたい人もいたけど…そのシーンが自然に思い浮かんできてレミゼの世界に没入できました。

じいの中の海外レミのベストはやっぱ10周年コンサートの映像で見たロンドンオリジナル+ブロードウェイキャストなんですよね~~ついつい比べてしまってたところもあったのですが でも、現キャストも本当に素晴らしくて あ、マリウスは除く……デス じいの大大大~~嫌いな日本の某マリウス並みに殺意を覚えました。やる気はあるんだろうけど全くそれが感じられない…ってか突っ立ってるようにしか見えなくて……泣けないカフェソングが恨めしい。しかも字幕でやっぱり反応してしまう空(そら)の椅子とテーブル ジャベールの人はもう少し切れと深みが欲しかったかな~と。英語で聞くと顕著に分かるんだけどジャベのナンバーは破裂音っぽい響きの歌詞が多いんですよね~~そこにジャベのキャラクターが現れていると思うんだけど、そこに底から響かせるような声で聞かせてもらいたかったので。コゼットを演じたKatie Hallはオペラ座の怪人のクリスティーンのアンダーをやってたとか……出てきた時に大草原の小さな家に出てきたローラのお姉さんに似てる~なんて思っちゃったんだけど(笑)どちらかというと強情系なコゼットって感じ?「In My Life」でヴァルジャンを見つめる目が思いっきり反抗的で……でもそれがなかなか良くてね~~コゼットの置かれた境遇をちゃんと表してたし。テナ夫妻はやっぱりどこでも人気者???ロンドンの会場でも舞台に出てくるだけで大盛り上がり~~一緒に楽しめるナンバーが多いし。いかにもめんどくさそうなキャラクターを怪演、ホント素晴らしかったです エポニーヌも素晴らしかったですね~~マリウスへの思いに溢れたOn My Own、こんなに切ないOn My Ownを聴いたのは久しぶりです。繰り返し出てくるI love him……もうぅ~~泣けて泣けて バルジャンを演じたAlfie Boe、まだまだ若いな~と思わないでもない部分はあったんだけどその表現力に泣かされました。どちらかというと歌よりは演技という感じかな もちろん歌も素晴らしいんだけど圧倒的な歌唱力というよりも演じる空気が伝わってくる気がしたので。エピローグはご本人も涙涙だったし……Bring Him Homeも良かったでっす 英語だとエポに託したコゼットへの手紙の中に「I pray that god will bring me home to be with you」という風に「bring ~ home」が出てくるから、それが残っているとますますバルジャンの思いが分かるのでねぇ~~これまたダダ泣き

そしてこれでしょ~~やっぱりLea Salongaは神キャストでした!!!ブロードウェイではエポを演じていているリアですが、まぁね~~歳月の経過には逆らえず ちょお~~っと外見は死ななそうなファンテでしたが 表現力はものすご~~~~く素晴らしかったです。儚すぎず、強すぎず、コゼットを思う気持ちは母そのもの……こんなに心に強く響いたI Dreamed a Dreamは初めてだと思います。マジ震えちゃったもん!!!しかもファンテの死→ちびコゼ登場の場面で二人の出と入りがすれ違うところがあるんだけど、ファンテが振り返ってちびコゼを見てるんですよ~~これは反則!罪すぎ!!泣けるじゃないのさ~~!!!ま、その前のファンテの死からダダ泣きではあったんですけどね。特に「Take my hand」という歌詞がね~~じいの涙腺スイッチなんですわ。同じ歌詞をエピローグのお迎えシーンでも出てくるんですけど、最初は娘を託すバルジャンに死に行く自分が求めた手、最後はその娘を幸せにして天に召されるバルジャンを迎えに来る手。特に最後はバルジャンを迎えに来たファンテとエポの姿が同時にスクリーンに映されるから泣かせるの何のって もうぅ~~泣きすぎてこっちが天に召されるかと思ったわ。。。

他にも英語でしかツボれない部分がいろいろ。Do You Hear the People Sing? 超有名なPeople's song の歌詞だけど、One Day More!やフィナーレのPeople's songでも出てくる歌詞なんですよね~~これは日本語では再現できない繰り返しの効果。どんだけこの歌詞が好きなんかい?と突っ込まれそうですが、違う部分に出てくるだけでゾクゾクしてくるんですよね~~特にフィナーレで同じメロディー部分でWill you join in our crusade?→Do You Hear the People Sing?に変わるところは聴く度に涙が溢れてしまうというパブロフな状態だし。あと、、、In My Lifeでコゼ、マリ、エポの旋律が重なり合うところ……特にコゼットとエポニーヌはあらかさまに音程が変えてあってそのキャラクターの性質を表しているということなのですが、同じ歌詞を同時に歌うことでそれが凄くよく分かるんですよね~~じいはエポ派なので澄んだコゼットの歌声の影でひしひしと伝わってくるエポの歌詞が切なくて切なくて……そうそう、あとね~~エピローグのバルジャンの歌詞。そもそもここの旋律はレミゼナンバーのパズルか?と思うくらい様々な場面で使われたナンバーを繋げてあるかのようなつくりになっているんだけど、歌詞も同じなんですよね~~I dreamed a dream、at the end of the day、Bring me home、まさにどこかで~あった?みたいなタイトルが出没 これまたバルジャンの生き様を総括しているような感じで響くんですよね~~

正直、今回は字幕は要らなかったかな~とも思ったり……どうせなら普通の歌番組みたく(笑)歌詞をそのまま下に出してくれた方が良かったような気もするし。やっぱりココは日本、日本語に目が行ってしまうのでね~~内容はほぼ東宝版を踏襲していたような 所々日本語訳の歌では省略してある部分を補ってはありましたが。ただ1つだけどうしても許せなかったところが 訳詞で言うと「お前は愛した母が預けた子だ、私は父じゃない」のところ。これ自体が思いっきり意訳で日本っぽい発想な部分は無きにしも非ず……でもこれはこれで嫌いじゃないですね~~Who am I?と問い続けたバルジャンが最後の最後まで“生かされた自分”を示しているわけなので……って、これはじいのバルジャン基準の観方なんだけど それはともかく今回の字幕は「これは愛した女と男の物語だ」だったかな~~そんな感じの内容だったんですよね。元は「It's a story of those who always loved you. Your mother gave her life for you then gave you to my keeping」じいはこのthose whoという複数表現が大好きなんですよ~~いろんな解釈ができるわけで変な色づけはしてほしくないのよぉ~~ じいはね、、、もちろんファンテの愛とバルジャンの愛が一番だと思うけど、バルジャンの愛はただの親子愛じゃなくてバルジャンにとっても生きる理由だったんだし、マリウスとコゼットに象徴される未来を夢見て戦い生きた全てのレミたちも含んでいると思うし。字幕担当が誰だったのか知りたかったんだけど、残念ながらクレジットはコンサート映像そのものの関係者のみだったので字幕は??のままでした。

そして、、、最後にスペシャルな演出。何と何とオリジナルキャストと歴代バルジャンが登場 そして4バルジャンズでBring Him Home、そしてOne Day More!が続いてマッキントッシュ氏らの挨拶の後、2002年(2003年だったかも)から始まったスクール版レミに出演した学生たちが登場、エピローグのPeople's songが会場全体を包みました。いや~~残念なマリウスで怒り心頭だったじいもオリジナルのマリウス登場で一気にテンション やっぱりマリウスはこうじゃないと それに、、、もう神ですね~~Colm Wilkinson!存在だけで泣けてきましたわ God on high~と歌い出した瞬間から、、、深すぎて涙涙

それでですね~~最後に告白を またもや海外に愛人を作った模様 アンジョの中の人に しちゃったかも~~何やらファントムにも出演歴あり、もう1つのファントムではラウルをやったとか。それはともかく……いや、ますます惚れる要素になっちゃったんだけど、とにかくアンジョが素晴らしかったんですよね~~ちゃんと学生たちを引っ張っていってるし、激情した表現もバッチリだし。それにDrink with meでのグランとのやり取りが泣かせるんですわ。こんなにダダ泣きしたDrink with meは初めてかも

いや~~マジ行ってよかったです。場所が場所なのでお気楽にオススメはできませんが時間が許す方は明日1日なのでぜひぜひ そして、ますますウェストエンドに行きたくなってしまったじい レミゼの本公演を観てみたいんですよね~~あと、日本では納得できないものは見られないであろうCatsとPhantom of the Operaも。広い広いロシアの上空で遅々として目的地までの距離が縮まらないことさえ我慢すれば(モスクワ上空で進まない飛行画面にぶちキレた過去が)……いや、問題はこっちよね→ あっちへの出費を控えれば余裕でビジネスクラス往復できそうだけど(笑) それに、日本を空けられないのよね~気になるお人がいると
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コニタン・ソロライブ@Boston Dreams vol.6

2010-07-18 23:30:08 | ライブ・コンサート
暑いですぅ~~ 朝から順調に気温が上がり(涙目)……ま、風が吹いていたしジトジトし過ぎ~というほどではなかったので何とか凌げました あ、これって外に出ていないからかも~~だって、あんなに紫外線降り注ぐ炎天下なんて危険すぎだも~~ん。

さてさて、一昨日の夜の話になりますが、六本木のBoston Dreamでコニタンこと小西のりゆきさんのライブを聞きに行ってきました。ピアノ伴奏はコニタンライブではおなじみのYUKAさん、そして今回はゲストに小此木麻里ちゃんが出演でした ライブ当日はディズニー・オン・アイスの初日記念、というわけではなかったみたいなのですが ディズニー特集、ぜ~~んぶディズニーの曲でした。じい、断片的には知っていても意外にまともには全編通して見ているのは少ないような……でも、やっぱりディズニーマジック いや、コニタンマジックだと思いますね~~歌の世界に引き込まれて、時には煌き 時には華やぎ 時には切なく 1部&2部合わせて2時間くらいだったかな~~気持ちいい時間を過ごさせていただきました

曲目は以下の通り。

~第1部~

 Bella Notte(わんわん物語)
 A dream is a wish your heart makes(シンデレラ)
 So this is love(シンデレラ)
 Fly to your heart(ティンカーベル)

 小此木麻里ちゃん登場 
 A whole new world(アラジン)…コニタンとデュエット♪
 A friend like me(アラジン)
 A part of your world(人魚姫)
 Kiss the girl(人魚姫)…コニタンとデュエット♪
 Suddenly Seymor(リトルショップ・オブ・ホラーズ)

 Can you feel the love tonight(ライオンキング)

~第2部~

 Something there(美女と野獣)
 Beauty and the Beast(美女と野獣)
 Proud of your boy(アラジン)
 Baby mine(ダンボ)
 When she loved me(トイストーリー2)
 So Close(魔法にかけられて)
 Can you feel the love tonight~Circle of Life(ライオンキング)

~アンコール~

 When you wish upon a star(ピノキオ)~手をつないで(オリジナル)

わんわん物語は超覚えてますぅ~~これは小さい頃に映画館まで見に行ったぞ~~Bella Notteが歌われるシーン、トランプとレディが親切なコックさんに出会ってスパゲッティをごちそうになるところ。1本の麺を2匹が食べててチュ~ する有名な場面。じいも大好きなんですよね~~スパゲッティが美味しそうで……って違うか これで本当にスパゲッティを食べていたら更にツボっていたかもしれませんが、この時はテーブルの上にジュースとサラダでした シンデレラの曲も、特にA dream is a wish your heart makesの方は邦題「夢はひそかに」で有名ですが(曲紹介の時にコニタン、邦題が出てこなくて周囲にヘルプを)いや、じいもね~~この曲は一瞬Someday My Prince Will Comeと混同しちゃうのよね~~でも、シンデレラの方のこの曲の方がお気に入り♪じいが大好きだったアメリカの某コメディドラマで登場人物たちがフロリダのディズニーワールドに行く話があるんだけど、その時のフィナーレにこの曲を皆で歌うってシーンがあったので

アラジンといえばこの曲 A Whole New Worldですが、冒頭はコニタンが歌って途中から小此木麻里ちゃんが呼ばれ……いや~~素敵でしたね~~二人の伸びやかな歌声が本当に素晴らしくて で、歌の後に麻里ちゃんの紹介あり。イーストやベガーズでの共演あり~の、ちょいと前の麻里ちゃんライヴではコニタンがスーパーバイザーだったことやキャンディードのこと等々の話がありました。今回のライヴにはキャンディードでご一緒された人たちもチラホラ。その人たちの後押し もあってコニタンはいじられまくり~~ご本人曰く「キャンディードの時もこんな感じで…」と でも、その後は思いっきりオジチャン的な欲望が炸裂 イメージ的にはアキバ系メイドで、アラジンと人魚姫のナンバーを麻里ちゃんのソロで いや~~めちゃめちゃカワユイ じいもカメラ小僧になっちゃいそう A part of your worldはどこかで聞いたことがあるのよね~~ディズニーシーだったのかテレビで誰かが歌っていたのかハッキリ覚えてはいないんだけど……もうぅ~~麻里ちゃんのマーメイドだったらなんでも上げちゃう みたいな感じ。それに、ただの可愛さじゃないのよね~~その中に強さがあるというか“カッコカワイイ”というか、そういう甘×辛のキャラクターは直球でドツボでっす 次回はぜひぜひコスプレで……と、これはコニタンも言ってました いや~~でもね~~麻里ちゃんの歌は素晴らしい ベガーズ第3幕の「吊るされるのは誰だ」の冒頭のソロでもつくづく感心したんですよね~~どの公演も一切ぶれない歌いっぷり 今回も高音まで力強く声が前に出ているし、歌詞の世界はしっかりと伝わる歌い方だし……お姉さんはゾッコンでございますぅ~~

第2部は美女と野獣から。やっぱりBeauty and the Beastが何度聞いても素敵ね~~ アラジンのProud of your boyとトイストーリー2のWhen she loved meは懐かしい気持ちになりました。夢と希望に溢れた夢の中にいるんだけど、ちょっぴり切ないというか、何だか聞いていると胸がキュ~~ンとしてくるんですわ。あと、ダンボのBaby mine 実は……この歌が歌われる場面に出てくる動物たちの親子の如く…… だって座っていた椅子もソファーっぽくて背もたれも高いし気持ちよくて でも、この場面はダンボ親子にとっては切ない場面でもあるんですよね~~意識を失っている場合ではなかった でもそんな風になるくらい心地良かったの~~ 魔法にかけられてからSo Close コニタンの持ち歌と言っていいと思うの~~今回はディズニーだから絶対に聞けると思ったけど 久しぶりにナマで聞けて元気をもらいました。じい、基本的に最初に原詩で出会った曲に関しては(特にディズニーはそうなんだけど)日本語訳で聞くともの凄い違和感があるんです。ま、くだらないところでは(笑)無理やり感があってダサいと感じるところなんだけど、でもね~~他の曲にも言えるんだけどコニタンが歌うとそういうことを超えてしまって、歌が伝えようとしていることをしっかり表現しているって感じるんですよね~~だから言語は関係ないという。で、、、So closeに関しては英語版/日本語版の両方を聞いたことがあるけど、じいはコニタンの歌の方が良いな~と思うのよね

最後はいろ~んな愛のつまったCan you feel the love tonight、そしてアンコールは、When you wish upon a starのアカペラから始まってオリジナル曲を挟んで後奏でまたWhen you wish upon a starのメロディに戻る。YUKAさんのアレンジ、素晴らしい~~オリジナル曲の「手をつないで」は以前のコニタンライヴでも聞いたことがあるけど、すっごく優しい空気に包まれる曲なんですよね~~そこにアノ有名なメロディーが被さって……「手をつないで」に描かれた世界が煌く星につながっていく 夜空に輝く星に手が届きそうな……いや~~とても素敵な音楽の夜になりました
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クリエミュージカル・コンサートM.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2回目(千秋楽)

2010-06-28 01:17:06 | ライブ・コンサート
プレミア~~なコンサート クリエミュージカルコンサートの千秋楽に行ってきました もうぅ~~盛り上がりすぎちゃって憤死寸前……いや、既に憤死してるかも←いろんな意味で(爆!) 以下、いつもの通りの言いたい放題、感じたままに

全体的な構成は19日に行った時とほぼ同じでしたが、1幕のMAは歌うキャストが変更した関係で曲順が変わっていました。19日の玲奈ちゃんのマルグリットだった部分が今日はサブリナに変わったので、玲奈ちゃん部分はすっ飛ばした形で進行、ラスト3曲に来日キャストを持ってくるという構成になっていました。

 ・Blind vom Licht der vielen Kerzen(100万のキャンドル)サブリナ・ヴェッカリン
 ・Turn Turn(流れ星のかなた)シルビア・グラブ、サブリナ・ヴェッカリン
 ・A Voice In My Heart(心の声・英語版)サブリナ・ヴェッカリン
 ・Jenseits aller Schmerzen(苦しみのかなたに)パトリック・シュタンケ、サブリナ・ヴェッカリン

日本人キャストの皆さん、ちょいとお疲れ気味 祐サマや禅さん、もちろん実力はある方々なので大きく外すということはないし、特に禅さんのルイ16世は更に深くなってるな~と思ったのですが、聴いていてちょっと危なっかしい部分があったので。ただ、ハッとしたのが歌い終わって袖に戻っていく時の姿!暗転の中で見える人影から伝わってくる雰囲気で目を離すことができませんでした。ここまで役に入り込んで歌に魂を吹き込んでいるなんて凄い!とじいの中の禅さん株がまた しました。涼風さんも前回の方が良かったな~~よくテレビのサスペンスとかで陰のある役を演じている時に感じる物足りなさ~~落ち込んだり悲しんだりする時に上っ面の表情にしか見えないことがあるんだけど、それと同じものを感じたのよね~~高音部分になると例のアニメ声が頻出だし そうそう、冒頭で山路さんがMAの説明をして……と言っても「まぁ今日いらっしゃっている方々は既にお聞きになっていると思いますが」と自虐気味に、ところどころ端折りつつ前回も聞いたエピソードなんぞを……で、自分のやったボーマルシェが削られたのはフランス人になりきれなかったからでは?と反省してみたり 「楽屋で浴衣を着ていたのがまずかったのか…」と、、、そしてその姿を2幕最後に披露!思いっきり笑わせていただきました もし再演があったら~みたいなフリで話されてましたが、ネタですよ…ね。今回の構成を深読みすれば、、、まさかね でも、それなら是非ブレーメン版&来日公演にしてください

そうなんですよぉ~~夢にまで見た海外の元祖マルグリット まさか号泣するとは思いませんでしたね~~ホント、もう、目の前に自分が求めていた答えになる存在がいて、ドイツ語は分からないので細かいニュアンスの違いも理解できてないはずなのに歌の意味が伝わってくるような感覚。しかも、ずっと頭に過ぎっていたんですよね~~遠藤周作の原作。ミュージカルの原作というにはかけ離れすぎているんだけど、原作のマルグリットは革命に参加もしない、どちらかというと庶民の一人という位置づけ。アントワネットとの初対面=輿入れの馬車を見て「あの子が嫌い」と思う。それは同じ年頃なのに境遇が違うことへの短絡的な嫉妬。それが最後の王妃の処刑の時に、嫌いなのに見に行かずにはいられない、処刑されて周りは喚起の渦なのに自分だけ理由は分からないのに涙が止まらない。何せ初めて読んだのが小学生の時でマルグリットの心情なんて本当に理解したのは大人になってからだし でも、何かずっと心に引っかかっていたんですよね~~革命の意味も含めて。それが今日のサブリナちゃんのマルグリットを聞いた時に「これだ!」と思ったんです。フランス革命もそうだし、このミュージカルに出てくる登場人物もそうだけど、どちらかが善or悪ではないというか、そういうものを綯い交ぜにして前に進んでいくのが歴史だし人間なんだな~と思って……もうね~~今日のサブリナマルグに出会って、歌の中に生きている人間を感じたんですよね~~まさに本物の大陸の人間ドラマ しかも、「100万のキャンドル」の後にシルビアアニエスとのデュエット「Turn Turn」……やっぱりシルビアはバイリンガルだったのね…って2幕のキャスト紹介でそういう話が出てきましたが、まさに、、、サブリナと向き合って歌っても遜色のない歌!しかもこのアニエスの中に、これまた生きている人間を感じまして……負の前向きエネルギーというのかな~~マルグリットにはそれがあって、アニエスの方は正の前向きエネルギーがあって、そのどちらも持ち合わせているのが人間というか……あれこれドド~ンと伝わってきて号泣でした そして、ダメ押しで最後の「苦しみのかなたに」 これ以上泣かせないでよぉ~~と思うくらいまたもやドドド~~ンと伝わってきてウルウルでしたね~~いや~~マジ、凄いわ。これだけで満たされすぎるくらい満たされましたわ。うぅっ まさに彼女こそ真のDIVAだと強く、強く、本当に強~~く思いますデス。やっぱり来日公演してぇ~~

2幕の方は歌う人は変わっていますが曲目的には変更なし。ただ、19日には聞けなかった初演の東宝エリザ限定の「夢とうつつの狭間に」も 2幕冒頭で じいは初演版はCDでしか知らない世界なので「これが噂の…」となめるように(笑)聴いてしまいました。後で山路さんのボーマルシェ削除談@ブレーメン版MAに引っ掛けて「この曲も残りませんでした」という話も。ま、実際に生で歌詞を聞いていると残し続けるのは難しいかも~~それでなくても東宝エリザってヅカ版とウィーンオリジナル版が綯い交ぜになっているし。じいも で観つつも??な部分は勝手に自分の中で都合良く折り合いをつけていたところはあったので。祐サマの「最後のダンス」は控えめにツボり(やっぱり最後のサビの部分の歌い上げと振りは我慢できない~)、M!ではパトリックとサブリナの熱唱に萌え萌えしたり興奮したり……何か今日で最後、生で聞けなくなると思うと寂しかったですね~~心残りがないように堪能させていただきました レベッカも、、、やっぱりシルビアダンヴァースが圧倒的に素晴らしい これまた後のキャスト紹介で話に出てきたのですが、今回はシルビアがアニエス→ダンヴァースだったので騙された!みたいな感じで……ゴメンナサイ 実はじいも同じツッコミをしてました ただね~~これだけ落差のある2役を同時に観られるのは贅沢だし凄い表現力だと思いました そうそう、騙されたと言えばアダルティ~な闇広。キャスト紹介でも「若返った人もいて…」なんて言われていましたが、凄いですよね~~何げにトートの歌詞で「未来の皇帝陛下~」の部分は、いや、もう皇帝陛下だし~~みたいな感じだったけど、でもこの闇広は貴重ですよ~~ってか、こっちの方がお宝よね

そして、、、4年ぶりの一路シシィとの再会。不思議と19日の時のようにタイムスリップはしませんでした。ただ、4年前と同じものを期待したのは正直な気持ちでしたが……思い出は美しいままにしておくというのはよくいったものだな~とつくづく 楽器は1日休んだら取り戻すのに3日かかるなんてことを言われることはあるけど、歌だって同じわけで……数ヶ月ぶりに楽器に触れて譜面通りに正しく弾いているのに上滑りしていて乗り切れなくて気持ち悪い感覚というのかな~~そういうのは楽器弾き的な立場で実感として分かるんだけど、今日の一路さんの歌を聞いていて同じような感覚になりました。しかもこんなに回りくどい節回しな歌い方だったかな?とか……その節回しがお久しぶり~な歌のごまかし技になっているように聞こえて何だかな~と。でも、一番感じたのはコレ!舞台に対する姿勢の甘さ……母性によって貫禄がついたとか深みが増したとかそういうのは違うと思っています。歌に変な甘さがあって緊張感が全く感じられない……歌唱力や音程の上げ下げ(「私だけに」はウィーンオリジナルよりはもちろん低音、今回は東宝版よりも更に低音でしたね~~もしかしてヅカ版か???)云々はともかく、ギリギリまで自分を追い込んで役として歌う姿や醸し出す雰囲気に、演じる役の世界を感じられるミュー女優というところが好きでした。そういう姿勢で舞台に向き合う人だからこそ……本当ならああいう形で休んで、ブランクがあるのを承知で仕事を引き受けたなら必要以上に厳しい姿勢で臨んでほしかったと、これは3ヶ月前と何ら変わっていない気持ちなんですけどね。そういう意味では裏切られた部分もなきにしもあらずで

今日は千秋楽ということで最後の曲「影を逃れて」の前に今回のコンサートを企画した岡本Pが登壇。コンサート企画の経緯等々の説明の後に各キャスト&アンサンブルの紹介がありました。アンサンブルの方々が一人一人詳しく紹介されたのはとっても良かったと思います あれだけの人数でここまでの迫力が出るってことは相当なレベルの方々を揃えているってことですから。各キャストの紹介の中で、「放浪記」が中止になって最初に何かできることがあれば~と申し出てくれたのが祐サマだったという話もありました。ただ、2、3曲歌うつもりが9曲になってたという……確かによく出てましたわ~~ってかそれだけ連続で作品に出てるってことでもあるけど、ちょいと働きすぎ…か 他の出演者もお稽古や公演の合間をぬって参加してくれたようで……キャンディードと被ってた方も結構いましたよね~~「村井さんとか言う人も来てて」と岡本Pとは旧知の仲のようでブラックさ全開って感じで

で、一通りの紹介が終わった後にスペシャルゲストを二人呼んでいて…という話で、じいは期待したんですよ~~もしや「クンツェorリーヴァイ氏」と思って……そしたら次期エリザの瀬奈じゅんさんと次期M!出演の香寿たつきさん、まぁここまでは許せる。歌披露はさすがに無理かな~と思ったらやっぱり紹介だけで……新トートの石丸さんもまだ表で歌ったらダメということらしいので。ただね~~ここからがちょっと、、、それってどーなのさっ と思ったんです。いかにも東宝のお約束という感じでしたが、舞台上に一路さんと涼風さんが加わって歴代トップに囲まれた岡本Pな状態。しかもヅカ愛称で呼んで普通に喋ってて……宝塚を全く知らない一般人には意味不明だと思いますよ~~しかも内輪で盛り上がる雰囲気満々で正直あまりいい気分ではなかったです。しかもその後に一路トートと香寿ルドルフで闇広 宝塚のファンの人には堪らない懐かしのお宝企画なのかもしれませんが 音程は声域の狭い女性限定の宝塚バージョン。その状態でコーラスは男女のアンサンブルの方々だから、男性にはそうとうきつかったんじゃないかな~~と思いました。でもね~~特別ステージを設けるならわざわざ呼んできた来日キャストに対してでしょ~~二人に対しては通訳もつけず(シルビアが通訳をしてくれてました)、スペシャルな紹介もなく、挨拶もそこそこ、失礼極まりない!!!ま、つくづく思いましたけどね~~やっぱりスミレの世界ありきなんだな~~って。クンツェ&リーヴァイの世界と言っても結局のところ落としどころはヅカなのね。

最後の最後で台無しになった感はありましたが、素敵な出会いの数々 それだけで充分でございますぅ~~時間とお金が許せば……ってかそれ以前に激戦チケなので無理な話なんだけど、全出演キャスト総なめ 通い詰めたかったくらい!でも、外せないポイントはバッチリ押さえて前半と後半で観られたことには感謝してもしきれないくらいですぅ~~ホント、マジ、サブリナとパトリックとの出会いによって新たな宝物を得たような、そんな幸せな気分です
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