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自由が丘駅前のイタリアン、マダムのひとりごと

ワイン色々~イタリアトスカーナ編~

2020年05月11日 | マダムのひとりごと
私がワインにはまった理由はイタリアワインなんですよね。
OL時代、頻繁に通っていたイタリアンでスーパータスカンなるワインをご紹介いただくことが多く、飲んでみるとそれが夢のようにおいしかったんです。
ワインは美味しければよい!と思っていたけれど、こんなに美味しいものはどこで出来るの?と興味津々になり、ワインスクールに通いはじめ、当時OLが取れるワインエクスパートという資格を取りました。

その後はいろんなワインを飲み、浮気もしましたが最近またイタリアワインが特に好きになってます。

さてイタリアは全土でワインが作れる恵まれた気候と地形を持ってます。
真ん中にアペニン山脈、北にアルプス山脈、平野が少なく山や丘陵地帯が多く、複雑な地形、土壌があり、おいしく、複雑なワインが出来るのです。
今日は私がワインにはまる原因になったスーパータスカンというワインを産出するトスカーナ地方についてご説明をします。


オレンジ色のところがトスカーナ地方です。

州都はフィレンツエ。トスカーナ州は北イタリアのピエモンテ州と並び赤の産地として有名。おぼえてくださいね。
中でも著名なワインはフィレンツエとシエナの間で作られるキャンティクラシコ。
その南にあるモンタルチーノ村のワイン、ブルネッロディモンタルチーノ。さらに高貴なワインと名付けられたヴィーノ・ノッビーレ・ディ・モンテプルチアーノ。
スーパートスカーナ(またはスーパータスカン)とは法律上その土地で認められていない品種や比率などに拘らない近代的なワイン造りで作った美味しく評判の良いワインです。
国債品種のカベルネやメルローを使ったスーパータスカンが多いですね。一番著名なものはカベルネにメルローが混ざったサッシカイアというワインでしょうか?

私が好きなワインはブルネッロディモンタルチーノ。力強いワインと人は言いますが、私はエレガントでバランスの素晴らしいワインだと思っております。リジーニやピアンデロリーノといったクラシックなタイプが好きですね。

キャンティというワインは毎日飲める飽きの来ないワインです。気取りもない。愛人ならスーパータスカン的なオシャレでモダンで濃いワインを選びますが、毎日一緒に過ごすなら
キャンティのように食事に寄り添い、出しゃばらず、でも味わい深いワインがよろしいかと。。。。( ´艸`)
キャンティというのはトスカーナ地方を代表する品種、サンジョヴェーゼが使われてますが、作り手によってサンジョヴェーゼ100%で作ったり、モダンな印象にするため国際品種のメルローを混ぜて色を濃くしたり、どのワインも個性的です。で、どのワインもおいしいです。

いろんなタイプのキャンティを食卓で召し上がってみてください。キャンティの氷山の一角を垣間見れると思います。 

思い出ワインはカステッロディアーマのラッパリータ。これでイタリアワインにはまったと言ってよい。

そしてぺルゴールトルテの1996.
フィレンツエに行って有名なバールでワインを買ってみました。トスカーナのサンジョヴェーゼを使った美味しいもの。父へのお土産ですとバールのお姉さんに言って、手渡されたワインがそれでした。


女性の顔が毎年変わるので飲んだものは顔で覚えておけばよいのです

なにこれ?おいしいワインを買ってきたね~と父が珍しくべた褒めでした。

本当に美味しかった。

今日はさて、なにを飲もうかな~。
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