百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

椎茸・焼きしいたけ・養生ごはんのススメ

2022-04-24 | 昆布

薬膳・まいにち食薬養生帖・きのこ・椎茸・しいたけ・免疫力

きのこは秋のイメージがありますが、しいたけの旬は3月〜5月頃と9月〜11月頃。春のしいたけは春子と呼ばれ、旨味があります。

一番美味しくてシンプルなしいたけの食べ方は、魚焼きグリルにヒダがある面を上向きに置き、塩をパラリとふる焼きしいたけ。

ひだに水分がじんわり出てくる頃、良い香りが漂っているはずです。

軸の部分から手で割いて香ばしく焼かれたしいたけを口に含むと、コリコリとしてちょっとアワビのような食感です(マッシュルームも同じく美味)。

 

しいたけをザルに広げ、お日様に30分以上干すと骨を強くするビタミンDが増えます。

私は料理の用途によって、その日の干し加減にします。

余ったら冷凍にしますが、嬉しいことに旨味がアップしますよ。

玉ねぎと刻んで炒め、牛乳と一煮立ちさせれば、骨を元気にするミルクスープの出来上がりです。

きのこは麹(こうじ)と同じ菌類の仲間で、「子実体」と呼ばれる菌そのもの。

効能が高く、旨味が強くて低カロリー、調理しやすいのも嬉しいですね。

豊富に含まれるβーグルカンは免疫力を上げ、生活習慣病予防や抗ガン作用が期待できます。

中医学では気や血の流れを良くするとされており、色々滞る4月に特にお勧めです。

 

BY   http://yumikoizawa138.jp/date/2022/04/

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クローブ・丁香・丁子・スパイス

2022-04-24 | 昆布

生薬・クローブ・スパイス・丁子・丁香

 

温かいお茶が好きで朝から晩まで口にしていますが、カフェインなども含まれるので玉にはお休みして胃をケアする日を作ります。


白湯を作るのと同じように、水を入れたやかんのフタを開けて15分ほどプクプクと湯を沸かします。

この時クローブも数粒一緒に入れて煮出し、蜂蜜を入れたカップに注ぎます。

それをゆっくりいただくと、バニラのような甘い香りと、スパイシーな風味が立ち昇って心地よく、心身が緩んでくるのがわかります。


クローブは漢方では丁香と呼ばれる生薬で、体を温める効能があり、胃や脾、腎が冷えて痛いときにも有効なスパイスとして知られています。

西洋ではクローブと呼ばれ、肉の塊に刺した煮込み料理やシチュー、カレーにも欠かせません。

オレンジとの相性がよく、デザートやお菓子にも使われる他、オレンジに刺して乾燥させ、香りのポプリとしても親しまれています。


ネパールの民間療法では歯痛止めに使われたり、インドネシアではタバコの香付けに使われたり、虫除けスプレーに配合されたり、日本ではタンスに入れて虫除けとされていました。

クローブは世界中でいろいろな用途に利用されている頼もしいスパイスなのです。

 

 

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