(「朝の祈り」の会場となったヴォティーフ教会の前景。妙な看板が前に掲げられています。)
国際新約聖書学会は大会期間中、2日目から最終日まで毎朝「朝の祈り」の時間が設けられます。1日ずつ、フランス語・ドイツ語・英語で行われ、学会メンバーが司式を担当することになっています。今回、英語礼拝はダラム大学のJames D. G. Dunn 教授(著書の邦訳あり:『新約学の新しい視点』すぐ書房、1986年)、ドイツ語礼拝はボン大学のMichael Wolter 教授(その2で書いた雑誌ZNWの編集責任者。今回同宿でした)、フランス語礼拝はモントリオール大学のOdette Mainville 教授が担当していました。以前の大会では、日本新約学会会長の土戸清教授(東北学院大学名誉教授)が担当されたこともあるそうです。
「朝の祈り」はたいてい会場近くの教会を借りて行われます。今回は、大学本館のすぐ近くにある(でも意外に距離がありました)ヴォティーフ教会(Votivkircheで行われました。
「ヴォティーフ」(Votiv)とは、ラテン語の votum(誓い)から来ており、ドイツ語で Votiv(-gabe) と言えば、誓約・誓願に基づく献納品を意味します。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がテロによる暗殺から逃れた(1853年)ことを感謝する意味で、弟のマクシミリアン(後のメキシコ皇帝)によって、1856-79年に今の場所に建てられたそうです。
入口。
以下、内部で撮った写真を並べてみます。ネオ・ゴシック様式の建物の様子がわかってもらえるかと思います。
非常に多くのステンドグラスが使われていました。
宿の近くにあった、世界で3番目に高い塔を持つというシュテファン大聖堂(Stephansdom)も紹介しようと思いましたが、長くなるので次回に。
国際新約聖書学会は大会期間中、2日目から最終日まで毎朝「朝の祈り」の時間が設けられます。1日ずつ、フランス語・ドイツ語・英語で行われ、学会メンバーが司式を担当することになっています。今回、英語礼拝はダラム大学のJames D. G. Dunn 教授(著書の邦訳あり:『新約学の新しい視点』すぐ書房、1986年)、ドイツ語礼拝はボン大学のMichael Wolter 教授(その2で書いた雑誌ZNWの編集責任者。今回同宿でした)、フランス語礼拝はモントリオール大学のOdette Mainville 教授が担当していました。以前の大会では、日本新約学会会長の土戸清教授(東北学院大学名誉教授)が担当されたこともあるそうです。
「朝の祈り」はたいてい会場近くの教会を借りて行われます。今回は、大学本館のすぐ近くにある(でも意外に距離がありました)ヴォティーフ教会(Votivkircheで行われました。
「ヴォティーフ」(Votiv)とは、ラテン語の votum(誓い)から来ており、ドイツ語で Votiv(-gabe) と言えば、誓約・誓願に基づく献納品を意味します。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がテロによる暗殺から逃れた(1853年)ことを感謝する意味で、弟のマクシミリアン(後のメキシコ皇帝)によって、1856-79年に今の場所に建てられたそうです。
入口。
以下、内部で撮った写真を並べてみます。ネオ・ゴシック様式の建物の様子がわかってもらえるかと思います。
非常に多くのステンドグラスが使われていました。
宿の近くにあった、世界で3番目に高い塔を持つというシュテファン大聖堂(Stephansdom)も紹介しようと思いましたが、長くなるので次回に。
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