季節外れの雨が降った。
暖気が南から道内に到来し、こんな真冬なのに各地はプラス気温になった。
旭川でも朝の気温+5℃くらいが+6℃くらいにまで上昇したので、1月としては観測史上最高気温なのだそうだ。午前中に無音の柔らかい小雨が雪面を濡らした。まさにJanuary showerだ。
3時間くらいで2mmの降雨量だが、真冬の雨は異常気象だ。
圧雪道路も水浸し状態で、凍った箇所の判断が困難となり、そろそろと歩行しなければならず、車のスリップ事故も多発したと報じられた。
こんな冬の暖気の後には、必ず荒天になるのが普通だから厄介な天候なのだ。
午後から湿雪になったが1cmくらいだけだったが、明日は最低-8℃最高で-5℃の予報だから降雪もあるだろうし、平年並に戻るようだが、荒れた天候でなければいいのだが。
それにしても、今冬の降雪量の少ない旭川は平年の降雪量は65cmなのに現在37cm(札幌は平年61cmで今年は79cm)だから珍しい現象で、異変が起きている。なのだで不気味にさえ感じる。
こんな少ない平年であっても、この後に何度かどか雪で結局は帳尻を合わせるように平年並みの降雪量で終るから、今後の降雪量に関心深い。
JR旭川駅裏風景 1月25日撮影
このまま雪の少ない旭川のままであってほしい。