正月最初の仕事は翻訳。必要があって、ドイツ語の論文を訳し始めました。
論文1本だから、大した分量ではないのですが、これがどうして、なかなか進まない。3日やってまだ3/4くらいってところです。明日か明後日には一応最後まで行くでしょうが、よくわからない箇所もあるし、何度も全体を見直すことになるでしょう。
翻訳で一番時間がかかるし、しんどいのは、日本語を整えることです。意味はわかるんだけど、うまい日本語に直すのが難しい、という文に何度も遭遇します。翻訳は原語100%、日本語120%という言葉を聞いたことがありますが、本当その通りです。日本語文がうまく作れなくて苦しむ時間が一番長いような気がします。そして、やたらめったら時間がかかる。今回も、もしかすると、翻訳作業自体よりも、日本語文の推敲のほうに時間をたくさん使う破目になるかもしれません。
というような経験を必ずすることになるので、翻訳は出来ればやらずに済ませたい仕事の一つです。あれだけしんどい思いをして、うまく出来たところで「当たり前」って評価だし、間違いが見つかると非難の対象になってしまう。なんか引き合わない仕事だなと思えてくる。翻訳の意義は十分に認めているし、自分もお役に立たねばとも思うんですが、やり始めると、あまりに進まないので、こんなにオレは翻訳が下手だったのかと落ち込んだりもする。
しかし、その苦しみを忘れてしまうんでしょうか、たまに引き受けて、あるいは進んで申し出る(などという愚行に出る)ことをしてしまい、やり始めた後で後悔することになるわけです。翻訳苦手なのに、なんで「やります」なんて言っちゃったんだろう、って。事実、今もそうです。今回は、短い論文だったのが救いですが。
あ、でも別に1冊引き受けてたな。長い道のりになりそう……。
論文1本だから、大した分量ではないのですが、これがどうして、なかなか進まない。3日やってまだ3/4くらいってところです。明日か明後日には一応最後まで行くでしょうが、よくわからない箇所もあるし、何度も全体を見直すことになるでしょう。
翻訳で一番時間がかかるし、しんどいのは、日本語を整えることです。意味はわかるんだけど、うまい日本語に直すのが難しい、という文に何度も遭遇します。翻訳は原語100%、日本語120%という言葉を聞いたことがありますが、本当その通りです。日本語文がうまく作れなくて苦しむ時間が一番長いような気がします。そして、やたらめったら時間がかかる。今回も、もしかすると、翻訳作業自体よりも、日本語文の推敲のほうに時間をたくさん使う破目になるかもしれません。
というような経験を必ずすることになるので、翻訳は出来ればやらずに済ませたい仕事の一つです。あれだけしんどい思いをして、うまく出来たところで「当たり前」って評価だし、間違いが見つかると非難の対象になってしまう。なんか引き合わない仕事だなと思えてくる。翻訳の意義は十分に認めているし、自分もお役に立たねばとも思うんですが、やり始めると、あまりに進まないので、こんなにオレは翻訳が下手だったのかと落ち込んだりもする。
しかし、その苦しみを忘れてしまうんでしょうか、たまに引き受けて、あるいは進んで申し出る(などという愚行に出る)ことをしてしまい、やり始めた後で後悔することになるわけです。翻訳苦手なのに、なんで「やります」なんて言っちゃったんだろう、って。事実、今もそうです。今回は、短い論文だったのが救いですが。
あ、でも別に1冊引き受けてたな。長い道のりになりそう……。
修士論文ってのが一番苦労しますよね。ある意味。
やりたいことと出来ることとの差が大きいから。
疲れているときは、こんなブログにコメントなんぞ書いてないで
早く寝ましょう。
あ、先生の論文引用させていただきました。ありがとうございました。
勇気づけられます。
中国語の翻訳ですか~。
難儀してるなんて、あのペラペラと中国語をまるで中国人のように流暢に喋っている感じからは想像つかないけど。
でも翻訳は、喋るのとは別のセンスが要る、ってのは確かですわね。
お互いガンバロー!
今から考えると、ハズカシー「翻訳」(括弧付きでないと呼べない代物)だったように思います。それが先生の手にかかると立派な翻訳(括弧なし)に変身。感心するやら、恐縮するやら。
でも、今でもその頃からあまり進歩してないような気もする...。
私の場合集中力が無いのと、師匠に「君はことばのセンスがないから翻訳には向かない(!)」と言われたことのトラウマとで、作業がテキパキ進まないんですよね……
いつも教え子に言っている「中国語と日本語は単語が一緒でも意味が微妙~かなり違うねんで」というセリフ、今、しっかり自分に返ってきています(泣
ワタクシ、一回だけ機会を頂いてやったことがあるのですが、全く興味のない内容だったので、非常に難儀しました。
どうしても訳しきれないところがあって、文章の中に( )が混ざってしまい、試験の穴埋め問題みたいでした。恥ずかしくて、決して読み返したくない翻訳です。
今日は、プラトンやらストア派やらの哲学思想の説明がうまく訳せなくて泣きました。1時間で文章一つなんてことになってしまって。あ~あ。他にも仕事あるんだけど、これが終らないと気持ち悪くって。
自分で読むだけなら1時間もかからないものが、いざ翻訳となると想像以上に手間がかかる。それで悲しくなる。
今回の論文は、勉強になると思える内容なのでまだOK。中身に全然賛同できないような代物だったときは大変です。
でもこの翻訳、いつ終るんだろう。学校も始まっちゃったのに。
私はよく教会のメッセージを和英翻訳していますが、
翻訳をしているうちに、自分の英語能力はこんなものか、と悲しくなるときがあります…。
大まかにはできても、人に読んでもらったり聴いてもらったりする用にするのは難しいですよね。
論文を翻訳するなんて考えるだけで嫌です。
今やってるのは、新約学の純粋な学術論文なんです。普通の意味での面白さはあまりないけど、専門的関心はひかれます。勉強になる、って感じですかね。原著者はよく知っている人なので、わからないところはメールで尋ねることもできるから、まぁ何とかなるでしょう。
でも、takuya氏の仕事が遅いのは、色々な方面に才能発揮してるせいだと思いますけど、ね。
急ぎの翻訳なんてしたくないし出来ない。だから翻訳専門の方々には敬服するばかりです。
tsujigakuさんが今手がけているのは、中身、面白いんですか?