厨房の裏の田んぼでも、そろそろ苗代の用意がはじまりました。
水が張られて、そこいら中カエルの声であふれるようになるのも、すぐのことです。
田舎で育ったのでこんな田んぼの情景を見ると、とても懐かしくなります。
さて、たくさんの方から筍をいただきます。
そこで筍入りの簡単なおすしはいかがでしょう、ご提案いたします。
筍の、茹でるときに割れてのこったところや、タケノコ未満のちっちゃなものばかりを集めてきざみ、
あとは油揚げ、ちくわ、かしわなどのありあわせを同じように刻んで、酒、しょうゆ、みりん、砂糖でうす味に煮ておきます。
温かい白ごはんを、飯切り代わりの木のサラダボウルにうつし、ちょっと塩を加えただけの玄米酢をふっての味。
この、甘さひかえめの酢めしに上の具を混ぜこんで、ちゃっちゃと作るふだんのおすしです。
木の芽を散らしただけで、海苔も炒り玉子もなし、シンプルなのが、かえって食べやすくていくらでもお腹に入ってしまいます。
明日の月曜日は普段ですと定休日ですが、連休中ということで臨時に営業をいたします。
いつも行くお店がお休みでしたら明日は是非、うさぎ家におこしください。