角地のホテルの前を山東中路と広東路が交差している。
狭くて車道も歩道も区別の付かない山東中路を北に向かい、幅広い南京東路に着くとApple Storeに出会う。
人出が多くてとびっきり賑やかな南京東路を散歩するため、山東中路を何度も往復した。
山東中路には幾つもの食事処があって、どこも朝早くから満席なのは、ここで朝食をとるのが日常なのだろう。
ホテルに近い山東中路にある、普通の小さな中国料理店「老漁父海鮮」に目をつけていたので、その店で夕食にしようと思い切って入ってみた。
地元の人がよく出入りしているので、雑踏のような話し声が響き、満席ではないが混んでいた。
笑顔のない女子従業員に促されて入り口近くに席をとった。
簡体文字のメニューでは注文が困難だったが、分かり易い「海鮮炒飯」の文字を見つけた。
向かいの席の客が、3品注文して食べていたが、少しだけ食べた3品共残して席を立った。
残すのが当たり前なのだろうが、残す量がすごい。
ぶっきらぼうなで愛想に欠ける女子従業員に「海鮮炒飯」28元(約500円)を一品だけ注文した。
まもなく、いわゆるシーフードチャーハンが、何の言葉もなく卓上に置かれた。
高級な感じではない普通の店の印象にしては、意外にも上品なあっさり味で、日本で市販されているレトルト食品の炒飯の味によく似ていた。
これぞという中国の味を期待していたのに、ここの炒飯が日本で食べる一般的な炒飯そっくりでは、わざわざ中国に来てまで注文して食べることはないなーと思った。
狭くて車道も歩道も区別の付かない山東中路を北に向かい、幅広い南京東路に着くとApple Storeに出会う。


人出が多くてとびっきり賑やかな南京東路を散歩するため、山東中路を何度も往復した。
山東中路には幾つもの食事処があって、どこも朝早くから満席なのは、ここで朝食をとるのが日常なのだろう。
ホテルに近い山東中路にある、普通の小さな中国料理店「老漁父海鮮」に目をつけていたので、その店で夕食にしようと思い切って入ってみた。
地元の人がよく出入りしているので、雑踏のような話し声が響き、満席ではないが混んでいた。
笑顔のない女子従業員に促されて入り口近くに席をとった。
簡体文字のメニューでは注文が困難だったが、分かり易い「海鮮炒飯」の文字を見つけた。
向かいの席の客が、3品注文して食べていたが、少しだけ食べた3品共残して席を立った。
残すのが当たり前なのだろうが、残す量がすごい。
ぶっきらぼうなで愛想に欠ける女子従業員に「海鮮炒飯」28元(約500円)を一品だけ注文した。
まもなく、いわゆるシーフードチャーハンが、何の言葉もなく卓上に置かれた。

高級な感じではない普通の店の印象にしては、意外にも上品なあっさり味で、日本で市販されているレトルト食品の炒飯の味によく似ていた。
これぞという中国の味を期待していたのに、ここの炒飯が日本で食べる一般的な炒飯そっくりでは、わざわざ中国に来てまで注文して食べることはないなーと思った。