庭の入り口付近に、主に新種の草花を最初に移植する一隅が設けてあるが、今年も多種の花が咲いているが、もう満杯になった。
近年になって我が家の花園の仲間入りしたジキタリスは、別の場所に移植したが、放任栽培のせいか野生化したようだ。
繁殖力が強いので、こぼれ種からニョキニョキと突出して目立ちだし増えてきた。草丈が高く一本立ちでなので、誇らしげに咲いている。
ジキタリスは、別名が英名Foxgloveを直訳してキツネノテブクロというのが興味深い。
ちょうど指が入るくらいの花のサイズで、指サックに似ていることから、ラテン語の指を表すdigitalに名前の由来があるそうだ。
全草に猛毒があるので栽培には取り扱いに注意が必要と言われ、コンフリーと葉が良く似ているので、間違えて食べると大変なことになるけれど、鑑賞用に栽培すれば大丈夫。
花の内側の不気味でランダムな斑点が毒性のサインのようだが、花言葉が《熱愛》とか《あつい胸の想い》《隠されぬ恋》というのも一層興味深く面白い。
真上から
どの花もうつむいているのに、花茎の先端に空に向かって大きく咲く不思議な花を発見した。
こんな咲き方は、もしかして突然変異なのか別品種か。
自然界は不可思議で面白い。