Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

ドカ雪・深雪・厳寒・PM25

2013-02-22 11:22:57 | インポート
北海道のドカ雪の様子が報道されている。
北海道全体がこのような状態ではなく、石狩・空知南部などの局地的なドカ雪なのだ。

JRの499本運休や、旭川~札幌間では除雪が間に合わず缶詰状態で立ち往生した。
道路も寸断されバスも不通となれば乗客だけでなく物資の流通にも甚大な影響が出ている。

盆地の旭川地方は、10cm未満の降雪が続き豪雪情報も肩すかしで、今朝は約15cmのふんわりとした雪が積もったが、豪雪地域とは別世界の穏やかさだ。
今朝は除雪車が来て積もった雪を押しのけて行った。(このことを除雪車が入ったと言う場合がある)

      
          22日11:00撮影

昼間の気温は連日氷点下4℃~7℃くいらいだが、2月中旬の陽は雪をわずかに溶かし夜に凍らせるので、カチンカチンの固い雪となってしまう。
そんな雪が道路脇に積み上げられて、除雪が十分ではない生活道路は狭くなって不自由だが、積雪量は平年並みだから我慢するしかない。

今シーズンは、21日現在で札幌の方が積雪116cmなのに、旭川は76cmだから旭川の深雪はこれからのドカ雪の回数しだいだ。
結局はシーズン終盤に、ドカ雪で帳尻を合わせるように降りまくる気まぐれな天候をことを覚悟している。

積雪期の真夜中に15cm以上の降雪があった時のみ除雪車が入るが、このところの10cm未満の日が続くので、積もった雪は累積してしまい雪退けの後の移動(排雪)する場所に苦労する。

21日、大掛かりな除雪と排雪作業のため、ロータリー車と除雪車・排雪運搬車の3車が入った。

 
除雪車が前方の翼のような部分を広げて雪を押し退け、狭めてかき集めた雪を、ロータリー車が巻き上げて遠くにとばす他、ロータリー車から直接雪捨て場所に運搬するトラックに、吹き付けるように積む見事な連携作業だ。

  
懸命な協同作業で、狭かった道路を広く除雪して行った。

このような大がかりな排雪作業は、シーズン中の回数は少なく、年の暮れ以来かもしれない。
これも又、深雪地帯の風物詩ということか。
        
盆地は空気の動きが少ないせいで、低温の日には冷えた空気が地表に下りてくるためなのか、スモッグが発生してpm25が国の基準を超えた日がこのシーズン中6度もあったそうだ。
中国から流れてくると予想されるpm25とは無関係なのだそうだが、大気汚染の方が心配になっている。

このところマイナス10~20℃の最低気温が続いたが、ドカ雪や猛吹雪より厳寒の方がいい。
今日はこの後どれだけ雪が積もるのだろうか。
9台分の駐車場の除雪作業が待っている。