Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

オキザリスと雪の結晶

2013-02-04 16:14:32 | 自然の恵み
暦は立春でも、戸外は真冬だから季節感がずれていて、節分も豆まきや恵方巻きなどとは身近に感じないこの頃の気候だ。

2日の暖気で、冬のまつりには欠かせない雪像が、型崩れして修復に苦労しているはずだが、旭川市の「冬まつり」オープンは間近かだ。

暖気の後の荒天の来襲は定番で、節分の日は一時猛吹雪になった。
地吹雪の雪道は、視界が効かないためにライトを付けての慎重な運転でも、神経を使いストレスになる。

こんなストレスを解消させてくれるのは、心地よい暖房が効いた室内で、けなげに咲くオキザリスの清楚な姿だ。

 

  
夜には'花びらを閉じているので、昼間限定での開花だが冬期間の室内で花の主役を務め、年中通して優しく咲いて癒やしてくれる。

冬期間の花を愛でるささやかな時の他にも、自然の造形に感動できるのは、低温時の空から舞い降りる小さな天使のような、生まれたままの雪の結晶だ。

      

 
         
宇宙からキラキラと届く贈り物を、紙を広げて着地させた後の寸時に、綺麗な結晶の姿を探し、急いで慎重に撮影するのも厳寒時の楽しみの一つだ。
 
わずか2mm足らずの結晶の型崩れが始まる前に撮影を終わらせる緊張感と撮影後の満足感があるのは、共に雪に親しむことのできるストレスにならない至福の刻なのだ。

様々な雪の降り方や積もり方があり、陽の光の角度や時刻によって雪面の様子も異なるので、一様に銀世界を眺めない観察をするように心がけているが、ドカ雪が降った時には観察どころか邪魔な雪だと思ってしまう時だってあるのだ。

今日の午後は、比較的明るい空から粉雪が降って、300m先の景色ががかすんでいた。このまま大振りになれば、明日は又除雪作業が待っている。