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Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

日本とネパールのカレー

2013-01-21 17:33:06 | インポート
「巨人・大鵬・卵焼き」は、ひところ流行った言葉だが、大鵬さんが亡くなったことで、又々このことが語られている。
卵焼きについて言えば、現在はカレーライスにも人気があるように思う。

最近のインドネシアでも、日本風のカレーが人気を博していると、インドネシア在住の日本人のレポートをラジオで聴いた。

学校の給食で食べたカレーの味は懐かしく思い出すが、家庭でもレストランでも、学校以外では味わえない独特のカレーだった。

カレーと言えば思い出すのは、ドイツ旅行中にインド人経営の店で、インドカレーの定番と思われるインドカレーを食べた事があったが、これぞインドカレーと感じた一つは、ライスがいわゆる外米で細長かったことで、こんな米の種類の方がカレーには合うと思った。

日本の家庭料理では、それぞれの家庭によってカレーの味が異なっていたが、固形のカレールーが市販されるようになってから、どれも美味しさは均一になったように思う。

日本のレストランではカレーの味に工夫をこらし、どれも差別化されて独特なおいしさが楽しめる。

     
     
Cafe花みずき旭川市2条3丁目で美味しいトマトチキンカレーを食べた。
数年前の牛肉問題があってからビーフカレーから、チキンカレーに替わったが、深いコクとまろやかな味は変わらず、うま味が効いた柔らかなチキンがたっぷりで、控えめの辛さなど、日本風カレーの良さが凝縮されている。

ネパールカレーの店「SURYA旭川市川端6条10丁目で、チキンベジタブルカレーをプレーンナンと共に食べた。

     
       
辛さレベル2~3だったが、普段家庭で食べる辛さのレベル以上ではなかったが、たしかに日本のカレーとは違うスパイスの効いた味は満足だった、
ナンの大きさは40cmくらいあって驚いたし、その美味しさは格別だ。

店やネパール語についての質問に、親しみを込めて快く応えてくれた二人の調理人は、爽やかなイケメンだ。

            
       スマンさんとアミトさん

イギリスのバーミンガムには、多くのインド人が在住しているせいか、カレーが名物だそうだ。
世界中の国で親しまれている異なった味のカレーを食べてみたい。

閉館した「大雪乃蔵」

2013-01-06 22:55:41 | インポート
昨年暮れに寂しい思いをした事があった。
1998年秋に開館した旭川の地酒蔵「大雪乃蔵」が、2012年12月30日をもって閉館したのだ。

       
       2012年12月29日撮影

開館当時に、大雪乃蔵限定販売の清酒と焼酎ボトルのレッテル原画を依頼されて、春夏秋冬4種の大雪山風景と煉瓦塔の多色刷り木版画つくりに関わった関係で、突然の閉館は、大きな衝撃だった。

14年間での閉館は、長いか短いかは関わった者にしてみれば、想像することもなかった閉館を知った時は、驚きと戸惑いで落ち着かない気分だった。

四季それぞれのバージョンの大雪山風景版画が、定位置に展示されていたし、拡大した大画面が季節ごとに期間限定で貯蔵タンクに展示されていたのも、消えたしまったのだから寂しい思いだ。

       

「大雪乃蔵ギャラリー」や特設展示会場で、毎年開催した個展も今後はなくなった。

「大雪乃蔵」には、和食のレストランがあって、新たに大面積で増築して2008年8月11日には席数を大幅に増やしてグランドオープンしてから、ゆったりとくつろげる素敵な空間で、上質な食材での上品な和食料理は人気を博して繁盛していた。

      
       2012年12月29日撮影        

そんな様子からは、わずか4年間で閉館なんて予想する余地はなく、俄に閉館とは信じられたいことだった。

諸々の理由があってのことだろうけれど「地酒」を主とする開発事業の一環である食文化発信施設として順調だっただけに、当初の目的を達成しその使命を果たしたとはいえ、惜しいくて寂しいことだった。

12月29日が最後に訪れた日で、すでに売店の限定ボトルは完売後で他のグッズも残りわずかだった。閉館が本当だと言うことを実感した。

何か心に穴が突き抜けた気分の年の暮れだった。

サンタが'寒波のプレゼント

2012-12-26 23:17:04 | インポート
降雪があると除雪が免除されるので、低温でも降雪がない方がいいのだが、昨日は12月にしては珍しく過去50年間で最低気温の寒波が到来した。

サンタからの記録的な寒波プレゼントがあったクリスマスだった。

最低気温がマイナス22℃くらい(旭川市江丹別はマイナス29.9℃)だったが、穏やかな天候だった。
昨日は、キリッとした冷え込んだが好天なので、前日の除雪残りに上積みされた新雪の処理作業をして汗をかいた。

昨日の予報だと、今日は風雪が強くて積雪量は半端でないとの予報だったが、好天の昨日は信じ難い予報だった。
予報とおりに、昨日はまさしく「嵐の前の静けさ」だったのだ。

今朝の気温はマイナス14℃くらいで、少し寒さは緩んだが、昨夕から今朝までに降った雪の量にはウンザリした。

午前中の荒れた天候で、昔吹雪の中での登山を思い出していたが、折りも折り大雪山系の雪の話題がTVで放映されたので、吹雪の止むのを待つ間に視聴した。
化雲岳付近の斜面が風雪にさらされて、独特の風紋が雪面にできるシュカブラとよばれる映像が思い出を誘った。


 
 
ひさご沼の小屋付近に幕営しての復路に、このシュカブラの大斜面をスキーで滑り下りた50年くらい前の昔の記憶がよみがえった。

50年前の冬山用の耐寒装備は、現在とは大違いの粗末なものだったので、よく寒さを耐え忍んだものだ。

このシュカブラの風紋は、印象深い見事な自然の造形なので、心にしっかりプリントされた気がした。
そのころ制作していた油絵やエッチングの連作は、シュカブラがテーマだった。

今日の午前中は風雪強く吹雪きだったが、正午近くには雪が止んで、まぶしい太陽が新雪を照らしたので、今がチャンスと気合いを入れて除雪作業に取り組んだ。

ちなみに、12月16日撮影した玄関前の雪の排雪路
     
      
今日の降雪量は25cmと報道されたが、玄関前の雪の排雪路に積もった雪は40cmもあった。山間のせいだろうか。
     

                   

いわゆるママサンダンプで何度も運んでやっと排雪路を開通させたが、老人の体力にしてみれば結構な運動量だ。
     
     
これでも、旭川はこれで済んだが、道内の地域によってはどか雪の障害で、交通機関はズタズタだったと報道されている。

停電に備える

2012-12-15 23:57:55 | インポート
午後9時の外気温はマイナス6℃くらいだった。
午後9時20分頃、予期しない停電になってしまい、びっくりした。

先の着雪による事故のことが頭をよぎって気持ちは穏やかではいられず、真っ暗闇の中で少し慌てた。
停電の原因がどうであれ、長期にわたる事も有ると予想しなければならず、灯火類を集めた。

        

幾つかのローソクは常時卓上に備えてあったので、まずはとりあえず最初の明かりで暗闇解消。
2個の小型手動発電懐中電灯・2個の乾電池の懐中電灯をで行動開始。

仕舞ってあった灯火用具を探し出した。
夏用のキャンプやバーベキュー時に使うランプで、一つはガズボンベ(青)で、もう一つは単一電池(赤)が、部屋を明るく照らすことになった。
非常用の灯火具の消耗を軽減するため、節電ならず節灯を考えた。

ガスボンベの残り分は不明なので最小の明るさで使い、電池は新品を6本使って蛍光灯2本で部屋の照度を保って、回復を祈るように待った。
使用中のPCはスリープにしてあるけれど、どうなったのだろう。暖房のボイラーで温水をパイプで回しているので、このまま冷えてしまうと凍結してしまうし、FF式のズトーブも電気を使っているのだが、石油は出っぱなしになってしまうのだろうかなどと、普段の電気依存ボケを思い知らされた。

雪が止んだ外へ出て見ると、地域限定の停電のようだが、今日の降雪量は僅かだったので停電の原因は雪害ではなさそうだった。

暗い中でじーと待つしか無いのだが、何も手が付けられないのってむなしいことはない。これまでの例だと、その内回復するだろうと1時間もすれば通電したのだから、待つしか無いのだが、長引くのではないかと思うと穏やかではなかった。

午後10頃北海道電力の停電問い合わせ電話で、停電の原因と今後どうなるのかを知ろうとした時、ぱっーとまぶしい光で明るくなり、電気のありがたさを感じる瞬間だ。
電話での問い合わせをしてみると、回復したのに「停電中です・・・・」との音声が聞こえた。
その後11時過ぎの電話では、停電情報提供はまだできないということだった。

今回の原因不明の停電は件は終わったが「備えあれば憂いなし」と言われるように、それを怠り停電直後に戸惑って慌てたことを反省している。


旭川メインストリートのイルミネーション

2012-12-01 23:34:07 | インポート
すっかり冬モードになった旭川市のメインストリートが輝いた。
普段は異様に暗い照明のJR旭川駅から北に伸びる買物公園は、今日の午後4時半ころから、冬仕様のイルミネーション点灯式をもって、一気に明るくなった。

     
     
100人くらいが参集した点灯式は、西川市長やマスコットキャラクターのアサッピーなどが、カウントダウンの合図でスイッチオンされたが、特に凝った演出でもなく意外に簡単なセレモニーだった。

B級グルメでは人気の「あつあつ旭川まん」がふるまわれるらしく行列ができていたので並んで寒い中しばらく待った。
      知らなかったが、整理券が必要だと言うことがわかって、列から脱出した。暗がりの中の出来事だが恥ずかしくも笑える話だ。

 
 
無造作に立ち木に巻き付けられた照明が、キラキラと路面の雪にも反映して輝き、買物公園は生き返った感じだ。

     
     
空中に波打つ照明は、寒空が華やかに冴えて美しく、癒やされる思いだが、不況だエコと声高に叫ばれている時期なので、イルミネーションを中止したり縮小した街もあるそうだ。
そんな点で考えると複雑な気分にもなるが、12月に入って冬ごもりの沈みがちな気分にもなる街中が、イルミネーションで輝くを見ることができて嬉しい。

自宅付近は積雪40cmくらいあって、旭川の明朝の気温はマイナス10℃になるそうだ。