きのこは秋のイメージがありますが、しいたけの旬は3月〜5月頃と9月〜11月頃。春のしいたけは春子と呼ばれ、旨味があります。
一番美味しくてシンプルなしいたけの食べ方は、魚焼きグリルにヒダがある面を上向きに置き、塩をパラリとふる焼きしいたけ。
ひだに水分がじんわり出てくる頃、良い香りが漂っているはずです。
軸の部分から手で割いて香ばしく焼かれたしいたけを口に含むと、コリコリとしてちょっとアワビのような食感です(マッシュルームも同じく美味)。
しいたけをザルに広げ、お日様に30分以上干すと骨を強くするビタミンDが増えます。
私は料理の用途によって、その日の干し加減にします。
余ったら冷凍にしますが、嬉しいことに旨味がアップしますよ。
玉ねぎと刻んで炒め、牛乳と一煮立ちさせれば、骨を元気にするミルクスープの出来上がりです。
きのこは麹(こうじ)と同じ菌類の仲間で、「子実体」と呼ばれる菌そのもの。
効能が高く、旨味が強くて低カロリー、調理しやすいのも嬉しいですね。
豊富に含まれるβーグルカンは免疫力を上げ、生活習慣病予防や抗ガン作用が期待できます。
中医学では気や血の流れを良くするとされており、色々滞る4月に特にお勧めです。
BY http://yumikoizawa138.jp/date/2022/04/