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日米を問わず名選手を紹介。

大橋康延

2009-02-27 21:27:20 | Weblog
昭和48年のドラフト2位の指名で大洋ホエールズに入団した右腕投手です。作新学院高の怪物、江川卓の控え投手でした。江川卓の存在の為エースになれなかったが、他のどのチームにいてもエースに十分なれる実力の持ち主という触れ込みでした。しかしこの手の話は多くあり、後に江川卓の所属する読売ジャイアンツだけでも、長嶋茂雄対難波昭二郎、王貞治対木次文夫等、日本のマスコミは判官びいきと言うのか、実力差はあまりない様な記述を多く見かけるが、とんでもない話で、両者間の実力差はとてつもなく大きいものでした。大橋康延の場合、公称180cm,90kgのかなり太めの体型からのアンダースロー投手ですが、殆ど沈み込みがなく、且つその体型の為か、腰の捻りを全く感じさせない、正しく三流投手そのものの投球フォームであり、従って投じる球も切れ、球速は全くなく、どう考えてもプロに通用するレベルではありませんでした。当時の大洋ホエールズが、江川卓の控えという話題性で指名したなら兎も角、もし本当に力量を信じて指名したとしたらスカウトの選手を見る眼は全くないと言ってもいいレベルでしょう。結果として彼はプロに7年間在籍しましたが、一軍での登板は僅か1試合に終わっています。



通算成績    1試合 0勝0敗  防御率0.00    1奪三振

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