(バスセンターの発車時刻表)
広島に来て、最大のカルチャーショックだった一つがこれ、バスセンターの存在です。
バスの集合発着所があること自体は別に珍しくもありませんが、それが百貨店の3階にあるとなれば話は違います。このバスセンター、広島そごうの3階に存在しているのです。広島に来た頃は、その階だけ排気ガス臭がして、雑然とした雰囲気があり、そごうとはどうにも相容れない感じがして馴染めずにいました。しかし、これはこれで広島の歴史の一部をなす施設であり、今日でも多くの乗降客がこのセンターを利用しています(1日4万人近いそうです)。
バスセンター自体の開業は1955年7月。そごうの中に入っている今の形になったのは1974年10月だそうです(もともとバスセンターが先にあり、百貨店が招致されたとのこと)。
このように、そごうと直結しているわけです。
このバスセンター、しばらく見ないうちに全面改装され、モダンでちょっと垢抜けた施設に変身していました。広島生活6年目にして初めて利用する機会があったので、ちょっと写真撮影。
紙屋町交差点付近からエスカレータで3階まで上がり、バス乗り場までをつなぐ通路。
コンビニ。「Bcon」(ビーコン)という名称は、バスセンターのコンビニという意味でしょうか。
通路には野菜や果物、花が置かれていました。朝市? こういうところが広島らしいです。
お土産屋さん。遠方へバスで旅立つ人が買っていくようです。
腹ごしらえしてからバスに乗り込む人たちのためのレストラン。
こんなお店も。どういう人が帽子や小物を買っていくのでしょうか。なぜか福袋も売られていました。
バスセンターの路線図。ここからは、街中を走る近距離のバスも、また遠く島根や鳥取、さらに大阪や東京へ行くバスも発着します。
東京へもバスなら安くで行けます。早割+学生割引でお得、という宣伝ポスター。
自動券売機とPaspy自動チャージ機。パスピーとは、
広島の人なら誰でも知っている、交通系ICカード。広島電鉄や広島バスなど、9つの事業者が合同で発行していますが、事業者によって色が違うので、きっとレアな色のものもあるはず(中国バスとアストラムラインのものがここでは欠けていますが、バスセンターでは7色だけ購入可能ということなのでしょう)。現金利用よりも10%割引になるので、長距離で使用したときには、お得感が大きいです。
ここが発着場前。ホームは11に分かれています。広島空港行きのリムジンバスもここから乗れます(2番ホーム)。
これがホームの風景です。このセンターは、旧広島市民球場に隣接していたので、以前はバスが出て行くとき、左手に球場がよく見えたのですが、今は跡地が見えるだけ。しかし、ここにサッカー専用グラウンドが出来るという案もあるそうで(サンフレッチェ広島が現在ホームグラウンドにしているビッグアーチは市内から遠すぎますから)、その実現が期待されます。
JRの交通網が必ずしも便利とは言えない広島県だけに(鉄道が行き渡っているとは言えず、また運行数も限られており、時間もかかります)、バスは今後も広島の重要な交通手段であり続けることでしょう。もっとも、色々な会社のバスが入り乱れて走っており、その全体像を把握している広島人が極めて少ないのも事実なようです。同じ停留所に複数の会社のバスが止まるが、それがどこから来てどこへ行くのかがよくわからないとか、会社をまたいで統一的な時刻表を作っていないので、検索が不便とか、色々改善の余地はある広島のバスです。
広島に来て、最大のカルチャーショックだった一つがこれ、バスセンターの存在です。
バスの集合発着所があること自体は別に珍しくもありませんが、それが百貨店の3階にあるとなれば話は違います。このバスセンター、広島そごうの3階に存在しているのです。広島に来た頃は、その階だけ排気ガス臭がして、雑然とした雰囲気があり、そごうとはどうにも相容れない感じがして馴染めずにいました。しかし、これはこれで広島の歴史の一部をなす施設であり、今日でも多くの乗降客がこのセンターを利用しています(1日4万人近いそうです)。
バスセンター自体の開業は1955年7月。そごうの中に入っている今の形になったのは1974年10月だそうです(もともとバスセンターが先にあり、百貨店が招致されたとのこと)。
このように、そごうと直結しているわけです。
このバスセンター、しばらく見ないうちに全面改装され、モダンでちょっと垢抜けた施設に変身していました。広島生活6年目にして初めて利用する機会があったので、ちょっと写真撮影。
紙屋町交差点付近からエスカレータで3階まで上がり、バス乗り場までをつなぐ通路。
コンビニ。「Bcon」(ビーコン)という名称は、バスセンターのコンビニという意味でしょうか。
通路には野菜や果物、花が置かれていました。朝市? こういうところが広島らしいです。
お土産屋さん。遠方へバスで旅立つ人が買っていくようです。
腹ごしらえしてからバスに乗り込む人たちのためのレストラン。
こんなお店も。どういう人が帽子や小物を買っていくのでしょうか。なぜか福袋も売られていました。
バスセンターの路線図。ここからは、街中を走る近距離のバスも、また遠く島根や鳥取、さらに大阪や東京へ行くバスも発着します。
東京へもバスなら安くで行けます。早割+学生割引でお得、という宣伝ポスター。
自動券売機とPaspy自動チャージ機。パスピーとは、
広島の人なら誰でも知っている、交通系ICカード。広島電鉄や広島バスなど、9つの事業者が合同で発行していますが、事業者によって色が違うので、きっとレアな色のものもあるはず(中国バスとアストラムラインのものがここでは欠けていますが、バスセンターでは7色だけ購入可能ということなのでしょう)。現金利用よりも10%割引になるので、長距離で使用したときには、お得感が大きいです。
ここが発着場前。ホームは11に分かれています。広島空港行きのリムジンバスもここから乗れます(2番ホーム)。
これがホームの風景です。このセンターは、旧広島市民球場に隣接していたので、以前はバスが出て行くとき、左手に球場がよく見えたのですが、今は跡地が見えるだけ。しかし、ここにサッカー専用グラウンドが出来るという案もあるそうで(サンフレッチェ広島が現在ホームグラウンドにしているビッグアーチは市内から遠すぎますから)、その実現が期待されます。
JRの交通網が必ずしも便利とは言えない広島県だけに(鉄道が行き渡っているとは言えず、また運行数も限られており、時間もかかります)、バスは今後も広島の重要な交通手段であり続けることでしょう。もっとも、色々な会社のバスが入り乱れて走っており、その全体像を把握している広島人が極めて少ないのも事実なようです。同じ停留所に複数の会社のバスが止まるが、それがどこから来てどこへ行くのかがよくわからないとか、会社をまたいで統一的な時刻表を作っていないので、検索が不便とか、色々改善の余地はある広島のバスです。