ベンローエン投手の球速は前回紹介しました様に、どの球種でもあまり差がありません。つまり球が遅く、更に球速の変化もない投手と言う事になります。ファストボールと称していいか分かりませんが、最も速い球でも遅いのだから球速の変化は少なくなるという考えもあるかも知れませんが、かって日本プロ野球では遅い球で有名だった星野伸之投手の場合、130kmに達しない程度の直球からカーブは100kmを切ったりする程度の球速ながら緩急を巧くつけて奪三振も多く活躍したものです。ベンローエン投手はサブマリンの投法とメジャーでは紹介されていますが、前回と今回の写真で解る様にサブマリン投法と呼ばれるに必要と思われる沈み込む感が全くなく、腕の力だけで投げている様に思えます。又体の開きも早く、打者に正対しており打者からは球を最も見極めやすい投手と言えるのでしょう。この程度の投手が昨シーズンメジャーデビューし、今年もマイナー契約ながらもドジャースとの契約、非常に数の少ないサイドハンドの投手というメリット以外に、彼を雇う理由が解らないものであります。
最新の画像[もっと見る]
- バートロコロン(Bartolo Colon)(19) 9年前
- 公表サイズの推移(4) 9年前
- 公表サイズの推移(3) 10年前
- 昭和35年の野球記事(8) 10年前
- 昭和35年の野球記事(3) 10年前
- 昭和35年の野球記事(1) 10年前
- 勝利投手の権利 10年前
- ベンローエン (Ben Rowen) (3) 10年前
- ベンローエン (Ben Rowen) (2) 10年前
- バリーボンズ (Barry Bonds) (5) 10年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます