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Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

ソウルの街角で見た緑の空間-2

2013-06-16 11:28:08 | 旅行
有名なコレクターの画廊を訪れたが、1階のみで階上は休日で鑑賞出来なかった。
1階は上品で高質の器や土産品の店で、ガラス越しで涼しげな中庭に目をとめた。

      
店の中庭にそそぐ陽光が、何気なく置かれた壺と緑を柔らかく照らす光景は、安らぎの空間だ。

      
観光客が通る広い道の喧騒から離れた小路の店前に、石造りの植木鉢がさりげなく置かれていた。こんな風情のある光景に出会って和んだ。

      
古い様式の韓国家屋の中庭に面した複数のギャラリーがあった。
緑豊かな中庭にオブジェや個展祝いの造花立ては異様な感じだが、ここでしか見られないアートな光景だ。

ソウルの街角で見た緑の空間-1

2013-06-16 11:14:32 | 旅行
地図頼りに知らない街を散策して、地図上で現在地を確認できた時の快感が忘れられないが、今回は地図を見ることはあっても地図頼りではなく案内人頼りだ。

時間と太陽の位置と高さで方角は判断できるが、韓国語が読めないから地図上の現在地の確認ができない。
入り組んだ小路のある商店街を、案内されるままに巡ると現在地がわからなくなり、時々、緑や草花を愛でる空間が現れても、その位置が確認できないのは残念だ。

窓下に草花を飾る欧米風な習慣がないようで、街角では路地の草花や植木に気付くことは少なかった。

位置がわからなくても、素敵な店の前の落ち着いた雰囲気の植木群に遭遇すると嬉しい。

 
 
建物とマッチした植木や豊かな色彩の鉢植え達は安らぐ光景だが、ゆっくり眺める時間的余裕のないので、草花の種類まで観察できない。



ソウルの小路で目にとまった草花

2013-06-15 11:11:54 | 旅行
素通りのようなあちこち目まぐるしく巡った市内観光だった。
草花の観察とまではいかずに見過ごしが多かったと思うが、路地の草花や植木鉢の草花に出会うことは極端に少ない。

鐘路(チョンノ)~仁寺洞(インサドン)辺りの古い屋敷町のショッピング街の迷路のような小路で目にとまった草花は、周囲の情景とは異質な光景だった。

     
どぎつい感じがする緑色の壁を背景に、強烈に主張する薔薇のある光景は刺激的だ。

     
はげ落ちた壁は、いかにも古い時代を感じさせ、渋い背景に可憐に咲くテッセンのある光景の美しさに見とれる。
日本人らしいカメラマンがアングルを変えて一眼レフカメラで撮影していた。

多くの観光客が訪れる商店街の入りくんだ路地には、殆ど草花を見ることはないが、背景の壁と草花のコントラストのいい光景に出会えて和んだ。

ソウル街角で目にとまった石垣と草花

2013-06-14 11:20:37 | 旅行
ソウル市内でも全体を見たわけではなく、ほんの1ぶしか巡っていないけれど、街角で出会った緑や草花には印象深いものがある。

なんともアートに見えたのは、平面に整えられた長い石壁と草花の心地よい調和の美しさだ。

    
一見凹凸の多い壁に見えるが、凹凸のない真っ平らな壁面は驚きだ。
りちぎに真っ平らな壁にするには。どのような特別工法があるのだろうか。

ソウル広場付近の太平路脇で目に止まった石垣と草花も、さりげなく見えるが構成を練った設置の仕方だ。
ソウルの随所で見かける独特な石垣は、方形の石を積み上げた境の目地が少し飛び出したようになっているのに趣がある。

 
気にしないで通り過ぎでしまいそうだが、この辺りしか見られなかった石垣を背景にした草花は、際立って美しく見える。
都会の喧騒の中では癒しの空間を演出しているようだ。



梅沢富美男さんの半顔とパスポート写真

2013-05-05 23:02:53 | 旅行
最近パスポートを取得した。

最初の海外渡航は1959年の船旅のフイリピンだったが、ボーイスカウトの世界大会参加だったためか、IDカードだけで渡航した。

     

2度目は、1964年(昭和39年/東京オリンピックの年)に初めて取得したパスポートだったが、旭川から札幌市の道庁に行って手続きした。

     
山羊皮の黒い表紙で、ペンでの手書きの独特な書体で書かれていた。

パスポートの他に伝染病感染予防接種に関する国際証明書が必要で、1959年と1964年は札幌医科大学病院で予防注射を受けなければならず、何度も札幌往復して取得したのだったが、1964年と1975年は旭川で接種できた。

 
イエローカードと言っていたが、いつから不要になったのは分からない。

今回の取得はIDカードを含め7回目だが、その度に変化するパスポートの編集などの違いに興味があった。

     

    

1964年の革張りのパスポートには、縦書きで氏名の左側に「右の者は日本国民であって、○○○○のため第七頁記載の諸国へ赴くから通路故障なく旅行させ且つ必要な保護扶助を与えられるよう、その筋の諸官に要請する。」と記載され、日本国外務大臣の氏名印と角印があり、別のページにローマ字サインの印が押されてあった。

その後は、横書きで「日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係諸官に要請する。」と文章を変えている。
その他のも変化があるが省略。

これまでに取得したパスポートの写真を見比べると、年齢を重ねると顔が変わるのは当たり前のことだが、我ながら老いが進んでいることを実感させられる。

今回のパスポート取得手続きは、旭川市役所だったので手続きが簡略されていると思ったが、なんと役人の対抗は懇切丁寧だったが、マニアルに忠実過ぎる紋切り型にはムッとなってしまった。

パスポートを受け取る時、パスポートの写真と本人を確認する際は、身分を証明する運転免許を見た時には、何もせずにOKしておきながら、細ふちの眼鏡を外させてスケッチでもするかのようにジロジロ見比べるパフォーマンスは失礼だ。

なぜかとの質問に「サングラスなどをかけていて、パスポートの写真と違う場合があるからです。」との返答だった。
私のこの場合は、サングラスをかけてはいないし、厚化粧をしていない。

眼鏡を外したパスポート写真だったのだが、誰がどう見ても違いが大きいはずはないのだ。
「失礼ですが・・・」くらいは言ってもいいのではないか。
手続き上不審と思われる本人に相違ないと、要注意人物とは思っていない本人が思っている本人の言い分だ。

素顔が分からないのに、化粧をして甚だしく素顔と違う人物を発見する対応はどうしているのだろう。

化粧後の写真では素顔が分からないのに、化粧後の写真がOKなのだから、パスポートを渡す際には化粧を落として素顔になってもらうのだろうか。

素顔と化粧後との違いについての興味深いTVトーク番組(バライティー番組?)を視聴した。

話題になったのは、ある有名女性タレントが素顔と化粧後の顔を左右半分に分けて撮影した写真を、ブログで公開して大受けしていることだった。

初めて知ったが、これを「半顔」というのだそうだ。
これを知った出演中の梅沢富美男さん(勿論素顔)が大変興味を持ち、自分も帰ったら自分の半顔を撮ってブログに公開すると明言した。

梅沢富美男さんは、本当に自分のブログで公開しちゃったのだから笑える。

梅沢富美男さんの化粧前と後の違いで分かるとおり、パスポート写真は化粧後の顔はマズイとも言えるよね。