上の写真は、チューリヒ中央駅の地下構内にある本屋で見つけた絵本「ハイジ」です。定価9フラン50(850円くらい)が半額になっていたので、面白半分で買いました。
中身は、「絵本」というよりも、文章に挿絵がついたもの、と言ったほうが正確な感じで、ドイツ語の文章がどのページにもびっしりと書かれています。
それよりも気になるのは、このハイジの顔。我々の知っているあの「ハイジ」と似ても似つかない。我々の知っているハイジは、
こうではありませんか。
なぜこんなにハイジを猿っぽく描くのでしょうか?
いや、まだ猿っぽいのは可愛いほうです。もっとすごい「ハイジ」もいます。たとえば、これは以前にもアップしましたが、マイエンフェルトにある「ハイジハウス」の中にいるハイジ(と思われる人形)。
!?!?!? 右はペーター?
ハイジの里、マイエンフェルトのホームページにリンクされているハイジ村のページには、育ちすぎたハイジが出てきます。もうお姉さんになっちゃったハイジ。
一番上の写真、横にいるヨーゼフも、どことなく間が抜けているではありませんか。あの、全てを心得たかのように普段は落ち着いており、ハイジの危険にはさっと駆けつけて助けてくれる、頼れる犬というイメージが損なわれています。
う~ん。ドイツ語の勉強にはいいかもしれない。しかし、やっぱりこれはハイジではない、と言いたくなるほど似ていない。
日本のアニメのおかげで観光収入を得ているのですから、スイスの人たちも、もっとハイジの取り扱いには慎重を期していただきたいものです。
近々、スイスの「偽ハイジ」を集めて展示したいと思います。乞う、ご期待。
中身は、「絵本」というよりも、文章に挿絵がついたもの、と言ったほうが正確な感じで、ドイツ語の文章がどのページにもびっしりと書かれています。
それよりも気になるのは、このハイジの顔。我々の知っているあの「ハイジ」と似ても似つかない。我々の知っているハイジは、
こうではありませんか。
なぜこんなにハイジを猿っぽく描くのでしょうか?
いや、まだ猿っぽいのは可愛いほうです。もっとすごい「ハイジ」もいます。たとえば、これは以前にもアップしましたが、マイエンフェルトにある「ハイジハウス」の中にいるハイジ(と思われる人形)。
!?!?!? 右はペーター?
ハイジの里、マイエンフェルトのホームページにリンクされているハイジ村のページには、育ちすぎたハイジが出てきます。もうお姉さんになっちゃったハイジ。
一番上の写真、横にいるヨーゼフも、どことなく間が抜けているではありませんか。あの、全てを心得たかのように普段は落ち着いており、ハイジの危険にはさっと駆けつけて助けてくれる、頼れる犬というイメージが損なわれています。
う~ん。ドイツ語の勉強にはいいかもしれない。しかし、やっぱりこれはハイジではない、と言いたくなるほど似ていない。
日本のアニメのおかげで観光収入を得ているのですから、スイスの人たちも、もっとハイジの取り扱いには慎重を期していただきたいものです。
近々、スイスの「偽ハイジ」を集めて展示したいと思います。乞う、ご期待。
お久しぶり。いつもご覧いただいているようでありがとうございます。
「ハンス」? 原作を見たことはないのでわかりませんが、初耳ですね。岩波少年文庫や新潮文庫に原作の翻訳が入っているそうですから、ちょっと調べてみては? 犬にいそうな名前ではあるけど。園長さんの飼い犬の名前だったりして。
そのときに違和感を覚えたことが一つありました。
それは、おんじが飼っている犬の名前が「ハンス」だったことです。
私はてっきり原作では「ハンス」と言うのだと勝手に解釈していたのですが、原作には登場しない日本のアニメの中のキャラクターだとは・・・
それでは観劇会の「ハンス」という名前はどこからどうやって来たものなのでしょうか・・・
原作にはいないヨーゼフがなぜこの絵本に出てくるかという話ですが(kasumyonさんも相当詳しいですね。僕は知らなかった)、妻が言うには、この本は、テレビアニメを下敷きにして作っているに違いないとのことです。絵をぱらぱらと見ていくとわかるそうで、ハイジに詳しい人は一見しただけでそんなことまでわかるんですねぇ。
ヨーゼフが(しかしアニメとは似つかぬ容姿で)登場するのはおそらくそのせいなんでしょう。
[ヨーゼフ]は原作には登場しない日本のアニメのオリジナルキャラクタのはずなのですが、tsujigakuさんが入手された絵本にも登場しているとは、興味深いです.
「目玉焼き」を食べているハイジっていうのは斬新な感じですね。あの山小屋だと、ハムと目玉焼きってのは結構なごちそうに属するかも。普通なら、黒パンにチーズってとこでしょうか。ラクレットやフォンデュといったチーズ料理がハイジにはやっぱり似合う気がします。
ロンドンにお住まいなんですね。スイスでのいい仕事が見つかりますよう!